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舟を編む
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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全559件 101~120 6/28ページ
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想像していたよりも遥かに深く広い世界を知りました。細部まで行き届いた調査に感服しました。 | ||||
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迅速な対応でした。商品の状態も良かったです。 | ||||
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「舟を編む」が賞をとってから、気に掛けつつもなかなか読むタイミングを計りかねていた。 辞書編纂を題材にしている、と知っていたからだ。 内容におおよその当たりがついているだけに、言葉と膨大な資料に埋もれて進行していくであろう内容が重たい、のではないかと危惧していたのだ。 かつて辞書にはお世話になった世代だ。 しかし、実際にこの本を読むまで、あの薄い紙の中に、小さな宇宙が詰まっていたとは考えたことも無かった。 しかもどんなに使い込んでもあの一見柔な紙は破れることがなかった。 本の中で何度も繰り返されたメッセージがある。 それは、人は言葉無しに自分の思いを伝えられない。という余りに当たり前すぎて日常から抜け落ちていた事実である。 思いを乗せて運ぶ言葉を扱う辞書はそれだけに大切である。 辞書編纂は大海に笹舟でこぎ出していくようなチャレンジなのだ、と編纂者たちは気を引き締め、たとえ一語たりとも疎かにしない。かれらの熱意は読者を共感者としなければならない。 編纂者たちが自らに課した戒めである。 私の本に対する予想は半分当たっていたけれど、半分は異なっていた。 読了して、やはり読んで好かったと思わずにいられなかった。 変人と受け止められている主人公の性格設定が好ましく、彼を取り巻く人々にも好感が持てた。 下宿先の春日のアパートは昭和の匂いが満載だ。下駄箱、上がり框、共同炊事場、なによりも真っ直ぐのびた廊下の色が懐かしい。 ギシギシ音のする廊下の左右にドアーがあり総ての部屋が本で満たされている。 古びた社屋の編集部にも同じ匂いが漂う。 正に辞書編纂はこの環境でなくてはならない。 主人公と仲間たちの熱意無くしては、そして多くの人々のパワーを得なければ、言葉の舟を作り上げることは不可能だったろう。 重い内容を、コミカルにときに爽やかに描いた作者に拍手したい。 | ||||
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コロナ禍の現況にて、中古本の購入には抵抗があったものの、価格に魅せられ注文しました。がしかし、新品同様なる本を手にした瞬間、私の不安感は全て消え失せました。信頼のおける業者だと思います。 | ||||
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同じ時代を生きてきたせいもあるが、所々に自分の胸を打つセリフがあり胸が熱くなった。 小説は30年ぶりに読んだのだが、こんなに面白いものだったのだなと心躍らせて一気に読んでしまった。 三浦しをんの作品をこれからも読んでみたいと思わせる作品だった。 | ||||
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実につまらん作品だ | ||||
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三浦しおん氏といえば職業小説の名手、というのは北上次郎氏の評だけれど、それもむべなるかな。ニッチな分野を深く濃く掘った良作だった。 キャラクターも語り口もライトだけれど、決して薄くはなく、軽快でgood。何よりそこから立ち上がってくる辞書作りへのドラマは、仕事をする人間誰しもに通じる熱があって、多くの人々の共感を得る作品だと思う。 『愛なき世界』は個人的にピンと来なかったけれど、こちらはさすがに話題作だけあって非常に興味深く、おもしろかった。 | ||||
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最近、本作のアニメ版をみて、原作の小説を読み直しました。 ひとつの辞書作りに十数年を捧げた人たちの物語です。主人公の馬締光也と荒木、西岡、佐々木、岸辺、そして松本先生という辞書作りの話をメインに、馬締と林 香具矢との恋愛・結婚生活をサブに物語は進行していきます。 辞書作りの構想から完成までの工程をかなり詳しく紹介しています。著者は岩波書店の辞書編集部の人にインタビューしています。それに加えて、様々なインタビューや文献調査から得た辞書作りのノウハウは、多少誇張は入っているでしょうが、概ね正しいのでしょう。誇張していると思ったのは、辞書作りにかかわる人員の少なさ。実際はアルバイトだけでなく、社内での応援ももっとあったと思います。 個人的に難しいと思ったのは「語釈」。例えば「右」の定義ですが、下手に東西南北から導くと堂々巡りになるので、一工夫いります。「明」という字で「月」の方は、実在するある辞書での定義です。 もう一つは、辞書の厚さが決まっているところに、可能な限りの見出し語を入れるノウハウ。 紙の薄さと強さの両立、見出し語の選定(新語の採用は当然だが、死語の削除も必要)と語釈の簡潔化、さらに読みやすさのために、表示方法まで気を配らなければなりません。 「ものづくり」に多少は興味のある人ならジャンルは問わず、きっと満足できると思います。 | ||||
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今まで購入した中で、最もきれいな状態の本でした。 | ||||
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今や,言葉の意味を調べる時は,まずWikipediaにあたります.適当な語釈や,抜け漏れのある内容を目にすることもありますが,きっと誰かが後で直すのだろうと気に留めず,デジタルな便利さを享受する日常にすっかり慣れた今,紙の辞書を編纂するお話は,かえって新鮮でした. 抜け漏れのない見出し語,明解で矛盾のない語釈,ぱっと見開いた時のフォントや図面のレイアウトの美しさ,「ぬめり感」のある紙質に至るまで,ものすごい時間と労力の上に成り立っていることを知りました. さらに,私はこの本を読むまで,語釈がすぐ変化するからこそ辞書はデジタル化(かつオープン化)が必至であり,誰かが編纂した紙の本なんてアンティークのような贅沢品だと考えていました.でも,きっと,そんなことはないんですね. 言葉は日々変化するからこそ,ある時代,ある瞬間に切り取り,ある自由な立場にいる編者の統一した編集方針に従って一冊の本に収めるべく語釈を練り上げる.そうすることで,日本語という言葉の,さらには日本の現代文化の後ろ盾となるような「土台」ができあがる.それが我々の自由な思想やコミュニケーションの支えとなる.そんな価値に気付かされました. 辞書の話と聞いて,一見,難解そうな内容と思いましたが,魅力的なキャラクターたちの織り成すヒューマンドラマによって,一気に読めました.主人公もさることながら,私も,西岡(&麗美)が好きです. そして,波乱万丈ではないですが,辞書編纂というテーマに対して淡々とした脚本のようなストーリー展開も合っていると個人的に思いました. あれ,前回辞書引いたのっていつだったっけ...久々に「ぬめり感」を確かめてみたくなりました. | ||||
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日経新聞の読みたい本にあり、気になっていました。同様に載っていた『蜂蜜と遠雷』が今まで感じたのことのない、音を感じる本で、非常に面白かったです。 Amazonプライムで本作の映画があったので、飛びついて、見ました。空気感、ストーリー、俳優、時代の推移、カメラ等等素晴らしい映画でした。 アニメ化されそれも見ようと思いましたが、折角ならば映画をまた見ようと何度も見ました。 原作もいよいよ読みました。キャラクターが違いました。展開も少し違う。 空気感で映画の方が好きです。 紙会社の営業マンがより描かれ、大学教授とのやりとりは、小説の良いところ。オダギリさんが演じた西岡くんがいい役だったので、キャラクターは映画の方が良かった。 恋文の内容も掲載されて良いが、映画の恋文は違う内容のような気がします。 比較すると楽しめるように思います。 小説のスピンオフ的なエピソードはいいですが、ストーリーは映画の方が好きでした。 宮崎あおいさんの馬締くんへの返事は映画でなかなか惹きつける演技で一番好きなところ。小説のシーンも良いですが、映画の方がドラマチック。 辞書に対するイメージも世の中にかなり影響与えてので、いずれにしても、革新的な小説かもしれません。 | ||||
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5回は繰り返し読んでいます。ゆっくり丁寧で、でもしつこくない、ほっくりして文字好きにはたまりません。 | ||||
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満足している。 | ||||
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電子辞書を使うようになり、紙の辞書を久しくめくってないなと改めて気づきました。 言葉の意味を正しく知り、使いこなさなければならない立場にいるので、この物語はとても染み入りました。 | ||||
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普段、読書が苦手な私でも苦にならず読めた一冊です。 ありがとうございました。 | ||||
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検索したら星⭐️4.5との評価でしたが、個人的には3.5です | ||||
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辞書づくりは出版社が社の命運をかけた事業であると大学時代に聞いたことがありました。少なからず興味のある業種が題材になっていて、楽しく読みました。 | ||||
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全体的には読みやすく、また辞書を作る仕事のたいへんさ等初めて知った割には入り込み易かった事は作者の巧さだと思う。ただ、読み終え何故か『ああ、そうなんだ・・』だけで感動めいたものが出てこなかったのは僕だけなんだろうか? | ||||
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これは、出版社の辞書編集部を舞台にした物語です。辞書作りという、あまり馴染みのない題材だったので、最初は難しい印象がありましたが、主人公の強烈なキャラクターと、それに負けず劣らずの個性的な登場人物とのやりとりが非常に面白く、すぐに物語に夢中になりました。 辞書作りに人生の全てを捧げてきた定年間近の男性社員、荒木。後継者を探していた彼が、営業部で浮いた存在だった馬締光也と出会ったところから物語は動き出します。馬締を迎えた辞書編集部は、彼の真面目過ぎて、エキセントリックな対応ばかりする姿に不安になりながらも、言葉への鋭いセンスにほのかな期待を持ち始めます。そして、いよいよ辞書編集部は、〈大渡海〉という新しい辞書の完成へ向け漕ぎ出すのでした。 作中では「一つのことだけに熱中している人々」がよく登場します。一つのものを深く深く愛しているから、つい人との関わりが苦手になってしまう。それでも、自分たちの作るものを待ち望んでくれている人たちの為に、人と向き合い、協力し完成させようと努力する。この物語は、そのような不器用ながらもプロ意識を忘れない人々への敬意と愛情が、満ち溢れています。 言葉とは不思議なものです。言葉は想いを形にし人と人とをつなげる力を持っています。しかし、その言葉に造詣が深い主人公でも、実際のコミュニケーションではうまくいかないことばかりです。それでも、不器用ながらも誰かに想いを伝えようとする。辞書は、そういった人々の気持ちを応援する存在なのかなと感じました。 人とつながる自信を持ちたい、言葉のもつ力を信じたいと思う人に是非とも読んでもらいたい物語です。 | ||||
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ほっこりしたお話でした。 西岡くんが好きだったな | ||||
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