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舟を編む
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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全559件 321~340 17/28ページ
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早めに読みたかったけど、文庫本になるまでとか思い遅れてしまいました。 結局、文庫本になる前に、帯も見ずに読み始めました。 読み終えて、主人公と一緒に辞書を編む旅が出来たような爽快感がいっぱいになりました。 深く掘る人生の素晴らしさを感じました。 | ||||
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描写が素晴らしい。すっと心に入ってくる物語でした。映画を見るのはこれからですが、大変楽しみです。 | ||||
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今、電子辞書やネットばかりだ。 重たい辞書を引く人は、いるのだろうか? 辞書出版の物語だ。だから紙の“ぬめり感”にこだわる。 見出しの入稿漏れに、四苦八苦する。 ただペーパーレスの時代、 無意味な修羅場を、演じているように映る。 しかし時代が変わっても、辞書には変わらないモノがある。 それは「言葉は宝である」と言うことだ。 だから、編集者たちは時間もないのに、とことん言葉にこだわる。 「愛」の語釈の「異性を慕う気持ち」と記述についても、 「なんで異性に限定するんですか.… 日々移ろっていく言葉を、移ろいながらも揺らがる言葉の根本の意味を、本当に解釈できるんですか」 そして編者も遺言で認めた。 「俺たちは船を編んだんだ。太古から未来へと綿々とつながるひとの魂を乗せ、豊穣なる言葉の大海をゆく船を」 ここに新しい辞書が、完成した。明日から改訂作業が、始まのだろう。 | ||||
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読み終わってすぐ本棚から自分の辞書をとりだし、おもわず“ぬめり感”とやらを確認してしまった。 この作品は単純に着眼点が面白い。 辞書がどうやって作られているかなんて今まで考えた事もないし興味もなかった。 1つの作品を15年以上かけて皆で四苦八苦しながら完成させていく過程は「プロジェクトX」の様で面白いし、所どころ「へ〜」と思うような雑学的要素もあり興味深い。 ただ、「舟を編む」という文学的なタイトルに 惹かれて読んだ身としては、中身は思いのほか軽く少しもの足りない気がした。 | ||||
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品物も良く、配送もスムーズでした。これからもお願い申し上げます。 | ||||
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普段本は読まないのですが、時間が空いたので。 くすっと笑えるところもあったし、展開が遅くて飽きてしまうことも無く、最後まですらすらっと読めました。 | ||||
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本屋大賞はハズレがないね。 ただ途中、少しHシーンがあったのが残念。 あれはいらない。 | ||||
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大変、面白かった。 テンポも良く一気に読んでしまいました。 しかし、ネットの普及で気がついたら 家には辞書がありません。 | ||||
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現代小説では久しぶりに はまり込んだ作品です。読了後に映画も観ましたが、映画もまた良かったです。辞書の無限に近い世界が上手く表現されていました。 | ||||
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辞書、言葉への愛は感じる。でも、ストーリーの展開は予定調和の範囲内か? | ||||
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good for me ................................. | ||||
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バイオレンスものや何となく汚らしいミステリーを読んだあとでは、爽やかなやさしい気分になれる本であった。軽いとか漫画ののりだとか、これが本屋大賞とは店員のレベル云々の評もあるが、どうしてどうして面白く読ませてもらった。院出の冴えないアラサーが出版社の営業部から辞書編纂部署に転部となり大辞典と取組む珍談である。登場人物が7ー8人程に限定され舞台も辞書編纂部と下宿、部員の行きつけの小料理屋、辞書用紙の会社だけであり目先を変えることで読者を引っ張ろうとしないから力量が問われるが飽きや破綻が無い。ともかく清涼剤の様な、栗まんじゅうを食べたような小さな嬉しさを呉れる。山口瞳の孫娘、それに深田祐介の姪と言った感じの作家の登場である。文体は軽いが内容はあるし、主張点もある。辞書を通して世間を見ることを教えてもらった気がする。本屋大賞をあげたと言うことは世の書店員の世界も厳しいノルマや競争と生き甲斐を求めて毎日必死に働いているからこそ、こんなある意味メルヘンチックな話が彼等の心を癒すのであろう。その意味からもこの本は意味があったね。何か理由も無く嫌になったらこれを読んだらいかが。柏から大宮への東武電車のチンタラチンタラ各駅停車の車両の中で読んでいると何回も吹き出したり二ヤリとした。幸せ。 | ||||
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国語辞典を作る物語が、こんなに面白く書かれていることに驚く! 「言葉の海を渡ること」に人生を掛けた姿、登場人物の心理描写の上手さ、言葉のとらえ方に、ぐいぐいと引き込まれる魅力がありました。 製紙会社に辞書の紙質を依頼する時、その見本の製作時、定年退職者の技術が受け継がれていないことへの問題点は、今の多くの分野でも重なるものがある。 三浦しをんさんの取材を積み重ねた上での、出版社を舞台にされた物語は、それぞれの人生を重ね合わせながら、仕事を織りなしてゆくところに深みと、味わいを感じるのです。 宮崎あおいさんが出演されている映画も大好きです。 でも、林香具矢(宮崎)さんが、「板前が言語化して記憶に留めることの重要さ」を話していたように、心の内面を書き表した小説を読むと、思考の深みと感受性も豊かになるように思う。 | ||||
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映画の出来映えに比べて、本書には正直がっかりした。「原作を越えた」というのが映画に対する最大のほめ言葉なら、映画の素晴らしさにはるかに及ばない原作はなんと呼べば良いのだろう。 映画で最も感心したのは、馬締が(会社で仕事の合間に書いた15枚の便箋ではなく)巻紙に毛筆で丁寧に書いた恋文を香具矢に渡し、それを受け取った香具矢が「私を本当に好きなら、あなたの口から言って欲しい」というシーン。ここには、愛の告白は、百万言の美辞麗句も、相手を見ながら発するたどたどしい言葉に劣る、という言語上の重要なポイントがあるのだが、原作ではあろうことか、香具矢に「夜這い」をさせる。「近頃の女性はその位のことは常識」と訳知り顔に解説する向きもあるが、問題は「男の部屋に押し入っての初体験」という、あばずれた行為の是非ではなく、それが辞書作りと料理修行に命をかけている折り目正しいキャラクターの特性に全く似合っていないと言うことだ。このように登場人物の性格描写が安易な点がこの本の第一の難点。 これ以上にひどい第二の難点は、辞書を作るというテーマに反して、言葉遣いに全く配慮が欠けていることである。馬締も西岡も自分を「俺」と呼ぶ。例えば、馬締は大先輩の荒木公平に、「俺は1時半から、渋谷の書店さんをまわらないといけないんでした」(p.22)と言い。西岡も教授に「俺は愛人の存在を知っている」(p.138)と脅す。「俺」は一流出版社エリートが目上に使う呼称ではあるまい。香具矢との初対面のシーンでの、馬締「あの、どちらさまでしょうか」。香具矢「かぐやだよ…….」という乱暴な受け答えにもあきれる。 同様の下司な表現や意味不明の表現には事欠かない。少し例を挙げると、「馬締は、高速で白菜の浅漬けを咀嚼した」(p.79)。この「咀嚼」という食欲を失わせる医学用語は他の食事シーンでも頻出する。例の夜這いのシーンでも、「香具矢が本格的に馬締の腹に乗り上げていたからだ」(p.92)。香具矢「どうして硬直している?」(p.92)。西岡「こりゃまた途絶にうだつがあがらなそうだな」(p.98)。「その時理性の指令が稲妻のごとく体を走り」(p.137)。「西岡はあわてて表情筋をひきしめ」(p.144)。若い女性の「岸辺[みどり]は定食をたいらげ」(p.178)。「岸辺は頬の裏側の粘膜を軽く噛み」(p.213)。どうしてこうまで生硬で洗練されない言葉がストーリーを埋めるのだろう。 第3の難点は、少し学問じみてしまうが、作者は20世紀の言語学・哲学に著しい影響を与えた「言語論的転回」を意識しているかどうかが疑わしい点である。作者がそれを承知していると感じるのは、「一つの言葉を定義し、説明するには、かならず別の言葉を用いなければならない」(p.62)という文章や「記録とは言葉なのだそうです」(p.212)と言った部分だが、反対に「[言葉]の真理に迫るために」(P.145)とか、「ゆがみの少ない鏡を手に入れることだ」(p.186)などを読むと、言葉をつなぎ止めることができると信じているらしい素朴な明快さに、ソシュールを知らないのではないかとも疑ってしまう。小説は論文とは違うから、軽く書くのはよいが、言語の「嘘」を書いてはいけないと思う。 販促を目的とする「本屋大賞」なんだから、お手軽さは仕方ない、と、ここでもまたしたり顔に述べる向きもあるが、それは原因と結果を逆転させた物言いだ。作者は最初から本屋大賞を狙って書いたのではないだろうし、それに本書は「辞書造り」という、言語の根幹をつかさどる重大な問題だが、その反面で地味で専門的な難しいテーマに取り組んでいるのだ。読者の笑いを取るために、あえていい加減な言葉遣いで書くという戦略はあり得るが、内容と言い方の乖離が激しすぎては笑いも誘えない。 将来を期待されるといえるほどの資質を有する作家だけに、この「書き殴り」が惜しまれる。 | ||||
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スイスイ読みやすくてあっという間に引き込まれました。 とてもたのしく読ませていただきました。 | ||||
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思わず、辞書を開いてしまいました。 kindleにて読了しましたが、紙本も購入したいと思います。 | ||||
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原作も映画も話題になりましたが、同じく辞書を編むというテーマのサイモン・ウィンチェスター著「博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 」の内容の濃さに比べると、どうしても二番煎じの感が否めません。この本にインスパイアされたのかも知れませんが安易だと思います。 読者を意識しない小説を、もう書く人はいないのでしょうか。先にどなたかも書いておられましたが、「下町ロケット」も期待していたのに大落胆しました。作者の職業上の知識の披瀝としか思えませんでしたね。今は理解されなくとも、後世に残るものを書いて欲しいものです。 | ||||
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この本を読んで、初めての気持ちが味わえました。小説等を読んで、スリリングや嬉しい 面白い 悲しい・・・色々な気持ちを味わってきましたが、この本は とてもとても温かく優しい気持ちになれました。良く表現出来ませんが、読んで行くうちに スリルどころかそれほどテンポがあるわけでもないのに どんどん本の中に引き込まれていく感じが不思議でした。とても良かったと思います。この本を読んで、自分の仕事に対しての姿勢を今一度考えさせられました。 | ||||
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帯がある状態で紹介されているので、帯がついているものだと思っていました。良く見ると帯等は付いていませんと書かれているので気がつかなかった自分が悪いのですが、、、表紙もあまりきれいな状態ではなかったので残念。 | ||||
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三浦しをんさんのまほろばを読んで面白かったので、船を編むも読んでみたくなりました。面白かったです。 | ||||
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