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残穢
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残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全300件 21~40 2/15ページ
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評価を見て期待しすぎたようで、あまり面白くなかったです。 内容が冗長で、ずっと盛り上がらないまますっと終わります。そこが現実味があって怖いと思う人は合うのだと思いますが、私には合いませんでした。 | ||||
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映画写真のカバーでないから購入したのに。 がっかりです。 | ||||
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中盤まではものすごく面白かった。後半は難解かつ、盛り上がりに欠ける展開になってしまっている。 「リング」の実録版という印象。ジメジメした恐怖が付きまとう。非常に怖い。 物語が平坦なのでそこが非常に残念でした。 | ||||
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全然怖くない/もの凄く怖い と、読んだ人によって意見が二分する本なのだと思います。私はとても怖かったです。この小説より怖い本に出会ったことがありません。 はっきりと怖いものが出てきて怖いことが起こる西洋的怖さではなく、じわじわと侵食してくるじめじめした日本的な怖さだと思います。 なので、どんなものを怖いと感じるかによるのでは。 普段から行間を味わう本の読み方をしている人はきっととても怖く感じます。 | ||||
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ホラー小説や実話怪談を読むのが好きです。 しかしあれを読みなれた方からすれば、この作品はかなり地味な展開かもしれません。 加門七海さんの「三角屋敷」や郷内さんの一連の著作は怖くて有名だと思いますが、「残穢」にはあれほど派手な怪異は起こりませんし、展開も非常にゆっくりです。 しかし実際、新居に怪異が起きて、管理人からは事故物件じゃないと言われたとする。新聞やネットを調べてもめぼしい事件は無い。だったら近所の人に昔の話を聞いてみよう。そういう流れになった時、どれほど近所の人からスピーディーに情報が集まるものか。 皆さん、あなたの隣の家、前は何が建ってました。その前は何でした。こう訊かれた時、あなたならどこまで遡れますか? 「町内の事を何もかも知っている長老」なんて便利な人は現れません。皆断片的な事しか知らない。最初は断片を集めて行くしか無い為、展開がゆっくりなのも仕方ないです。そこがリアルでもあります。 そして土地は分割されたり併合されたりするものです。今はマンション建ってるあの土地、昔は駐車場と◯◯家だった。いや駐車場になる前は□□家と△△家と◇◇家だった。いや元々は●●家と■■家だったのよ。 こんな感じでどんどん増えていく人人人家家家、もう頭が大変。しかし確かに土地ってそうだし。更に話を聞く中で繰り返し繰り返し耳にする似たような違うような怪異。これは偶然か因縁か。 前半、色んな人から話されるその人の人生、不思議な経験談、この辺の五里霧中感は読みどころです。怖い話というのは、全貌が解らない時が一番怖いんです。ここで投げ出さないで! うってかわって後半のジェットコースター感は圧巻。 Tさん母娘の過去が解った時には「出たあ!これが因縁かあ!解決ー!」と喜びました。 Mの事件が判明した時も、「よ、よーし、これで解決!!」と思いました。 Tが出てきた時は「大オチはこれかー、でもまあ怖いからいいや、あー面白かった、今度こそ解決ー!!」と思ったのに。 更に呪われた◯が登場した時は「…まだ何かあるの?」と嫌になり、舞台が◯◯になった時は「ひえええ」と疲れ果て、呪いの震源地から別ルートでも呪いが拡がってると解った時は「もうイヤあああ」ってなりました… | ||||
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小野さんと言えば十二国記ですが、文章は読みやすいと思います。ただ、怖いと言われていますが、まったく怖くありませんでした。人死のあった土地とかなんて日本全国どこでもあると思いますよ、それこそほんとに大昔まで遡れば。実家なんて無縁仏が窓から見えますし。そう言う意味では期待はずれ。なーんだ、て感じでした | ||||
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ドキュメンタリー・ホラーという紹介だったので、実話怪談系なんだろうなと思い今まで未読でしたが、山本周五郎賞受賞作ということで読んでみました。 客観的視点で怪異の真相を探るドキュメンタリータッチで話は進んでいきますが、穢れを地鎮祭や葬儀で浄化できなかった、穢れは伝染する、とか普通に言ってしまう、結局オカルト思考な主人公たちの話でした。 岡本綺堂はじめ宮部みゆきや小池真理子などの”物語”としての怪談は大好きなのですが、オカルト・実話怪談系は疑うことなく因縁や心霊を信じてしまう、カルト教信者と被る思考が作者にちらつくので、やはり苦手です。 もし現実にこんな調査をされたら、なんの問題もなく過ごしてるマンション住人にとって、変な噂が流れたりして嫌な気分にさせられる迷惑この上ないオカルト女性たち行動です。 | ||||
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実生活では、すっきり解決しない事が ごまんと在りますが 娯楽なんでスッキリしたかった(笑) | ||||
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一人暮らしを始めて3ヶ月ちょっと、ホームシックが頂点に達していた時、Twitterで『一人暮らしの人にオススメ!』との文言を見て深く考えずに購入。 とても面白かったです。読後はしばらく眠れなくなりました。 今では一人暮らしにも慣れ、平然とこの本を読み返せていますが、【一人暮らしを始めてすぐ】のタイミングに読むホラーとしては最高だと思っています。 | ||||
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注釈付きのインタビュー記事を延々と読まされている感じ。長い、くどい。 手の施しようがないほどつまらないし、はっきり言ってこんなものは「小説」ではない。 長大な作品であっても謎が魅力的ならぐんぐん読み進められるけれども、 「変な音がする」程度の謎でこの文量はさすがに読めたものではない。 貴志祐介のような稀代の名ホラー作家の小説と比べると数段劣る。 退屈と言われることの多い純文学作品にも、これより面白い作品は無数に存在するだろう。 時間を無駄にしたくなければ、別の作品を読んだ方がよい。 | ||||
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はらはらどきどきという展開ではありません。 ただただ解説が続くといった趣向です。 おそらく好き嫌いがかなり分かれる作品です。 解説好き、民俗学の詳細を知りたい人にはおすすめです。 物語性が好きな人には不向きです。 | ||||
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今、頑張って読んではいるが 文章がくどく読みにくい上に、 全く面白くないので、全然進まない状況 小説、特にホラーは好きで、面白い作品だと 時間も忘れ一気に読破してしまうのに これだけ読めない本は初めてです。 内容にも、惹かれる所は1つもない。 本棚に置きたくないのは、怖さじゃなく 繰り返し読みたくなるような本では ないからだと思います。 | ||||
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著者である《私》が、読者から受け取った手紙は、あるマンションにまつわる奇妙な体験だった。それを調べ始めると、やがてそのマンションにまつわる因縁が暴かれていき……という怪談小説。 抑揚のきいた巧みな筆致で、詰まることなく最後まで読了できた。ただ特に怖かったり恐ろしかったり、といった感情が揺さぶられる類の読書体験ではなかった。抑揚がきいている展開も、ともすれば盛り上がりに欠けたということでもあり、自分はこの本のいい読者ではなかったようだ。 | ||||
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この本は怖くないと思います。 色々なレビューで超怖いとか書いてあったんですけど、その怖さは分からない 始まりはちょっと不気味だったけど、残りはドキュメンタリー式で進んで主人公たちは話で観測者として活躍しているので、恐怖感はあまり伝わらないと思います。ですけど読後は微妙な感じがあって完全に期待外れではないかもしれませんが、人はよくレビューで書くほど最大の恐怖を与える作品じゃなかった… | ||||
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他の方もレビューに書いてある様に同じ様な文章が続く為、読むのが辛かったです。 ただ、話しの内容に引き込まれてしまいすぐに読み切ってしまいました。 「鬼談百景」の本とはまた、違う恐さがありました。 補足ですが、想像力があると情景が浮かび、よりリアルになると思います。 | ||||
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就寝前に途中まで読みました。 夜中に、嫌な夢で目覚めたのですが、畳と襖が目に入っただけで動悸が激しくなり、その後目をつむっても、恐ろしい音が聞こえそうで、なかなか眠れませんでした。 本を見るだけで、変な音が聞こえたら嫌だと思えてきて、最後まで読まずに即手放しました(すみません) フローリングとドアしかない家に住んでいれば大丈夫ですが、和室がある場合は注意が必要です。 ちなみに、同じ作者の屍鬼も、夜読むと必ず奴らに追いかけられる夢でした。冊数が多いため、毎日大変でしたが、最後まで読みました。 どうせなら、夢の世界で十二国記に行きたい。行けた事がない。なんでや。 | ||||
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怖さはあります。日常が、なんとなく怖くなります。 我々の家でも時折起こるであろう現象をホラーと結びつけています。 これが「置いておくのも嫌だ」等のコメントを産んでいる理由でしょう。 しかし、長い。とにかく進展が遅いです。なかなかページをめくる手が進みませんでした。 | ||||
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途中で読むのをやめたくなる…という種類の怖さではないです。淡々と進んでいきます。どちらかと言うと土地の歴史を探っていく、史料や聞き取りを続けていく作業です。それだけ。 でも怖い。 さらに昔はどうだったの?と知りたい気持ちを抑え切れなくなります。 「ある場所にこんな怖いことがあった」という話なら、それがどんなに恐ろしい話であっても、本を閉じてしまえばそれでおしまいだから良いのです。この本の恐ろしさは、「本を閉じたところから始まる」ところです。 ちなみに読了後に映画も見ましたが、こちらはびっくりするほどの駄作でした(笑) | ||||
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作品の中身についてはすでに他の方が十分述べられているので、ここでは穢れというものについて少し書いてみようかと思います。 この作品のタイトルにも含まれている「穢れ」という文字。 この単語を意識するときっていつでしょうか? たとえば葬式とか?若者だったら心霊スポットに行って穢れをもらってくる、なんてこともあるかも。 具体的に意識することってそんなにない。 しかし実はこの感覚、意外と我々日本人の中に染みついているものなんです。 子供の時の「バイキン」扱いや部落の人への扱いなど、他人を貶めるときにその感覚は顔を出します。 部落の元となった穢多非人という階級。そこにまさしくこの穢れという文字が含まれています。 子供たちは「バイキンを移した」として穢れを他人に移します。 ここでの言動は科学的見地から来たものではなく”なんだか汚れているもの”=穢れを移すのです。 子供なのにすでに穢れの感覚が根付いてるなんて不思議ですね。 穢れとは「空気」と同じく、日本の風土に根付いたものです。 そしてその穢れ思想は十年前の原発問題の時に強く発現しました。 放射性物質および被爆地に対する忌避反応に穢れ思想の一端を見ることができます。 今でしたら、co-vid19の流行から発したコロナウイルス及びそのワクチンに関する一連の忌避反応から見れるでしょう。 いつの間にか、あなたの近くにあるかもしれない穢れ。 少しでも身近に感じられたなら幸いです。 | ||||
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ほとんどの小説の映画化はめちゃくちゃつまらないのですが、これは原作も映画もおもしろいという珍しい作品。 ホラーというよりミステリー的な内容です。伏線もあったり、謎解きもあったり、とてもおもしろかったです。 小ネタのように入る怖い話も良かった。 | ||||
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