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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全610件 401~420 21/31ページ
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どんでん返しものを幾つか読み、 この本も凄いということで読んだ。 読者を騙すトリックは、 うまく練られていると思うのだが、 なんとなく釈然としないのは、 ストーリーの本質がどこか分からないところにあるのだと思う。 物語が進行する3人の視点のうちの一人 猟奇殺人者の稔が女性死体の胸や性器を切り取る様子や、 その家に持ち帰る部位を数週間愛撫していると言う様が鮮明に記述され、生々しくて気持ち悪く、そのインパクトがとても強い。 ミステリーとして読んでいた私は、 どんでん返しの大オチと共に、この犯行の理由が気になる。 一応は、母への偏愛や、家庭内の孤立が理由とされているのだろうけれど、 我慢して読んだ犯行の様子がキーポイントになることはなく、単なる猟奇殺人なのだろう。 悪趣味だ。 | ||||
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叙述トリックは好きなので今回よんでみました。 殺害シーンや、殺害後など確かに気持ち悪い記述は沢山ありますが、まぁそういう異常者も存在するのだろうと。それより話の展開が気になってすごいスピードで読み終わってしまいました。 素晴らしい出来だとおもいます。。 が、何箇所か矛盾もみつけてしまい、、、 あれ?これはじゃあ結局どういう意味だったんだ?この人が犯人ならあのシーンはどういうこと?と。矛盾点を全て拾いきれていない部分もあり、残念な気持ちです。 完璧ではなかった、、、。 ですがそれを差し引いても面白い作品でした。 | ||||
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1986年に翻訳されたサイモン・ブレッドの『死のようにロマンティック』と全く同じトリックで、二度愕きました。 | ||||
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衝撃のラストは、一瞬意味がわからなかったくらいに驚きました。その衝撃度は高かったかもしれませんが、とにかく内容がだめでした。犯人は精神を病み、狂気の中で女性に対してとんでもない猟奇殺人を次々に行ない、読んでいて気持ち悪くなりました。よくこんな話を書いたなぁというのが感想。物語の中には犯罪病理学の教授が出てきたり、このような犯罪に至った理由めいたものも書かれていますが、あまりといえばあまりな内容で、嫌悪感とかを通り越して、なんだか話についていけず、犯行の記述部分は飛ばして読みませんでした。ミステリを楽しく読みたい私のような読者には無理です。被害者の妹が元刑事と犯人探しを始めるのですが、「たしかにこんな女の子はいるなぁ」と思ったけど、性格が悪くて、狂気の猟奇殺人犯にせまり、対峙するにはコントラストがいまひとつ・・・評判がよい作品だったのでオチが知りたくて最後まで読みましたが、読み終わったあと、記憶から消したい話だと思ったのはこれが初めて。 | ||||
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叙述トリックの最高峰と謳われていたので読んでみました。 確かに最後の一文は読者の固定概念を覆す一文ですが、他の方も書いている通り その一文以降に文はなく(最初に犯人が捕まったところからスタートしますが・・・) この一文を書きたいために書いた小説というのは言い得て妙だと思います。 ほとんどの方が書かれている通り、殺人シーンはグロいです。 途中気持ち悪くなり、殺人シーンは読み飛ばしました。 ただ読了することは出来たので先に進めさせる文章力はある作家さんだと思いました。 確かにハッとさせる叙述トリックだとは思いますが、いかんせんグロい印象が強過ぎてそんなのどうでもいいと思ってしまいました。 グロさを超える程の驚きはなかったです。 | ||||
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このパターンはこの本が初めてでした。まあやられました。☆5です。 | ||||
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この本はいわゆる叙述トリックが使用されています。 極端な話、そこだけで有名な作品であり、僕自身それ目当てで読みましたが 読解力と勘をお持ちの方は、下手すると見破るかな?と感じました。 しかし、僕のように平均的な方なら楽しめる本です、 エログロは確かにありますが、さしてキツイ表現でもないし、 むしろ、サイコパスはこんな感じなのかな、と考えると面白いですよ | ||||
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犯人の稔が若くはない、少なくとも大学生くらいの年齢じゃないなというのは ゲームセンターの件で確信に至ったけども、では犯人はだれだろうと思うと 登場人物が少ないからある程度絞られるわけで だからでしょうか、真相がわかったときの驚きは薄く 「ああ、そうだったのか」というくらいに落ち着きました。 この小説は全てこの結末を書きたいがために向かって書かれていると思う。 その証拠に、事件後の後日談が一切書かれていない。 これが真相だ!以上!登場人物の今後? そんなの知ったこっちゃない! という真相だけに焦点を絞った点がありありと見えてくる。 要するに、この小説はその真相に驚くか、驚かないかがすべての評価に繋がるということだ。 | ||||
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読み初めのほうでラストがわかってしまい、最後まで読むのが億劫になりましと。そしてやっぱりラストは予想通り…。 しかも後方の解説で「我孫子武丸の最高作」と書かれており、これで最高作って…と唖然としてまいました。 ネットでの評判がよかったので初めて著者の本を読んだのですが、他の作品を読む気にはなれないですね。 文章は読みやすかったのですが、他の方のレビューにもあるように、人間描写も稚拙で物語にも入りこめず、なぜ評判が良いのかわからない作品でした。 | ||||
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読み終えてから一つ言えることは、真相知った上でもう一度読み返さないとよく理解できません。個人的な感想は、ネタバレになるので詳しくは書きませんが樋口さんに結構イライラしました。 | ||||
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グロいグロいというけれど、読まなくても何となくグロそうなのはわかると思うのだが… それでグロいと文句をつけてもね。 それにいうほどグロくない気がするのですが。 | ||||
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叙述トリックのミステリーを読んでみたくて、それ系の本を色々読んでみたのですが (疑いながら読むので、ハードルが 上がってしまいましたが) 殺戮にいたる病が一番でした! 最後の方は何が起こったのか分からずしばらく呆然としてしまいました。 殺人の描写はひたすらグロい描写が詳細につづられていて気持ち悪く、そのグロさと結末が相まって本当に不気味で 読み終えた夜は、なかなか寝付けませんでした。(まさか本を読んで眠れなくなるとは…) ですがその強烈なインパクトの虜になってしまい、他の小説は1回でいいけど この小説だけは何度も読み直したくなってしまいます。 | ||||
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残念なことです まぁ 別に 読まなくても大丈夫 よく延々と筆が進んだものだ | ||||
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最初に読んだときは衝撃的すぎてしばらく放心した 記憶を消してもう一度読みたい | ||||
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文章構成のテンポが良いので、どんどん読み進めて2日で読み終わりました。話(事件)の内容も衝撃的な部分が多いので、飽きずに読めます。 グロ耐性は割とある方ですが、それでもさすがに一部食欲がなくなる描写がありました。残虐に殺されるのが女性ばかりなので、よけいにだったのかも。(私は女です。) 最後のどんでん返しは、たしかに「えっ、そうきたかー」ってなりました。ミステリーを読み慣れている人なら、伏線もわりと分かりやすいので9割位読んだあたりでうすうす気づくとは思いますが、叙述トリックミステリーとして面白かったです。 でもこれを読んで、私はやっぱり叙述トリックものはあくまでも軽く楽しむゲーム的なエンターテイメントの粋を超えられないなーと思いました。 なんとなく読み終わった後に、「え、結局これがしたかっただけ?」ってちょっとしらけちゃうので。あと、数を多く読んでいくと、なんとなく先が読めるようになってしまうのもあると思います。この作品が初めて読んだ叙述ミステリーだったらもっと感想は違ったかも。 ま、これは個人の読書に対する考え方の違いですね(^^;) グロテスクなものに耐性があり、今まで叙述ミステリーをあまり読んだことない、という人にはオススメします。読んだ後、2度読みしたくなると思います。 | ||||
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すごく面白かったです。 夜、眠る前になんとなく・・・のつもりが、読み終わる場所を見つけられずに翌朝に。 犯人視点も母視点も、被害者視点も。どれをとっても面白く、びっくりしました。 普通は、何人も視点が切り替わる系のものって、「あーあ、この人の視点でずっと読みたかったなあ」ってなるのですが。 読み終わったあと、手元に残したくて本屋で探したのですが、「かまいたちの夜」の作者さんだと知って二度驚きました。 あのゲームも、ものすごくやりました。本当に脚本が良かったです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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殺人シーンは非常にグロテスクで性的描写もリアル。犯人の視点で語られる、グロテスクさの中にどこか美しさやエロスを感じさせる圧倒的な描写だ。 三人の語り手(犯人とその他二人)が交互に登場するが、それぞれの事件に対する葛藤や心情、日常の苦悩が深く掘り下げられているのも興味深く、物語を中だるみさせない。 読者の世界観を反転させるようなラストは、この類いのトリックに慣れた人にとっても意外であるだろう。 二回目にじっくり読み返すことで、犯人の視点にどっぷり浸かることができた。 | ||||
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叙述ものだと分かってたので身構えて読みました。 最後まで騙されて読んだけれど、所々引っかかるところはあって、最後のシーンでなるほどと思うところもありました。 それにしても犯行のシーンはちょっとやりすぎかなと。嫌悪感を抱く人も多いと思います。 まあ最後まで読んで楽しめたからよかったけど。 最後に蛇足ながら、kindleで読む方は初読みの時はハイライト機能をoffにすることを強く勧めます。 | ||||
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恐らく、作者は80年後半に起きたあの連続幼女誘拐殺人事件にかなりのインスパイアを受けて、この様な血みどろな作風にしているんだと思います。その証拠に作中何度も、あの事件を比喩する様なシーンが有る。因みに、自分はギニーピッグを文章で読んでいるかの如く錯覚にとらわれました。 どうにも、ミステリーとは全く関係の無い部分が矢鱈と目立つ――ってか、恐らく、この人自身も手加減ってものが無いのか、結果的には、肝心のトリックよりも、スプラッターの方が凌駕してしまい、其処に至るまでの経緯が壮絶過ぎて、最後に種明かしをされても――あ、ああ、そうなの――程度の感じしか無く、肩すかしを食らった感じがあります。 矢鱈と騒がれている作品ではありますが、個人的にはそんな、無理して読まなくても良い様に思える。読み手を選んでしまう分余計に――。 もし、どうしてもこの手の物を読みたいのであれば、綾辻行人の十角館の殺人や泡坂妻夫の湖底のまつりをお勧めします。変化球を求めるのであれば、麻耶雄嵩の螢、三津田信三の首無しの如き祟るもの等、又、手っ取り早く騙されたいのであれば、連城三紀彦の変調二人羽織の中に入っている依子の日記を――。 | ||||
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