■スポンサードリンク
その女アレックス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
その女アレックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全471件 1~20 1/24ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半これはちょっと評判に騙されたかなと思ったが最後まで読むと評価されるのもまぁまぁうなずけた。この手法は今となってはよくあるとは思うがここまで大きく数度視点の角度を変えたのはなかなかうまいと思う。ただ個人的にはそれがやりたいが故に細かい矛盾を解消しきれずに終わってしまったなという点がぽつぽつ気になってしまった。具体的に上げるとバレてしまうのでひかえるが。あと推理モノではこの犯人の仕掛けもちょいちょいあるけどもこれもここまでやって結果わからない事しようと思うのかなといつも疑問に思う。最後に自分は誰の側にたって誰を応援してしまうのか、まぁ大抵の人は同じだと思うがそれだと〇〇を肯定する事になる…その点は日本の時代劇的展開だから日本人なら納得なのかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説の時間軸はわずか数日のことを描いているのだけれども、それまでに積み重なった時間は半端なく哀しく切実なものを感じざるを得ない。 ある女性が誘拐され拷問を受けるところから始まるのだが、描写の細かさが半端ない。 女性が体験する地獄の拷問が小説の3分の1あるのだから、そりゃ当然か。 また、警察が行方を探すのに四苦八苦する様もその時間と共に過ぎていく。 中盤から全く内容が変わっていく。 一気にスピーディーに物語が進んでいく。 なぜ?なんで?と思っていたら衝撃の展開。 最後の章では全ての謎が解き明かされ、なんともおぞましい哀しき結末を迎える事になる。 この作品の文字数はかなり多い。 序盤の拷問シーンだけでも、かなりのしつこさ。もういいんじゃないかというくらいの内容。 だが、その序盤があるからこそ、読み手はだまされ物語の展開に引き込まれる。 とにかく、時間がなくても読んでみてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3部作をまとめて買い読み進めています 悲しみのイレーヌ→海外の作品なので登場人物の名前を何度も確認しながら読み進める 濃い描写もあり、(ここまで深く描写するのか…)と思いつつ何とか読破 展開も良いので総合的な感想は「面白かった」だが、読み疲れ感があり、すぐにその女アレックスに手をつけることはできなかった 半年後、その女アレックスを手に取る 主要人物は頭に入っているのでサクサク読み進められ感情移入できたのと、変わらずストーリー展開がテンポ良く、前作と違った描写でページを捲る手が止まらない 3日で読破 ↑今ココ この勢いで今、傷だらけのカミーユを手に取っている 何日で読破できるかな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
展開により主人公の見方が変わる。哀れな被害者なのか、凶悪犯なのか。小説の技法に感心した。動機、彼女の正体も不明で、夢中にさせられた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後に不思議な気持ちになった 発売日順に読もうとアレックスから読んだけど、読む順番間違えたっぽい イレーヌの話が結構出て来てしまっていたのでイレーヌから読むべきだったと思った | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤で読めなかった。海外作品の文章は向いてないとわかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そんな手軽じゃない。前作を上回る分量と内容! 息もつかさず進むストーリー。気づけばあっという間に時間が過ぎます。 推理小説のレビューなのでネタバレにならない様に、内容には触れないでおきますが、この小説を手にした方はおそらくきっと満足し、この作家の他の作品を読みたくなるでしょう。その時のために一言を老婆心から。できればまず前作[悲しみのイレーヌ]を先に読む事を強くお勧めします。なぜならある意味、前作のネタバレ的な前提から始まるからです。前作を楽しむために、こちらの作品は、前作の読了後に読む事をお勧めします。そして、好みはあるでしょうが、私はこの作品は、前作を上回る面白さだと保証します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯と表紙、あらすじに惹かれて購入しました。 結果、かなり読みづらく(警察の無駄なダラダラしたジョークや説明が多すぎ)何度も読むのをやめようかと本を閉じました。が、 帯に書いてあった『どんでん返し』や『10箇所の驚愕ポイント』に惹かれて 最後まで頑張って読みました。 が、どんでん返し、どこ??? 10箇所の驚愕ポイント、どこ??? 私的には一つも見つかりません。こんな内容で驚愕?どんでん返し? 期待してた分ショックです。 こんなに評価高い意味もわからない。 ショックな余韻が続いてます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店で平積みでおすすめされていたので気になり Kindleで購入しました。 タイトルにも書きましたが、痛い~~~ひぃ~~~~っと なる描写があるので、苦手な方は注意…というか読めないかなと思います。 お話自体は面白いので一読の価値ありです。 3部作の2作目だということを知らずに読みましたが 問題なく楽しめます。 カミーユがやけにひねくれ者すぎてるところが気になりましたが、悲惨な過去とそのルックスを鑑みると仕方がないのかな? 刑事たちの、お互いを心から信頼しあっている感じはとても好きでした。 みんないいやつなんだよなぁ。 あとがきで翻訳者の方が、この小説の映画化について 触れていたけどその後どうなったのかな…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤の誘拐事件の展開も十分に楽しめる。けど、その先が、え?どゆこと?って面白い | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー小説として評価が高いのが謎すぎる。 まず刑事たちが全く優秀ではない。 犯人は逮捕出来ない(被疑者死亡)、事件発生後更に被害を拡大させ、事件の真相は被疑者が残した日記で推察とミズテリーとしての痛快さが全くない。 日記が無かったらどうするつもりだったのか?ただの運ゲーになっている。 いづれにせよ冤罪に加担するのは絶対にありえない。 そして検察は兄が部屋へ入ったことは立証不可能で裁判で無罪になる事は確実。 アホらしすぎる。 事件の端緒の箱詰めも理解出来ない。 息子を思ってならまず息子の安否を気にするはず(あの時点では殺害された事を知らないから)、まず復讐するというのは行動原理としておかしい。自殺する必然性も感じない。 とにかく全編を通してストーリー上必要のないいたずらにサディスティックで悪趣味な描写が多く辟易する。 マダムとトラックのおっちゃんも殺す必要はないし、その二人にも硫酸使ってしまうと「硫酸をかける」という行為のシンボリックな意味がなくなる。 そもそもあんなにサディスティックな殺害が出来るのに兄や母を殺めないのはキャラクターに整合性が無さすぎる。 ストーリーもキャラの統一性も破綻しすぎ。 時間を返して欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言いたい事はだいたいタイトルに書きました。 こういう、作中の様々な描写に、 なんとも言えんもやもや少なくなく、 これでもかな残酷な描写や、 そのくせオチでは半端に綺麗ごとでまとめようとする安置さも感じる作品は、 自分は尊敬できません。 これを読んで、 村上春樹のピンボールのナルシズムは、 ある意味正々堂々としたナルシズムだったのだなと感じた。 本書たる、 そのアレのナルシズムはもっとこう、一見わかりづらいが、変に狡猾で、 さりげない尊大さが散見される。 こう言う、枝葉の部分の凝り方があざとい小説を恥ずかしげもなく執筆できる度胸はすごいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレあり 叶うなら、計画変更してあのまま国外逃亡してほしかった。 どんな手を使うことになっても生き延びて、少しでも新しい幸せを 感じてほしかった。悪夢に追われることになっても、新たな場所で 新たな人生を生きてほしい、そう強く思いました。自分の人生を自分で選んで 生き抜いてほしかった。 カミーユは独りなんかじゃない。よかった。気づけて。 最近、気づけるって幸運なことだなと感じます。 前後のお話もなかなかハードみたいで今 手を出す気には なれませんが、今作を読み始めて良かったです。 物語なんだから、そんな正義もアリよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凌辱、残虐、とにかく読んでいてひたすら不快。 ラストが驚愕なんて言葉に弱いので、手に取りましたが、 はっきり言って読まなければよかった。 またラストが驚愕でもなんでもなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数年前に話題になって気になったものの、このミス受賞作はいつも展開を察してしまうことが多く、 特にこの作品はタイトルから「女性の性犯罪に関連するどんでん返しだろう」という偏見もあって読まずにいました。 しかし最近になって百円で売っていたので、さすがに話のタネくらいは知っておこうという気持ちで購入。 なのでまったく熱心な読者とは言い難い人間のレビューになります。 内容としては「アレックスとはどのような女性か」という命題を主軸に、展開を何度も転がすタイプの刑事ドラマでした。 いわゆる謎解き型のミステリーとは違い、出そろった情報を吟味しても謎は解けません。 ヒューマンドラマ的な要素が強く、ミステリーの中でもワイダニット系ですね。ルース・レンデルとかが近いでしょうか。 誘拐というピンチに始まり、予想外の行動を見せるアレックスへと繋がり、非常にスピード感がある展開で読みやすいです。 キャラクターの特徴づけも強いですが、何よりその印象が二転三転するのが魅力といえるでしょう。 話題になる理由はよくわかります。 ただ自分はついメタ的な思考をしてしまい、結局オチが先が読めてしまいました……。 本のカバーに「物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ」などと書かれており、これで予想するなというほうが無理だと言い訳しておきたいです。 また展開が読めてしまう以外にも、細かなところで「うーん」と思う要素はちらほらあります。 ・カミーユたち警察側の仕事ぶりが優秀ではない いわゆる名探偵ではありません。頭のキレが良さそうな表現だけはされているのですが、カミーユにはさほど賢さを感じません。 論理的に考えれば監禁事件が情報の宝庫であることは明白ですし、アレックスの行動の先読みも可能です。 フランス小説らしいリアリズムの表れかもしれませんが、個人的にはストレスでした。 ・無駄なシーンと必要なシーンの切り分けが怪しい 「アレックスの状況→カミーユたちの調査」という流れで話が進みますが、その構造を維持するためか不要なシーンが多いです。 特にキャラを見せるためだけのシーンが多く(ルイの服装や仕草とか、アルマンのタカりとか)、しつこさを感じます。 逆に十一年前の事件の詳細がないなど、重要なはずの要素を「想像してね」くらいで終えるのはちょっと納得しづらいです。 ・キャラクターの魅力が薄い それぞれ特徴こそ強いものの、本筋との繋がりがあまりなく、賑やかしくらいの要素にしかなっていません。 根本的に「アレックスを描く作品」なのでそれ以外が添え物になっているのですね。 そのために事件の調査も後追いになり、警察側は有能さを示せず、アレックスとの繋がりが薄いキャラクターは本筋に絡めない。 物語をけん引するパワーと引き換えに出てきてしまった、構成上の問題だと思います。 色々と書きましたが、あくまでこれらは細部の問題であって、本筋のアイディアは非常に魅力的です。 展開を予想したり整合性を気にしたりするのではなく、ガツンとパワーのある刑事ドラマを読もう! という意気込みで読むのがいいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世の中にNHK的健全さを求める人は、手に取らない方がいいです。あと、気の弱い人が読むと卒倒するかも知れません。 そこまで残酷な描写が果たして必要なのだろうか?と言う疑問もなくはないが、その辺りは、日本人と白人との感性の違いだろうか。 そこを理解せずして、国際社会で生き抜いていけないと、思うけど理解出来てないのでアメリカに、おんぶ抱っこになってるようです。 まあ、それはともかく前半部では読むのを止めようかな、とさえ思ったけど、我慢して読むと、この作品の深みと味わいがしっかりと伝わってくる。 最大の復讐の標的である兄を簡単に殺さず、計略で冤罪に追い込み、長期にわたって刑務所に収監させることで(フランスは死刑制度を廃止した、先進国で実質おこなってるのはアメリカと日本のみ)アレックスが復讐を果たすのは、カタルシスを覚える。 なんで兄を殺さないんだ?と言う無邪気なレビューもあったけど、ここを理解しないまま、レビューで適当に評価されるってのも作者にとってはツライだろう。 ま、しかしそんなこと言ってたら、作家はやってられないんで、気にしてないか。 似たようなフランスのサスペンス「ブルックリンの少女」の方がまだマイルドでお洒落な印象。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何度も中断しながら読んだけど、やっぱり途中で断念しました。 文章がまどろっこしいというか、半分以下で表現できる所を2倍3倍の文字で書かれている感じがした。登場人物に魅力もなく、読み進めるのがきつかった。 そんなに面白いんでしょうか。。。 他にも書いていた人がいたので追加で。クリスティのファンでいつも読んでいるのでどうしても 文章力、完成度の低さが気になった。天才的な表現と言わずともまずは魅力的な人物が一人でもいないと苦しい。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、この小説がここまで絶賛されている理由がよくわからない。 グロ描写はあり、耐性のない方は衝撃を受けるのかも知れないが、ありきたりといえばありきたり。 構成も工夫は見られるが、今までなかったような斬新なものでもない。 捜査側のキャラクターも、個性を際立たせたかったのかわからないが、滑り気味。 ただ問題は納得感のない設定が多々あるところだ。 【以下ネタバレ】 ・母親への復讐はしないのか? ・一番憎悪しているであろう兄にはなぜ自ら手を下さない? ・兄によって関係させられた6人に対して残虐な殺人行為を行う動機が弱い ・いくら不意打ちとはいえ、女性の手で大柄の男性を鈍器で殺害するのは困難 ・アレックスの一人称描写での心理と事実との齟齬 個人的に、このようなミステリ(?)小説は「納得感」が全てだと思います。 結果的に納得感がない物語は、どんなにストーリーがひねられて、途中のドライブ感があっても、全く評価できません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
<ネタばれ注意> わたしたちから下の世代は、あるアニメの影響で、カミーユというのは女の名前だと刷り込まれているが、本作のカミーユ警部♂は、チビでハゲの40代後半のオヤジである。彼は性別に関しては何ら悩んでいないし、周りも意識していないようだ。 なんだったの、カミーユ・ビダン?【注1】 ルメートル作品の本邦初翻訳作品で、このミス2015年度海外部門1位。 買ったときは知らなかったが、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズは三冊あって、本書はその真ん中。おいおい。 より話題性が高くて売れると踏んで、出版社が本作品をルメートル作品の初邦訳に選んだわけだが、カミーユは前作(つまりシリーズ一作目の『悲しみのイレーヌ』)のダメージを修復できていない。そこからの回復もまた、本作品の大きなテーマだというのに、いかがなものか。 また裏表紙のコメントで、「物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ」などと大々的な煽り戦略のおかげで、およそ2/5あたりで事態が急転しても、まったく驚きがなかった。まったく売るためにはなんでもアリというのが腹立たしい。 とは言え、その後もルメートル作品は、順調に本屋で平積みを重ねている【注2】ところを見ると、販売戦略としては正しかったわけで、この煽りを読まずに本書を買ったかと問われると、黙るしかないのだが。 まぁそこからが本番だと、むしろ期待度を上げて読み進めた。 誘拐事件に対する捜査主任の心の傷、二つの視点が交互に展開、そして煽りの文からそのものズバリ、貫井徳郎の『慟哭』のような衝撃を期待していたのだが、見事に大きくスカされてしまった。 正直、トンチンカンな推定【注3】をもって読んでいたので、そこが外れたのは嬉しかったが、本作品にミステリ要素はほぼない。 もちろん、人によってミステリの定義が異なることは重々承知。 特にこんなランキングを発表するような、“ミステリー”の裾野を広げられるだけ広げたい出版社などは、なんらかの不思議や謎がリーダビリティになるなら、それはミステリだと主張するに違いない。 しかし謎や不思議が何ひとつない小説なんてあるのか。 私小説くらいしか思いつかんが、逆に問いたいわ。 やはり初半の謎や不思議がリーダビリティになり、終盤で探偵役がしっかり期待に応えて、合理的、論理的に解決するのが(本格)ミステリである。 ところが、カミーユ・ヴェルーヴェン警部たち捜査班はアレックスの計画どおりにヴァスールを追い詰めただけ。しかもヴァスールは、それで"ギャフン"となったわけでもない。 彼がクソ野郎だから、警察側はあえて彼女の工作に乗ったという気配も若干漂っているが、「大事なのは真実ではなく正義ですよ」と、嫌いあってる筈のヴィダール予審判事とカミーユはがっぷり握手でエンド。 いやいやいや、あんたら法治国家の公務員でしょ。その正義は誰が担保すんの? そういうのは、必殺仕事人かハングマンに任せてくれないかな。 せめて、状況がガラッと裏返った後で最初を読み直してみて、布石に感心できればいいのだが。 トラリユーに捕まったアレックスが、計画があるからここで死にたくはないなんて考えていたりするが、彼女がトラリユーに屈服してレイプされても仕方ないと思うシーンは、彼女の性器に多大な損傷がある事に、思いがまったく向かないのは不自然ではないか? 叙述ミステリで、記述者があえて決定的な事を描写しないのとは条件が違う。 【注1】本書には、端役でもう一人カミーユという人物が登場するが、そちらは女性のようだ。 【注2】先日覗いた本屋では、イレーヌ、アレックス、カミーユの三冊がそれぞれ二枠、六枠分も平積みされていたよ。 【注3】名前のみ何度も登場しながら一向に姿の見えない兄が、間違いなくキーパーソンであろう事は確実。わたしはその兄が、本当のアレックスを殺していて、性転換して入れ替わっていたのかと……。アレックスが性交渉に後ろ向きにみえるのも、加工しているのを気付かれるのが嫌なのかと思っていた。殺人手口から連想できなかったのが迂闊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物の描写、町の名前がフランスなので難しかったけれど、街が頭の中に浮かんでくるような小説でした。 前半も苦しくて怖くて痛い。後半は、もっと怖いし、辛いし、痛すぎる。 ルメートル、恐ろしいです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!