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舟を編む
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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全559件 381~400 20/28ページ
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久しぶりに読みふけりました。しかし考えることなくすらすらとです。本屋大賞とは直木賞と同程度ですね。 | ||||
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中盤、ちょっと物語が雑?になるような感じがしましたが、すーっつと読めました。重くない内容なので、リラックス時に読むには最適なライトノベルです。映画より本向きな内容なのかもしれません。 | ||||
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本屋大賞受賞作はハズレがない! この作品を読めば必ず国語辞典を手に取りたくなります。 日本語の奥深さを再確認。 辞書作りという未知の世界を知ることもできてよかったです。 | ||||
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せっかく辞書編纂という、いいテーマを扱っている割には 内容が軽く、さらっとしすぎているとこが気になります。 まさにライトノベル感覚の小説。 疲れているときにちょうどいい読み応えという感じ。 それに各登場人物の描き方が非常に中途半端ですね。 特に主役の馬締くん。 変人キャラで友達も恋人もいない…という設定の割には すぐ理解者が現れて、恋人までさっさと出来ちゃって、 どこが変人なんだとツッコミを入れたくなりました。 特に香具矢さんと関係を築く部分は、出会いから告白まで せめて3年くらいは時間をかけるべきでは? しかも理解者の西岡さんが去ってからあっという間すぎる13年! 唯一の正社員になった馬締くんが、 あの後どうやって部署を仕切れるくらいに成長したのか? そういう部分こそ、この小説の肝の部分だと思うのに そこを省略して、いきなり成長した馬締くんが出てくるのは反則です。 それから、ラストの山場「血潮」が抜けていた部分。 徹夜で原因究明をしなければ!と意気込んでいた割には 原因は特に描写されず。 他に抜けている箇所はなかった…ってそれだけ?とがっかりしました。 不明なら不明ってちゃんと書いて欲しいです。 正直本屋大賞って余り期待してないですが、 やっぱり期待通りだったいうのが正直な感想です。 | ||||
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辞書作成というテーマと本屋大賞に興味あり、求めました。 さらっと読めました。 | ||||
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安心の本屋大賞受賞作。 ツタヤで見かけたので買ってみました。 装丁も内容にあったもので、出版社の意気込みが見て取れます。 内容は非の打ちどころのない展開で終始楽しかったです。 人物描写が非常にこまやかで本が苦手な方にもおすすめしやすい本です。 | ||||
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辞書の編纂がそんなに大変なことだとは思わなかった。小説の話と辞書の編纂の大変さは違う。 人生を掛けた人がどの様に生きたのか、こころを知りたかった。 | ||||
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言葉を創る楽しさを改めて考えられました。とても良い本です。日本人に生まれて良かったな〜。 | ||||
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日本語は言語系統が学問的には解明されていません。したがって、語源は解らないのです。ゆえに、さまざまな説がでてくるのです。右をどう説明するか、大変ですね。右は古くから握りの転であるといわれているのはその一つです。右が握りであるとすると、左は開きでなければなりません。これらが方角と関係しているとすれば、西を向いて定義されているとしなければなりません。すなわち右は北(これは握りすなわち暗い方角、闇)であり、左は南(これは開きすなわち明るい方角光)となるのです。勿論これは地球の北半球でのことですから、言語は北半球で発生したのです。南北の極点ではこの定義はなりたちませんので、厄介です。10の0の方(映画で)はやはり万全ではなく、向かってか、そのもの自体のかが問われます。 辞書造りの大変さ、コンピューターの時代でも文書化したあとの全数検査はコンピューターにはできないこと、思い知らされますね。 本は本なりに面白く、映画は原作のままでは伝わらないことも多く、その点、映像化しやすいように改作されていて興味をひかれました。 言語学を修めたという原作者、言語に関する小説の第二弾を期待します。 | ||||
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前評判どおりの面白さ!自分がまったく知らなかった、辞書が作られていく過程が興味深かったです。辞書を見る目が変わります。 | ||||
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右って,たぶん誰も説明できないような。。。というか,答えなんてあるのかなとも思う。 それらの言葉を誰にもわかるように,辞書としてまとめていくなんて,大変な仕事。だけど,大切な仕事だと思う。 人の言葉って,辞書でわざわざ調べたりはもうあまりしないけど,意味を分かると,その言葉の厚みが増す気がする。 香具矢さんとの出会いから恋文を渡すまでの展開がコミカルで面白かったです♪ | ||||
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三浦氏の小説は初めてです。 文章のグルーヴ感、ストーリーテリングの才、さすが今売れっ子の作家だな、と感じました。 読みはじめに、あれれ、と困ったのが、 読んでいくのと同時進行で、頭の中に漫画のコマがつぎつぎ展開していくこと。 ほんとうに、まるで自分の頭が自動翻訳機械になったみたいに、小説の場面場面でコマがつぎつぎ浮かび流れていく―。こんな経験は初めてなので、なんだこりゃ、と最初は戸惑いました。 わたしは小学校の頃は「少女フレンド」や「マーガレット」で育った世代。 ちょうどわたなべまさこや水野ひで子(だったっけ…)が大活躍していた頃で、昭和40年頃でしょうか。なぜか中学入学と同時にぱたりと読まなくなり、以降はもっぱら読書といえば活字でした。それでも大人になってから大人の漫画はときどき読みます。まあ、自動翻訳機械になってしまう下地はあるのです。 (漫画をほとんど読まない人って、どういう順番で読み進んでいいか分からないという人、いますよ、ほんとに。わたしの連れ合いがそうです) 三浦氏は大変な読書家のようですね。と同時に、恐らく、小説と同じぐらい沢山の漫画を読んでこられたのではないでしょうか。ストーリーの展開などは、むしろ後者から多くを学ばれたのかもしれません。とりわけ、氏のユーモア感覚は、ここだけ悪い意味で使うのですが、漫画そのものです。 (悪い意味で漫画みたい、というとき、具体的にそれがなにを意味するのか、あまり熟考せずに使っています。今度暇なときにじっくり考えてみようっと) でも多くの読者が、読みやすい、おもしろい、と感じるのですから、まあ、これでいいのかなぁ…。 勿論、漫画のコマには翻訳できない文章もありますよね。私は以下の箇所がとても好きです。 「なにかを生みだすためには、言葉がいる。岸部はふと、はるか昔に地球上を覆っていたという、生命が誕生するまえの海を想像した。混沌とし、ただ蠢くばかりだった濃厚な液体を。ひとのなかにも、同じような海がある。そこに言葉という落雷があってはじめて、すべては生まれてくる。愛も、心も。言葉によって象られ、昏い海から浮かべあがってくる」 …いいなぁ。こんな表現ができる人と、あのユーモア感覚と、どうして同居しているのかしらん。 辞書づくりという未知の世界、自分の知らない仕事の分野を読む面白さはありました。 | ||||
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辞書を編纂する内容が中心でとても地味な作品ですたが、板前の仕事を中心に生活する香具矢の若い女性らしい一面が描かれていて物語として前半はとてもよい構成だと思いました。 後半は話がどんどん進んで行きましたが、もう少しまじめ夫婦の生活について読んでみたかったです。 | ||||
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仕事をして生きるということの意味を考えさせる。ただ実直に辞書の編纂に尽くしていく人々の姿は好ましい。ただその前には、権威や資本主義的価値という壁が立ちはだかる。テレビ等で映画の宣伝が多すぎて、登場人物像に対する想像力が引っ張られがちだが、それでも面白い。主人公の馬締や荒木、あるいは馬締の恋人で料理人として生きる香具矢たちのように生涯の仕事に向き合うことのできる人々ばかりでは社会は成り立たない。途中で広告部に異動する西岡のような人生が圧倒的多数だ。読者に考えさせる点がハッキリしている点も評価できる。 | ||||
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国語辞典を作っている人のことなど普段は、考えもしないけど、でもやっぱり作ってくれている人たちが確かにいるんですよね、知らない世界を知ることはとても楽しかったし、三浦しをんの文章は読みやすかった。 | ||||
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読みやすい文体です。 変に難解な言い回しなども少なく、テンポよく読むことが出来ました。 内容も個人的には楽しかったです。 恋愛いらねぇ! などという意見もありますが、ねぇ。 辞書作ったる!! だけじゃ、なんとも味気なく地味ですし、構成としては丁度良かったんじゃないでしょうか。 ただ、後半かぐやさんの出番少なすぎ!とは思いましたね。 その辺がいらなかったんじゃ、、って意見を呼んでいるのかもしれません。 映画も観ましたが、なるほど。 映像として造りなおすに当たり、取捨選択をうまくしておりました。 どちらかというと、映画の方が面白かったかな? とにかく原作も映画も観て損は無い内容であると思います! | ||||
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映画化されて先によんでいて良かった。まじめさんの真面目さが暖かく感ずる久々のヒット商品でした。 | ||||
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『2012年本屋大賞第1位、2013年全国ロードショー』 ということで、興味津々で読み始めた。 普段何気なく手に取る辞書というものは、近くにあって遠き存在・・ 言葉や漢字・四字熟語など日常的に意味の解らない時に大変役に立つ。 だが、必要な時には手に取るが、愛読書とはならない(そういう方もなかにはいらっしゃるだろうが・・) 振り返ってみれば、小学校・中学校・高校とその年齢に応じて編纂されているのだという事を改めて気づかされた。 言葉の中には、意味合いの変化があるものや新語が生まれたりする。 辞書は【一朝一夕】には完成しない。その都度、追加・改訂しなくてはならない。刊行された辞書もその後何度も改訂されていくわけだ。 今まで辞書がどのように出来上がるか、その労力にまで思いを馳せることもなく手にしてきたわけで、辞書を編纂することの苦労の一面を見た気がする。 そういった点では、たいへん興味深い内容である。 メインのキャラクター馬締光也(映画では、松田龍平)の堅物ぶりが面白い。 オタク(マニア)っていうのはこんな感じなんだろうか?言葉への思い入れが半端ではない。 たとえば、 みぎ【右】西を向いたとき、北にあたる方。 by馬締光也(舟を編む) で、調べてみた。 みぎ【右】相対的な位置の一つ。東を向いた時、南の方 by岩波国語辞典(第四版) 右という言葉を調べたのは始めてかもしれない。 時代はインターネットが主流。解らないことはネットで簡単に調べることができる。 だが、そんな時代に辞書への興味が湧く切っ掛けとなるこの本は、ある意味救世主かもしれない。 ネットに頼らず、辞書を引きたくなった自分がいる。 辞書と言えば、相原コージの『コージ苑』は改めてスゴイ漫画かもしれなかったりする。 | ||||
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総合出版社の辞書編集部での中型国語辞典の編纂に15年の年月を費やすチームの物語。おそらくは、小学館の「日本国語大辞典」をモデルにしていると思われる。そんな地味な部署の話を、とても明るく軽やかに描いている。 辞書そのものや辞書編纂にまつわる書籍による文献研究と、実際に辞書編纂に携わった人々への取材を行ったうえで書かれているため、リアリティがある。著者が参考にした文献も読んでみたくなる。 一気に十年以上の年月を飛ばす手法やコミックのような笑いで、お手軽、お気軽な読み心地。しかし、言葉に関する内容は、奥が深い。 急遽辞書編集部に引き抜かれた主人公の馬締光也と恋人で女性板前の林香具矢、二人が住む早雲荘、辞書編集部がある玄武書房の別館、辞書編集部の西岡や岸辺を除くスタッフは、平成の世の昭和の生き残りのよう。地道な生き様とアナログの作業が、まだまだ平成の世を支えていることを伝えている。 公開されている映画も、原作の弱点を見事に補い、原作のよさを失わない作品に仕上がっている。 本の帯にあるように、言葉の海へと舟を漕ぎ出す若者が増えるきっかけになれば嬉しい。 | ||||
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ストイックでもてなかったはずの三浦しをんの主人公が、あっさりと素敵な女の子に惚れられて、本の装丁まで心憎い仕上がりで、極上のネタがつまった大満足の小説である。男も女も充分に書ききっていて、空恐ろしい。 | ||||
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