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その女アレックス
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その女アレックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全474件 401~420 21/24ページ
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休まず一気に読ませる小説だった。 ネタバレしないように表現すると心に傷を負った警部、監禁、異常心理、サイコキラー・・・と1章、2章と進むごとに様々な色合いが出てくる小説。最後の3章で色合いもまた変わってくる。アレックスの人物像も、強い・弱い、大胆・繊細、激情・冷静と色々な側面が見えるようになっている。 多くのレビュー者が書いているように、複数回残虐描写が出てくる。描写は過度にねちっこくないが加害状態がよくわかる描写であり、また手を下す側のためらいの無さが気持ち悪い。これは最終章で明かされる、加害者が内在する「問題」に関係するものなのであるが。読んでいる方としては善悪逆転が小説の仕掛けになっているとしても、読後感は余りよろしくない。最後に果たされる「正義」が現実的といえばそうだけど、少し小さく感じる。 もう1人の主人公であるカミーユ警部の捜査視点が小説の半分を占める。その上司、部下、判事とのやり取りは皮肉っぽいユーモアがちりばめられている。人物像はやや漫画的。 | ||||
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プロットの組立てが緻密なのとストーリー展開の意外性で、人に「触り」を簡単に語れない作品ですね。 実際のパリの街並みを背景にして、アレックスの深い哀しみをどのように表してくれるのか、映画化が本当に楽しみなミステリーの傑作です。 | ||||
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第二章あたりで話の流れが予測できるのが残念。 「最大の加害者」である人物自身が第三章で追いつめられることは明白なのに、当事者のみ予測できていない様子なのも疑問。(ほかの「加害者」はみな復讐されたというのに・・・) アレックスをはじめとし、登場人物一人一人の背景や心理、人物像がもう少し丁寧に描かれていればもっと入り込めたのかもしれません。 全体的に陰惨な殺害方法や虐待方法にばかり重点が置かれ、雑な感じがしました。 | ||||
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ぐいぐい引き込まれて、一気読み。読み終わったら、じわじわと哀しみが湧いて泣いてしまいました。 何も知らないで読んで正解。 邦題、「その女」というのが読む前は??でしたが、含みのあるタイトルだったなと思います。 | ||||
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書店購入本と変わらず、満足しています。帯の惹句に惹かれての衝動買いですが、今年のベスト10級の作品と聞いています。 | ||||
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今年の1冊として、いたるところで評判の1冊。 第一部、第二部、第三部と、展開が早く、とにかく読み進めたくて、いっきに読み切ってしまった。 若い女性が誘拐されたところから始まりから、終結に至るまで、目が離せなかった。 捜査にあたる警察の描き方もよかった。 身長154センチのカミーユ警部、お金持ちのルイ、けちなアルマン、大柄の上司グエンの会話なども楽しめた。 哀しいお話なのだが、魅力的な話だった。 この著者のほかの本も読みたくなった。 このつy | ||||
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謎の女アレックス誘拐事件から話はスタート。 誘拐事件だけでも、結構な緊迫感と話のボリュームなのだけど、、 話は二転三転と。 結末には、哀しさも感じましたが、 アレックスよくやった、、、という気持ちを持ったのは、私だけでしょうか。 一つ一つのプロットは、どこかのミステリーで見た”ねた”の寄せ集めではありますが、 こういうふうに話を構成するのは、本当にすごい、、の一言。 | ||||
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正直、洋物という事で最初あんまり期待してませんでしたが 帯の6冠タイトルとアマゾンのレビューを読んで興味がでて購入 物語は3部構成で衝撃的な描写はありますがどんどん展開してゆき集中して読めました 予定のない休日の一気読みに最適 話については他の方が多数記入されていますので割愛しますが 個性的すぎる登場人物達の中でもカミーユ警部は深く心の傷を抱えながら事にあたっており その人物造形はとても興味深くカミーユ警部のシリーズが早く翻訳される事をまっています 尚、洋物は翻訳者で面白さが多分に替わるので是非、今回と同じ翻訳者の橘さんで (ちなみに橘さんのまわし者ではないですよ、読みやすかったので良いなと思ってです) | ||||
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またしても「腰巻き」に騙されてしまったなぁというのが正直なところです。孤独な主人公の気持ちが伝わってくる部分は確かにありますがアレックスの動機自体は以前読んだことがあるような内容で行動の残虐性だけが際立ちます。 ハンニバル・レクターの女性版を期待したのですが残念でした。 | ||||
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久しぶりに惹きこまれたサスペンスです。読み終えてみれば、心のどこかに隙間風が吹いているのですが、パリ警視庁の面々の対応が救いをもたらしてくれました。フランスらしい香りにも満ちて一気に読み終えました。 | ||||
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賞取ったりめっちゃ売れてたり煽り文句が挑戦的だったのと、タイトルがシンプルで良いわ、と思って購入。 普段は海外小説を読まないのですが、翻訳者さんが優秀なのですね。すごく読みやすかった。 ただ、残酷描写に耐性のない人は読まない方がいいです。 映画になるそうですが、痛いの駄目な人は決して見れないと思います。 内容はネタバレになるので避けますが… フランス系のものって、映画も小説も容赦なく心を抉ってくるのねぇ…と… 帯に、感動のラスト的なこと書いてあるけど…それを上回る後味の悪さというか… 犯罪に直接関係のある人たちにとって、何の救いもないので、読後感は良くなかったです。 警察関係者たちはテンプレっぽいキャラだけど、読み進めるうちに愛着がわいてきました。 イケメンおぼっちゃま刑事さんが、頭の中にこち亀のあの人の顔で出てきて困りましたが…。 | ||||
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久し振りにのめりこんでミステリーを読みました。正統派のミステリーばかり読んできた私はあまりに勝手が違って少々戸惑いましたが 映画のように場面が浮かぶ文章に引き込まれました。後二割ほどで読み終わるのですが(途中でレビュー書いてます^^)面白いので読み終わりたくない気持ちもあります。内容ですが、これは大人が読むサスペンスですね。中学生の頃から推理物を読み始めた私ですが、その頃にこの本を読んでいたら理解しがたい部分も沢山あったかも。性的描写?もイロイロあってこれは世の中のことが大分と理解できるようになったオトナこそが読み応えを感じるサスペンスだなと思いました。 | ||||
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少し期待し過ぎましたかね。 確かに仕掛けはおっと思うところもありましたし、続きが知りたくなるストーリー展開。 ただ、読み終わった後は、こんなもんかって感じでした。個人的には、1部と2部はかなり前のめりで読みましたが、3部が残念でした。 でも、(グロい部分はありますが)楽しく読めたし、オススメ出来る一冊です。 | ||||
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お薦めの一冊です! ただし、本の表紙はなぜかないんのです…減点! | ||||
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え そんなにですか。。。? 高評価が多くて期待が膨らみすぎていたかもしれませんが。。。 もう一度、ふらっとに読んでみれば違ってくるかも? | ||||
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いや、帯の惹句に。 面白くもなんともないです。 「101ページ以降を話さないでください」なんてな「シベリア超特急」みたいな惹句にまんまと騙されました。 最後まで「どうなるんだろ?」と思いながら見てましたがどうもならないまま終わりました。 それと後出しジャンケンみたいな部分も多々あって熟成した小説とは言えません。 | ||||
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期待が大きすぎたからか、どこが評価されているのかいまいちかわかりませんでした。 ただ、何かあるだろう、この程度じゃ終わらないだろうと我慢しながら最後まで読み終わり…グロテスクな描写があったりした分、それを超える救いがあったので後味が悪くないのはよかったです。 でも長い。 | ||||
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誘拐事件を描く第1部、連続殺人に翻弄されるパリ警察の刑事たちを追う第2部、さらに事件全体の構図を明らかにする第3部。450頁弱のストーリーはこの三つに局面を大きく変えつつも絶妙の繋がりをみせ、巻置くことあたわずで読み終えた。ミステリーというより、サスペンスに近く、二転三転の物語にフランスタッチの心理描写や刑事たちのかけ合いも加わって、プラスアルファの風味もある。さらに、訳文がよくこなれており、クイクイ読める上出来のフィクションだった(文庫の活字がやや小さくて目が疲れたが)。 とはいえ、4人の刑事のうち中心的な役割を担う警部の個人的な悲劇を含め、話は全体として暗く、あるいは救いようがなく、しかも事件それぞれの描写は大なり小なり残虐。「序破急」の三段構えの展開の妙がその暗さ、救いようのなさをカバーしているように思えた一方、作者としてカタルシスを狙ったようにみえる、おしまいの62章が心持ち急ぎ足風だった点が、わずかに惜しい気がした。 | ||||
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文句なしに面白い! 3部構成になっていて、それぞれの部の終わりにあっと驚く展開が用意されていて、非常に楽しめる。 朝から読み始めて昼過ぎには読了してしまった。 大変満足したが、なぜか、もう一度読み直したいとは思わないところが問題か。つまり、ネタバレしてしまえば、それ以上には面白味がないのかも。 | ||||
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様々なミステリーランキングで上位に推されていたので購入しましたが、 ミステリー小説ではありませんでした。 アレックスにまつわる謎は魅力的で、 ことの顛末を知りたくてすごい速度でページをめくりました。 しかし、提示された結末には「そんなん、今までどこにも書いてなかったやん!」とツッコんでしまう類いのもの。 書かれている手がかりを元に正しく推理すれば結末が分かる、というのがミステリーのはずですから、 この小説をミステリーと称するのは間違いです。 ただ、サスペンス小説としてはかなり上質です。 折角良くできている作品なので、年末年始のお供にはもってこいだと思います。 | ||||
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