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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全585件 561~580 29/30ページ
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話は普通に面白かった。グイグイ読ませる要素がグロのみでも、十分楽しめて読めた。なぜなら、この本にミステリやトリックなど求めて読んだわけでは無かったから。ただオチに到達した瞬間、今までの話は単にこれが言いたいだけの付属品に成り下がってしまった感がある。面白いけど勿体無い、でも新鮮な気持ちも味わえた、でも中途半端。だから3つ。 | ||||
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初めてこの小説を読んだときの衝撃は忘れられません。 残酷な描写に耐えられる方にはお勧めです。 こういった手法(ネタバレになるのでこういう表現を使いますが)を用いた作品の中では珍しく必然性があり、作者の意図したテーマとの関連性が伝わってきます。 人に読ませて感想を聞きたくなる作品ですが、相手は選びましょう。 途中で読むのをやめた挙句、「アイツから本借りたんだけど気持ち悪くって…ヒソヒソ」「そういえばアイツの部屋にフィギアが…ヒソヒソ」となる可能性があります。 | ||||
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我孫子武丸氏の現時点での最高傑作であるとともに、戦後の日本推理小説史上の一傑作である。我孫子氏がこの作品で、極めて鋭くえぐったものは、巻末の笠井潔氏が指摘する通り、確かに現代日本の病理である。犯人の狂気は、作品中にみなぎっている。しかしこの作品のテーマはその描写、だけではない。「原因を、自分ではない誰かに、とにかく押し付けようとする」という現代日本そのものの狂気が、かいま見られたような気がする。 | ||||
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惨殺シーンは気分が悪くなるほど残酷、少し悪趣味かなと思った。しかし、読み易く想像を膨らませる見事な表現力はすごいです。読み始めに、エピローグで死んだ人は誰なんだろうと考えました。読み進める内にその人の像は頻繁に変わっていくと思います。登場人物が少ないので、結末は限られるんじゃないかと考えてました。しかしラストに近づくにつれ、胃がキリキリと痛むような緊張感を味わいます。先の展開が全く読めない、躍動感を感じる怒涛の展開。そしてラストのページを読んで唖然としました。はぁ?どういう事だ、と。少し考えて、俺は騙されていたと気付きました。また読み返さねばと思わせる衝撃のラストです。こんな騙しが用意されてるとは…。途中で気付いた人は天才です。全部読んでも混乱しています。なので、もう一度しっかり読み直さねばという気持ちにさせられます。確かに不快な描写もありますが、最後に読んで良かったと思える作品です。 | ||||
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我孫子さんの代表作で、確かに伏線の張り方は見事だし、騙されたぁって思うだろうけど、すでにいろんなとこで噂になりまくった後で、何かある何かあると思いながら呼んだので、驚きは半減。何の先入観もなしに読んでいたらこの本神がかっているかも | ||||
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タイトルだけ見て、ホラー小説だと思ったら・・・!?ネタバレは伏せますが、グロ~いのとか平気な人におすすめです。とてもおもしろくて、読み始めたら、一気に読んでしまいました。 | ||||
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この小説は、最後で読者をびっくりさせるためだけに書かれた吐き気のするスプラッタ小説で、中身は何もありません。吐き気のする小説が好きな人はどうぞ。 | ||||
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最初のページを読んだときからどんどんひきこまれていき、やめられなくなります。少し残酷な描写があり、顔をしかめてしまうところもありましたがとにかく読み始めたら止まりません!そして・・・・・最後は愕然!!呆然!!もう一度読まずにはいられません!!!電車の中で読んでいたらわれを忘れて降りる駅を間違えてしまいました。 | ||||
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はっきりいって今まで読んできた本の中で衝撃を受けたのはこの本がはじめてです。始めは、多少猟奇的な表現に読むのを躊躇していましたが読み進めるうちにぐいぐい引き込まれラストシーンを見たときに受けたやられたという感じと読後の爽快感。ストーリーがわかっても定期的に読み直したくなります。まだ未読の人にはぜひともお勧めしたい一冊です。 | ||||
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読んでいる途中、訳が分からなくなると思いますが、最後まで読み進めると本当に本当に唖然とします。ちゃんと伏線が張られているにもかかわらず、ラストのトリックで強い衝撃を受けます。作者は「社会派ではなく、本格推理物として書いた」と言っていますが、最後のどんでん返しを読んだ時、下手な社会派ミステリーよりも現代の犯罪の姿を映しています。幼女連続殺人事件が騒がれていた時に書かれた物ですが、今読む方がタイムリーだと思います。ミステリーとして優れているのは言うまでもないのですが、現代社会の病理がしっかり描写されていて、ミステリーの枠を超えて現代文学の傑作と評価されても良いと思います。我孫子武丸氏の代表作です。 犯罪心理学を勉強している人、弁護士や警察官(志望者も)、マスコミ関係者は、絶対に読むべきです。 笠井潔氏の解説も秀逸。 この『殺戮にいたる病』が気に入った方には、ストーリーも雰囲気も路線も全然違うのですが、『プラスティック (講談社文庫)』もお薦めします。 | ||||
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名作との評判は聞いていました。かなり身構えて、邪推しながら読み進めていたにも関わらず、全く見破れませんでした。読み終わったあと一瞬理解できませんでしたが、読み返すとじわじわとくるものがあり、読めば読むほど巧いミスリードだと気付かされます。猟奇的な描写は我慢して読む必要がありましたが、この結末はやはり読んでおくべきです。ご多分に漏れず唖然とできること間違いなしです。 | ||||
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アカン! もう「やられた!」って感じ!ぐうの音も出ぇへん。読んだ後にもっかい読まな、気が済めへん! | ||||
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色々と社会的な言及がなされる作品だが、サイコホラーとしての中途半端な魅力よりも、ラスト1ページで明らかにされる、精緻きわまるプロット(詐術)にこそ、本作の真の魅力があると断言する。あなたも、この本の最終頁をみて、唖然とすること請け合いである。たとえが悪いかもしれないが、「シックスセンス」を観終えた感じに、すこし、近い。 | ||||
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この作品には、タイトルからも察せられるようにサイコキラーが登場し、生理的嫌悪感を感じる描写が多々ある。しかし、サイコキラー対警察と言ったありふれたパターンを描くのではなく、自分の息子がサイコキラーではないかとの疑いを持った母親や、被害者の妹から犯人を捜し出すことを依頼された元刑事のなどの視点を絡め、奥行き感を出している。そして、最後の1ページでやっとわかる大どんでん返しの真相は、小説ならではの醍醐味である。この様な作品を書き上げた、著者の能力も高く評価したい。 | ||||
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映画『羊たちの沈黙』シリーズなどの、サイコ物が好きな人にお勧めな作品。猟奇犯罪へいたるまでの心理描写と犯行の様子が丁寧に描かれ、読者を怖がらせてくれます。性描写や過激なスプラッターなシーンが多いので18歳以上向き。人によっては吐き気を催すかも。連続殺人鬼を追う元刑事と被害者の妹は独自に真相に迫っていきますが、読者も驚く衝撃のラストを迎えます。小説ならではの仕掛けが施され、より深く現代社会の恐ろしさが身に迫ってきます。巻末の解説も秀逸。 | ||||
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私は小説など滅多に読まないのですが、我孫子 武丸氏の作品だけは読んでいます。何故か読みたくなってしまいます。その理由はやはり直感で面白いからだと思います。直感です。直感。みなさんも是非読んでみてください。 | ||||
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「異色のサイコ・ホラー」なるコピーが付されていたそうです(僕はリアルタイムでは見ていないんですが)。そのお陰で何割かの読者を減らしてしまったのでは、などと余計な心配をしてしまうのでした。 さてこの作品は、綾辻行人氏の『殺人鬼』と共に、当時真っ盛りだったヒステリックなホラー・バッシングに対する、ミステリ・サイドからの一つの回答として語られる事もある小説です。確かにその手のエグいシーンが連発されるんですね。生理的に受け付けない人も居るかも知れません。然しそれでも、出来るだけ丁寧に、じっくりと読み進めて頂きたいのです。 犯人の名前は最初から明かされます。犯行の模様も克明に描写されます!。 それでも! 読了した瞬間、茫然自失となる事を約束します。暫くはその読後感が頭から離れないでしょう。 90年代に日本のミステリが到達した最高峰の一つだと思います。 | ||||
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我孫子武丸作品のなかでは、一番好きです。表現がグロいので、未成年者には、おすすめしませんが。。。あれっ?と、もう一度読んでしまう作品です。 | ||||
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兎に角信じられない作品。読み終わっても呆然としていた。小説って一回読んだら普段は読まないのだが、この作品は何回か読み直した。殺している時の犯人の描写がすごいリアルである。作者の本は全て読破しているが、この作品が一番好き。似たような作品で、綾辻さんの[六角館の殺人]という作品があるが、この作品には到底及ばない。 | ||||
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どんでん返しはすごいものがありますが、内容的に合わなかったです。好き嫌いがはっきりする作品だと思います。犯行にいたるまでの経過の状況が生々しくて、ちょっと食事の前後には向かない作品。あと就寝前も。はっきりとした犯人像があるため、調子に乗って読んでいくと、最後は「げっ!!」とします。そして再読してしまうような展開がまっていますが、しかし、すぷらった系は苦手ですので申し訳ありませんがこの評価をさせて頂きます。 | ||||
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