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残穢



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【この小説が収録されている参考書籍】
残穢
残穢(ざんえ) (新潮文庫)

残穢の評価: 3.38/5点 レビュー 306件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全306件 141~160 8/16ページ
No.166:
(1pt)

過去作を知らないと楽しむのは困難。先に解説を読むことをお勧めする。

レビューを読むにファンにはたまらない作品だと感じられるが「東亰異聞」以来久しぶりの自分には辛かった。こういうタイプの作品に山本周五郎賞ってどうなんだろう。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.165:
(2pt)

過去へ過去へ物語は進んでいくが たいした事実はない

小野不由美さんのホラー小説もファンタジーも好きなので期待して購入しましたが、吸血鬼も出てこなければ殺人も起こらない。もっと何か起ってよって思うほど起らないところが事実っぽくって怖いのを狙ったのかもしれませんが、何も起こらなさに ページをめくる手もだんだん鈍くなってしまいます。ある家はどうも人がいつかないらしい、借り手がすぐに引っ越してしまうマンションがある。って事実の謎を解明していくように物語は進んでいきます。 といっても 過去へ過去へと このマンションの前の借り手は その前の借り手は マンションが建つ前は 10年前は 20年前はと過去に過去に物語は進んで行き 読み手の私はそのたびにどんどん期待させられました。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.164:
(2pt)

どこが怖いのかわからない・・・

持っておくのも怖いと聞いたが、どこが怖いのかわからないまま読み終えた。
本当にこれが怖いと感じる人がいるのか?

淡々とした文章でレポートを提出でもしているかのような雰囲気。
怖そうな場面になっているのに、これは霊的なものではないと蘊蓄をたれたり
単にこういう心理が働いているからじゃないのか、などとはぐらかす文章が後に続く事が多く
怖さはどこかに吹っ飛んでしまう。

また本当なら、長く心霊現象に悩まされ本当ならもっと怖がっていいはずの人物が、全く怖がっていない。
家の中で「パシッ」と音がするラップ現象は知られているが
これは木が乾燥する為に起こる家鳴りかもしれないと、考えを逃がす事ができるものならわかる。

でも畳を擦るような音などは、逃げるあてがない。
その上引っ越した先の畳みのない部屋でもまた音はするようになるのに
怖がっているという様子があまり伝わってこないから、こちらも怖くならない。

これがノンフィクションならかなり怖いと感じる場面も随所にあるけど
フィクションとの狭間だとの事だし、それならすかしてしまうような表現を止めてほしかった。

ホラーとして書かれたのではないのかもしれないが、最後までモヤモヤしたままで
で、結局何がどうなんだったんだ?って感じで終わってしまった。

最後に、この本には名前が恐ろしく多く出てくる。
私は名前を覚えるのが苦手なので、誰がどこにいてどうしたんだった?って
また元に戻って確認しないといけなかった・・・これはただ私の覚えが悪いだけなのだろうけど

ただ、ホラーとして読みたい人はちょっと物足りないかもしれないと思う。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.163:
(5pt)

自分の中に何かが残る、感染するような小説

目の前で派手な出来事が起きるわけではなく、取り立てて幽霊が出るわけではありません。
ただ淡々と、連綿と、取材を続けた成果をレポートとして発表した、という感じの小説です。

普通のホラー小説が、読み終わった後怖くても、まぁ理性的に考えてありえないよなと思ったり、
怖いけど作り話だから、と思って忘れていくことができるのに対して、
この残穢は、「ああ、そうだったのか」という納得を残していきました。
それはこの本に書いてあることだけでなく、理屈で考えて変、辻褄が合わない、おかしいでしょ、と思っていた他の怪談たちにまで及ぶ、
ああ、そういうことだったのか、それならばそれらは全て現実かもしれない、という納得です。
この小説はフィクションとしても、この感覚は穢れの様に残る気がしています。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.162:
(5pt)

一気読みしました

怖いのに続きが気になってページを繰る手を止められない。そんな本。
実話ルポ形式というか、実際話の大部分は実話のようです。
犠牲者多数、作者本人にも身体的危険(原因不明の体調悪化)が起こっているのに、作者が最初から最後まで客観的に
妄想やこじつけを念頭に置きながら淡々と語っているので、読んでいる最中は明るい日差しの中で怪談話を聞いているような不思議な安心感があります。
であるのに、読後、じわじわと恐怖感が浸透してきます。他人事であるのに他人事ではない、防御不可能な呪い。
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4101240299
No.161:
(2pt)

作家は主人公ではない。

内容が怖いか怖くないかは色々な意見がすでにあるので別な点からレビュー。

ずばり言うと、この話の主人公は『役者』ではない。
作者自身(を投影した主人公)によって語られるノンフィクション風ホラーである。
演劇を見に行ったら舞台に原作者その人が登場して、しかも役を演じることもなく物語を解説し始めたような感じといえばいいのか。
よって作者の思惑によって主人公あるいは読み手が誘導されていくのとは違って、読み手は「ふーん…」としか反応しようがない。
当然のように期待したような劇的なオチもなく本当に「ふーん…」で終わってしまう。

幽霊物件の曰くを調べているうちに恐ろしい過去の事件に行き当たり、なんとその呪いが様々な形で伝播し伝染し各地で不可思議な現象や事件を引き起こしていた!
…と書くとそれなりのホラー作品に仕上がっていそうなものだが、そのじつ、呪いについて解決をみない終わりなのですっきりともしない。
結局運かよ的な投げっぱなしジャーマン的結末は、もしかしたら自分の身にも起こるかもしれない…という現実に即した恐怖を演出したいのだろうなとは。

他作品で例えると、呪いのビデオを見ると死ぬらしい→貞子や呪いの由来は大体解明→肝心の呪いの解き方や原理についてはよくわからない→自分たちはべつに死んでないしまあいいか→おわり→(゚Д゚)

各々のエピソードはじわじわと怖く気持ち悪い。
どうせならホラー映画のように徹頭徹尾『魅せる』ことを意識して書いて欲しかった。
…というかこの残穢に関しては100%実写映画の方が面白いだろうなと思う。未見だが。

あと単純に主人公に魅力がない。
作家は主人公にはなれないし、ならない方がいいんだよ(戒め)
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.160:
(1pt)

私の中での三大がっかり本に認定

だらだらした文章に加えて登場人物の多さ、怖いと感じる描写もなくたいくつ過ぎて途中流し読みしてました。
教科書でも読んでるような眠たさを感じさせられます。
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4101240299
No.159:
(2pt)

残念賞

正直、怖くないですね。もう少し時代の流れや登場人物をわかりやすく描写して欲しかった。事の元凶がまたつまらなく感じてしまい一気に熱が冷めた感じです。期待して損した感が非常に大きな作品でした。
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4101240299
No.158:
(2pt)

情報収集物語

多分、気の短い人には、怖くないと思います。

さらっとストーリーを説明すると、マンションに住んでるAさん、Bさん、Cさん、団地に住んでるDさん、Eさん、Fさん、さらに住宅にはGさん、Hさん、Iさん、という具合にたくさん名前が出て来て、把握しきれません。
色々調べていくんですが、非常にまだるっこしく、まわりくどいです。
それに怪異も、音がする、ちょっと見えた等、チラ見せが続きます。
人によっては、そこがジワジワくる…!のかもしれませんが、短気な私は「さっさとお化け出せよ!」と苛々しました。
後半になってやっと気持ち悪い話出てきたなー!と期待しましたが、これも詳しく語られて真相がわかるわけでもなし。
また、主人公が直接お化けにあうわけでもなく、あくまでも情報収集してるだけなので、インパクトのある怖いシーンはないです。
ラストに音が聴こえる…程度かな。
よくわかんないまま、もやっと終わる。
あ…、これで終わり?って感じでした。
私的には不満ですが、全く面白くないという程でもないです。
好き嫌い別れる作品だと思います。
残穢Amazon書評・レビュー:残穢より
4103970049
No.157:
(4pt)

レビューに誘われて

小野不由美さんの本は読んだ事はなく、レビューに誘われて本を購入しました。怖ければ怖いほど読みすすめます。期待しています。
残穢Amazon書評・レビュー:残穢より
4103970049
No.156:
(2pt)

うーん

「屍鬼」が面白かったので読んでみたけどあまり面白くも怖くも感じなかったのが率直な感想。人物が多すぎてこんがらがるし物語もテンポが非常に悪く焦らされて焦らされて読み終えた結果「え、これで終わり…?」感が半端なかった。好みが別れるとレビューにも書いてあったがその通りだと思う。
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4101240299
No.155:
(4pt)

昔からいわれていたこと

土地がいろんなことに関係してくるというのは、
昔から言われていたことでもある。

小説は最後まで、読めます。読みやすいです。
怖い話を集めている小説家が、気になる話を調べていくという
設定もすごくよかったです。

年寄りにこの小説の話をすると、土地もそうだが人間も同じで、
血筋とかも実際は同じようなもので大事であるという話であった。
土地のこととか血筋とか、核家族となり、つながりを大事にしてない
現代人は、ちゃんと調べないといけないことがあることを
忘れないようにした方がよいなと改めて思えた作品です。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.154:
(5pt)

新しい恐怖の投げかけ

手許に置いておきたくなくなる本、とのことで読んでみました。
手許に置いておきたくないとまでは言いませんが、気持ちの良いものでもありません。
ある意味ずっと怖がらせる概念みたいな考えを植え付ける本です。

気にしない人にとっては何てこともない本です、
例えるなら厄年に厄払いして無かったからあんな事が不幸が起きた…
考え方なのでしょうが、自分の今座っている場所や寝床や風呂場は本当に安全安心安寧の保証なんて誰もわからないのです。
物語自体は報告書の様な程なので活字だけだと難解です、登場人物も多いのだけど、大事なのはそこじゃないので100%理解は不要です
新しい概念の対価に評して星5!
っとさせていただきます。
あと、誰かにあげるなら嫌いな人に新築祝いであげたいと思います。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.153:
(4pt)

一読の価値アリ

Twitterで「死ぬ程怖い」と言われていたので期待しましたが、身構えてしまっただけにそれ程でも無かったように感じました。
恐らくサスペンス・ホラー小説好きの方々はこれよりドロドロとした地獄のような本を知っているかと思われます。
ただもちろんこの本もホラー耐性のない人が読んだら深夜に悪夢で跳ね起きるくらいの威力は持っているのでオススメは出来ますし、耐性のある方に対しても情景描写が実に気持ち悪い(褒め言葉)本なので一読の価値はあります。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.152:
(2pt)

只の都市伝説系オカルト話

映画の予告など見て、ジュオンやリングみたいなモンスター系の話ではない、真面目な話なのかなと思い読んでみたが、結論は掲題の通り。
「和室から聞こえてくる音」とそれを調査する過程で明らかになる数々の不可解な事象。そしてそれが更に続くであろう怪異の前兆であるかのような不気味さを思わせる文章で、止まらずついつい読み進んでしまった。
・・・のは最初の方。

まず調査の過程を詳細にするあまり、どうしても冗長になってしまう。解き明かす過程を楽しむという趣向もあるのは分かるが、とにかく長い。
また証言者の話もよくある「本当にあった云々」系の話ばかりで、読み進めていくにつれ、段々雲行きが怪しくなってきたなあと思ったらまさかの平山夢明の名前が出てきてしまった。
もうこの後は平山のおっさんがことあるごとに登場して無双する。この辺りから「最恐」(本文は鍵カッコなし)だの、「このトンネルは感染力が強い」だの「聞いただけでも祟られる」だの「取り扱い注意」だの、本当にマトモな怪談を書こうと思ったら書き手が決して使ってはいけないような、「金看板」が次から次へと出現。
こうなってくると、「関わった人が死んだり発狂したり失踪したりしてるのに何でライターはピンピンしてるんだ!」とかいう陳腐極まるツッコミを入れたくもなってしまう。入れたくないのに。

都市伝説は嫌いではないが、それなら映画の予告とかももうちょっと都市伝説っぽくしてくれ。

調査過程が冗長、という件は、登場人物や只でさえ覚えにくい土地の区画とかの話が大量に出てくるのに、人物のサマリや地図など、気の利いたものが一切無いことも原因だと思う。
これが戦国武将とか歴史的人物ならいいけど、田中だの佐藤だの太郎だの二郎だの背景を持たない人物がたくさんぽんぽん出てきては(かつ章飛びで再登場したりする)思い出すのも一苦労だ。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.151:
(5pt)

実は「怖さ」の根っこの「厭らしさ」が原動力となっている逸品

各種レビュー、特にネットレビューで評価が真っ二つに分かれる作品。
すでに多く言及されている通り、ヤバい霊現象「かもしれない」体験や伝聞情報の連なりで物語が進行する形式が、読者を選んでしまうのだろう。たとえば実話オカルト考察で、決定打を欠く状況証拠の積み重ねみたいな話が出てきたときにイラッとくるタイプの人は、本書を読みながらストレスを感じてしまうのだろうと思う。
個人的にこの作品は、怖いと同時に根っこが「厭な話」、つまりミステリでいうところの「イヤミス」と同系のコンセプトで成立している作品のように思う。作中、日常と怪奇の境界上っぽい事象に直面したときの主人公の気持ち。あまり騒ぎ立てるのもなんだけど自分の中に溜め込むのもイヤ、という感触の描写が絶品だ。
イヤミスと違い「イヤホラー」はジャンルとして確立していないので、評価軸が無いのだけど、そういうジャンルが明確化した際には、本書は古典的傑作として名声を博すのではないかと思う。

ちなみに映画版は、端的なビジュアル勝負が求められる&尺の問題もあり、原作の「奥ゆかしい厭らしさ」と正反対の演出にならざるを得なかった感があって残念。ただし和服おばさんの熱演には賞賛を送りたい。
残穢Amazon書評・レビュー:残穢より
4103970049
No.150:
(3pt)

60点。残念。

小野不由美さん、ってビッグネームをずっと存じあげてはいましたが、
食わず嫌い。これだけ売れるんだから、面白いんだろうな、と思って
いましたが、何故かこれまで手に取ることもなく。
 そして何故かこの一冊、なんかの拍子に手に取ってしまいました。

 舞台はちょっと明らかではありませんが、とある地域。すーっ、すーっ
と床を掃く。赤ん坊の泣き声が聞こえる。誰かが歩いてる、というお宅が
いくつも見られる地域。
 そこにまつわる逸話を、精密な筆致で著しています。
 窪田さんと作者、取材はいつか平山さんが加わり、そして福岡まで。
 基本的には、宮部さんの理由みたいなインタビュー形式、ドキュメント
レポートって感じの作品です。

 と、ネタバレになるので、これ以上は書きませんが、この作品。
 私にとっては、実は全然怖くなかった。
 恐らく、他にお読みになる方、もしくは他に読まれた方、そう思う方、
沢山いるんじゃないか。
 どうしてかって、やっぱり取材して、話し合って、井戸端会議、興味
本位でお話してる主婦の会話にとどまっちゃってる?
 これは言い過ぎなんでしょうね。あまりにも文章が達者。言葉が綺麗。
表現から何から、熟達した構成です。人気が出る理由、分かります。
 60点。
 他の作品ではどうなのかなあ。しっかりとした文章、構成に、Materialが
伴ったら、軽く100点以上いきそうです。次読む作品に期待します。
残穢Amazon書評・レビュー:残穢より
4103970049
No.149:
(3pt)

連鎖する恐怖

ホラーを読むのが好きです。映像化されたことで話題であり、時間を見つけて読みました。
しかし限られたせわしない時間で、こういう緻密にとても丁寧に組み立てられた作品を読むのは、厳しいものがありますね。
たくさん人の名前が出て来て、また時代も前後するので、どこの時代の○○さんだったのか、記憶になければまたいちいち本から探さなくてはいけないのですが、実際にそうするのは時間もないし面倒なのでせずに読み進めた結果、「怖いけれど、よく分からない」という感想しかありませんでした。
確かに面白い斬新な書き方のホラーだなとは思うのですが、時代、人物の相関図や、いわくつきの建物の見取り図や地図があれば、もっとやさしく理解しやすかったと思います。それは求め過ぎかもしれませんが。
じっくり丁寧に読むことが求められる作品です。

ホラー好きとしては耳袋や実際の作家さんも登場してきたりして、いかにも「実話風」なので、そういう部分では大いに怖く、他の話に連鎖していくような恐怖もあり、楽しかったです。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.148:
(4pt)

身近にある怖さ

読み終わった後、軽く鳥肌がたって、暫く治りませんでした。
本を読んだだけで、自分も残穢に触れてしまった感覚です。

ドキュメンタリーホラーということで、読んでいる最中、どこまでがリアルでどこからがフィクションなのかが、気になって仕方ありませんでした。
特に、聞くだけでヤバイという話の所は、これ以上読みたくない気持ちと、続きが気になって気になって仕方がないという気持ちがせめぎ合い、何回もインターネットで、この本がノンフィクションでないことを確かめました。(残念ながら、フィクションとも書いてありませんが。)
後ろの解説にありましたが、小野不由美先生は、どこまでがリアルでどこからがフィクションなのかということは、明言されていないそうですね。
全部フィクションかもしれないし、ほとんど実話なのかもしれない。
実話ならば、そのまま書くわけがないから、元の話はどんな風だったのか。
なんてことを考えながら読むと、怖さが倍増します。

登場人物が多すぎて分からなくなると仰っている方が多いようですが、最後の方を抜かして他は、名前が出てきた次の行あたりにほとんどはきちんと説明がありましたので、私は大丈夫でした。

私には、もう一度読む気になれないくらい怖い本ですが、想像力豊かな、刺激を求めている方々には、自信を持ってオススメできる本です。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.147:
(3pt)

映画を見るまでもないかな。

触れ込みほど怖くありません。内容は単調で、読んでいると先が読めます。チョット期待ハズレでした。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299

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