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その女アレックス
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その女アレックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全471件 121~140 7/24ページ
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読者を完璧においてけぼり。なめてんのか? 星マイナス10ぐらいだぜまったくもう。 | ||||
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残虐な連続殺人の種明かしが最後にされるが、その動機となる出来事がが悲惨すぎて たとえ推理小説としても後味が良くなかった。 登場する刑事たちも漫画チックである。 | ||||
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第一章はスピード感があってそれなりに面白いが、それ以降は冗長感が否めない。 裏表紙のレビュー(宣伝文句)に、「・・・物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ」などとあるが、いくら売りたいからといってそれはあり得ない。私がそれを書いたのなら恥ずかしくて外を歩けないし、読後実際に慟哭した人がいるなら是非教えていただきたい。今後裏表紙のレビューは記名制にし、誠意ある文章を載せるべきである。 日本語タイトルが醜悪。 | ||||
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グロいけど最高でした!と女友達が言うので古本で購入。 2日かけて読みましたが、いやはや…。 (ネタバレ注意) アレックスは男なの?と言いたくなるような強靭な精神と体力。 看護士という職業(彼女の属性)にもあんまり意味無い。 あるかもしれないけど、書かれてない。 とにかく彼女の事、「そういう女=記号」なんだよね。 で、 運とタイミングだけで監禁から切り抜け脱出。 ともかく伏線なしで、だらだら物語は続きます。 使い古したエロ・グロ・ナンセンス? どんでん返しとか、ないない!苦笑 後出しでこうです、ああですって。はぁ~、これでミステリー? ありえんわw | ||||
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事件は凄惨で地の文はしんどくなるくらい陰鬱。それだけに返しに期待したが、どこだったのか分からないようなまま読了。 新たな読書体験と言われればそうなる。約1000円のお金をかけて、二週間ほど毎朝陰鬱な文章を読み続けてそのまま何事もなく終わる。 | ||||
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これはミステリーではなくサスペンスだ。物語の真相に至る為のヒントが全くフェアではないし、肝心の真相もパンチに欠ける。真相はこうでした、と言われても別段驚くような大どんでん返しでも無い。二度読みをしたが、伏線といえる伏線も殆ど無い。あってもせいぜい、一周目に生じた穴を補完するでも無く、とってつけたような些末なものである。 しかし、サスペンスとしては国内のそれとは一線を画す一級品である。アレックスが監禁されるパート、アレックスが幽閉された場所を警察が捜索するパート、及びそれに続くパートが息つく暇もなく進行する。圧倒的なスピード感である。その上、パートが進行して一つ謎が消化されたと思えば、今度は別の謎が生じる。読者に目を離す隙を与えない。 この本には「新しい読書体験」という宣伝文句が付いているが、これほど端的に評した謳い文句は他にはないだろう。パートごとに新しい発見が新しい展開があり、読者は物語と一体になって事の真相に迫るのだ。このスピード感・一体感こそ新しい読書体験といってよい。 そして、キャラクターが魅力的である。カミーユもル・グエンもルイもアルマンもヴェルーヴェンもそれぞれ違った性格で、違う役者である。どうやらこの役者は卓越した演技力を持っているようで味があるとでも言うべきかキャラ付けがしっかりしてる。 文調は海外文学らしく歯切れの良いスッキリした格好だ。三人称だが心情描写が多く、しかし無駄がない。主語・指示語がしっかりしていて所謂三流作家の本を読んだときのページ戻しが無い。故にぐいぐいと次のページに引き込まれる。 序盤から終盤まで抜かりの無い造りだ。 それは読書の目を捉えて離さず、物語の最後まで新しい読書体験に誘う。 | ||||
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他の方も指摘されていましたが表紙と本編はあまり合わないような気が… 簡単に感想を言うならばいつ面白くなるの?と我慢して読んでいたら終わっていたというかんじ(笑)ここまでつまらない警察エピソードがてんこもりなら読まなかったです…あとフランスの警察が怖くなりました。 どんでん返しもの、叙述ものが好きでそこそこ読んでいるつもりです。この作品を同じジャンルとして紹介するのはハッキリ違う!と言いたいです。あえて言うなら後だしじゃんけんミステリー? 最後に…描写を不安に感じて読めていない方へ。グロいのが駄目な私でも読めたのでまぁ大丈夫です。でも映像化された場合は絶対に見ないように‼ | ||||
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「悲しみのイレーヌ」のレビューに、犯人が最後の事件の筋書きを昔書いた自著に合わせようとした時にちょうどカミーユの妻が妊娠しているなど、あまりに都合良すぎて興ざめだと書いた。「その女アレックス」は未読だったので期待したが、こちらも同じだった。アレックスが監禁された上に自力で脱出できたことは、この本の始めの三分の一を盛り上げるための都合の良い展開でしかない。アレックスの日記の類が最後の展開に一役買うが、掃除婦が都合良くアレックスとすれ違い、都合良く早朝の掃除をしに行き、都合良く部屋を間違えることがなければ、これらは永久に失われていた。アレックスの意図からすれば、日記だけでもそれとなく見つかるようにしておいた方が自然だろう。最後の夜の兄の一連の行動も、奇跡的なほどアレックスの期待に沿っている。ひとつズレたら面白みが成立しないような、都合の良い展開の繰り返しに呆れる。主人公アレックスの冒険活劇として読めば、アレックスに都合の良い展開を楽しめたかもしれない。その場合は、アレックスの過去や行動の目的をあらかじめ知っていた方が、スリルを楽しめると思う。だからと言って、真相が分かってからもう一度読み返す気にはとてもならない。 | ||||
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気持ち悪い描写を怖いもの見たさで、止められなくなり昨夜6時間で読了した。評判に惹かれて図書館で借りてしまったが、老化した頭と呑気な生活に渇を入れられた様に集中して読んでしまった。そして、今、この不愉快な気持ちの持って行き場がなく困っています。歳をとると感受性が強くなるんでしょうかね?このトラウマを解消できる良い本を一刻も早く探して読みたい。これからは、むやみに流行り物に手を出さないでおこうと思いました。 | ||||
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娯楽作品として十分面白いし、ドラゴンタトゥーの女を彷彿とさせる主人公。 ミステリーとしては、ある人物の登場により背景が読める展開になるが、それでも一気に 読ませる力量はあるし、映画化も楽しみ。 署の仲間たちの人物像も、イレーヌより更にはっきりしてきた。 両方未読なら、ぜひイレーヌからをお勧め。 ストレスなく一気に読めたのは、翻訳が秀逸だからだと思う。 | ||||
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話が二転三転する、それゆえ展開が早いのがウリだと思う。 読む側も残りページ数から予想するが、いったん話が終わってしまうのに驚く。 三部作ではなく1冊にしたのが良かった。 売れっ子作家は二部作三部作になり、ダレるのが多い。早いのは読んでいて面白かった。 | ||||
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ミステリ小説家にもいろんなタイプがいますが、この筆者は人物描写が巧みで、ユーモアもあります。怖いシーンの合間に笑えるシーンがちょいちょあた入るので読みやすかったです。主人公のカミーユやルイたちの、相手の変なとこに内心ツッコんだりするけど、根っこの部分では互いを許容し合ってるような、緩い繋がりが心地よいなぁと思いました。物語としては、残酷なシーンが多いですが、最後まで読んで「もっと苦しめてやればよかったのに」と思いました。終盤に過去の話が明らかになるといろいろとひどすぎて吐き気がしましたが、我慢して読み進めると一番地獄に落ちてほしい奴に神の裁きが下り、非常にスカッとしました。 追記、ネタバレ注意 他の方のレビューを読むと、アレックスは兄を陥れるために計画的に自殺したのだと思ってる方がたくさんいてびっくりしました。もしそうなら飛行機のチケットをアメリカ行きにすることも可能だったし、子供の頃の日記を捨てたりしないはずです。それに、偽装自殺で兄を陥れるなら母も呼んでいたのではないでしょうか。いや、そんな勇気があるならそもそも硫酸で殺してたかもしれない。おそらく、本当にスイスに逃げる予定だったのに、ウィスキーで酔っ払う→裸になったときに溶けた性器を見て気持ちが荒れる→発作的に頭を打ち付ける→痛み止めのために睡眠薬を飲む…という風に、死ぬつもりはなかったのに死んでしまったんだと思います。(裸になると硫酸でただれた部分が見えるのは最初に誘拐され、服をぬいだ時の誘拐犯の反応でも明らかです。)兄を呼んだのはカミーユか誰かが言ったように金を無心するためでしょう。それを警察が勘違いして殺人だと思い、最終的にアレックスの代わりに兄に正義の鉄槌を下した、というのが真相だと思います。おそらく兄や母を敵対視しきれなかったであろうアレックスの無念が晴らされたことにもなるし、冤罪なだけに兄の苦しみも大きいし、意外性があるし…で素晴らしいエンディングだと思いました。ついでに硫酸入りのタライが空から降ってきたらさらに最高だったんですけどね。笑 | ||||
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話の筋が見えたと思ったら、そこは新しいストーリーの始まりになっている。 終始作者のてのひらの上で転がされている感覚があって、それがとても心地が良かった。 | ||||
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一言で表現するなら「読者の想像をきちんと裏切るサプライズ小説」ではなかろうかと。アレックスの行動は読者が期待する方向とはまったく異なる方へ向かっていく。細かいところでは、読者の期待のままの行動をとることもあるが、それは読者を楽しませるものだ。被害者が犯人に、犯人が被害者になるようなどんでん返しがあるのと同時に、映画「13日の金曜日」のように、この人は殺されるんじゃないかなと思いながら見ていて、やっぱり殺されたみたいな期待に応える安心感のようなものを楽しむことができる。期待を裏切らないエンタテインメント小説である。 | ||||
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展開は面白くて飽きませんが、個人的には、また読み返したいなと思う作品ではないです。 イレーヌから読んだ方が楽しいかもしれません。アレックスでイレーヌの方はネタバレしてしまうので('・_・`) 他の方も書いてましたが、作者の性癖や人格が疑われるような小説でした。 | ||||
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結局アレックスが主役なのは分かるが、少女の事件から20年経って、復讐に入る心境が書かれてない。6人殺したが兄貴から住所教えられただけで、そう簡単にその住所に辿り着けるか?トントンと殺害できるか?ラストは警察の誤認逮捕なのかも、誤認を分かって起訴してるのか不明。どちらにしても、気に入らない容疑者だから殺害の有無関係なしに起訴してるのは、カミール警部はただの無能で素人刑事にしか見えない。 | ||||
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娯楽。それ以上でも以下でも無い。どうしてこんなに受賞したり賞賛されているのか、よく分からない。 酷くて、悲しい話ではある。しかし、どうしても著者の性癖性格を疑ってしまうし、外国の小説ならではの理解に苦しむ箇所、それはないでしょー?!と感じる箇所多々。 | ||||
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【内容(ネタバレ禁止!)】 凄い話~っ全く先が読めない!実話じゃなくてホントによかった(^^;) 【ささった言葉】 ・身長145センチは単なるハンディキャップですむレベルではない。それは二十歳で屈辱となり、三十歳で呪いとなった。しかもどうにもならないことは最初からわかっている。つまり運命だ。そしてその運命を背負わされた者は、大言でも吐いて生きていくしかない。 ・あの魔女のような顔も慣れてしまえばなんとか我慢できる。要するに忘れることだ。夫人自身も忘れるようにしたに違いない。欠点とはそういうものかもしれない。ある時点から本人は忘れ、気づくのは他人だけになる。 ・アレックスは質問攻めにされたが、賢く嘘をついた。こうしたその場限りの会話というのは真実かどうかを問われないし、会話そのものが目的であって、中身はどうでもいいのだから。 ・「いや、必要な人間は家にいましたから」「あなたとお母様が」「そう、母とわたしが」「つまり愛と権威が」「まあそういうことです」 ・検事が予審判事を指名した。若く、精力的で、ものごとが着々と進むことを好む世代の代表だった。 ・予審判事のヴィダールはご満悦だった。この結末は自分の分析力と、手腕と、不屈の精神がもたらしたものだと言わんばかりの顔だった。運や偶然まで自分の才能が為せる業だと考える、それがうぬぼれ屋というものだ。 ・「手放し難きを手放せば、得難きを得る」老子の教えだというが(中略)「ラ・フォンテーヌの『オークと葦』みたいなものです」 ・≪望みを捨てたそのときに、救いの手が差し伸べられる≫ ・ドゥドゥーシュは本当に優しい猫で、猫なりにできることをすべてしてくれている ・人は本当の意味で自分自身に向き合うとき、涙を流さずにはいられない 【感想と教訓】 凄いモノを読んでしまった・・・なかなか今までにはなかったタイプなので、ミステリー好きにはぜひおススメです。ネタバレ防止のために、これ以上語れません(^^;)。 | ||||
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数々の賞を総ナメのように記載があったので、かなり期待して読んでしまったからか、 そこまでの名作なのかなという印象。 (ネタバレ含む) たしかに被害者だと思っていた女が猟奇的加害者になり、 最後は同情してしまうというストーリーで先が気になり読んでしまう。 カミーユをとりまく人間たちの話が必要以上にダラダラくどく、 フランスの名前が覚えづらく、翻訳の微妙さも相まって中だるみの箇所も多い。 ラストの「正義」に賛否両論はあると思うが、 女性の立場からするとこのラストじゃないといたたまれない。 更に言うと母親も兄も硫酸飲ませて殺して自分は幸せになって欲しかったくらい。 それではストーリーとしては面白くなかったのだろうけど。。 6人を同様の手段で手にかけているが、アレックスに硫酸をかけたのは誰なんだろう。 なぜ母親には罰を与えなかったんだろうなど、つつくときりがない。 | ||||
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ミステリ関係の賞を総なめしたのもナットクの、超一級サスペンス。百聞は一読にしかず。ページターナーとはこのことだ! 映画化企画進行中とのことで、そちらも期待大。アレックス役はジェマ・アータートンをイメージして読んでいたけれど、実際は誰になるのかな。この役を引き受けるのは相当な覚悟がいるよなあ。アレックスが鏡に裸の自分を映して泣く場面が辛すぎる。 | ||||
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