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残穢



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【この小説が収録されている参考書籍】
残穢
残穢(ざんえ) (新潮文庫)

残穢の評価: 3.36/5点 レビュー 300件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全300件 221~240 12/15ページ
No.80:
(1pt)

熱帯夜にどうぞ戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる熱帯夜にどうぞ

熱帯夜にどうぞ何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編土地の歴史をたどる事故死ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編土地の歴史をたどる大風呂敷でなんかどうなのよねとにごわされる事故死自殺殺人嬰児殺がおきた土地の上のマンションのお部屋で起きる怪異現象大風呂敷でなんかどうなのよねとにごわされた
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.79:
(2pt)

ややこしく退屈で恐くない

描かれる怪異が、基本的に記録に書かれたものからの想像や人づての話だったりするので、全く恐くなく退屈です。
人間ドラマが省かれている点も物足りなさに拍車をかけているし、膨大な量の人名もかなりややこしい。

無惨な死に方をした者の怨念、本書でいうところの穢れが相手を選ばず感染し拡大していくという、どこかで聞いたようなこの設定。
これだと、現代の交通事情を考えれば当然海外にも広がっていく事になるし、日本だけで起こっている現象でもないはずなので、海外で発生したものが日本にも入って来るでしょう。
しかも、仮に人類が誕生して以来続いているものだとすると、自殺、殺人とは桁違いの無惨な大量死が発生する戦争も数限りなく起こっているので、地球上のあらゆる土地がこの穢れに汚染されているという事になります。
広島、長崎、東京などは、人も寄り付かない荒れ地になってるいるのではないかと。

発想が飛躍しすぎているかもしれないけど、一度こう思ってしまうと、ドキュメンタリー形式がかもし出していたリアリティーがとたんに姿を消してしまうのです。

率直に言って、山本周五郎賞受賞作の冠に値する作品ではありません。
もし、他にこの賞にふさわしい作品が無かったが故の今回の受賞だとしたら、日本の文学界の現状に不安を覚えてしまうのは自分だけでしょうか。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.78:
(2pt)

怪談実話の長いやつ

349ページの長編怪談。七年間の取材をもとにした、ドキュメンタリー風小説。あるマンションで起きた怪奇現象の謎を追う話である。
タイトルの「残穢」とは、無念のおもいを残した死の穢れが一定の場所にとどまることを指す言葉だ。そして、その穢れは、日本古来から「触穢」といって伝播するらしい。なんでも『延喜式』にも載っているそうだ。この穢れが伝播するという考えによって、マンションで起きた怪奇現象の原因が、そのマンション以外の場所から由来したことがわかった。
しかし、この死の穢れの伝播という考えを認めてしまうと、人身事故にあった電車に乗っている人は全員死の穢れを被り、その人たちが会社や学校に行くとそこが穢れてしまうことになるし、人身事故にあった電車が走ると、事故があった駅だけではなく、路線の駅が全部穢れてしまうことになる。そういうことを考えただけでも、穢れの伝播である「触穢」という概念は、古代の人々の移動範囲が狭かった時代の考えだということがわかるだろう。
解説によると、穢れやあるいは恐怖の伝播というテーマは、『呪怨』あたりから、Jホラーに取り入れられたらしい。
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4101240299
No.77:
(4pt)

逆では?

ミステリー好きなので、この異常事態の根っこは何なの?と謎を追っていく過程がおもしろかった。
ただ、穢れがウイルスの感染のように伝染していく、といったような話があったように思うが、これは逆ではないか、と思った。
感染症の要因がわからない昔の人が、感染症で次々に、死者に近い人から亡くなっていくのを目の当たりにして、穢れが伝染していく、と説明づけたのでは
ないかと思う。そりゃ、感染症にかかった人と一緒に食事をとったら感染しやすいわね。
忌引きが、なぜ「忌引き」と呼ばれるのか、この本を読んでわかったよ。忌まわしいということか。
遺族をいたわって、だと思っていたら、周りに感染させないためだったとは。
現代では、遺族をいたわって、という意味合いでしょうけれども。お通夜や葬式から帰った後の塩も、なくなりつつあるし。
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4101240299
No.76:
(5pt)

リアルに怖いです!

あまり怖くなかったとか、氏の他の作品の方が面白いとの声もあるが、私はこれは読んでいてリアルに、背筋がゾッとした。まるでノンフィクションのように、坦々とストーリーが展開してゆく。逆にそこがリアルで、もともと霊だとか、怨念だとか信じていない私でも、このような事ってあるかもと思えてきた。夜一人ぼっちで(妻が旅行で不在なんです。)読み始めたが、三分の一ほどで怖くなって止めて、酒飲んだ。で朝起きて、続きを読んだが、昼間でもなんか厭な感じに。タイトルの「残穢」の意味もよく理解出来ました。
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4101240299
No.75:
(3pt)

よく練られたお話ではある。

読み進めるにつれ、この話の肝である「穢」が拡散しすぎて、「怖い」より「やっかいだなぁ」と思いだし、それと同時に、ホラーというよりはドキュメンタリー小説を読んでるような気分になった。登場人物も多すぎですしね。でも、確かにこれを映像化したらどこまでも怖くできそうな気もする。ただ、最終的に「始まり」とされた事件も、実はさらに以前の穢れから派生したものかもしれませんね。なんであそこでケリがついたのかが不思議でした。底なし沼のように得体のしれない過去をにおわせた方が不気味なのに。ってか、日本って古代から穢れの文化があるわけで、その頃からの転移を考えたら、とうのむかしに国全体が穢れに沈んでますよね。
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4101240299
No.74:
(5pt)

映画化されるそうですね。

作者の他作品である十二国記のファンで、他の作品を読みたくて、図書館でたまたま手に取った作品がこれでした。
作者の元へ霊障(というのでしょうか)が起こるという投書があり、これを調査していくというストーリーです。
内容がホラーということは知ってはいたのですが、読み始めると、そのままそばに置くのが怖くなり(とはいえ、
読み進めるのも怖いというのはありましたが)読み続けました。
読んだ後、夜トイレにいけない、とかの後遺症はありませんでしたが、引越しの際に、お祓いが必要だなと思って
います。
残穢Amazon書評・レビュー:残穢より
4103970049
No.73:
(5pt)

ジャーナリスティック(?)な怪談

元来、この手の作品は、ジャンルとして好みではない ・・・ と言うか、告白すれば「夜、寝るのが怖くなる」ので手に取ることは稀ですが、本作品については、ジャーナリスティックなノンフィクション志向というジャンルの好みが、「寝るのが怖くなる」という問題を完全に押さえ込みました。それ程、堪能できました。

 ジャーナリストのように、じっくりと丁寧に事実(?)を追って行く主人公。日本の戦前戦後史を重ねたストーリー展開。怪談(と言って良いのか)をこうした手法で書き上げた著者の技量に脱帽という感じです。嗚呼、今夜も眠れそうにない。
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4101240299
No.72:
(1pt)

つまらなさすぎる・・・。

レビューを見て購入しました。

夜中に読んでても怖くないどころか、、、
つまんなくて、何度も寝てしまった(-_-;)

定価で購入していたら、暴れている所です(^_^;)
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.71:
(2pt)

因果は骨我身峠に行き着くのか?

死のケガレには強弱があり、強いケガレは人間やもの(家屋や刀)にくっついて強力に伝染するという本作の基本コンセプトは面白い。怪談体験の手紙を送ってきた女性読者と恐怖の怪奇現象の原因を探っていくなかで、著者はこの原則を確認する。
 そうして因果をたどり、時代を遡り、著者は最終的にある地方のある一族に起きた陰惨な事件に行き着く。

 しかし、その地方在住の作家が登場し、「こちらでは有名な話なんですが、ヤバすぎてそれについて書くことは封印されています、タタリがうつります」と言われたところで、物語を中途半端に終わらせてしまう。大半の読者が「ここまで引っ張ってきて、それはないだろう」と思ったのではないか。

 ところで、本書にはレビューがたくさんついているが、ざっと見たところ誰も野坂昭如の小説「骨我身峠死人葛」との近似に触れていないのが不思議だ。単に気づかないだけなのか、それとも・・・ 触れるのはタブーなのか?

 「骨我身峠」は、ある小炭坑のオーナー一家が因縁に導かれるように滅んでいく過程を描いた悪夢のような物語だが、たぶんモデルとなる一家・事件があり、野坂はそれに取材してフィクション化したのだろう。地獄を思わせる内容のおぞましさからして、元の事件の奥深さもかなりのものだったと想像される。
 「残穢」の描写から判断すると、著者が最後に行き着いたのは「骨我身峠」と同一の場所・一族・事件だったのではないか? 

 この推測が当たっているなら、封印を破り書いたときのタタリは酷いものになるだろう。著者の筆が鈍ったのもわかる気がする・・・ と言いたいところだが、野坂は書いたのだ、著者にも最後まで書いて欲しかった。 
 一体そこで何があったのか、書いて読者を震え上がらせて欲しかった。
 本作をホラーネタの集積に過ぎないと思った私の評価も、それなら違ったはずだ。それとも、これは私の思い過ごしに過ぎないのか?
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4101240299
No.70:
(1pt)

小野不由美にも外れがある

私は小野不由美の大ファンで彼女の本はマイナーなゲームエッセイも含めてすべて持っている。
どの本も面白く私の宝物です。
しかし、それでもこの本はおもしろくない
面白く無すぎて全部読めなかった
小野不由美にも外れがある
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4101240299
No.69:
(3pt)

読後に感じる居心地の悪さ

昨日アマゾンで購入して今読み終えました。
夏の暑さを紛らわす為にと思い休日に合わせて一気に読みましたが、読書中は余り怖さは感じませんでした。
しかし、相変わらず小野さんの作品は舞台設定がしっかり作りこまれていて没入感があり楽しめました。

作者ご自身がモデルの主人公が自身の読者からの手紙をきっかけに、あるマンションで起こる心霊現象と思われる事象の秘密を探っていくにつれて徐々に詳らかになる本当の恐怖。
この本当の恐怖を知った後こそこの小説の価値があるのだと思います。

読後、私は昔母から聞いた話を思い出しました。それは私の実家は小高い山の斜面の住宅地にありまして、その向かい側の別の小高い丘陵の上にも住宅地があります。昔母が今の土地を購入する時、向かいの住宅地も候補に上がったらしいのですがある「いわく」がその土地にあったので購入を辞めたとのことでした。
何でもそこは疫病患者の遺体や身元不明の遺体を埋葬するような土地だったらしく、その為母は敬遠したとのことでした。もちろんそのことについての真偽は定かではありませんが、どちらにしても日本という国は人が住む場所は限られていてもはや何も無い土地に新たに人が住みつくような場所は少ないでしょう。ですからかつてその土地で何があってもおかしくない訳です。

もちろん今私が住んでいるこの場所でさえも…。
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4101240299
No.68:
(3pt)

怖いけど最後は曖昧で終わる!

怪談、恐怖ものを扱っているのですが、最後がなんとなく曖昧な気がします。

怪奇現象の原因を探っていくストーリーなのですが、途中で(長久保さんの恐怖物を多数読んでいるせいか、)優秀な霊能者に一度視てもらったら、とツッコミを入れたくなります。

読み出すと途中でやめれないので、あまり夜遅くから読み出さない方が良いと思います。

正直、恐怖を感じて夜一人の時、読むのは怖いです。
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4101240299
No.67:
(5pt)

正当なホラー、正直怖かったです:;(∩'﹏`∩);:

小野不由美先生のホラーワールド全開!!
山本周五郎賞受賞作品です。
この世に未練を残した魂たちが次々と怪奇を起こして行く!
「怪奇は伝染するのか…?」まさに背筋が凍る展開する世界に貴方も足を踏み入れて見ませんか?
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4101240299
No.66:
(4pt)

不由美さんの真骨頂

屍鬼とは違う、このきめ細かい描写と怖さ、惹きこまれました。今度ご尊顔拝したい。
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4101240299
No.65:
(3pt)

私小説の味わい

作者本人に、平山夢明とか実名で出てくるので、まあ実話なのだろう。怖いかといえば、昔読んだ山岸涼子ほどでは全然ないのだが、最初のほうは帯とか、まあ道具立てのせいでわりと効く。あとのほうで赤ちゃんとか出てくると、わりあい普通。まあもとより心霊現象とかいうのはみな錯覚なので、現実の怖さというのはないけれど、こういうのは現実に怖いものとか腹のたつものを忘れるために良い(ので夜中にユーチューブで「閲覧注意」なんてのを観たりするのだが)。
 特段の落ちはなく、味わいのある私小説でした。
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No.64:
(5pt)

とても怖い本だった。

実話のような感じがして、こんなに怖い小説は初めてだった。屍鬼も怖かったが、この残穢ただひたすら恐かった。
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4101240299
No.63:
(1pt)

まったく怖くない。

少しも怖くなく話が終わってしまった。なんだ、これ?と言う感じだった。
山本周五郎賞を受賞しているらしいが、たぶんもっといい作品あったはずだ。授賞理由がわからない。
残穢Amazon書評・レビュー:残穢より
4103970049
No.62:
(5pt)

前評判通り、怖い・・・

怖い本が読みたくて。
小野不由美さん大好きなので信頼して購入。
期待を裏切らない内容でした。
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.61:
(1pt)

ひどい

いつか大きなオチがあるんだろうと思いましたが…残念すぎます。ひどいです。
しかし相変わらずの丁寧せ分かりやすい文章はさすがです…
残穢(ざんえ) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299

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