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その女アレックス



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【この小説が収録されている参考書籍】
その女アレックス (文春文庫)

その女アレックスの評価: 3.65/5点 レビュー 471件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全471件 241~260 13/24ページ
No.231:
(3pt)

猟奇的だけど、淡々と描かれる展開

僕はフランス語が分からないので、原典がどんな感じなのかはわかりませんが、話の内容はかなり猟奇的な場面が描かれています。最初にアレックスが拷問をうけるシーンもかなり、ひどいし、拷問をうけるアレックスがなんとか抜け出し、殺人を犯す。その殺し方もひどい。。。しかし、ひどい場面が描かれているがそれほど恐怖でしんどいという気分にはならず、読み進めることができる。これは原典でもこんな感じでかかれているのか。それとも翻訳者の技なのか。でも、アレックスがなんで、拷問をうけていたのか。またその拷問をうけている監禁からの脱出からの連続殺人にいたる過程。そして、最後とそこに至る理由や状況はちょっとわかりづらい。あれほどまでに猟奇的な殺人をおかすならそれなりの理由もほしい。
ということで、星3つとしました。
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416790196X
No.230:
(1pt)

正義感

この著者が最後に振りかざす正義感が安っぽい。
仮面ライダーやウルトラマンなど小さな子供向けの正義に酔っている。
これがフランス人の正義感なんだとしたら不愉快だし、
なんだかとても気持ち悪い。

内容の是非については語ろうと思わないが、
ひとこと書けば、全部を隠して最後に「実は」と書けば
素人にだってどんでん返しは書ける。
すべてを正直に、しかし読者には分からないように書く、
それが技術であり作家の力量でしょ?
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No.229:
(2pt)

ダメ。あわない。

ゴーンガールの代わりと思い読み始めましたが期待はずれでした……
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No.228:
(4pt)

面白かった

最初から面白かったが、先へ行くほどにぐいぐい読ませるもので、一気に読めた。
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No.227:
(1pt)

なぜ

そんなに評価が高いのか理解できない。アレックスの監禁から始まり彼女の過去、その顛末については意表を突かれた。だが、ただそれだけなのである。推理の余地、楽しみがない。
もちろん作者は最後のどんでん返しを狙ってなるべくそれを大きくしようとし、あまり情報を与えようとしなかった。情報を与えなければ意表を突くのは簡単ではないのか。それはそれで最後に感心させられるのだからいいのかもしれない。
けれど、読み終わってなんだか寂しかった。色々と推理をさせられミスリードをさせられた挙句の大どんでん返し。それこそミステリーの醍醐味だと思うのだが。
それから、刑事たちの描写、やりとりが冗長で苦痛だった。その分、もう少し本筋の描写に割いてほしかった。
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No.226:
(3pt)

騒がれるほどの内容ではない

話題になっているので購入しました。そこそこ楽しめましたが、そこまで絶賛されるほどの内容ではないですね。面白い話を3つくっつけて1冊にしました、って感じで章間のつながりの必然性がない。あと、ネタばれになるので詳細は書きませんが(他のレビューで同様の指摘あり)、そのジャンルの「トリック」としてはレベルがあまりに低すぎで、ミステリを読みなれている人ほど、読後に不満(怒り)がたまるのではないかと思います。
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No.225:
(5pt)

正真正銘のページターナー

「ゴーン・ガール」と同じく何を書いてもネタバレになってしまう緻密さ。ページをめくる手が止まらなかった。映画化のさいは是非アレックスの身内役としてメルヴィル・プボーを望む。なーんて映画化は無理だろうなー。いや、でも「ミレニアム」も映画化されたし、どうしても期待してしまう。とにかく多くの人に読んで欲しい作品です。
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No.224:
(2pt)

残念

終盤に面白くなって来たと思ったけど終わりかたがビミョーで残念感が残りました。
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No.223:
(1pt)

B級ホラー作品です

映画化すれば間違いなく大外れのB級ホラー作品です。
読み終えれば「?」が多数付き、結局は作者の都合のいいように書かれています。
底が浅く話の筋が通っていません。
そしてなにより読者を騙した(ウソを書いている)、話作りはやめていただきたい。
ネタばれですが、個人的に一番嫌いと言うか「勘弁していただきたい」と思う点は、
強引な展開の「自殺したはずが、何故?他殺に?」・・・理解できません。
正直、この作品はミステリーではなく、B級ホラー作品です。
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No.222:
(5pt)

読み進める先が待ちきれない

すっきりしない点はありますが、面白かったです。
アレックス、スゴイ
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No.221:
(4pt)

日本語が読みやすい

翻訳作品は日本語感覚とはずれてしまうことがあるが、本作は、日本語がよい。翻訳者あとがきを見れば、なんと合計四人もの翻訳家がかかわっている。そのせいか、独特の文体が出来ている。大がかりはトリックではなく、それまでの軌跡をひっくり返すような、うねりが、第三部、第四部に続く。帯の宣伝文はちょっとおおげさかもしれない。広告文句に「感動……」という文字があったが、感動する人は少ないに違いない。しかしこの世界観は読書体験ならではといえそう。
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No.220:
(2pt)

違和感だらけ

まず捜査に携わる警察官四名のキャラクター、体躯が異常に小さい捜査主任、巨漢の上司、大金持ちでダンディーな部下、ケチの権化のもう一人の部下と、 ここまで極端な人物を並べているのにやることは常識的、このキャラクターの意味は一体何なの?

殺害方法は陰惨、 結末は えぇ~? 

確かに一気に読めたけれど後味は良くない。 これが「このミス」第一の作品? もう一度 え~?
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No.219:
(4pt)

真実より正義

ここまでやり遂げたアレックス!最後はアレックスの計算通りなのか、刑事達がアレックスの思いを汲み取ったからかわからないが、終わり良ければすべて良しの計画なら、アレックスの勝利!哀しい話しだったが最後の『真実より正義』で少し救われた気がした。
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No.218:
(3pt)

文句なしのリーダビリティ。

章を追うごとに見え方が変わる「アレックス」の描き方は、非常にスリリング。ページを捲る手が止まらず、気づけば読了していた。
一方で、「過激さ」「悲惨さ」によって物語のカタルシスをインフレさせているので、読み終わった後にやや食傷気味に。こうした筆運びは、お国柄の違い故でしょうか……。
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No.217:
(4pt)

ヤラレタ!!

久しぶりに、気持ちよくダマサレタ!!
 ルメートルの作品は初めて読み、ヒロインの立ち位置がはじめ曖昧な印象だったが、読後ふりかえれば、初めから騙す気マンマンで在ることがそこここに感じられる。 子供の頃ミステリーを読み始めた頃の感覚がよみがえった。 もしかすると傑作として後世まで語り継がれる作品かもしれない。
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No.216:
(5pt)

謎が謎を呼ぶ

展開がスリリングで先が読めません。
翻訳も素晴らしい。
どんでん返しが何度もあります!
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No.215:
(4pt)

洋書は苦手だが、楽しめた。

洋書は苦手なのだが、知人に勧められたので読んだ。
二転三転するストーリー展開に無理がなく、面白かった。
ただのミステリーではなく、悲しく切ない設定が心に刺さる。
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No.214:
(4pt)

考え抜かれたプロット

一番残酷なのは誰か?読み進むにつれて、どんでん返しに驚きました。
警部とその同僚も人物像がよく描かれ、なかなか読みごたえのある犯罪小説となっている。ただ、海外のもっと凝った本格物と比べると、いささかドラマ的、映画的な印象も。それだけに普段本格物を読まない層にも良く売れているのも分かるが。
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No.213:
(5pt)

「罪と罰」。

日頃、読書はしているが、小説はほとんど読まない。
年に1、2冊ぐらい。これは、前から気になっていたから手に取った。
史上初の6冠受賞、と帯にあった。レビューを読んでも、その時点では、
悪く書いている人がほとんどいなかった。それでも失望することがあるので、
慎重に読み出した。

まず良かったのは、日本語の訳文が読みやすく、理解しやすく、流麗だったこと。
自分は、内容や作者などに加えて、日本語訳がダメだと、読み進むことができない。
その点、この『この女アレックス』の日本語はこなれていて、変な言い回しや、
語尾につまずくことが、最後のページの最終行までほとんどなかった。

本文も短いセンテンスをたたみかけるように重ねていく。それも日本人作家にしばしば見られるような、
思わせぶりの単文でやたら行替えしていくような空虚なものではなく、濃密で俊敏な文体。

作者が後にゴンクール賞を受賞したことからも分かるとおりに、所々に顔を出す比喩や、
登場人物の口から語られる挿話に文学の香りがあって愉しめる。

内容については触れないが、レビューを見ると、賛否両論に分かれている。

自分の場合は、第一部の緊迫感あふれる檻の監禁描写、第2部のどんでん返し、
第3部の再度の転換の流れに、酔いしれた方だ。駅の書店で買い、車中で読み、カフェに入って読み、
駅のホームのベンチで読み、帰宅して布団にくるまって読んだ。文字通りの一気読み。

読み終えたときに、思い浮かべたのは、『容疑者Xの献身』とドストエフスキーの『罪と罰』。
作者も巻末の謝辞の最後で、ドストエフスキーの名前を挙げていた。

自分にとっては、一人の女性の生涯が、くっきりと、手に取るように物語られていた、という印象を受けた。
それなので、きわめて異例だが、読み終わってすぐに再読を始めた。

当然、物語の筋のすべてを知っているし、伏線の意味もわかっている。でも、もういちど、
アレックスという女性の物語に入っていきたかった。映画を見るように、再度楽しみたい。
ちなみにこれは偶然なのか、同名の映画『アレックス』というものがある。これはすべてが分かった後に、
それから逆に物語がさかのぼっていく構成になっている。

このミステリーを再読するのも、それに似ている。自分の場合は、作者が描いた「アレックス」
という女性の存在がとてもうつくしく、可憐に、けなげに思える。まず彼女は、根本的には、
とても心やさしい人なのだ。そしてそれを最後まで失わない。

あれほどひどい仕打ちにあいながらも。それと同時に、とても強い人でもある。
だからあの檻の状態にも耐えられたし、そこから脱出し、自らの計画を実行していくこともできた。

読み終えて思い出した小説がもう一つあった。司馬遼太郎の『花神』。この最後で、主人公の大村益次郎が、
後に起こるであろう西郷隆盛の反逆(西南事変)に対応して、すべての武器の配備を終えていたことが語られる。
司馬遼太郎は、大村と西郷の戦いを「引き分け」と書いていた。

アレックスの戦いも、ぼくは引き分けだったと思う。必ずしも勝利ではない。
ああいう形の行動だし、ああいう最後だし。でも、負けてはいない。彼女は見事に戦って、
自分の戦いを戦い抜いた。そういう目で、最初のページから彼女の物語を
たどりなおしていく。そういう楽しみを味わえたミステリー小説は、他にない。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.212:
(5pt)

二重丸です。

こうゆうサスペンスは初めてです。読み始めはつまらない本を買っちゃったな~と思ってなかなか先へ読み進まなかったが、途中から意外な展開に思わず引き込まれていきました。後半の心理のかけひきが見事で臨場感に満ちていました。映画化されたら是非観たいものです。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
416790196X

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