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その女アレックス



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【この小説が収録されている参考書籍】
その女アレックス (文春文庫)

その女アレックスの評価: 3.65/5点 レビュー 471件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全294件 1~20 1/15ページ
No.294:
(4pt)

心象としての矛盾は感じるが

前半これはちょっと評判に騙されたかなと思ったが最後まで読むと評価されるのもまぁまぁうなずけた。この手法は今となってはよくあるとは思うがここまで大きく数度視点の角度を変えたのはなかなかうまいと思う。ただ個人的にはそれがやりたいが故に細かい矛盾を解消しきれずに終わってしまったなという点がぽつぽつ気になってしまった。具体的に上げるとバレてしまうのでひかえるが。あと推理モノではこの犯人の仕掛けもちょいちょいあるけどもこれもここまでやって結果わからない事しようと思うのかなといつも疑問に思う。最後に自分は誰の側にたって誰を応援してしまうのか、まぁ大抵の人は同じだと思うがそれだと〇〇を肯定する事になる…その点は日本の時代劇的展開だから日本人なら納得なのかも。
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No.293:
(5pt)

誘拐事件からの怒涛の展開

この小説の時間軸はわずか数日のことを描いているのだけれども、それまでに積み重なった時間は半端なく哀しく切実なものを感じざるを得ない。
ある女性が誘拐され拷問を受けるところから始まるのだが、描写の細かさが半端ない。
女性が体験する地獄の拷問が小説の3分の1あるのだから、そりゃ当然か。
また、警察が行方を探すのに四苦八苦する様もその時間と共に過ぎていく。

中盤から全く内容が変わっていく。
一気にスピーディーに物語が進んでいく。
なぜ?なんで?と思っていたら衝撃の展開。
最後の章では全ての謎が解き明かされ、なんともおぞましい哀しき結末を迎える事になる。

この作品の文字数はかなり多い。
序盤の拷問シーンだけでも、かなりのしつこさ。もういいんじゃないかというくらいの内容。
だが、その序盤があるからこそ、読み手はだまされ物語の展開に引き込まれる。
とにかく、時間がなくても読んでみてほしい。
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No.292:
(4pt)

ネタバレないつもり

3部作をまとめて買い読み進めています
悲しみのイレーヌ→海外の作品なので登場人物の名前を何度も確認しながら読み進める
濃い描写もあり、(ここまで深く描写するのか…)と思いつつ何とか読破
展開も良いので総合的な感想は「面白かった」だが、読み疲れ感があり、すぐにその女アレックスに手をつけることはできなかった
半年後、その女アレックスを手に取る
主要人物は頭に入っているのでサクサク読み進められ感情移入できたのと、変わらずストーリー展開がテンポ良く、前作と違った描写でページを捲る手が止まらない
3日で読破
↑今ココ
この勢いで今、傷だらけのカミーユを手に取っている
何日で読破できるかな
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No.291:
(4pt)

展開に惹き付けられ、一気に読める

展開により主人公の見方が変わる。哀れな被害者なのか、凶悪犯なのか。小説の技法に感心した。動機、彼女の正体も不明で、夢中にさせられた。
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No.290:
(4pt)

ドキドキしながら読んだ

読後に不思議な気持ちになった
発売日順に読もうとアレックスから読んだけど、読む順番間違えたっぽい
イレーヌの話が結構出て来てしまっていたのでイレーヌから読むべきだったと思った
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No.289:
(5pt)

前作の余韻から読みはじめてしまいましたが..

そんな手軽じゃない。前作を上回る分量と内容!
息もつかさず進むストーリー。気づけばあっという間に時間が過ぎます。
推理小説のレビューなのでネタバレにならない様に、内容には触れないでおきますが、この小説を手にした方はおそらくきっと満足し、この作家の他の作品を読みたくなるでしょう。その時のために一言を老婆心から。できればまず前作[悲しみのイレーヌ]を先に読む事を強くお勧めします。なぜならある意味、前作のネタバレ的な前提から始まるからです。前作を楽しむために、こちらの作品は、前作の読了後に読む事をお勧めします。そして、好みはあるでしょうが、私はこの作品は、前作を上回る面白さだと保証します。
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No.288:
(4pt)

読むのが辛くなるくらい痛いシーンあるので注意

書店で平積みでおすすめされていたので気になり
Kindleで購入しました。
タイトルにも書きましたが、痛い~~~ひぃ~~~~っと
なる描写があるので、苦手な方は注意…というか読めないかなと思います。
お話自体は面白いので一読の価値ありです。

3部作の2作目だということを知らずに読みましたが
問題なく楽しめます。
カミーユがやけにひねくれ者すぎてるところが気になりましたが、悲惨な過去とそのルックスを鑑みると仕方がないのかな?
刑事たちの、お互いを心から信頼しあっている感じはとても好きでした。
みんないいやつなんだよなぁ。

あとがきで翻訳者の方が、この小説の映画化について
触れていたけどその後どうなったのかな…。
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No.287:
(4pt)

どんでん返しというか、驚きの連続

序盤の誘拐事件の展開も十分に楽しめる。けど、その先が、え?どゆこと?って面白い
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No.286:
(4pt)

アレックスへ カミーユへ

ネタバレあり

叶うなら、計画変更してあのまま国外逃亡してほしかった。
どんな手を使うことになっても生き延びて、少しでも新しい幸せを
感じてほしかった。悪夢に追われることになっても、新たな場所で
新たな人生を生きてほしい、そう強く思いました。自分の人生を自分で選んで
生き抜いてほしかった。

カミーユは独りなんかじゃない。よかった。気づけて。
最近、気づけるって幸運なことだなと感じます。

前後のお話もなかなかハードみたいで今 手を出す気には
なれませんが、今作を読み始めて良かったです。
物語なんだから、そんな正義もアリよね。
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No.285:
(4pt)

興味を持たせるパワーがすごい

数年前に話題になって気になったものの、このミス受賞作はいつも展開を察してしまうことが多く、
特にこの作品はタイトルから「女性の性犯罪に関連するどんでん返しだろう」という偏見もあって読まずにいました。
しかし最近になって百円で売っていたので、さすがに話のタネくらいは知っておこうという気持ちで購入。
なのでまったく熱心な読者とは言い難い人間のレビューになります。

内容としては「アレックスとはどのような女性か」という命題を主軸に、展開を何度も転がすタイプの刑事ドラマでした。
いわゆる謎解き型のミステリーとは違い、出そろった情報を吟味しても謎は解けません。
ヒューマンドラマ的な要素が強く、ミステリーの中でもワイダニット系ですね。ルース・レンデルとかが近いでしょうか。
誘拐というピンチに始まり、予想外の行動を見せるアレックスへと繋がり、非常にスピード感がある展開で読みやすいです。
キャラクターの特徴づけも強いですが、何よりその印象が二転三転するのが魅力といえるでしょう。
話題になる理由はよくわかります。

ただ自分はついメタ的な思考をしてしまい、結局オチが先が読めてしまいました……。
本のカバーに「物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ」などと書かれており、これで予想するなというほうが無理だと言い訳しておきたいです。

また展開が読めてしまう以外にも、細かなところで「うーん」と思う要素はちらほらあります。

・カミーユたち警察側の仕事ぶりが優秀ではない
 いわゆる名探偵ではありません。頭のキレが良さそうな表現だけはされているのですが、カミーユにはさほど賢さを感じません。
 論理的に考えれば監禁事件が情報の宝庫であることは明白ですし、アレックスの行動の先読みも可能です。
 フランス小説らしいリアリズムの表れかもしれませんが、個人的にはストレスでした。

・無駄なシーンと必要なシーンの切り分けが怪しい
 「アレックスの状況→カミーユたちの調査」という流れで話が進みますが、その構造を維持するためか不要なシーンが多いです。
 特にキャラを見せるためだけのシーンが多く(ルイの服装や仕草とか、アルマンのタカりとか)、しつこさを感じます。
 逆に十一年前の事件の詳細がないなど、重要なはずの要素を「想像してね」くらいで終えるのはちょっと納得しづらいです。

・キャラクターの魅力が薄い
 それぞれ特徴こそ強いものの、本筋との繋がりがあまりなく、賑やかしくらいの要素にしかなっていません。
 根本的に「アレックスを描く作品」なのでそれ以外が添え物になっているのですね。
 そのために事件の調査も後追いになり、警察側は有能さを示せず、アレックスとの繋がりが薄いキャラクターは本筋に絡めない。
 物語をけん引するパワーと引き換えに出てきてしまった、構成上の問題だと思います。

色々と書きましたが、あくまでこれらは細部の問題であって、本筋のアイディアは非常に魅力的です。
展開を予想したり整合性を気にしたりするのではなく、ガツンとパワーのある刑事ドラマを読もう! という意気込みで読むのがいいと思います。
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No.284:
(5pt)

三部作、全てを読みたくなった(ネタバレ有り)

世の中にNHK的健全さを求める人は、手に取らない方がいいです。あと、気の弱い人が読むと卒倒するかも知れません。
そこまで残酷な描写が果たして必要なのだろうか?と言う疑問もなくはないが、その辺りは、日本人と白人との感性の違いだろうか。
そこを理解せずして、国際社会で生き抜いていけないと、思うけど理解出来てないのでアメリカに、おんぶ抱っこになってるようです。
まあ、それはともかく前半部では読むのを止めようかな、とさえ思ったけど、我慢して読むと、この作品の深みと味わいがしっかりと伝わってくる。
最大の復讐の標的である兄を簡単に殺さず、計略で冤罪に追い込み、長期にわたって刑務所に収監させることで(フランスは死刑制度を廃止した、先進国で実質おこなってるのはアメリカと日本のみ)アレックスが復讐を果たすのは、カタルシスを覚える。
なんで兄を殺さないんだ?と言う無邪気なレビューもあったけど、ここを理解しないまま、レビューで適当に評価されるってのも作者にとってはツライだろう。
ま、しかしそんなこと言ってたら、作家はやってられないんで、気にしてないか。
似たようなフランスのサスペンス「ブルックリンの少女」の方がまだマイルドでお洒落な印象。
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No.283:
(5pt)

なんという結末!

登場人物の描写、町の名前がフランスなので難しかったけれど、街が頭の中に浮かんでくるような小説でした。
前半も苦しくて怖くて痛い。後半は、もっと怖いし、辛いし、痛すぎる。
ルメートル、恐ろしいです。
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No.282:
(4pt)

胸を締め付けられるような読後感

衝撃作という前評判に、そこまで過度な期待を抱かずに読んだのですが、読み終えて、なるほどという気持ちです。えええええーーーー!という衝撃はそこまでですが、第三部で全ての謎が明らかにされていったとき、あまりの哀しさに胸がしめつけられる思いでした。アレックスというひとりの女性、人生に想いを馳せ、架空のキャラクターにも関わらず、しばらく頭から彼女が離れず、夜なのに眠れませんでした。
第一部では監禁されたアレックスの緊迫したシーンにずっと顔を顰めながら読んでおり、犯人に辿り着きながらもアレックスを救い出せないパリ市警に本気で苛立ったのですが笑、第二部からは一転、アレックスに感情移入してしまい、パリ市警頑張るな!とカミーユやルイの失敗を望むように笑

第二部はアレックス視点を読みながらも、アレックスとは一体何者なのか?という謎が深まるばかり。謎めいた美しいシリアルキラー・アレックスに魅せられてしまい、警察に捕まるのでは
とハラハラ。
そして、え?と困惑する第二部のラスト。

そこからはもう一気です。第三部があまりにも辛く、アレックスと同じ女性として、彼女を思うと心が引き裂かれる思いでした。
間違いなく、今作の主人公はカミーユではなくアレックスです。

真実ではなく正義。賛否両論ありそうなラストですが、フランス小説らしいなと思いました。日本小説だったら、真実こそが正義であり、トマの妻子の人生が優先されるような終わり方になっていたのではと思います。真実では弱者は救われないんですけどね…
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No.281:
(5pt)

勝利したのは誰か?

誘拐監禁事件が発生して……という冒頭が最終的には一気にひっくり返される物語。中盤まで主人公アレックスの過去の描写が相対的に少なくて、対する捜査官カミーユ警部が過去に遭遇した事件が比較的に詳細に語られるアンバランスの理由も第三部に入って明らかになる。カミーユ警部をはじめとした刑事たちの性格づけも気が利いていて、それが最後のオチへの伏線となっている、という点でも凝った内容である。ともかくも最後に勝利を手にするのはアレックスであり、それがカタルシスとなる傑作だが、そこに至るまでの道程は甚だしく重い。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
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No.280:
(5pt)

絶対面白いです!

読み始めから、何気なく興味をひき、その後早く誘拐されたアレックスを助けてあげてと、ネズミとの格闘?にヒヤヒヤして、その次はなんて残虐なんだろうとシリアルキラーになったアレックスに、早く捕まえられないかなと、ドキドキして結局警部カミーユとは、最後の方のアレックスの逃亡の為の駐車場で、一瞬だけカミーユ達が乗った覆面パトカーを見かけて、大統領軍団みたいと、アレックスが思うだけで、死んだ後に、やっとカミーユと対面になり、異父兄との取り調べがワクワクすると一気に徹夜して読み終えました。怖くて悲しくてでも、切ない小説でフランスって街に、凄く興味が湧きました。アレックスが最後あまりにも、孤独で幼い頃の思い出の品々を捨てる場面では、涙さえ浮かびました。
驚愕の事実は思わずえーっと声を出した位でしたから。ネタバレ含みましたが、それでも、4回読み返した位魅力のある作品です。ルトメールの作品では一番傑作ですね。個人的にも、是非おすすめしたいです。
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No.279:
(5pt)

面白かった

アレックスがとっても格好良くて、応援しながら読みました。読み出したら止まらない、大好きな本です。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
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No.278:
(5pt)

2014年当時の評価に納得! すごい作品 やっぱり鬼才だ

<ヴェルーヴェン警部>シリーズ2弾、前作『悲しみのイレーヌ』から4年後。
前作は憂さが残る終わり方だったが、本作は……驚愕させられた。
構成は、内容がはっきりと分類される三部作。まるで3つの関連作を読んでいるよう。
第一部では被害者アレックスを応援し同情し、第二部で彼女の経緯が明らかになるとこちらの気持ちもガラッと一転し、そして第三部では…。
第三部を読み始めたときは、これ以上何があるの?と思っていたが、これまたすごい展開だった。
原題、邦題(前作と違って今回は適切)の通り、アレックスの生きざま、心情に、思いを巡らせてしまった。何という人生なのだろう、と。
他に類を見ない作品。ずっと記憶に残るだろう。この作家はやっぱりすごい、鬼才だ!
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
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No.277:
(5pt)

素晴らしすぎる構成

これからこの作品を読まれる方には、途中で退屈さを覚えたとしても、ぜひ最後まで読み終えてほしい。第三部を読んでいる間、私は心が震えっぱなしだった。
ダブル主人公である、アレックスとカミーユ、二人はそれぞれ凄惨な過去を乗り越えようとしていることで、共通している。その方法と立場はまったく違えど、小説内の事件によって、過去の自分と向き合い決別しようとしている点は同じであり、一人はまっしぐらにつき進み、一人は行きつ戻りつ、躊躇いながらもあゆみを進めていく。
本を置いたとき、ある意味、彼らは共犯者だったのだという感慨を覚える。
被害者が加害者へ加害者が被害者へそしてまた加害者へと、物語は二転三転するが、それは単なる技巧的なものにとどまらず、登場人物たちへの感動を伴った共感を呼び、その妙なる構成には唸らせられる。
付け加えておけば、前作の悲しみのイレーヌは絶望的なラストで後味の悪い読後感であったが(そのラストにしなければならない必然性があるのかにも疑問を覚えた)今作では、後味が良いとまでは言えないが、希望を抱かせるものがあり、胸のすく思いを与えてくれるので、その点でも前作(出版順は逆だが)で辟易した方も安心して本作を手に取ってほしい。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
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No.276:
(5pt)

アルマン

内容は壮絶な脱出劇、復讐劇で見応えあったし、他の方のご意見に賛成です。
個人的に感動したのが、犯罪級のドケチでシミったれのアルマンが、いつも以上にしみったれてて、ヴェルーベンが、はっと気がつくことです。ヴェルーベンに母の絵を送ってくれてのが金持ちで紳士的なルイだあと思っていたら、と。キャラクターも内容も面白かったです。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
416790196X
No.275:
(5pt)

海外ミステリー

海外ミステリーとしては読みやすく、登場人物の造形の面白さ、物語の構成、展開と反転する様は、流石にイギリス推理作家協会賞受賞作だけあって、最後の結末もこれでよしという感がする。最後の大団円に向けて集約する加速と謎解きは鮮やか。
その女アレックス (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その女アレックス (文春文庫)より
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