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舟を編む



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【この小説が収録されている参考書籍】
舟を編む

舟を編むの評価: 4.14/5点 レビュー 559件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全559件 341~360 18/28ページ
No.219:
(4pt)

まじめさんが魅力的過ぎて

辞書作りに携わる人々の苦労・熱意が伝わってくる
良書だった。

しかし、まじめというとても魅力的な主要登場人物がいるので
ドーンとまじめさんを中心に据えて
物語を紡いで欲しかった。

話下手なまじめさんが
どうかぐやさんと恋愛するのか
どう部外や社外の人と交渉するのか
そこも味わいたかった。

辞書作りそのものに著者の主眼が置かれており
そのためには色んな登場人物の視点で描く方が
優れているのだろうが
私にはもったいなく感じた。

95ページまでとても面白かった分、
以降に対して残念に感じてしまった。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.218:
(4pt)

言葉の持つ個人個人のイメージがある

何かにかける情熱ってすばらしい、って感じられる小説。特にそれが、地味で人の影に隠れたものほど、与える感動が大きい、なぜだか。
三浦しをんは縁の下で働く人たち、にスポットライトをあててとても魅力的な小説を書く。これは、辞書編集部の面々の奮闘のお話だった。
この小説を読んで、改めて言葉の持つ力じゃなくて、言葉が表わす意味の力にと多様性ついて考えさせられた。
色とか味とか、もろもろに個人差があるように、ある言葉に対して想像するイメージももしかしたら、千差万別なんじゃないだろうか。
その人個人個人の学んできた経緯や経験もろもろが合わさって、言葉のイメージが出来上がるのだとしたら。
それらを、統一した汎用性のある意味あいにまとめ上げるのは、とんでもなく大変な作業かもしれない。
言葉というモノを深く考えるきっかけになる小説。読書好きにはいいかも。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.217:
(5pt)

本と映画と

これは本と映画と両方楽しんだらいいのではないでしょうか。
辞書作りは派手さはないけれども、まるでマラソン競技のような、息の長い仕事だなと思いました。
恋愛部分はもう少しドラマチックでも良かったかな?
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.216:
(5pt)

清潔で品のある小説

出版社で、新たな中型の辞書の発刊を目指して奮闘する人たちの物語です。
 主人公は男性で、浮世離れしたちょっと変わった人物として設定されていますが、この主人公をはじめこの本に登場する人たち(主人公の伴侶や、学者の先生や、同僚など)は、それぞれにユニークなのですが、少しもイヤミのない清潔な感じの人々です。皆それぞれに、自分の人生や仕事の真摯に向き合って生きています。そして、そのことがこの本の読後感をとても良いものにしています。清潔で品のある作品です。
 ストーリーは波乱万丈というほどのことはなく、むしを淡々と物語が進んでいきます。人によっては少し物足りないかもしれませんが、私は雰囲気を味わいながら楽しんで読みました。
 著者の本は、「風が強く吹いている」に続いて2冊目ですが、とても才能のある作家と思います。2冊とも、お薦めできる本と思います。
 なお、本書によって辞書づくりの世界に興味を持たれた方には、「辞書を編む 」(飯間 浩明著・光文社新書)をお薦めします。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.215:
(5pt)

よかったです

とうちゃくもはやくて、ほうそうもよくて、きれいなほんでした。
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No.214:
(5pt)

キレイでした。

少し擦れていましたが、なんの支障もなく、清潔な良い状態でした。
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No.213:
(5pt)

四人の語り手の葛藤が愛おしい

やっと『舟を編む』を読ませて頂きました。四人の語り手が登場し、その中でも特に、馬締視点で描かれていた飄々としている西岡と、西岡視点になってみると分かる葛藤のギャップがとても好きでした。何か一点に集中してしまえる「天才」である馬締を見て、自分はそつなく何でもこなし何か一生懸命になれる物がないと焦る、西岡の気持ちがとても丁寧に描かれています。後から入ってきた馬締に自分の場所を取られても、馬締をほっとけない西岡の優しさと、焦る西岡を何気ない一言で救ってしまう馬締の関係がなんとも言えない。言葉を編纂し操る職業の面々が、言葉に出来ない思いに翻弄されていく。しかし、軽率な言動の西岡を言葉にしない(例えば手先が不器用な馬締の鉛筆を何気なく削ってあげるとか)表現で描いているのが印象的。また、言葉の奥深さにも気づかされる。
 なんでもない迷いや、葛藤の先に生まれるちょっとした縁や関係や想いが、一番愛おしいものだと感じます。
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No.212:
(5pt)

文化系の穏やかな時間に浸れます

出だしから穏やかな時間が流れ、辞書編纂と言う世界の居心地の良さに浸ることができる。
周囲を顧みず邁進する主人公とは裏腹に、同僚の男女の悩みは等身大であり、なんだか微笑ましい。
まじめの失恋シーンなど、所々の情緒的な描写もよかった。
ラストは、残りページ数と状況からして予想されてしまったが、長期のプロジェクトにおいてはありうる事態だから、とってつけた感は少なかった(逆に辞書の完成に間に合ったとしても、茶番な印象になってしまいそう)。
読了直後にはさほど感動したという実感はなかったのだが、意外なことに、まじめのひたむきさに打たれたのか、この本を読んでから自分も「天職」ということについて考え続けている。
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No.211:
(1pt)

つまらない

この本のどこが本屋大賞か理解できない。好みの問題と思うが、出版社、小料理屋、下宿という3つのシーンだけというのがつまらない。
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No.210:
(4pt)

言葉のスキルを磨きながら、 明日からの人生を楽しく豊かにして行きたい

辞書は言葉の海を航海する舟である、その舟を編纂するので、「船を編む」、とのこと。
辞書編集者が言葉に真摯に向き合いながら、大仕事である辞書編纂に取り組む様が描かれています。
紙幅の制約から、長く地道な作業である辞書編纂が、テンポよく描かれていることに多少の違和感は感じます。

でも、私にとっては素敵な本でした。

言葉には限界はあるけど、
できるだけ相応しく正確な言葉を以て、
記憶を鮮やかに留めたり、
大切な人へ想いを伝えたり、
相手の想いを受け止めたり

言葉が人生の中でどれほど大切な役割を果たすか、
言葉の力を改めて認識し、

その言葉のスキルを磨きながら、
明日からの人生を楽しく豊かにして行きたい。
そんな読後感でした。

三浦さんに感謝。
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No.209:
(5pt)

とってもおもしろい!

とにかくおもしろいです!
今はPCでなんでも検索できる時代ですが、辞書作りにはこんな苦労があるのかと感動し、あえて辞書でいろいろ調べてみたくなりました。
本当におすすめです!
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No.208:
(2pt)

起伏が乏しいだけでなく

最近,松田龍平が主演男優賞を取って話題の作品。映画を見てしまったら原作を読むことはないだろう,と授賞の報に接するやアマゾンで中古本発注,年末寝る前に少しずつ読んだ。スーリー展開は抑制されている,というか起伏に乏しい。辞書部に赴任した者はいずれも当初,外見・言動から誤解を生むがやがて受け容れられる。またいずれの恋愛も特段の葛藤もなく成就する。出版社から見て,栄誉でもあるが,金食い虫の辞書造りは途中で完成が危ぶまれるが,経営層と辞書編集部との具体的攻防が描かれるわけではない。辞書作りの蘊蓄がそこかしこにちりばめられている程度。展開の起伏を抑えるのは一手法かも知れないが,描かれる内容が乏しいと思った。
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No.207:
(4pt)

知らない世界でした。

辞書づくりというととても辛気臭いものと思いがち。ところが、想像とは違って、笑ってしまうところも、近い感情も多々あり、とても面白かった。
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No.206:
(3pt)

辞書編纂の裏側。

辞書というものを作る苦労、その人たちの変わった性格が差もありなんというように良くわかった。並行して進展する恋愛は読者の願い通りに進む。そこがあっけない。
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No.205:
(4pt)

辞書編者への恩返し

辞書を編むというとても地道で緻密な作業を行う人たちへの、作者の感謝のようなものを抜きにしてこの物語は語れない。

たかが数千円の辞書を一生かかって、何冊出版できるのか。しかし、その一見小さな仕事に、切ないほどの情熱をもって、人生を捧げる人がいる。その方々思いを、日頃言葉を使って仕事をされている作者が最大の敬意を払っていることが、この物語の根幹なのではないかと思う。

日々、言葉の海原で、木の葉のような小舟に揺られている三浦しをんに、光を照らすのが辞書であろう。
この物語のどこにも、作家本人は登場しない。しかし、常に存在しているような気持ちにさせられる。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.204:
(5pt)

三浦さんの言葉に対する愛がちりばめられてます

FBの本好きの友人のコメントで思い出して読み返した。
この本にちりばめられているのは、まさしく「言葉に対する敬意」それにつきます。
軽いとか甘いとか、そういう批判も確かに当たってはいるのでしょうが、
言葉を愛して仕事を愛して人を愛して生まれてきた時を過ごしていく。。。
三浦さんはほんとうに「生」を愛しているのだなというか、
愛することのすばらしさをきちんと認定できる人なのだなと思います。

三浦さんの本を読んだ後は55年生きて汚れちまった自分のなかに、
ほんの少しだけではあるけど、なにか大切なピュアなものが浮かび上がってきてくれます。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.203:
(5pt)

有難うございました

期待どうりでした。
三浦しおんは、大好きな作家の一人です。これからも彼女の作品を制覇したいです。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.202:
(4pt)

きれいでした

個人の方から送られてきたのは、知らなかったので、驚きましたが、丁寧に梱包してあり、よかったです。
今、読んでいますが、おもしろいです。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.201:
(5pt)

辞書はこんなにも地道に作られていた。

十三年余りの長い年月、地道な作業をコツコツコツコツと積み重ね、あの厚さに到るのだ。もっとデジタルに捌かれていると思っていた。あの嫌になる程無機質な文字の羅列に見える辞書に、少し愛着が湧いた。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.200:
(3pt)

そこまでかなぁ・・・

文章は読みやすかったし、内容もつまらなくはなかった。

ただ、「本屋大賞をとるほどの本か?」というのが率直な感想。

個人的に良かった点
・辞書の知らなかった事実が知れた
・登場人物が個性的(特に西岡さん)
・辞書に直向きに行動する人たちの姿

個人的に嫌な点
・感情移入ができにくい(作中の人たちも感じているが、馬締さんの感覚が本当に謎)
・いきなり話が何年後と飛んだり、登場人物の視点もいちいち変わるので、せっかくの個性的な登場人物たちの心情が薄い

松本先生の死もあまり感動できなかったし、岸辺さんの恋もぶっちゃけ必要だったのか疑問。

でも、冒頭で書いたとおり文章は読みやすいし、内容もつまらなかくなかった。
本屋大賞なんて肩書きなかったら、もっと褒める感想書けたかも。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769

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