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その女アレックス
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その女アレックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全474件 141~160 8/24ページ
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【内容(ネタバレ禁止!)】 凄い話~っ全く先が読めない!実話じゃなくてホントによかった(^^;) 【ささった言葉】 ・身長145センチは単なるハンディキャップですむレベルではない。それは二十歳で屈辱となり、三十歳で呪いとなった。しかもどうにもならないことは最初からわかっている。つまり運命だ。そしてその運命を背負わされた者は、大言でも吐いて生きていくしかない。 ・あの魔女のような顔も慣れてしまえばなんとか我慢できる。要するに忘れることだ。夫人自身も忘れるようにしたに違いない。欠点とはそういうものかもしれない。ある時点から本人は忘れ、気づくのは他人だけになる。 ・アレックスは質問攻めにされたが、賢く嘘をついた。こうしたその場限りの会話というのは真実かどうかを問われないし、会話そのものが目的であって、中身はどうでもいいのだから。 ・「いや、必要な人間は家にいましたから」「あなたとお母様が」「そう、母とわたしが」「つまり愛と権威が」「まあそういうことです」 ・検事が予審判事を指名した。若く、精力的で、ものごとが着々と進むことを好む世代の代表だった。 ・予審判事のヴィダールはご満悦だった。この結末は自分の分析力と、手腕と、不屈の精神がもたらしたものだと言わんばかりの顔だった。運や偶然まで自分の才能が為せる業だと考える、それがうぬぼれ屋というものだ。 ・「手放し難きを手放せば、得難きを得る」老子の教えだというが(中略)「ラ・フォンテーヌの『オークと葦』みたいなものです」 ・≪望みを捨てたそのときに、救いの手が差し伸べられる≫ ・ドゥドゥーシュは本当に優しい猫で、猫なりにできることをすべてしてくれている ・人は本当の意味で自分自身に向き合うとき、涙を流さずにはいられない 【感想と教訓】 凄いモノを読んでしまった・・・なかなか今までにはなかったタイプなので、ミステリー好きにはぜひおススメです。ネタバレ防止のために、これ以上語れません(^^;)。 | ||||
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数々の賞を総ナメのように記載があったので、かなり期待して読んでしまったからか、 そこまでの名作なのかなという印象。 (ネタバレ含む) たしかに被害者だと思っていた女が猟奇的加害者になり、 最後は同情してしまうというストーリーで先が気になり読んでしまう。 カミーユをとりまく人間たちの話が必要以上にダラダラくどく、 フランスの名前が覚えづらく、翻訳の微妙さも相まって中だるみの箇所も多い。 ラストの「正義」に賛否両論はあると思うが、 女性の立場からするとこのラストじゃないといたたまれない。 更に言うと母親も兄も硫酸飲ませて殺して自分は幸せになって欲しかったくらい。 それではストーリーとしては面白くなかったのだろうけど。。 6人を同様の手段で手にかけているが、アレックスに硫酸をかけたのは誰なんだろう。 なぜ母親には罰を与えなかったんだろうなど、つつくときりがない。 | ||||
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ミステリ関係の賞を総なめしたのもナットクの、超一級サスペンス。百聞は一読にしかず。ページターナーとはこのことだ! 映画化企画進行中とのことで、そちらも期待大。アレックス役はジェマ・アータートンをイメージして読んでいたけれど、実際は誰になるのかな。この役を引き受けるのは相当な覚悟がいるよなあ。アレックスが鏡に裸の自分を映して泣く場面が辛すぎる。 | ||||
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アレックスという、 赤毛のウィッグをつける女性が誘拐されることで、 物語が二転三転するサスペンスです。 素直に楽しめました。 翻訳小説はあまり得意でないので、 日本人作家の小説に比べると極端に読む数は少ないですが、 あまり細かいことを気にせず、 物語が楽しめたのがよかったです。 グロテスクな性描写が出てくるので、 免疫のない方や苦手な方は避けた方が賢明だと思います。 著者はフランス人作家なので、 登場人物のセリフでフランス人らしい皮肉が出てきます。 皮肉のやりとりでセリフや内省がつづくシーンが、 ちょっとだけ出てきます。 そうした会話に抵抗がなければ、 読書好きはおおむね楽しめると思います。 物語の展開は練られているので、 深読みせずに純粋に読めれば飽きずにページをめくれるでしょう。 本書が初めての読書となる人は、別の一冊をおすすめします。 決してわかりやすい一冊ではないので。 友人にすすめるかといわれると、悩みです。 すごく好きな作家がいる人には、すすめにくいかも。 気取らず息抜きのようか感じで読めれば、 楽しめる一冊かもしれません。 (重箱の隅をつつくとキリがない一冊なので) とても個人的なことですが、 ラストの展開、物語の閉じ方が気に入ったので★を一つ増やしました。 本全体の印象は★3つという印象です。 | ||||
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何を書いてもネタバレになりますが、良くある女性監禁ものに思えた冒頭からこんな話になるとは思いませんでした。 第1部⇨第2部よりも第2部のラストに愕然とし、「後120ページ程は何の話なのか?」と不安になりましたが、素晴らしい締め方でした。 読み終えてみると原題が「アレックス」であることに納得できます。 ここまで感情移入して応援した女性主人公は「隣の家の少女」以来でした。 | ||||
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冒頭から中盤にかけてはグイグイ読ませてくれます。 でも私には最後は辛い。 被害者、加害者、被害者と目まぐるしく変わる主人公。 後味がねえ。 | ||||
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すごい。 ストーリー展開が新しい。 謎解きも深い。 エンディングもダーク。 若い美女が謎の男に拉致される。 主人公アレックスは廃工場に監禁され、 ネズミに喰われるか発狂するか。 だるくて重い物語の出だしが中盤から一気に変わる。 面白くて読書が止まらない。 詳細掛けないけれど、 その後のストーリー展開はすごい。 ミステリーファンはこの小説の結末を読んだほうが方がいいと思う。 ダークさは天下一品で、しかもエンターテイメント小説になっている。 ちなみに最小に「悲しみのイレーヌ」から読みました。 もしかしたら「悲しみのイレーヌ」のほうから読んだほうがいいかもしれません。 | ||||
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終盤の謎解きの章がアレックスの悲痛さ決意や覚悟が堪らなく重く感じられて切ない。 | ||||
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こういうのが人気なのだなー、という感想。 叙述トリックのミスリードどころか、地の文でさらっと嘘をつく三人称小説で、まあ、途中から語り手を信用できなくなって飛ばし読みになった。ただまあ、展開としては結構面白かったし、読ませるところがあった。オーソドックスな勧善懲悪モノで、復讐談でもあるか。 キャラクターについては、背の低い刑事があんまりキレものだと感じられなかったが、こち亀の中川みたいに金持ちの部下に、ケチというよりただの泥棒でしかない部下、というの配置のあたり、まあ、マンガなのだろう。それは他の人物にも言える。 一番疑問だったのは、買春してきた客の男たちだが、当時アレックスは13歳くらいで思春期前なので、つまり、DSM-4基準のペドフィリアの定義に当てはまるはずだ。ペドフィルはどこの国にもいるわけだが、等の男たちは後に30歳くらいになった成人女性のアレックスに誘惑され、隙を見せたところで殺されることになる。(ボビーは除く) なんていうか、日本で言えば小学校高学年の子を買春する男でありつつ、成人した女性にも魅惑される、というのは性的嗜好として両立しないだろう、と気になった。 まあ、アレックス自体が性暴力の被害にあったがゆえにモンスター化したという、リングの貞子(強姦殺人された恨みで怨霊に)のような存在であるのだし、殺されることになる男たちの設定も色々と矛盾した部分があっても仕方ないし、ストーリーの面白さを優先した作品ということなのだろう。 | ||||
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ときめきませんでした中古本でよいです新品はもったいないです十分 | ||||
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面白いって評判で、同僚から鬼のように勧められました。 近いうちに読みます。 | ||||
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一気に読んでしまいました ハラハラドキドキの連続で、どんでん返し、もう一度読み直したくなるストリーです | ||||
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この本を手にとったキッカケは、もうこの表紙です(笑)。 なんか怖そ~!ヤバそ~! ピエールルメートル、誰だかよく分からない・・・フランス?とりあえず読もうってなかんじで読み始めたらハマりました。 背の低いカミーユ刑事はどうでもいいとして、女アレックスの動向が気になる気になる。 第一部から第二部に移って、えええ? ジャンルとしては、サイコサスペンスですね。 サイコスリラーとしてもいいでしょうか。 謎あり、サイコあり、逆転あり。 もりだくさんで堪能できます。 怖いサスペンスやスリラーが読みたい方はおすすめです。 ミステリーが好きな方にもいいと思います。 | ||||
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初めての海外の本を読みましたが、翻訳がとても良くて楽しめました。 表現が豊かなので、情景などが想像でき読み終わった後映画のような印象を受けました。 | ||||
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本日12月7日ですが商品は届いておりません。 予定では5日となっておりましたが。 | ||||
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ストーリーが奇抜だったから読み通せただけで、味も素っ気もない作品だった。 将来コンピューターが、何かのテーマを与えられて小説を書く時代が来たならこんな話が増えるのじゃないだろうか。 | ||||
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三部構成になっており、逆転が二度起こる犯罪小説。 たしかに前評どおり、巻を措く能わざるエンターテインメントに仕上がっている。 しかし、逆転の "発想" は、驚天動地というわけでもなかった。 おもしろい話なのだけど、いささか陳腐なのだ。 近々、映画化されるそうだが、この手のクライムサスペンスは、ハリウッドでも他国でも大量に製作されてきたと思う。 ディティールも甘いところがあった。 たとえば、主人公は、なぜ異父兄がホテルにうまく侵入できることを見越せたのであろう。 | ||||
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展開が速く、アレックスの視点からと刑事の視点からとがいい所でパッと変わるため、ついついこの続きはどうなるのかが知りたくなり読み進めて行きたくなるのは事実でした。 読者をひきつける書き方は上手です。 私的にはあまりに残酷な部分が多すぎて・・・好みではないです。 ミステリー・スリリング・ハラハラドキドキは好きですが、残酷さばかりに気分が悪くなるので、せめて最後は感動で締めてほしかった。 | ||||
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読んで後悔しました。 本当に残酷すぎて怖すぎます。 この話のどこに感動できるのかわかりません。 あまりにも恐ろしい内容でした。 | ||||
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導入からの3分の1までが面白い。 そこは多くのみなさん納得ではないでしょうか。 その後が、すごいプロットなのかどうか。 私は、かなり『がっかり』しました。 私が担当編集者で、著者に働きかけられる立場だったら、 最初の3分の1の斬新さを殺さないように 書き直してほしい、と相当な時間説得します。 | ||||
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