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残穢
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残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全300件 201~220 11/15ページ
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ネットで怖い小説の1位だったので購入した。どこが怖いのか全く分かりませんでした。 私の想像力が足りないのか?深夜の暗い部屋で読んだほうが良かったのか?効果音が無かったからか? 怖くなかっただけでなく、ストーリーの主旨もよく分からず。語りが怖い目に合うわけでも登場人物が悲惨な最期を遂げるわけでもなく淡々と話はすすむ。怪異の元凶が分かって終わる。え?それだけ?・・・いかんですわ。 文章は上手。くどいけど。十二国記は大好きだが、この本はまったく琴線に触れなかったですね。中古で購入したけど金返せと思いましたとさ。あ~ | ||||
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じわじわと起こる不思議な体験・・・徐々に謎に迫るドキドキ感。 映画化されるようですが、やはり小説が一番楽しめるような気がします。 見えない恐怖をジワジワと体験して欲しいです。 | ||||
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ネタバレありです。 その土地、またその土地に関わった物・人、あるいは怪談話そのものを媒体として穢れが伝染していく。遡れば穢れのある土地なんて珍しいものではなく、伝染する過程で二重三重にと穢れが残っていく。その穢れが人のよくない部分に触れ、また穢れは色濃くなっていく……。 と、怪談の仕組みを調査しながら穢れの仕組みを明らかにしていく過程はとても怖かったです。穢れを残した人物の一人一人のエピソードが生々しく、また穢れに影響された人物のエピソードもおどろおどろしかったです。現実とフィクションの境界を曖昧にしたドキュメンタリー風のタッチも、結末として何かしらの解決を提示しないのも良かったです。 ただ、奥山家探索のあたりから、怪談ものとして怖さを際立たせるに適したスケールを少し逸脱してしまったのか、リアリティが半減したように思えました。最後の廃墟探索で訪れた家屋の悲惨さは身震いしましたが、兼吉家までで滲み出ていた"身近にある怖さ"からは少し離れてしまったような気がします。(主観的に気になった程度ですので評価は文句なしの★5ですが) 「怪談そのものが穢れている場合がある」と警告を受けながら奥山家の話を聞くあたりは背筋がゾクゾクしました。読みなれている人からしたらメタ的な効果を狙いすぎだと思われるのかもしれませんが、もし奥山怪談を受けて主人公にも穢れが移った強い描写があったのなら、しばらくは寝られそうにありませんでした…。 | ||||
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すごく怖いとの触れ込みでしたが、全然怖くなかったです。 筆者に手紙を寄越した女性フリーライターの引っ越し先の部屋での怪異現象。 なぜこんな現象が?と二人で謎を探っていき、たどり着いた先は・・と言う話です。 ホラー小説ではありませんが、ルポとして読めば面白いと思います。 こういう事ってあるかもね、と思わせるものがありますね。 | ||||
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ホラー、ミステリ好きには物足りないと思います。まったく怖くないです。 小野先生独特の、序盤の淡々とした感じがずっと続いて終わる感じで、最後の数ページでもまだ期待して待っていたのですが、そのまま普通に終わってしまいました。 | ||||
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とあるマンションの一室、誰もいないはずの和室から、ときおりかすかに聞こえる、ぶらさがった着物の裾が畳を摺るような音。 過去に、娘の結婚式の当日に、礼装のまま首をくくった母親がいたらしい。 その怪異現象の謎をとくために、筆者らが地域の古老などの記憶や古い資料を頼りに、その地で何が起きたのか、過去をさかのぼって調べてゆく。 陰惨な事件が起きた旧家の歴史を逆からたどる。するとまた、その過去にはまた別の家族の没落の顛末が明らかになる。 この小説のもっとも恐ろしいのは、怪異現象ではなく、人生の没落の連鎖が、執拗なまでに過去にむかって反復してえがかれていること。 人間の歴史は没落の連鎖であることを実感する。自分自身もそこから免れられない。 どうあがいてもなるようにしかならないという無力感を伴う人生観が同伴者になること。 それがこの小説のもっともおそろしくて、もっともおもしろいところ。 | ||||
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実話もの怪談が大好きなので寝る前に必ず読んでも特に怖いという思いは残らない私なのですが、この本は読み終わったら「すぐに手元から離したい」と思うほどでした。表面的には衝撃的に怖い話ではないけれども、本能的に不安にさせられました。自分の住む場所は大丈夫か・・?この本から伝染しないのか・・? 欲を言えばもっと北九州にまつわる話を知りたかったです。でも知ったらもっと怖かったか・・・ もちろん読後すぐに売りに行きました。 | ||||
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話の展開がくどく長い。過去を振り返って行く展開なんだか、半分くらいの分量でいい。 怖さが後に残るので、ホデイーブロー的なホラー小説。 | ||||
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怖かったですが、小野不由美の小説は合わないようです。もう言い回しがくどくて 読むのがめんどくさくなってきます。 | ||||
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一度読んだだけですが、あまりの怖さに耐えられません。 大好きな小野不由美さんには大変申し訳ないですが、今週末にでも古本屋に売りに行きます…。 この本を手元に置いておくのは、あまりにも怖いから。 天井を見上げるのが怖い。 水道管を直視できない。 隣の部屋が怖い。 隙間が怖い。 私が住んでいる土地に、どんな歴史が刻まれてきたのかを考えるだけで怖い。 もちろん長い長い人類の歴史を考えると、そりゃ色々な事が起きているのは当然だよねと思いつつ…。 そっか。 「色々あったんだ」。 そこに気付かされてしまいました。 ああ嫌だ。 こんな事を考えなきゃいいのに、どうしても頭をよぎるのは良くない想像ばかりです。 確かに、この本は賛否両論だろうと思います。 いやむしろ、ハマらない方が良かったかも…。 私のように妄想癖がある人には、決してお勧めできません。 | ||||
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怪異現象の内容や、ストーリーの内容事態はそこそこ面白く、先が気になるのでなんとか読み進めることはできますが、 全体的に文書にまとまりがなく、読みづらい印象受けました。なので正直読んでて苦痛です。 あと、家の並びや入れ替わった住人の相関図など、わざわざ文で書かずに図を挿入する等の工夫があった方が、余計な文も省ける上に読み手にも分かりやすいので良かったのではと思います。 | ||||
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作家の私と、投稿者との交流と取材を通して展開するストーリー。 前半はまったく進展なくグダグダと進みますが、 中盤はいかにもなホラー系へと展開、 後半にかけての怒涛の展開はさすがは小野氏。 たいへん楽しませてもらいました。 こういう作品もいいですが、 十二国記の新しい話が読みたいです、個人的に。 | ||||
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怪異の原因が少しずつ見えてくる前半-中盤は、知らない土地に住んでいる一人暮らしの部屋では読みたくないと思っていた。が、後半場所が移ったらあまり怖くない。場所が重要ではなく、「モノ」で移動してきたからか。その物がどうして原因になったのか、その理由が「ヤバい家にあったから」というのがちょっと期待と違った。なぜその物が穢れの移動を可能にしたのか、その物がかなり重要なのかと思っていたが、最後は全然違う方向に行っていた(家の探索とか)。それに移動後はなんで物媒体ではなく土地、あるいは人媒体になったのかよくわからなかった。二重三重に感染するならなぜ同時に出ないのか、等色々消化不良になる作品だな、と思った。 | ||||
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パンチのあるキャッチコピーに、背筋がゾーッとするようなホラーを期待して購入したのですが、この本怖いですか?いくら待っても怖いシーンが訪れないので、、読み進めるのが苦痛になりました。死んだ人にいちいち「あーだこーだ」と理由を付けていたら、死者の霊魂でパンク状態です。もうこの手のホラーは古い感じがします。 | ||||
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余りにも・・つまらん。 一体いつまで我慢して読み続けたら怖くなるんだろうと、最後まで頑張ったが… そのまま終わってしまいました。 | ||||
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ホラー小説家である主人公のもとに送られてきた怪談話。内容はリビングの後の和室でさっさっと 擦るような音がする。それを発端に2001年から2008年まで7年も費やして大の大人が寄ってたかって 調査をする。 よくもまぁ仕事もあるのにマンションや団地の住人はおろか、土地の歴史を調べると嘯いてまで 過去に住んでいた人や知人、寺の住職や神社の管理者、以前建っていた家や工場の長屋の住人を 大学の後輩や先輩の作家も巻き込んで調べ上げて分かったのが、首を吊った女、嬰児殺し、 精神異常の男、炭坑で死んだ人々、およびそれに関するであろう現象。 登場人物は色々あったけどみんな元気です。終わり。 図書館で借りて読んだのですがお金を出して読んだならそちらの方が恐怖ですね。 他のレビューでヤマはあるがオチは無しとありますが、ヤマもありませんよ。 近所に住む○○さんの証言、以前住んでいた△△さんの証言、古くからその土地を 知る××さんの証言とどんどん年代を遡る。 それが最初から終わりまで延々と続く。だらだらした文章で中々読み進めない。 半分まで読んで飽きてどうしようもなかったが、最後は何かどんでん返しがあり 大変な恐怖を味わえる……そう期待して最後まで読んで裏切られた。 元凶は明治から大正時代に九州某所にあった炭坑であると推察される。 だがその話を聞いたり読んだりするだけで祟られるそうだ。だから詳しくは書けない。 興ざめである。 それなら最初から書かなければ良い。書くなら腹を括って書くべし。 | ||||
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穢れは残る、そして伝播する。 この世には決して触れてはいけない領域があるのだ。 ・・・・・ 作者(小野不由美)を思わせる主人公が思わぬことから関わってしまった強い伝播力を持つ「穢れ」とその顛末を私小説風ドキュメント体裁で描く怪異小説である。 劇的な展開は少なく読み進めるに従って淡々と(物語上の)事件や事実が積み重なっていく。それらは関連性がありそうではあるが、そうとは言い切れないもどかしさがある。読み手は主人公と同じように虚実の間で宙ぶらりんになっていくのだ。だが「穢れ」は確実に主人公周辺をじわじわと侵食しているようにも読み取れるのである。 この辺り、それぞれの出来事の描写が実に怖い。 私は読み進めるのを躊躇するほど怖かった。 過去一度でも「不可解」な出来事に遭遇した経験がある方なら判るであろう。自分なりに「虚妄」であると合理的に判断分類して記憶の片隅に押し込めたはずの「あれ」が皮膚感覚(鳥肌等)を伴って蘇ってくるのである。時には笑い話(異化)にしてまで忘れようとした「不可解」な体験が私にもあるのだ。 今も書きながら鳥肌である。 ある意味読み手を選ぶ作品だとは思う。ただ選ばれなかった方は幸せかもしれない。 何故なら、この物語は全て「実」であるかも、と思い始めなくて済むからだ。 ・・・・・ 「穢れ」は媒介を介しても伝播するのである。 | ||||
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今まで読んだことなかったのですが、ホラー作家としてはそこそこ有名な方らしく、且つ山本周五郎賞受賞!映画化もされるということで、興味本位で読んで見た。 ある土地の因果を現在から大正時代に遡っているいくスタイルは、なかなか新鮮で面白かったが、最後はしりつぼみな感じで終わり、正直「えっ、こんなオチ!」と思ってしまった。 このレビューをみていると小野作品は他の方が面白いらしいので、他の小野作品も今後読んでみたい。 今回のは凄く期待外れで残念。(期待が大きかっただけに) | ||||
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小野不由美より心霊現象の描写が上手い作家がいるだろうか。 晴着の女、赤子、謝る男性などなど、もうとにかく怖い。こんな現象が 我が家で起こったらどうしようと息をつめて読んでいく。 恐怖は209p前後、ある登場人物により「語るだけ・書くだけで障りがある ヤバイ怪談もある」と示される点でピークに達した。 が、それ以降が怖くない。あれよあれよという間に、読者の想像力の風船も しぼんでしまった。 怪奇現象の原因を、当初の舞台から遠く離れた一家に求めてしまうのは 怪談として少々飛躍しすぎていると感じてしまったからだろう。 怪異は時を越える・怪異は場所をこえる(人や物を介して移動する)、 この二つの条件に納得できても 両方同時におこるとなんとなく「胡散臭い」「こじつけっぽい」と思ってしまうのだ。 著者ならこの飛躍をうめ、読者を納得させる力技も持っていそうなのだが ここではあえて封印されているのか?なぜこのようなラストにしたのか疑問が残る。 また、登場人物が多いこと、同じ場所を巡って時代が前後することなどで 頭の整理をするのが大変なこともマイナス点の一つ。 営繕かるかやさんの方が余程面白く、怖かった。 | ||||
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明確な落ちがない。読み終えて、で、結局、何が言いたいの?と不完全燃焼でした。時間を返してほしい。 | ||||
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