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残穢
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残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全160件 1~20 1/8ページ
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読んだ後は怖すぎてすぐ売ってしまいました。あの本から何もかもの禍々しい何かが発生しそうに感じて、呪いの人形や呪いの本の位置付けになった。もう忘れてしまったけど「怖すぎる小説」「所有したくない」感情だけ残ってます。 | ||||
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ホラーだがミステリ要素もあり、謎解き感覚でも読める。 | ||||
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非常に面白く、新しい視点がゾワゾワさせます〜しかし、後半はくどすぎたかな~疲れました〜怖さが、半減します〜 | ||||
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自分はずっとこええこえええと心の中で悲鳴を上げながら読んでいましたが、おそらくそれは「現実に起こったこと」として読んだからだと思います。 作り話と思って読むタイプの人はたぶん楽しめない気がします。 かといって本気にしすぎて「自分もこの本のせいで呪われたかも……」なんて気に病んでしまう人にもおすすめできません。 本筋とは関係ない寄り道が多いのですが、個人的にはそこが「自分もその場にいて話を聞いてる感」が出てて好きだし、起こる事件とか怪異とか気持ち悪いんだけど実際にありそうなレベルの気色悪さ、悲惨さで好きです。 落ちがないなんて言っている人がいますが謎は全部明かされたし、メインメンバーのうちの誰かが死んで終わり!とかじゃ安っぽすぎるじゃないですか? 個人的にはいかにも和製ホラーって感じのどろどろが詰まってて最初から最後まで面白かったです! | ||||
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大学生で一人暮らしする友人にあげると、とても怒られます。 | ||||
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住宅・土地に根付いているうえに、コロナよろしく感染して飛沫するクソ迷惑な怪異が主題となっているので、 読んでいて「自分も巻き込まれそう」と他人事でいられない感覚になります。 ただ、地の文の書き手である「作者」が常に冷静かつ淡々としているので、 怖いし気味が悪いけど、派手さ・動きに乏しいホラーだなという印象も受けます。 逆に言うとその「淡々とした語り・地味さ」にリアリティがある為、通常のホラー物がオーバーすぎて 嘘くさく感じてしまう人には刺さる作品だと思います。 個人的には「忌録」や「近畿地方の~」のように直球で怖さ演出してくる作品の方が おっかなく感じました。 | ||||
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怖い話と聞いて購入。怖いです。 | ||||
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幽霊の怖さは従来のホラー小説と変わらないが、ミステリー的な展開が気になり、一気に読んでしまった。 小野さんの作品では一番好きです。 | ||||
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なぜ私はこの本を買ったのかな?と思っています。タイトルが怖すぎていまだに本を開くことができません。『隣の家の少女』並に騙されたかったです。 読んだら追記したいです。 タイトルは星いつつです。震えあがりました。 | ||||
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怖さよりも、謎解きをしていく過程が面白くサクサクと読めた。 怪異の元凶が分かっていく過程はゾクゾクとして、読むのが止められなくて読み終わったのが夜中の0時近くになっていた。 これぞ日本ホラー、な要素満載で他にも買いて欲しいです。 怨念はちゃんと祓って祀らないと、いけません。平将門しかり菅原道真しかり崇徳院しかり、です。 最後に一つ。ちょうど佳境に入った場面を読んでいたところ「ガタっ!」と大きな音が隣の部屋から聞こえて(隣の部屋との襖は閉めていた。ちなみに畳の和室)心臓が止まるかと思った。(霊感なし、幽霊の類は信じない人間ですw) | ||||
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怪異が起こる理不尽さ、自分に起こり得るかもという身近さが怖さの最大演出だと思いますが、構成として土地や人の歴史を調べていく過程が大部分のため、原因が少しずつ紐解かれていく興味深さやおもしろさが勝ち、恐怖はあまり感じませんでした。 また、人が語る記憶の生々しさの描写からか、近年の怪異や現象は怖いと感じるのですが、どんどん遡るにつれて記録と事実と推察だけになるため、怖さは前半の方が強かったです。 怖がりたいという方には賛否あるでしょうが、自分のような理屈ホラー好きにはおすすめ。このレビューに共感した方は、同著者の「営繕かるかや怪異譚」もおすすめしたいです。 | ||||
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映画写真のカバーでないから購入したのに。 がっかりです。 | ||||
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全然怖くない/もの凄く怖い と、読んだ人によって意見が二分する本なのだと思います。私はとても怖かったです。この小説より怖い本に出会ったことがありません。 はっきりと怖いものが出てきて怖いことが起こる西洋的怖さではなく、じわじわと侵食してくるじめじめした日本的な怖さだと思います。 なので、どんなものを怖いと感じるかによるのでは。 普段から行間を味わう本の読み方をしている人はきっととても怖く感じます。 | ||||
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ホラー小説や実話怪談を読むのが好きです。 しかしあれを読みなれた方からすれば、この作品はかなり地味な展開かもしれません。 加門七海さんの「三角屋敷」や郷内さんの一連の著作は怖くて有名だと思いますが、「残穢」にはあれほど派手な怪異は起こりませんし、展開も非常にゆっくりです。 しかし実際、新居に怪異が起きて、管理人からは事故物件じゃないと言われたとする。新聞やネットを調べてもめぼしい事件は無い。だったら近所の人に昔の話を聞いてみよう。そういう流れになった時、どれほど近所の人からスピーディーに情報が集まるものか。 皆さん、あなたの隣の家、前は何が建ってました。その前は何でした。こう訊かれた時、あなたならどこまで遡れますか? 「町内の事を何もかも知っている長老」なんて便利な人は現れません。皆断片的な事しか知らない。最初は断片を集めて行くしか無い為、展開がゆっくりなのも仕方ないです。そこがリアルでもあります。 そして土地は分割されたり併合されたりするものです。今はマンション建ってるあの土地、昔は駐車場と◯◯家だった。いや駐車場になる前は□□家と△△家と◇◇家だった。いや元々は●●家と■■家だったのよ。 こんな感じでどんどん増えていく人人人家家家、もう頭が大変。しかし確かに土地ってそうだし。更に話を聞く中で繰り返し繰り返し耳にする似たような違うような怪異。これは偶然か因縁か。 前半、色んな人から話されるその人の人生、不思議な経験談、この辺の五里霧中感は読みどころです。怖い話というのは、全貌が解らない時が一番怖いんです。ここで投げ出さないで! うってかわって後半のジェットコースター感は圧巻。 Tさん母娘の過去が解った時には「出たあ!これが因縁かあ!解決ー!」と喜びました。 Mの事件が判明した時も、「よ、よーし、これで解決!!」と思いました。 Tが出てきた時は「大オチはこれかー、でもまあ怖いからいいや、あー面白かった、今度こそ解決ー!!」と思ったのに。 更に呪われた◯が登場した時は「…まだ何かあるの?」と嫌になり、舞台が◯◯になった時は「ひえええ」と疲れ果て、呪いの震源地から別ルートでも呪いが拡がってると解った時は「もうイヤあああ」ってなりました… | ||||
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一人暮らしを始めて3ヶ月ちょっと、ホームシックが頂点に達していた時、Twitterで『一人暮らしの人にオススメ!』との文言を見て深く考えずに購入。 とても面白かったです。読後はしばらく眠れなくなりました。 今では一人暮らしにも慣れ、平然とこの本を読み返せていますが、【一人暮らしを始めてすぐ】のタイミングに読むホラーとしては最高だと思っています。 | ||||
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他の方もレビューに書いてある様に同じ様な文章が続く為、読むのが辛かったです。 ただ、話しの内容に引き込まれてしまいすぐに読み切ってしまいました。 「鬼談百景」の本とはまた、違う恐さがありました。 補足ですが、想像力があると情景が浮かび、よりリアルになると思います。 | ||||
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就寝前に途中まで読みました。 夜中に、嫌な夢で目覚めたのですが、畳と襖が目に入っただけで動悸が激しくなり、その後目をつむっても、恐ろしい音が聞こえそうで、なかなか眠れませんでした。 本を見るだけで、変な音が聞こえたら嫌だと思えてきて、最後まで読まずに即手放しました(すみません) フローリングとドアしかない家に住んでいれば大丈夫ですが、和室がある場合は注意が必要です。 ちなみに、同じ作者の屍鬼も、夜読むと必ず奴らに追いかけられる夢でした。冊数が多いため、毎日大変でしたが、最後まで読みました。 どうせなら、夢の世界で十二国記に行きたい。行けた事がない。なんでや。 | ||||
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途中で読むのをやめたくなる…という種類の怖さではないです。淡々と進んでいきます。どちらかと言うと土地の歴史を探っていく、史料や聞き取りを続けていく作業です。それだけ。 でも怖い。 さらに昔はどうだったの?と知りたい気持ちを抑え切れなくなります。 「ある場所にこんな怖いことがあった」という話なら、それがどんなに恐ろしい話であっても、本を閉じてしまえばそれでおしまいだから良いのです。この本の恐ろしさは、「本を閉じたところから始まる」ところです。 ちなみに読了後に映画も見ましたが、こちらはびっくりするほどの駄作でした(笑) | ||||
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作品の中身についてはすでに他の方が十分述べられているので、ここでは穢れというものについて少し書いてみようかと思います。 この作品のタイトルにも含まれている「穢れ」という文字。 この単語を意識するときっていつでしょうか? たとえば葬式とか?若者だったら心霊スポットに行って穢れをもらってくる、なんてこともあるかも。 具体的に意識することってそんなにない。 しかし実はこの感覚、意外と我々日本人の中に染みついているものなんです。 子供の時の「バイキン」扱いや部落の人への扱いなど、他人を貶めるときにその感覚は顔を出します。 部落の元となった穢多非人という階級。そこにまさしくこの穢れという文字が含まれています。 子供たちは「バイキンを移した」として穢れを他人に移します。 ここでの言動は科学的見地から来たものではなく”なんだか汚れているもの”=穢れを移すのです。 子供なのにすでに穢れの感覚が根付いてるなんて不思議ですね。 穢れとは「空気」と同じく、日本の風土に根付いたものです。 そしてその穢れ思想は十年前の原発問題の時に強く発現しました。 放射性物質および被爆地に対する忌避反応に穢れ思想の一端を見ることができます。 今でしたら、co-vid19の流行から発したコロナウイルス及びそのワクチンに関する一連の忌避反応から見れるでしょう。 いつの間にか、あなたの近くにあるかもしれない穢れ。 少しでも身近に感じられたなら幸いです。 | ||||
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ほとんどの小説の映画化はめちゃくちゃつまらないのですが、これは原作も映画もおもしろいという珍しい作品。 ホラーというよりミステリー的な内容です。伏線もあったり、謎解きもあったり、とてもおもしろかったです。 小ネタのように入る怖い話も良かった。 | ||||
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