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舟を編む



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【この小説が収録されている参考書籍】
舟を編む

舟を編むの評価: 4.14/5点 レビュー 559件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全559件 81~100 5/28ページ
No.479:
(5pt)

面白かった

こんなストーリーとは甚だ想像もせず読み始めたらとても面白かった。辞書にかける人々の思い、その周囲の人々の協力。言葉の奥深さ。読んだ後とても幸せな気持ちになれました。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.478:
(5pt)

辞書作りの大変さ

荒木公平は編集者である。大手出版社の玄武書房で辞書の編集を担当している。もともと言葉に興味があり、中学の入学祝いに叔父から岩波国語辞典をもらってから辞書が大好きになった。引いていくうちに、辞書が万能ではないと知ったが、それでますます愛着が湧いた。荒木にとっては辞書が全てだった。

その荒木も定年が近く、自分の後を継いでくれる後輩を探していた。その人物は第一営業部にいる、馬締(まじめ)光也だ。入社3年目の27歳である。荒木から見て、辞書編集の才能はありそうだが、やることがトンチンカンで営業部では評価されていない。何しろ、荒木の担当している辞書「大渡海」を手伝ってほしいと言われてクリスタルキングの「大都会」を歌い出すくらいである。そんな馬締も人並みに恋をする。相手は馬締と同じ下宿に引っ越してきた林香具矢(かぐや)と言う女性である。馬締の歓迎会で荒木と「大渡海」の監修者、松本先生はこう言う。「辞書は、言葉の海を渡る船だ。海を渡るにふさわしい舟を編む」という思いを込めて「大渡海」と名付けたと。

「大渡海」の見出し語は約23万語。ことわざや専門用語、固有名詞も収録し、百科事典としても活用できるようにする予定である。

馬締が辞書編集者として働き出したころ、同僚の西岡が、「大渡海」の作成を中止するという話を耳にする。困惑した2人は、各分野の先生に辞書原稿を書いてもらいたいと頼むことにする。その後、定年になった荒木が会社の役員と話し合い、「玄武学習国語辞典」の改訂を行えば「大渡海」の企画を続行するという言質を取った。

しかし近々、西岡が別の部署に異動になる予定だ。後のメンバーは全員正社員ではない。つまり、馬締が1人でほとんどの仕事をこなさなければならないということである。果たして、馬締は辞書を完成させることができるのか?

辞書を作る大変さがよく分かる本である。まず「用例採集カード」を作り、それをもとに収録する見出し語を選定する。次に「執筆要項」を作る。辞書は50人以上が原稿を書いて完成するので、具体例を挙げて盛り込む情報、何文字で書くか、文体などを示す。手間だけでなく、金もかかる。5回も校正したりするからだ。

この作品で辞書作りに関わる人には変人が多い。しかしフィクションとはいえ、辞書作りをする人たちの情熱と真摯な姿勢に心を打たれる。同じ言葉を扱う仕事をしている者として、もう少し慎重に仕事をしなければと思わされた読書だった。
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No.477:
(1pt)

深みがない

文章が全体的にクサイです。綺麗な感情をこうもどストレートに表現されると、読む気が失せてしまいます。
それにストーリーが大変つまらないです。登場人物は良い人ばかりで面白みがないし、展開が想像の範疇を少しも超えてきません。都合が良すぎます。
本屋大賞は当たり外れが激しいなと感じました。
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No.476:
(3pt)

単調すぎてもう一歩

辞書編纂にかける部署の人達の戦いを描いた作品ですが、いかんせん単調。予想通りの事しか起こらず、登場人物の掘り下げも弱い。

まず西岡の存在が中途半端で異動による途中退場の意義も薄いし、岸辺が異動になった理由も辞書編纂にのめり込むまでの葛藤も描き切れていない。
香具矢の存在も、主人公とのやりとりも軽薄。松本先生の最期も取ってつけた様に歪つ。
荒木から馬締への事業の継承と言う物語の本筋も、そもそも荒木が部署に残っていて曖昧。

読後感は悪くないですが、これが本屋大賞ねぇ、と言う感想です。
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No.475:
(5pt)

辞書を作る!

辞書を作る物語です。
自分には関わりのないストーリーで見入ってしまいました。たまにギャグがあり、プッと笑ってしまいます。たまに涙が出てしまう時もあります。
沢山の方々からのお勧めだったので読み出しました。私もお勧めの一冊です♪
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No.474:
(5pt)

言葉にかける熱意に感動

非常に淡々としているようで、熱のこもった文体。気がつくと読了していました。15年の歳月を経て完成した大渡海。辞書作りの困難さと素晴らしさに感動しました。
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No.473:
(3pt)

セリフに現実味が薄い

ずっと前から大評判の本だし、辞書作りの話だと言うので、語学畑の私は感動するかもしれない、と思って読んだ。題材は素晴らしいし、辞書作りに命を懸ける人、それを支える人様々なキャラクターの配置も著者のすぐれた手腕をうかがわせる。また笑わせる表現もほのぼのとしている上に巧み。(エレベーター観察の趣味とか、 マーライオンのようにとか---数々)
 そのうえで言うが私には感動できる本ではなかった。登場人物達の振る舞いが「なんぼ浮世離れした性格でもここで会社の人に対してこういう行動は取り得ないよなあ」とか「なんぼチャラけた人でも実際はこういうセリフは絶対言わないだろう」とか気になってしまって小説の中に没入していけなかった。
一言でいうと描かれている人間がいかにも作り物っぽいと感じた。
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No.472:
(1pt)

はじめて感じた文章の不協和音

言葉を題材にした作品だからか、文章表現が少し特殊でした。

簡単に表現出来ることでも、わざわざ堅い表現に言い換えている感があるというか…。
良く言えばこだわりがある、悪く言えば中二病臭い。

しかも全体的な文調はラノベのようなうす軽さだから始末が悪い。
軽い文調の中に放り込まれた堅い特殊な表現が浮いており、実にミスマッチで気持ち悪かった。

本当は知識なんてないのに、なんとかこまっしゃくれた表現に見せるべく、いちいち類義語辞典で難しい単語を探してニュアンス無視で変換しているかのような印象を受けました。

終始作者に「どう?この表現どう?」と言われているような気がして入り込めませんでした。
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No.471:
(4pt)

時間と労力

小説だけど本書を読んで辞書作りにかかる多大な時間と労力を知りました。
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No.470:
(3pt)

新品?

以前図書館で借りて面白かったので購入しました。
新品を選んで買いましたが小口やカバーに傷がついていたり色が取れていたりして残念に思いました。
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No.469:
(5pt)

日新聞新聞の土曜版で紹介されて

ことばにとっても敏感な友人へプレゼントをしました。とっプレゼントしてよかったなと思いました。プレゼントしてよかったなと思いました。
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No.468:
(5pt)

最高です!

面白かった!丁寧に言葉が紡がれていて、文字を追うのがとても心地よかったです。個性的な登場人物たちの心の機微もよく描かれていて、声を出して笑いました。
作者の言葉に対する愛情がよく感じられました☆
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No.467:
(5pt)

辞書

辞書というものの見方が変わりました。私の周りに、最初から当たり前にありましたが、良く考えれば誰かが作っているんだという当たり前のことに、はっとさせられました。ありがとうございます。
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No.466:
(5pt)

辞書作りを業とする人

ふねをあむ【舟を編む】 三浦しをん作のラブコメ小説・仕事小説。馬締光也という大ボケ担当の主人公にみんなでツッコミまくるという構成。その他変人多数登場。相棒役の西岡もいい。「―にあふれる言葉への愛/―を思わず二度読みする/―の『大渡海』が欲しい」
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No.465:
(2pt)

題材は面白いが…

タイトル通り、題材は面白い。しかしながら、如何せん癖が強い。
読み進めにくい訳では無い。テンポが悪い訳でも無い。ただ、作者のセンスが良くも悪くも特徴的なため、人を選ぶ作品に思える。
ハマる人にはハマるのだろうが、私には合わなかった。
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No.464:
(5pt)

感動しました。

ウェザーニュースの檜山沙耶キャスターがお勧めとのことで読んで見ました。温かな人たちの小さなドラマと思いました。しかし、一人一人の人生を考えた場合はとても大きなドラマと思います。人の繋がりを感じる素晴らしいドラマです。
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No.463:
(5pt)

もう一度モノづくりについて考えさせてくれる

2012年本屋大賞受賞作。辞書編纂を題材にしているので「きっとお硬い本なのだろう」と思っていたがそうではなく割と現代風だった。ちょっと変わった辞書編集者の主人公の辞書完成までの物語といえばありきたりだが、モノづくりに対する真摯な姿勢の大切さが語られていた。予算には制限があるが、負の品質基準や負の情報過多が、いかにモノづくりを劣化させ、携わる人の意気さえ劣化させているかが垣間見え、それ故その反動からよく読まれた本なのだろう。主人公含め極めた人々が登場するこの本は、もう一度モノづくりについて考えさせてくれる。
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No.462:
(2pt)

全文じゃなかった

特設サイトで恋文全文収録って書いてあったので購入したのですが…。
一番面白そうなところが(中略)ってなってました。
帯には「(?)」って書いてありますが、購入したからわかったわけで。
がっかりです。
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No.461:
(5pt)

辞書は手間暇を考えるととても安い

作中に登場する『日本国語大辞典』は、国語学や国文学(近代・古典を含めて)を研究する者にはなくてはならない辞典だ。私が学生の頃、ちょうど縮刷版が発売されたので親に無理を言って買ってもらった。全20巻を10巻に縮小して(当然、作品中にあるように改訂もされて)78,000円で売り出された。貧乏な地方の国立大学生だった私には天文学的な数字に思えたが、それでも親は渋々ながら買ってくれた。
 国語学の授業でも古典文学の授業でも、近代文学の授業でもこの辞書は必ず出番が回ってきた。もちろん、大学には持って行けないので自分のアパートでメモしたことを参考に演習での発表やレポートの作成に利用した。学生時代の後半になって、教授の著作の手伝い(私の担当はほんの一部だったが)をしたのだが、わずかなページを作るのにおそろしく手間がかかった。国語学の本だったので、ことばを集めたカード(これも作品中に登場する)を山のように抱え、教授の研究室でうんうんうなっていたものだった。それなのに、『日本国語大辞典』はあの分量であの価格とは信じられなかった。
 小学館は『オバケのQ太郎』で本社ビルを建て、『ドラえもん』で儲けたお金で『日本国語大辞典』を作ったという噂は本当なのかもしれない。日本の言語文化に貢献するために儲けをつぎ込む。なかなかできることではない。辞書だけではなく、書籍はどれをとっても安いものだと私は思う。1ページでもいいから発売され本のページを担当してみればわかると思う。そうすれば、本を万引きしようなどという文化の破壊行動を起こす気持ちはなくなるはずだ。
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No.460:
(5pt)

満足

中古で購入しましたが、新品のように綺麗な状態でした。内容も面白かったから、大満足ですね
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