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舟を編む
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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全559件 161~180 9/28ページ
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冴えなかった主人公がいつの間にか信頼される中心人物に。奥さんの描写がもう少し欲しかった | ||||
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面白かったです。辞書はどのように作られているのか? 考えてもいなかった事でしたが、なるほど・・・そうね!?大変な月日と編集者、研究者やその周りの人達も絡んで作られたものなのだなあ~と少しだけだと思いますが解りました。 +辞書の用紙の事なども垣間見ることが出来ました。内容も堅苦しくなくほのぼのと。本屋大賞という事に惹かれましたが面白く、楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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好きな作家さんの本は一通り読まずにはいられないたちですが、三浦さんの本は「大好き」と「好きではない」のどちらかに振れてしまいます。なので、この本が話題になった当時、なかなか手を出せずにいました。しかし。ずっと気になっていました。 たまたまプライムリーディングで飯間浩明さんの「辞書を編む」を見つけて読んでみたのも、この作品を意識したタイトルだったからです。 実際に辞書を編纂された飯間さんの本を読んだ直後、もうためらわずに手に取ることができました。そして、その順番で良かったと思っています。そして、早速二冊の辞書を買ってしまいました。蔵書を整理しようと電子書籍に移行中なのに、紙の辞書を! 結果、一つの言葉を調べるときに、二冊の辞書を並べて引くことの面白さにハマっています。ああ、もっともっと、たくさんの辞書を並べてみたい! 辞書の編纂、言葉に取り憑かれた登場人物と、それに類する没頭型の人物、彼らを敬遠しつつ影響される人物のバランスが心地良く、世界がうんと広がりました。 | ||||
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国語辞典を作るというテーマが、「言葉」や「文字」が好きな人には、たまらなく面白いと思います。 そして、登場人物全員がとても魅力的。 優しい優しい読後感に浸れる作品です。 | ||||
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料理屋のシーンがすばらしい。 こんな思い出があれば、生きてゆける。 | ||||
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歴代の本屋大賞受賞作の中で唯一途中で断念しました。自分には合わなかったようで、面白さを感じませんでした。 | ||||
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面白かったです。 特筆すべきは、本来の辞書作りは(多くの刑事モノや医者モノがそうであるように)本作とは異なるのでしょうが、それでも辞書作りが膨大な年月をかけて完成に辿り着き、その瞬間から未完成に変わる…という1つの真実を、登場人物を通して見事に書き上げていると思います。 読み終えた後は、身近にある辞書の見方が変わりました。 | ||||
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本には、それぞれ好みがありますが、一気に読んでしまいました。 | ||||
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うーん…なんか…焦点の定まらない作品だったような…。「大渡海」が主人公と思えばいいのかもしれないけど、それぞれの登場人物の視点を順番に語り、時たま言葉や辞典についての賛辞にひたり…感動狙いな感じがプンプン鼻につく。ところどころ面白いと思う箇所があるのだけど、くどく長すぎ、これこそいい編集者が必要な作品という印象。勿体無い。恐らくドラマの方に合ってるのでは?文章は読みやすいし、設定は興味深いし、つまらないというほどでもなかったので、3つ星。 | ||||
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遅まきながら、実は不用品交換会で手に入れて読みました。一見変人に見える人物の十年を超える苦闘の末にようやく出来上がるのが大辞典というモンスターなのでしょうか。まるでパピルスの舟を編み上げるかのような地道な作業。言葉の一語一語のカードを積み上げることによってしか辞書というものは出来ないのだということがいまさらながらにわかりました。そして後半、たった一語の不備から、改めて欠損がないかどうかを確かめる泊まり込みの作業のエピソードには、どれほどの労力が払われているのかも思い知らされました。確かに地味な作業ではありますが、日本の国の大事な言葉を写し取るというまさに本当は国家的大事業を担っているのだということがよくわかりました。興味が尽きない実話に基づく小説だったなと思います。 | ||||
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2012年本屋大賞受賞作品ということで購入(失敗したくないのでどうしてもこういうきっかけに頼ってしまいます・・・)。 最近、読書していて、本当に作品を深く理解できているのか、と自分の軽薄さを怖く思うこともしばしば。そんな私でも読みながらツ~っと涙が。 当該作品においても、私にとっては少し硬い表現も散見されて、自分の理解が不安になることもありましたが、それでも伝わってくるんですよね。 辞書づくりというにわかには見当もつかない世界。しかし、一歩引いた目線からも世界が描かれ、グッと身近な感覚になります。そして、生活感ある登場人物の喜びや苦悩には普遍性を感じます。私は、西川さんの心情に特に共感しましたし、励まされたりもしました。 本作の登場人物は、ひとりひとりが丁寧に深く描かれ、後に有機的に結びついていく。同じ本屋大賞受賞作でも、登場人物についての考え方が少し異なるように思われる2005年受賞のよりも、コチラの方が私は好き。 文章のリズムもいい。映像や音楽はないのに、ストーリーの熱の上下を読み手に感じさせる。そういえば、どこかで読んだことのある文体だな、と思ったらも読んだことがあったのでした。 読み終えた後は言葉と辞書の見方がきっと変わります。 巻末の解説も素朴でよかった。最後のページの演出もシブい。 レビューだけ読んでネタバレして読んだつもりになってしまうことがもったいないくらい素晴らしい作品。おススメです。 | ||||
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つい最近DVDで映画を見て、原作に興味が湧き、本も読んでみました。 辞書がこんなにも大変な行程を経てつくられているのかと知り、その後はふと辞書を引いたときにも、なんだか感慨深いものが…。 映画を先に見てしまったけれど、キャスティング、結構適役な気がしました。とくに主人公の松田龍平さん♪ | ||||
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辞書を編むための長期間にわたる努力と苦労が淡々と掛かれておりこの作品にも辞書政策スタッフの経緯に感銘を受けました。 | ||||
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しをん先生は直木賞などもありますが、この舟を編むが一番のヒット作です。彼女は腕のいい良心的な作家さんですが、ヲタク腐女子の気があるので、エッセイは腐の気がない人は辞めておいた方がいいのもありますが、この作品は、本好きな方は楽しく読めるかと。舟は辞書、編むとは編集? 辞書を何年も時間をかけて作るという話です。主人公がまじめ(馬締)という名字で、本当に真面目堅物の、少しギャグ入ってますけど、本当に真剣に辞書という物に取り組む人々の話です。一見、チャラ男の西岡さんも意外と真面目で、メインキャラは、全員根は真面目です。多少、恋愛結婚の話もあり、馬締さんも西岡さんも、いい奥様をめとり、形は違えど幸せな家庭を築きます。馬締さんと奥様の香具矢さんは、王道の素敵な夫婦という感じですが、西岡夫妻は少し面白い。実は奥様の麗美さんが、外では化粧技術でまあ美人でも、素顔はおブスで。頭も性格もいい女性ですが。私のお気に入りの文 離れられずに今までずるずる続いてきたのは、好きだからだった。この世の何よりも俺を苛立たせる時があるのに、どうしても手放せない。手放したくない。麗美が好きだ。ブスだけどかわいい。 最後の、ブスだけどかわいい、に悶絶しました。麗美さんにとって、西岡さんは、安心して素顔をさらして信用できる男性で。主役の王道カップル以上に萌えました…。他の老夫婦もなかなかいい味を出していたり、100%のハッピーエンドではないですが、辞書はちゃんと出来上がり、救いのあるラストです。三浦しをん先生に興味のある方は、読んだ方がいい作品です | ||||
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温かく愛おしい気持ちにさせてくれる小説でした。 仕事とは地道で一躍飛びには進まない、進んでは戻りを繰り返して少しずつの進歩の故に完成があり、でも完成の後もまだまだ仕事はある。そんな全ての仕事がそうであり、辞書作りは、さらなる地道に、長きに渡り作り上げて行く作業なのだと初めて知りました。 登場人物の心理や発言も、登場人物のキャラクター通りで、どの登場人物にも感情移入できました。 辞書作りた対しても登場人物に対しても、どれだけの事を調べ綿密に計画し、作り上げて来たのかと思うほどに、とても濃く人間味あふれるステキな小説でした!! | ||||
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言葉について考える良い機会になりまし た。一気に読み進みました。 | ||||
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一度買って読み終わったので、BOOKOFFへ出したのですが、また欲しくなり2度買いしました。 勢いで 広辞苑第7版も買ってしまいました。 | ||||
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映画が面白かったので原作を手にしてみました。 人間と関わっていたい。 最近ではドラマの「校閲ガール」もそうでしたが、「校閲ガール」のルーツはもしかしたらこの本なのかも。 ただ、私は「言葉は生き物」だと思っています。 間違いだと知りながら「ら」抜き言葉も使いますし、意味が違うのを承知で「確信犯」と言ったりします。 | ||||
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「言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力に自覚的になってから、自分の心を探り、周囲の人の気持ちや考えを注意深く汲み取ろうとするようになった。」 「言葉という新しい武器を、真実の意味で手に入れようとしているところだった。」 初めての三浦しをんさんの作品。 登場人物がみんな人間らしくて、誠実で、好感を持てた。クライマックスは予想していたけど、それ以上に心に響きました。何か夢中になれることがあるというのは、生きていくなかで、その人自身にとっての大きな柱になるんだと思った。 同時に、言葉の持つ力について考えた。口下手だからといってコミュニケーションから逃げてはいけないと思った。言葉は扱うもの。人と通じるということは、かけがえのない、とても幸せなこと。言葉を思う通りに扱えなくて、コミュニケーションから逃げている自分は損をしていると感じた。もっともっと言葉を使いこなしたい。 | ||||
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今まで読んだ中で、1番斬新な本。改めて日本語の奥深さや素晴らしさを学べた本 | ||||
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