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残穢
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残穢の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 181~200 10/16ページ
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| このレビュー欄で「捨てたいくらい怖い!」という感想を見て、この本に興味を持ちました。 実際の読了後の感想は、こんなものか〜なんて思っていました。 確かに不気味な話だったけどそこまで怖くはないな。捨てたくなる理由はわかったし気持ちもわかる。私もいつかは友達にあげて怖がらせてやろうかな。 そんな風に考える余裕もありました。 ですが、この本の真の恐ろしさは文字の中にはありません。 本の中で語られた数々の怪異は、話者がそう綴ったように、ありふれた違和感やそれが肥大したものです。 関係ないとは思っていても、似たようなことが身近に起こった時、この本のことが思い出されるのです。 残穢を信じるわけではありませんが、もうこの気分を味わいたくないので、出来るだけ早く捨てて忘れようと思います。 | ||||
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| 初めて小野不由美さんの著作を読んだものです。 普段、ホラー小説を読むこともありませんが、 知人があまりに恐ろしいと言うので読んでみました。 最初から最後まで、あまり一人で読みたくないな、と思わせる不穏な空気に満ちており 全編高い緊張感と、 ドキュメント風ならではのリアリティを持って嫌な気配が迫ってきます。 恐怖のピークが高いのではなく、 読了してもなお普段の生活に忍び寄ってくる 後味の悪い何かを残されていく、そんな作品でした。 少なとも著者の狙いは、多くの読者に避けがたく伝播していくと思います。 登場人物の多さについて行けず、 途中何度も振り返るうちに、 やや作品への没入感を削がれてしまったことが残念でした。 書籍事態を早く手放したくなる、という批評はよく理解できます。 本から、不穏なものが発しているような気がしてしまうのですよね。 | ||||
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| 実に面白かった。 ただし、友人曰く「先に最後を読むのはホラーの読み方としちゃ」と、どうも安全弁つきで読んでたのだが。 何かを疑問に思って、どんどん時代と空間をさかのぼっていくという物語は、それがホラーであれミステリであれ、やはり面白い。 そして一方で、「あれ、昔住んでたマンション、しょっちゅう枕元を何か通っていった気がしたよな」「隣やたらと変わってたな」「あれ?」と思って苦笑したり、現在の住処に何の土地事情も無いのに安心したり。 | ||||
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| このストーリーを怖いと感じるためには、「ここに書かれている考え方が本当だとしたら、つまり・・」と自分の身の回りに置き換える想像力が必要だと思います。 少なくとも私はそういう想像力を現実味を持って働かせることができなかったので、読後感は「本当かわからない、興味深い調査資料を読んだ」にとどまりました。 また、調査の過程で苗字だけ登場する「○○さん」「○○家」が多すぎるため混乱しやすく、それぞれの区画の歴史を自分で表にしたい衝動に駆られました。 | ||||
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| 映画の宣伝を見て本書を購入した。ホラーものは、はじめて読んだ。「穢れ」が気になった。小野さんは「穢れ」についてどのような見解をもっているのだろうか。歴史における「穢れ」の問題は、研究が進んでいるところである。私は、教育関係に関心をもつものである。小学校高学年から上の世代で「穢れがうつる」「穢れがある」と子ども間のいじめにつながる混乱のリスクを考えているのかの見解を聞きたい。また、私は長崎かrら福岡市にに転居した。その私も北九州方面の「トンネル」や「ダム」の話は実際の場の検討はつく。閑話休題、小野不由美さんに問いたい。「部落差別」と「穢れ」の問題についてどう考えているのか。映画のHPに「穢れ診断」といういい加減なものがあるこ知っているのか(「いい加減といったのは私は、実際やってみての意見~小野さんもやってみたら?)やはり、。この作品「穢れ」がいじめ」を助長する可能性を危惧する。小野さんはどう考えているのか。活字は、一人歩きします。 小野さんのコメントを聞きたい。 | ||||
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| 非常に面白かったです。 十二国記新作長編より、先に出版されて、どんなもんかな、と思っておりました。 映画も見ましたがじゃっかん小説とは設定が異なります。 絶叫するようなホラーをのぞんでいる方にとっては、肩透かしのようだとおもいます。 今回は、ジワジワとくる、後味の悪さのあるようなホラーです。 心霊現象ももちろんありますが、それよりは人間の恨みの怖さという方が正しいかなと思います。 呪怨や着信ありとかそういったものとはまったく別物と考えていいと思います。 小野さんが散りばめた伏線を徐々に回収していき、暴かれる真実。 小野ファンにとってはたまらないと思います。 | ||||
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| 主人公たちが身近な怪異について調べ、過去の悲劇に触れ、怪異の原因と法則を考え分析する、そういった話と受け取りました。残穢は私にとってはパズルみたいでした。終わらないパズル。 これから読む方には、ぜひ紙とペンを用意し、小説を読みながら地図を書く、登場人物の名前とその人物に起こった出来事を書く。 これをやった方がいいです。読み終わったあと後悔しました。 もう一度、誰に何が起こり、原因は何だったのか、法則を考えなきゃいけない。原因と結果を突き詰めたい方にはこの読み方がオススメです。 完全な答えは出ないかもしれないけど、後から「あれの原因は何だったっけ?」ってなって、やっぱり読み返さなきゃいけなくなる。恐れられている本書ですが、どうせ読むなら謎解きをする気持ちで隅から隅まで味わいましょう。「私」のように。 | ||||
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| 映画の予告を知って、原作を読んで見たくて、いてもたってもいられず購入しました。 グイグイ引き込まれるとはこういう事を言うのかというほど興味深かったです 次の日、早く仕事から帰って読むのが待ちきれなかったです | ||||
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| 作者のスタンスは私自身の考えに近く、幽霊も祟りも信じていません。 それでも幽霊を信じていない多くの合理主義者でも「ついている」「縁がある」「運がいい」という非合理な言葉を大真面目に口にします。そこには理屈を超えた、現象と現象を結び付ける合理的説明のつかない「何か」が存在するのでしょうか。それとも存在しない「何か」を見てしまおうとする本能的なものが人には備わっているのでしょうか。 骨身に染みついた懐疑主義がゆえに「これには何か意味がある」という結論に飛びつくことを嫌う作者は、通常このての本では、すぐに霊的現象と判断せざるをえないような現象の連続に対しても、意味があるように見えるがゆえに、あえて制動がかかります。 この点は、「これはどう見ても霊現象だろう」ととらえたい読者にとっては、非常にもどかしく感じるかもしれません。 また、ドキュメンタリーとして、あえて淡々と記載している点が、プラスにもマイナスにも働いています。 ドキュメンタリータッチで書かれた本書には、実在する人物や映画作品などがとりあげられており、その中のひとつとして、清水崇監督の「呪怨」について触れられていて、私自身の恐怖体験を思い出しました。 以前、「呪怨」が映画化される前、口コミで怖い怖いと評判だったビデオバージョンを、まだDVDが出回る前のVHSで鑑賞しおわり、ああ怖かったと思いながら、ビデオデッキからVHSテープを取り出そうとした瞬間、これまで調子のよかったビデオデッキがキュルキュルと異音をあげて突然故障した時の恐怖を、本書を読んでいて思い出しました。 本書を部屋で読んでいると何度か背後でコトリと音がします。 カーテンを閉めた窓の外のベランダでも何やらギギギと音がしています。 本書によって感染した「穢れ」のせいでしょうか・・・。 | ||||
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| 読み始めるとジワジワ怖くなってきてしまいには本当に手が震えました。 読むのをやめれば良いのに続きが気になって読み進めてしまうのです。 読めば読むほど怖くなって、そして止まらなくなります。 そして、後半を一気に読み終わったのですが。 この本が普通じゃない気がして嫌悪感と寒気を覚えました。 夜中にふと目覚めるとどうしても本の裏表紙が目に入ってしまい、 本の内容を思い出したて身体が震えてしまうのです。 まるでこの本自体が残穢を持っているような気がします。 ですので、母親に読み終わった本をプレゼントしました。 その後、母も私と同じ様子になっているそうです。 この本は家に置いとくと精神衛生上良くないので図書館で読むことお勧めします。 | ||||
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| 作家さんの名前は知っていて、今回初めて読みましたがつまらない。 最初は悪くないかな、と思ったが 同じような調査話を「繰り返す」「長い」で3分の1で飽きて終了。 ネタバレ読んでみても怖くない。 キャチコピーに騙された、買って失敗。 | ||||
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| 映画化されるので先に原作を読みました。 序盤はとても怖いのですが、次第にそうでもなくなります。 何というか作者の宗教観が伝わるないようでした。 | ||||
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| 昔読んだ屍鬼もそうでしたがこの著者の作品は序盤の進行がだらだらと遅く物語が面白くなるまでが非常に手間がかかっている印象があります 屍鬼はその後の展開が面白かったので壮大な前振りと割り切って良かったのですがこの作品は最後まで特に怖くも面白くもないまま終劇を迎えてしまいがっかりしました、実録風の書き方がこれほど緩慢としてつまらないとは・・・ 屍鬼の冒頭から100数十ページのだらだらとした展開がラストまで続くと言えばわかる方はわかるでしょうか 関連があるショート集が掲載されている鬼談百景を読むだけで十分だと思います | ||||
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| 物語の中に出てくる複数の怪談は、「自分の身にも起きたらどうしよう」と想像すると怖くなったけど、物語自体はそんなに怖くないです。大きなヤマ場もないし、最後まで淡々と進む印象でした。 ただ、元々悪霊シリーズなど小野不由美さんの作品が大好きで、小野さん自身が体験した出来事をドキュメンタリーとして読んでいるような感覚が新鮮で楽しめました。 あと人物名がものすごく多いので次読むときは相関図を書きながら読みたいと思います。 | ||||
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| 小野不由美さんが実話怪談の世界に足を踏み入れてたなんて、ぜんぜん知らなかった。これは並みの怪談ではあるまい、と東京テレポート駅構内の書店の平台からゲット。 読んで納得、すんごい不思議な話でした。いままでにも、感染する呪い、伝播する穢れをテーマにした怪談はあったけれど、この物語に登場する穢れには、死者の思いがぜんぜんこもっていない。インフルエンザのウイルスのように、感染者の思いとは無関係に広がっていく、物理的かつ無指向性の汚染なのだ。 疫学者さながらの主人公の探索行は、やがて私たちの周囲に幾重にも積み重なった穢れの姿を明らかにしていく。その穢れの積層に対して、あなたは、総毛立つ恐怖を感じるか、こみ上げる吐き気を感じるか。 何も感じないのなら幸い。あなたには、楽しいエンタテイメントの世界が待っている。 しかし、この本に染みついた穢れに気づいた人は、あきらめていただきたい。あなたの心は、すでに芯まで穢れてしまったのだから。 | ||||
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| 何だか持っているのが嫌で、読み終えてから友達にあげました。 ホラーでは無いけど、薄気味悪い後味の悪い感じです。 決して面白くない訳ではなく、読み終えてから手元に置きたくない薄気味悪さが残ります。 | ||||
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| 今までのと違った感じ(ドキュメンタリーホラー?)で、面白かった。この後も小野不由美の本を読みたくなった。とりあえず「屍鬼」を買いました。 | ||||
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| 小野不由美さんの本初めて読みましたが、内容よりまず言い回しがくどいなぁと辟易しました。 でも怖ければいいかと我慢して読み進めましたが、土地の来歴や関係者を7年近く探し回ってましたが、「そんなの法務局で閉鎖謄本まで見れば明治時代まで載ってるじゃん…」と突っ込みどころ満載でルポとして読んでも冷めました。 最終的に九州に元凶の家があることを突き止めてそこは廃墟なわけですが、固定資産税誰が払ってるの?誰かが払ってるから私有地として行政が放置してるんだよね?とこれまた現実感がなく、土地の来歴にまつわる怪談ならばその辺もうちょっとリアリティもたせて欲しかったです。 | ||||
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| 何を怖がれば良いのか全くわかりませんでした。 この世に残る穢れ(ケガレ、不浄)というテーマはごくごくありふれたものであり、文章の技法という点でも大変平凡。まるで新聞を読んでいるかのようで、まるっきり時間の無駄でした。 時間の無駄で済めばまだマシですが、代々京都の地に住まい、日常の中でそうしたケガレ的なモノと当たり前に接してきた私からすると、真摯に対峙すべきものを商売のネタに使われたようで、大変不快でした。今後この方の作品を読むことは無いと思います。 | ||||
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| 小野不由美さんの本を読むのは初めてですが アニメで屍鬼、ゴーストハントを観て興味をもち怖そうなので買いましたがつまらなかったです。時々ゾッとしてのめり込むシーンはあり期待をこめて読み続けましたが、あと少しのところでリタイアしてしまいました。 | ||||
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