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残穢
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残穢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全300件 1~20 1/15ページ
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読んだ後は怖すぎてすぐ売ってしまいました。あの本から何もかもの禍々しい何かが発生しそうに感じて、呪いの人形や呪いの本の位置付けになった。もう忘れてしまったけど「怖すぎる小説」「所有したくない」感情だけ残ってます。 | ||||
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ある部屋で起きた怪異をきっかけに、過去に遡りながらその土地にまつわる因縁を追うドキュメンタリー風のお話。 淡々とした「表記」が独特の湿り気を帯びていて「怖い」という人がいるのは理解できるのだが、私自身には極めて退屈だった。 盛り上がりもなく、捻りも予想外の展開やアクシデント、驚愕の真実などといった見せ場もない。 無個性な登場人物や記録上の過去の人名、地名、家名、建物名などが時代を遡りながら「無数」と言ってよいほど出てくるのだが、感情移入するほどの動きや事情、心理描写もないので覚えるのも追いかけるのも大変。 かつ覚えられなくても物語の大筋には大して影響がない。 「土地の穢」や「穢の伝染」なども目新しい話でもなく、正直中盤からページを進めるのが苦痛になってしまった。 基本的には途中で投げることはしないので最後まで目を通したが、とにかく「先が気にならない」のでキツかった… 不気味な湿度と肌寒い雰囲気感は確かにあるのですが「怖さ」はと言うと…大したことはありません。 「雰囲気」に酔えるかどうかで面白さは変わると思いますが、意外性とかストーリー性を重視する人、強い恐怖感やカタルシス、感情の揺さぶりなどを求める人にはお薦めしません。 | ||||
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ホラーだがミステリ要素もあり、謎解き感覚でも読める。 | ||||
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ちょっとだけネタバレ注意 自分の身にも降りかかりそうなリアルな怖さで中盤くらいまではのめり込んで読めた。 が、話が戦前に及ぶくらいから、似たような展開の連続に辟易し始め、途中久保さんの「もうやめにしませんか」っていうセリフに対して思わず「うん、俺もそう思う」と呟いてしまいました。 序盤〜中盤にかけて感じていた恐怖が吹き飛ぶくらい終盤読むのがしんどくて、別の意味で本棚に置きたくない作品になりました。 | ||||
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コロナやインフルに感染する人がいる、何ともない人がいる。 そのように、死霊の祟り(恨み?)に感染する人もいれば、感染しない人もいるということなのだろうと、さらっと説明されて、終り。 それなら、何でもありだなぁ(笑)。 読みにくいし、展開は退屈だし、それでも読みだしたので最後までたどりました。疲れました。 細かいツッコミどころは多々ありますが、とにかく、上記の一点だけ、何とかしてほしかったです。 マンション何号室の誰それさんとか、戸建てに住む誰それさんとか、引っ越していった誰それさんとか、苗字がいくつも出てきます。メモ取れ、ですか? 読者も苦労します(涙)。 それと、この土地はどのあたりにあると想像すべきなのか。 京都に住む主人公(作者)も調査に赴くから、京都からさほど遠方ではないらしい。だが、住人は東京との関係が深いらしい。大阪よりは東京に近い土地らしい。海岸線を持つ土地。空襲に見舞われた土地。福岡から嫁入った女性がいた(ま、縁談だから、どこからでも嫁入るでしょうが)。登場人物は標準語でしゃべっている(ま、関西を舞台にしても、関西弁を使わなくてもいいが)。 東京の西方近県で海に面しているとなると、神奈川・静岡、近くはないが愛知あたりか? どれも、ホラーっぽい土地とは思えないが、まあ、どこでもいいのでしょうね。 作者は細かく書いているが、かなりアバウト……。 | ||||
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非常に面白く、新しい視点がゾワゾワさせます〜しかし、後半はくどすぎたかな~疲れました〜怖さが、半減します〜 | ||||
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自分はずっとこええこえええと心の中で悲鳴を上げながら読んでいましたが、おそらくそれは「現実に起こったこと」として読んだからだと思います。 作り話と思って読むタイプの人はたぶん楽しめない気がします。 かといって本気にしすぎて「自分もこの本のせいで呪われたかも……」なんて気に病んでしまう人にもおすすめできません。 本筋とは関係ない寄り道が多いのですが、個人的にはそこが「自分もその場にいて話を聞いてる感」が出てて好きだし、起こる事件とか怪異とか気持ち悪いんだけど実際にありそうなレベルの気色悪さ、悲惨さで好きです。 落ちがないなんて言っている人がいますが謎は全部明かされたし、メインメンバーのうちの誰かが死んで終わり!とかじゃ安っぽすぎるじゃないですか? 個人的にはいかにも和製ホラーって感じのどろどろが詰まってて最初から最後まで面白かったです! | ||||
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いつ盛り上がるんだろう、もうすぐかな、流石にそろそろ、と思いながら読んでいたら最後まで何もなく終わった。「手元に置いておきたくない本」という触れ込みでしたが、何が?という感想。ぞっとするポイントが一つもない…絶賛している人は本当に最後まで読んだのか不思議に思うレベルで退屈な小説。 特に昔の土地や家系の話をひたすら長々綴っている中盤が苦痛でした。こんなに長々読まされる文章が無意味であるはずがない、きっと重要な伏線になるのだろうと思って真面目に読みましたが特にそういうこともなく。安易なホラー表現ではなく読者に余韻を感じさせるタイプのホラーだ、と言われればそうなのかもしれませんが、それにしたって「怖さ」がささやかすぎます。評判が良かったので期待しすぎたのが悪かったのかもしれません。 | ||||
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大学生で一人暮らしする友人にあげると、とても怒られます。 | ||||
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最初の方は、全身がゾクゾクする怖さがあり、話が進むと気味が悪くなってきます。 祟られるとどうしようもなく、無意識のうちに祟られることもあるとのかと思うと、無力さも感じます。 延喜式に似たような話があるとのことですので、古来からの感覚のひとつなのでしょう。 気力がているときに読んだほうがいいと思います。 | ||||
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他の星1の人の言うとおり、まったく怖くない。 ダラダラ「原因はこれじゃないか?」「いやでも違うかも」「そもそも気のせいかも」をずっと続けながら過去に遡っていくだけ。 特に何も起きない。 駄作を著名人にベタ誉めさせ、賞を獲らせたら愚民はどこまで騙されるんだろうという実験をしてるのかと思うぐらい。 | ||||
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住宅・土地に根付いているうえに、コロナよろしく感染して飛沫するクソ迷惑な怪異が主題となっているので、 読んでいて「自分も巻き込まれそう」と他人事でいられない感覚になります。 ただ、地の文の書き手である「作者」が常に冷静かつ淡々としているので、 怖いし気味が悪いけど、派手さ・動きに乏しいホラーだなという印象も受けます。 逆に言うとその「淡々とした語り・地味さ」にリアリティがある為、通常のホラー物がオーバーすぎて 嘘くさく感じてしまう人には刺さる作品だと思います。 個人的には「忌録」や「近畿地方の~」のように直球で怖さ演出してくる作品の方が おっかなく感じました。 | ||||
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怖い話と聞いて購入。怖いです。 | ||||
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テンポが悪い。話がなかなか進まない。どうでもいい解説を長々と読まされる。「湧いて出る」という表現 が単体か複数かなんてどうでもいい。短編集のひとつとしてまとめられる物を、長くダラダラと読まされた感じ。 個人的には好きになれない小説。 | ||||
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幽霊の怖さは従来のホラー小説と変わらないが、ミステリー的な展開が気になり、一気に読んでしまった。 小野さんの作品では一番好きです。 | ||||
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なぜ私はこの本を買ったのかな?と思っています。タイトルが怖すぎていまだに本を開くことができません。『隣の家の少女』並に騙されたかったです。 読んだら追記したいです。 タイトルは星いつつです。震えあがりました。 | ||||
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怖さよりも、謎解きをしていく過程が面白くサクサクと読めた。 怪異の元凶が分かっていく過程はゾクゾクとして、読むのが止められなくて読み終わったのが夜中の0時近くになっていた。 これぞ日本ホラー、な要素満載で他にも買いて欲しいです。 怨念はちゃんと祓って祀らないと、いけません。平将門しかり菅原道真しかり崇徳院しかり、です。 最後に一つ。ちょうど佳境に入った場面を読んでいたところ「ガタっ!」と大きな音が隣の部屋から聞こえて(隣の部屋との襖は閉めていた。ちなみに畳の和室)心臓が止まるかと思った。(霊感なし、幽霊の類は信じない人間ですw) | ||||
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怖いじゃなくて不気味。こういうのもありなのかもしれないけど、ホラー小説というより怪談チック。過去を追うのは面白いが、一つ一つの事象が広く浅くのめり込めない | ||||
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途中まではよかった。 後半はまったく違う方向に話が流れ、 無理矢理つなげていたが、 読む方はしらけまくりでした。 読む意味のない本です。 | ||||
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怪異が起こる理不尽さ、自分に起こり得るかもという身近さが怖さの最大演出だと思いますが、構成として土地や人の歴史を調べていく過程が大部分のため、原因が少しずつ紐解かれていく興味深さやおもしろさが勝ち、恐怖はあまり感じませんでした。 また、人が語る記憶の生々しさの描写からか、近年の怪異や現象は怖いと感じるのですが、どんどん遡るにつれて記録と事実と推察だけになるため、怖さは前半の方が強かったです。 怖がりたいという方には賛否あるでしょうが、自分のような理屈ホラー好きにはおすすめ。このレビューに共感した方は、同著者の「営繕かるかや怪異譚」もおすすめしたいです。 | ||||
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