■スポンサードリンク
その女アレックス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
その女アレックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全471件 361~380 19/24ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーを読むのは久しぶりですが、6冠に惹かれて読んでみました。 通常の刑事ものですが、まず刑事たちの魅力がない。著者は映像化を意識して書いたそうですが、カット割りのような 書き方が私には鬱陶しいだけでした。そして問題のアレックスですが、無理矢理なエピソードづくりでしょう、特に 少女時代のは「そりゃないぜよ」と思いました。感想は「ああ疲れた」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偶然、映画「ゴーン・ガール」鑑賞と同時期に読み進めていました。エイミーとアレックスの強さがダブります。どちらも、何を言ってもネタばれになってしまうのが悔しいのですが「とにかく読んで! そして語ろう!」と友人には言っています。 久しぶりに「このミス」1位作品にわくわくしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり期待せず読みましたが読み応えがありました。 2人の人物の視点から代わる代わる語られる物語から徐々に明らかになってゆく全貌。ただ凄惨な場面が描かれるだけでなく説得力のある犯行動機がある意味爽快な読後感を誘います。 犯罪を扱うにはやはり動機をどう描くかが重要なのだと改めて考えさせられた作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アレックスの行動が異常すぎて、最後のほうまでまったくその意味がわからず、陰惨な話だけが進んでいきますが、それでも、こちらの予測というか常識を次々と裏切るような彼女の異常な行動の動機が知りたくて、本当に引き込まれました。事件を追う刑事たちの人物像もとても魅力的かつリアルで、とても奥ゆきのある物語でした。最後のほうで、彼女の行動の動機らしいものが明らかになっていき、異常だったのは彼女ではなく、周りだったのだと思え、アレックスに同情する気持ちにもなりました。なので、結末には胸がスカッとしました。小説としての構成、プロットの妙に感心です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「このミス」、「週刊文春」等々2014年度ミステリーで軒並み1位に選ばれた作品と言うことで読んでみた。何者かに誘拐、拉致される女アレックス。 狭い檻に幽閉され、今にも襲ってこようとする鼠と絶望の戦いを広げるアレックス。この誘拐事件の通報を受け、何とか救出しようとする刑事 たち。文庫の帯で、これ以上誰にもしゃべるなと書かれている。とは、言えこの本の書評を述べるにはもう少ししゃべらないと読んでいる人に は何の役にも立たないだろう。そして、作品の前半だけでは、これだけ高い評価を貰っていることは納得しがたい。 何とか窮地を脱出したアレンクスは、その後無差別としか思えない猟奇的な殺人を繰り返す。刑事たちの関心も、アレックスの救助という観点から この女の素性を明らかにすることに移ってくる。そして、驚愕の真実が少しずつ明らかにされるラストの100ページ。重要な「参考人」と、わずか 145cmの身長しかない刑事カミーユに率いられた個性豊かな刑事たちとの間での駆け引きたっぷりの事情聴取。 「無差別な猟奇的殺人」と思われた一連の事件の背景と真実が明らかにされるやりとりは、まさにジグゾーパズルのピースが一つずつ埋まって いくかのようだ。薄幸の女アレックスが仕掛けた大きな罠とは。ああ、これ以上しゃべるとルール違反だ。ラストの100ページの展開で、この作品が 2014年度のベストミステリーに文句なく選ばれたということが十分納得出来る。「われわれにとって大事なのは、警部、真実ではなく、正義です よ」という最終ページにおける予審判事の言葉が、心に残る。ミステリーファンなら必読の作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんでん返しが何回もあり、だまされました。 最後は主人公が可哀そうなのはいくつかのレビューと同じですが、もう一人の主人公(警察の方)が下した判断は批判的な感想もありますが、私は好きです。加害者が人間のクズだからせめて小説ぐらいそんな結末もありでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーラキング史上初の6冠!ということで手にしました。筆運びや人物描写、なんといっても構成などこの快挙がわかならいでもないけれど。でもね、出てくるキャラクター、描かれている街並みや、物語のすべてがとことん暗い。読後に残ったものはただただ陰鬱な気分だけ。暗いお話しが好きな人にはむいているやも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多くの賞を貰った本という事、更には意外性のあるラストという事で購入したが 只々苦痛の連続、刑事の身長の話がそんなに大事か?太った上司、金持ちの部下、ドケチな同僚。 要らない話がてんこ盛りでストーリーに入っていくのが難しい。 それでは肝心のストーリーは?と言うと期待外れ… 同機は判る、殺害方法も判る、これでもかって位書いていますからね… でも相手をどうやって見つけ出した?20年近い空白期間は何してたの?何の照明もされないまま終わってしまった。 この小説で一番の読みどころは、絵の送り主。 まぁこれも判りやすい相手でしたが、そこだけです。 ここまでの高評価は何故と言う言葉しか出てこない 普段本を読まない人からしたら、びっくり仰天の結末なのでしょうか??? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すんごいわ。これ。 ちょっとびっくりしてしまいました。今年読んだ中では一番面白かった。 誘拐されてどんどん絶望的な状況に追い込まれる主人公アレックス、遅々として進まない捜査。 犯人は誰でどうしてこんなことを・・・・・・・。どうなる、そんでどうなるの? と、いう話だけでも充分に緊迫しちゃって大変なんだけど、ここは序章でしかないことになんといっても驚くざんす。 ここから直角にクキッと話は曲がってやね、ななななな、などといいながら更に読み進んで、そうかそうだったかあなどと落ち着きを取り戻しながら続けた途端、またこうクキッと(笑)曲げられちゃうのであった。びっくりしたよー。 もうねすばらしくイヤで救いが無くて酷い話なのに、ページを繰る手が止まりません。 ああイヤだー! とか、ヒー! とか言いながら読ませられるこの感覚は、過去にあんまり記憶にないす。 まるで漫画みたいに特徴的な捜査班がまたフランスらしくって意外に乙ですし、最後のオチまでエスプリ効いてておしゃれでね(笑) ほんとにイヤで仕方が無い話なのに、誰かに薦めたい、強く。そんな感じじゃ。 矛盾してるなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店の煽り文句に負けて冒頭を読んでみたところ、なかなか面白そうだったので購入。 結果として、四冠取ったという事実や、今までにない読書体験等の煽り文句によって生まれた大きすぎる期待に応えてはくれず、良い小説止まりだったという印象だ。 しかし間違いなく楽しめたし、読書後アレックスという女性の人生について何かしら思うところはあると思う。 まずプロットの妙である。私は幾分心理描写にアンフェアな部分があったと思うが、それはある程度はエンターテインメントとして盛り上げるためには仕方がないとは思うので、そのとこに目をつむれば、プロットが素晴らしいと感じた。 ネタバレを避けるために詳しくは書かないが、一部、二部、三部で主要となる謎ないしは目的が全く異なるだけでなく、全く逆のベクトルに向かったりするからこの小説は面白いのだと思う。 展開は予想がつかないし、誰がどうなって何をしたのか、またこの小説はそもそもどこに行き着くのか全く分からないところがすごい。 ただ疑問や不満がないわけではない。 先ほども書いたが、心理描写はアンフェアだと思う。特に一部のアレックスの心理描写は、仕方ないとは思うのだが、アンフェアだと指摘する人がいても当然だとは思う。私は驚きを体験したいのでリアリティを犠牲にして少しアンフェア気味な書き方をするのは全然アリなのだけどここを減点対象にする人はおそらくいると思われる。 またここまで凄惨な描写にした意図が知りたい。殺害方法もどうしてこんな殺害方法にしたのかについて犯人の気持ちはわかるのだけど、それの原因になった事件をそもそもどうして作者は用意したのか。何かを訴えかけたかったのか、人間の邪悪さを表現したかったのか、それともまずひどい殺害方法を思いついてそういった殺人に見合うような動機としてあの事件を用意したのか、卵が先か鶏が先かはわからないが、凄惨な描写の必要性が感じられなかったし実際その辺読みたくなかった。 ここまで長々とは書いたが、購入する価値はあるし実際プロットが素晴らしいので未体験の読書ができるとは思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすいため、ストーリーをサラっと流しそうになるが、 グロとエロでオリジナルな世界観に知らぬまに引き込まれて 思わぬ展開にワクワクしながら一気に読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく、読んで見て素晴らしいです。長くミステリー読んでますが、今までで一番です秀逸です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サスペンスあるいはホラーとして話題性があるだろうとは思います。内容がかなり暴力的かつグロテスクですから、そちらの嗜好性の読者には受けても当然かなと感じます。欧州の犯罪小説では、これらの描写は極端な部類ではないのでしょう。 ただ、推理のプロセスを楽しみたいという昔風の探偵小説や本格ミステリーの読者の立場から見れば、特に上質な作品とは言えないのでは。 まず、描写の視点が2つ切り替わりながら進んでいく展開なのですが、その構成のメリットがほとんど事件の捜査や解決には結びついていません。事件の進展は偶然の要素で決まる場合が多いのです。読者にとっては”肩すかし”もいいところです。それに伏線らしい伏線がほとんどないので、関係情報の後出し感ばかり目立ちます。う~ん、そりゃないよ!という解決?がしばしば発生して…。とにかく、動機も、事件の描写も、解決過程も、ミステリーとしては、かなり後味の悪いものでした。 読者の好みにより評価が大きく別れる作品だと思います。 (それにしても、カバーの絵が作品の内容とあまりマッチしていないように思うのは私だけでしょうか?) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これはミステリーですか?……。はい、広義の解釈ではミステリーでしょうね。星は5つですが、前半の誘拐から拘束を解いて脱出するくだりは、あまりにもスーパーマン的で非現実。死んでいたって不思議じゃない状況からの逃走は「そんな馬鹿な……」のお口あんぐりワールド。ま、小説ですからーー。 さて、度肝を抜かれたのはラストに明かされる驚愕の事実。こんな想像を絶する物語を構築する作者の才能には、やっぱり5つ星の傑作でしょうか。しかしシリーズ化するには、これを超えるストーリーはそうそう考えつかないでしょうから、真価は次作に問われそう……。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読んでしまいました。読む前は「その女アレックス」、どうしてこのような題名にしたのかな?と思いましたが読み終わって納得。ピッタリの題名でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凄惨な場面も多いですが、解説でも語られているように、短い場面転換、時に主観の変更を含む描写は、映像的で、スリリングであり、読者を引き込む文体です。登場人物の明確な性格づけ、重層的なストーリー、ひりつくような犯罪描写ともあいまって、エンターテイメントとして読み応えのある長編となっています。 トリックについては、叙述トリックに類するものですが、これは、様々な方が賞賛するように、正邪判別の境を二転三転と曖昧にさせるような、見事なトリックであると言わざるを得ません。そもそも叙述トリックを好まない人は(そのような人がいるのであれば)、読まない方がよいですが、乾くるみ、歌野晶午、貫井徳郎など、我々のミステリ感を替えるような叙述トリックの作品に衝撃を受けた人であれば、本作でも同様の体験を得られる事でしょう。確かに、ある時点からの叙述トリックの進化は目覚ましく、本作もまた、新たな叙述トリックの地平を開く作品であると言えるのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ぜひ映画化をと思ったら製作中とのこと。観たいですがちょっとグロそうではあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容が、下品である。 なぜ、人気があるか理解に苦しむ。 オススメしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごいミステリー小説だということで、読んでみたんですが、期待外れ。 読み終えると、「なーんだこの程度の小説」っていう感じ。これがこのミス1位とは思えません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2014年の翻訳ミステリーで高評価だったので、挑戦しました。 翻訳されても、フランス固有の名詞や警察のシステムもそうだけど、 地理がさっぱりわからないので、つまらないのかと思ったけれど(地理が分からない過ぎるのは結構つらい)、 それ以上に、作品に引き込まれました。 被害者が加害者になったり、正義が真実ではなかったり、 なんとまあ、忙しい作品でしたが、 読了後、これほ「その後、どうなったかな?」なんて空想する余裕もないほど、 完璧に仕上がっていたと思います。 全くの余談ですが、すでに映画化も進んでいるようですね(あとがきより)。 そうとも知らず、脳内で序盤でピーター・ディンクレイジさん(ゲーム・オブ・スローンズのティリオン)なんですよね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!