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舟を編む
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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全559件 241~260 13/28ページ
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話の構造が冲方とうの『天地明察』に似ていると思った。 新しい暦を作るというプロジェクトが新しい辞書を作るというプロジェクトに変わっただけ。 起承転結がはっきりしていて読みやすかった、分かり易かった。 | ||||
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映画を見て読みました。 辞書作りの苦労が伝わってきて、とても好きな作品です。 | ||||
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映画はみておりませんが、書籍としてとても面白かったです。 満足。 詳細はあえて語りません。 | ||||
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DVDを観たら読みたくなり購入しました。 久しぶりの活字でしたが、先が楽しみになる内容で飽きさせません。 物語としては、淡々としているのですが、普段の生活の中にあるドラマに親近感も湧き、読み終えた後、静かに一艘の舟を降りた気分になりました。 | ||||
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スレがちょっと。。帯も付かない。いいと言った方がいい。でもいい匂い。 | ||||
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紙であっても電子であっても、まず言葉の定義をしなければなりません。言葉の海に漕ぎ出す舟を編む。いいタイトルです。 | ||||
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色んな方が色々な形で"大渡海"という辞書の制作に関わっていく。主役が変わって行くのが、面白かった。 どんな仕事でも"命をかける"人たちっていらっしゃるんですね。 | ||||
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まちに待った文庫本。 期待通りでした。 三浦しをんさんの作品は半分くらい読んでいますが、 この作品も大好きになりました! | ||||
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さらっと読めて、読後感も良いです。 読んだあとは、辞書をめくりたい気持ちになります。私の好きな所は、 「言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力」 です。言葉を大事にしていきたいな、と思いました。スキマ時間にさらっと読めて、読んだあとはほっこりする、そんな本です! | ||||
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こういう仕事もあるんですねー。勉強になりました。DVDも併せて観てみたくなりました。 | ||||
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映画を観てから、原作を読みました。映画では俳優さん達が登場人物を魅力的に見せ、原作より人物像を膨らませていたと感じます。 確かにライトノベル的表現をあちこちに感じます。もともとの掲載誌が20、30代向けのファッション雑誌だからなのでしょうか? 映画が良かったので原作を読みたいと思い、「本屋大賞」も受賞してるし原作はどうなんだろう?と思い読みましたが・・・単純に面白かったです。 私は出版社勤務(編集部)の経験がありますが、読んでいて大手総合出版社の社員の雰囲気や職場(建物特に旧館)の感じを思い出すところがあります。 出版社にはもともと本好きが多く、馬締君のような人間会社にもいたな。可哀想に営業部に配属なんて・・・、人事部が悪いですよね。西岡さんのような社員もいました。一見器用そうなんだけど、じつは不器用。でもやる時はきちっと決める先輩で・・・、一緒にいて窮屈じゃないところが後輩には有り難い。 荒木さんは大先輩。新人時代に荒木さんのような方から仕事の基本や、会社って所を酒の席などで教えて貰う。松本先生は社外の人だけど、会社にとっては「大事な人材」。佐々木さんは協力会社のベテラン担当者って感じです。業界は違ってもどこの職場にもいるような、どこか親しみを感じる登場人物。本の編集(辞書は特別区です)に興味のある方は他の本を勧めますが、一般的かどうかは疑問です。 | ||||
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2012年の本屋大賞受賞作。遅ればせながら読みました。三浦さんの作品を読むのも初めてです。 愛すべき「変人」達が辞書作りに異常なまでの情熱を捧げる物語でした。ことばの意味の定義づけ(語釈)をああでもない、こうでもないと議論しまくる人々。新しいことばの採集(用例採集カード)を常に手放さずにいる人々。玄武書房の辞書編集部が舞台ですが、印刷社の面々もまた、紙への情熱が半端ない(ぬめり感がどうしたとか……)のです。 一冊の辞書が無事出来るまでの、そんな沢山の人々の「本気」がこのお話には詰まっています。「ああ、社会って、こんな色んな人の『本気』で回ってるんだよなあ」としみじみ感じるのです。そして、三浦さんの登場人物への眼差しは温かく、嫉妬あり、友情ありで時にはコミカルに、そしてみんな愛らしく魅力的に描かれているのです。 作中の台詞にもありましたが、私も辞書の違いなんて分からず、みんな同じに見えていました(失礼な)。なので、「辞書の話」と聞いた時に、「難しそうだなあ」と感じたのですが、そこは作者の腕の見せ所、詳細ながらも記述は分かり易く、とても読み易かったです。ちょっと草食系男子の恋愛事情なんかも入ってたりして。今までまったく未知の世界だった、「辞書づくり」の現場へと、スッと入っていって、登場人物達と一緒になって、辞書作りと格闘するような気分で読めます。 普段あまり小説を読まないような、若い世代にもオススメな一冊です。読み終わったらきっと、今まで気に留めなかった紙質とか装丁とかが気になって、変人の仲間入りが出来るかも(笑)。 | ||||
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辞書編纂の長い年月を登場人物たちの私生活の移ろいとともに綴った一冊です。読んでみて、人の一生の短さと、その中でやり遂げたことを持つ事の幸せとがひしひしと伝わってきて、自分とも重ねて読んでしまいました。文体も読みやすく、辞書のイメージとは違ってくだけた内容です。オススメです。 | ||||
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これまで以上に辞書に愛着が持てるようになりました。満足しています。 | ||||
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2012年の本屋大賞に選ばれている。最近、書店員たちが投票で選出するこの本屋大賞が注目を集めている。いわゆる本のセミプロたちが選ぶのだから、ハズレはないだろうと思い読んでみた。 「辞書」を「舟」に例え、「編纂」を「編む」と表現する。こうして『船を編む』というタイトルが生まれたのだろう。さすが言葉を操ることを仕事にしている人の表現だ。荒木と馬締の会話で 「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」 「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める」 「海を渡るにふさわしい舟を編む」 というやり取りがあるが、ここでタイトルの『舟を編む』の意味をさり気なく説明している。なかなか心憎い演出だと思う。 私は日頃から言葉にも辞書にも多少興味があったので、この小説にはいきなり引き込まれた。途中で出てくる言葉の解説には、実際にいちいち辞書を引いてみる始末だ。手元にある広辞苑、大辞泉、明鏡国語辞典、そして漢字源だ。今はデジタル化され、電子辞書が普及したおかげで、楽に辞書が引ける時代になった。それでも辞書になるまでには、このような地道な作業が必要なのだろう。最後には『大渡海』が完成し、辞書編集部の息づかいが伝わってくるような感動を覚えた。 読み終えて本を閉じたら、本書『船を編む』が『大渡海』を意識した装丁になっていることに初めて気付いた。最初見たときは、なんか変わった装丁だなと思ったが、それを意識していたのだ。あらためて納得した。 | ||||
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文庫本の装丁が大変素敵で、衝動買いしました。それから、しばらく経ってから読みましたが、内容が軽くても問題ない。やはり本の装丁がよい。素晴らしい。末永く手元に置いておきたい1冊だと思いました。ただ、内容については、好悪が大きく分かれることも頷けます。読者にとって、リトマス試験紙のような恰好の文章が本書の中にあります。インスタントラーメン「ヌッポロ一番 しょうゆ味」の説明書き。~「五百リッターの水は沸点まで到達します」「投入した麺をほぐすがよい」「卵、ネギ、ハムなどお好みです」といった調子である。~ この偽物臭が漂う文章を見て、「なんだ、この日本語は、馬鹿だぜ、ギャハハ」と思うか、主人公の馬締光也のように、文章から真剣さが伝わるので気に入った、となるかどうか。私の場合は、なにしろ本の装丁が気に入っているので、あばたもえくぼの調子で、すっかり気に入ってしまいました。要するに、この本は、美人なんだけど、ちょっとだけ軽くてずれている。でも、そこがまたかわいくもある。そんな感想を抱いた次第です。 | ||||
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期待が大きかったので、思ったほどはおもしろくなかったが、 映画よりは面白かった。映画にはないエピソードがある。 観覧車にかんする考察が面白かった。 | ||||
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世評とは大きく異なり、読後にガッカリ感、いや違和感さえ覚える薄っぺらな駄作。辞書編纂作業<過程>の詳細・困難さを知りたい読者と共に、実際に辞書編纂に携わっている方々を愚弄するかの様な内容である。辞書編纂の中心となる変人の主人公の名前が馬締(まじめ)、その超美人妻の名前が香具矢(かぐや)、辞書の名前が大渡海(大都会、馬締が「大都会」を歌うシーンさえある)というネーミングもさる事ながら、対人関係が苦手な筈の馬締が香具矢をアッサリとモノにしてしまうその<過程>も全く描かれていない点が本作の"お手軽性"を象徴している。読者としては、辞書編纂作業<過程>の詳細・困難さ、対人関係が苦手な馬締がチームを統率するまでの人間的成長<過程>を知りたいのに、それを「空白の10年」で済ませてしまう作者の神経には呆れ果ててしまった。これなら、テーマは辞書編纂に限らず、「モノづくり」に関するものなら何でも良かったのではないか。 仕事小説だから、ストイックに書けという訳ではないが、本作の場合は恋愛とユーモア味とに比重が置かれ過ぎていて、読後、「これって、ラブ・コメだったのか」という素朴な印象を覚えた。これが違和感の正体である。同じ仕事小説でも、「神去なあなあ日常」の場合は林業に関する相当量の取材の跡を感じたが、本作からはそれを全く感じなかった。素人の私でさえ、辞書編纂に関する新しい知識を本作から全く得られなかった。舞台が出版社という事もあって、"お手軽"に執筆出来ると、作者は錯覚してしまったのではないか。また、(主に恋愛関係の)辞書の見出しがあって、それに語義が続くという形式の記述が何頁かに出て来るが、これは赤瀬川原平氏「新解さんの謎」とソックリではないか。工夫も努力の跡も見られない期待外れの作品である。 | ||||
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とても楽しみにしていた作品ですので、すばやく対応して頂きありがとうございました。中古本ですが状態は良く丁寧に梱包されており満足です。早速読みます。 | ||||
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辞書を作るという渋いテーマを読みやすくしようとしてなのか、なんかキャラクター設定が少女漫画チックだし、展開が都合よすぎるし、作中の出来事が陳腐だと感じてしまった。 さらっと読むには全く問題なく楽しめる作品で、「読まない方がいいかな?」と聞かれたら「気軽に読めるし普通に面白いよ」と言いますが、三浦しをん作品と考えると他にオススメはたくさんあると思います。 | ||||
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