■スポンサードリンク
殺戮にいたる病
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
殺戮にいたる病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全585件 521~540 27/30ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
我孫子武丸氏の最高傑作と名高い作品。ですが、そんなことはつゆ知らず、まったく先入観などは持たずに普通に読み進めていきました。 犯人の異常行動の描写がすさまじく、人によっては読み進める事ができないかもしれません。 その文章に引き込まれ、人間が狂っていく様にスリルを覚え、最後にはどう破綻するのか? それだけに気を奪われ、完全に見落としていました。 これは推理小説です。能動的に楽しむことができれば、ただ読むだけよりも数倍面白い作品であることは間違いありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「かまいたちの夜」で作者の名前を知って、試しに読んでみました。 最後の1行ですべてをひっくり返されました。 犯人の日常やグロいシーンなど、すべてがラスト1行の伏線になっています。 いろいろなどんでん返しの小説を読みましたが、 これほど鮮やかなどんでん返しは他に知りません。 必ずもう一回始めから読みたくなる小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
矛盾点はないんだけど、少々アンフェアな気がします。読後の切れ味も悪く、もやもやしながら読み返すはめに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかくオチのどんでん返しにつきます。 何しろ300ページをラスト1ページのための伏線として徹底しているわけですから、 ともすれば、それまでの展開が投げっ放しに感じてしまう程かもしれませんが・・・。 文章力も確かですし、ここまで破壊力のあるオチもそう無いので 一読の価値有りです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いわゆるどんでん返しモノとしてはこれまで読んだ中で最高の出来です。オチの見事さだけでなく小説として優れた描写力が発揮されているのが他との違い。猟奇的な場面が頭に浮かびますがそれも文章力があってこそ。「星降り」とは比べ物にならない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
猟奇殺人の軌跡をグロテスクな程に克明に描写した小説。 一連の連続殺人の経過が、事件に関わる3人の視点で交互に描かれる。 犯人の思考や行動、犯行の過程などが鮮明に描かれている。特に犯行時の性的、猟奇的描写には吐き気すら覚える。それでも先が気になり、読み進めずにはいられない。 ストーリーが進むにつれ、犯行は次々にエスカレート。しかし犯人は少しずつ追い詰められていく。ストーリーは暗く、重いタッチで進んでいく。 そしてクライマックス。最後の一行を読んだときは、そのどんでん返しに唖然とした。そしてもう一度初めから小説を読み返し、作者の技量に脱帽した。 読後感は最悪である。しかしミステリーとして傑作で、非常にお薦めの作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時間軸が意図的に混乱するようにばらばらになっていて、時間軸か?時間軸で騙すのか?なんて思っていたらひどい目にあった。やられた。完全に騙された。 読後、混乱している頭の中で辻褄を合わせていくと、あまりにも合いすぎていて楽しくなってくるほど。うまい。 内容は色々とあれだけど、最後なんてほんとあれだけど、僕は別に平気でした。でもやっぱり人それぞれかな。 なるほど、こういう手もありなのか!畜生!世界は広い・・・。 なんて訳の分からないことを思っている今の僕。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル通り「病」という言葉が当てはまる作品です。殺人者の視点で描かれるパートがまさにそれですが、読後はもっと深刻な「病」の正体に暗澹たる気分にさせられます。物語に謎めいた要素が少ないためか、伏線は見落としがちでトリックは見破りにくいでしょう。それだけ作者のミスリードが利いているということですが、この仕掛けによって明らかになる真相が作品のテーマ性を一気に高めています。物語を最後にひっくり返してさらに大きな世界観をもたらすこの構成は見事です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の男が大学で知り合った女を誘い性的関係をもち、その後に殺していくというサイコサスペンス的な小説。基本的にはその繰り返しで、性的描写が多く、また、主人公がいかれている人物なので好き嫌いがかなりわかれると思われるが、普通に読んでいると最後にだまされる可能性が非常に高い。衝撃のラストを楽しみたい読者には最適の小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中の描写はグロテスクかつ凄惨で、生理的に受け付けない人も 多いのではないかと思います。自分もなぜこんな本の評価が高いのか 理解できずに最後まで読んでいきましたが…最後でひっくり返りました。 その箇所を読んだ瞬間、作品中いたるところに隠された伏線が一瞬で 思い返されます。あんなにはっきりと書いてありながら最後を読むまで それと気づかない、この手の小説の傑作と言っていいと思います。残酷な 描写に注意という意味を込めて星ー1です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
我孫子さんの本にしては珍しく、コメディ的な要素が皆無の小説です。 グロテスクな描写もあり、そういうのが苦手な人には結構キツイかも知れません。 噂どおりの衝撃のラストには驚きです。 最初は「えっ? あれっ!? 何が起きた?」って感じですが、読み返して見ると驚くほどすんなりと理解できます。 ところどころにヒントが隠されていたのに、私は見事に読み飛ばしてしまっていました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはり名作ですね。僕が人から薦められて初めて読んだ作品です。半信半疑で読んだんですが、その友人に感謝してます!全く最後まで分かりませんでした。また読みやすくて、一気に読んでしまいます。これが15年前の作品なんて信じられませんね、今でも新鮮です。この値段で買えるなんて超お得です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題名どうりです 正直言ってこれはおすすめできません吐き気とともに読み終えました。確かに最後は衝撃的ですが同じ衝撃度では『ハサミ男』の方が内容的に優れています。途中はなんとか大丈夫でしたが最後で吐きそうになりました。さすがにあれには耐えれませんでした………(グロさというよりも道徳的に………)※この本を読むときはかなり注意が必要です!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり注意深く読みましたがオチに気付く人はまずいないでしょうね。良くも悪くもマジックみたいなものですよね。話は先が気になりすらすら読めちゃいますし、タナトスの血が若干流れてる私としましては途中真理が崩壊しそうな場面もありました。又、ラストに進むにつれ(特に最後の流れ)鼓動が高鳴り少しアクション映画バリの焦燥感が味わえました。が、先にも書いたようにこの作品自体マジックのようなものなのでタネ明かししたあとになるほどね!で終わってしまう軽さみたいなものも否めないかなと思いました。まぁよく出来ている良作ではありますけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三日かけて一気に読みました。 しかし、最後・・・ 何が何だかさっぱり訳わからん。の一言です。 この登場人物は誰? 一体どうなってるの? 二度読み返す気力もありません。 他のレビューを書かれている方々は頭良いのだなぁと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後の感想は 「狐につままれた」と感じた。 何がなんだか解らない。しかし最初から読み直すと「成る程」と思わず唸る秀逸な作品。 エピローグを頭に持って、「加害者」、「加害者の母」、「それを追う元刑事」 の視点で展開されていく一見歪な物語の構造も、 初回の読後、「加害者」「加害者の母」のチャプターを読み直すと物語の本質がクッキリと見えるニクイ仕掛け。 想像力を刺激させる名作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
描写がすごい。 もうすこし詰めてほしい表現や描写やタイムラインもあるけれども こんな小説はほかには無いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たまたまこの本を知り、手に取りました。 少し前のミステリーというと、どうも時代背景が古くさかったりして、 興ざめすることも多いですが、この作品は色褪せてませんね。 かなりのめり込みました。 主人公の狂気と母親のごく普通の心配、そして元刑事と犯人探しを行う女性。 この3組の全く違ったストーリーが上手く組み合わさって、 ラストまで飽きさせることなく一気に進みます。 そして最後の最後で、え?っと考えさせられてしまいます。 今まで自分の考えてきたストーリーと違ったからです。 それはこの本を読んだ誰もが思うことでしょうが、 不思議と騙された!と言う気持ちにはなりませんでした。 う〜ん、やるな!という感じでしょうか。 グロテスクな部分はかなり読み飛ばしてしまいましたが、 それを差し引いても面白い小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それにしても我孫子さん。器用な人だわwこの時系列バラバラの使いかたは巧いとしか いいようがない。まず9割の人は騙されるだろう。 ただ難点をあげるとすれば、性描写が生々しいので途中で読むのをやめたくなる所だなw それにしても、これ読むと日本が母系社会ってのはわかるきがするよね。 いい意味でも悪い意味でも。まあ今の時代は完全に悪い方に傾いてるけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんの前知識もなく読みました。 だからこそ得られた「やられた!」 幸せモノだと思います。 「やられた!」だけではなく、異常な犯行を続ける犯人の心理サスペンスとしても読み応えありました。 平行して語られる、家族の苦悩も。 文句なしの星五つ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!