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マークスの山
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【この小説が収録されている参考書籍】
マークスの山の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全271件 201~220 11/14ページ
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文庫版とハードカバー版、両方読む事をおすすめします。私はハードカバー版を読んだのですが、最後は号泣してしまいました。登場人物も非常に魅力的で、男性を描くのが大変うまく、のめりこめます。ストーリーの難を上げると、犯人の動機がいまいちしっくりこない事です。精神障害があるという設定はかまわないのですが、絶対に殺人をしなければならない切迫した理由を付け足して欲しかったです。松本清張先生などが好きな方は納得されないかも。文庫版ではかなり修正・加筆がされていますが、特にラストシーンはハードカバー版の方が良いのではないのかなと思いました。ミステリーというより小説。もしどちらかしかお読みにならないのならハードカバー版を推します。全体的には水準の高い作品なので一度手に取ってみてはいかがでしょう。 | ||||
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ミステリーを期待して買ったのでがっかりした。 膨大なディティールを積み上げて、さながら登山のように読ませる 高村薫の小説は結構好きなのだが、 全面改訂の結果?とにかく色々説明が足りないと思うところも多い。 元のを読んでから読めば、大量の情報が瞬時に頭の中で紡ぎ合わされる快感があるのかもしれないが、すくなくとも初読の私にはテンポの良くない読後感だった。 結局犯人についての詳細は「ここまで引っ張ってきてこれだけ?」というくらいにしか 私には感じられず、読み手としてのカタルシスに欠け、不満足。 「それはわからなくていいんですよ」という、こういうのを書く作家とそのフォロワーにありがちな嫌な姿勢を感じた。なんていうかエンタメ度が極度に低い。 それは高村薫作品の良くも悪くも特徴なのだが。 たぶん殺人→解決の流れは作者にとっては大事なんじゃなかったんだと思う。 なのでミステリー好きで、それを期待して読むと星の数は減るでしょう。 | ||||
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知り合いが一時、高村薫のファンだったというので高村薫の作品を読んでみたいと思ってました。高村薫といえば代表作はこの「マークスの山」どうせ読むならこの作品と思いつつ、基本的に小説は文庫版しか読まないのでそのままになっていました。いよいよ文庫版が登場し、やっと読むことができましたが期待通り大変面白い作品だと思います。ハードカバー版とは少し違うところがあるようですが、自分には十分でした。私は高村薫のファンというより主人公の合田雄一郎のファンになりました。是非、合田雄一郎の登場する「照柿」「レディ・ジョーカー」も文庫版化をお願いします | ||||
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知り合いが一時、高村薫のファンだったというので高村薫の作品を読んでみたいと思 ってました。高村薫といえば代表作はこの「マークスの山」どうせ読むならこの作品と 思いつつ、基本的に小説は文庫版しか読まないのでそのままになっていました。 いよいよ文庫版が登場し、やっと読むことができましたが期待通り大変面白い作品だ と思います。ハードカバー版とは少し違うところがあるようですが、自分には十分でし た。私は高村薫のファンというより主人公の合田雄一郎のファンになりました。是非、 合田雄一郎の登場する「照柿」「レディ・ジョーカー」も文庫版化をお願いします | ||||
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警察小説を推理小説の一ジャンルと考えるなら、この作品には少なからず不満があります。犯行の動機に関わるロジックをすべて犯人の精神病理という闇のなかに埋め込んでしまった点です。しかし作者が書きたかったのはたぶんそういうことではないのでしょう。刑事というありがちな枠にはめて語られることの多い登場人物たちを、組織の中で情念に突き動かされ、エゴをぶつけあう生身の人間として描くという点において、単なるエンターテイメントを超えた文学としての高い達成度を感じさせる作品です。執拗に重ね塗りした油絵のような人物描写の厚みは、豪腕といいたいほどの筆力を感じさせます。しかし、あるいはそれだからこそ、作品全体を貫くロジック、あるいは動機付けの曖昧さが私にとってはやはり不満の残るところでありました。 | ||||
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警察小説を推理小説の一ジャンルと考えるなら、この作品には少なからず不満があります。犯行の動機に関わるロジックをすべて犯人の精神病理という闇のなかに埋め込んでしまった点です。しかし作者が書きたかったのはたぶんそういうことではないのでしょう。刑事というありがちな枠にはめて語られることの多い登場人物たちを、組織の中で情念に突き動かされ、エゴをぶつけあう生身の人間として描くという点において、単なるエンターテイメントを超えた文学としての高い達成度を感じさせる作品です。執拗に重ね塗りした油絵のような人物描写の厚みは、豪腕といいたいほどの筆力を感じさせます。しかし、あるいはそれだからこそ、作品全体を貫くロジック、あるいは動機付けの曖昧さが私にとってはやはり不満の残るところでありました。 | ||||
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登山小説だと勝手に思いこんでいたけど、ミステリーだったのでチャレンジ。面白すぎでびっくり。わかりやすい、読みやすい、なのに謎は小難しくて引き込まれる。マークスが怖い。人って怖いな、って思う本。生きるって大変だな、とも思う本。 | ||||
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登山小説だと勝手に思いこんでいたけど、ミステリーだったのでチャレンジ。 面白すぎでびっくり。わかりやすい、読みやすい、なのに謎は小難しくて引き込まれる。 マークスが怖い。人って怖いな、って思う本。 生きるって大変だな、とも思う本。 | ||||
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高村薫さんの作品を初めて読みました。読み終えて、警察内部の構造や登山の知識などが詳細に描かれていたので作者はさぞかし入念な下調べをしたのだろうと思いました。もしかして警察関係の人?と思い調べたところそれは違っていましたが高村薫さんは女性だと判明し驚きました。内容や文体から男性だとばかり思っていました。ストーリ展開は正直言って面白くなかったです。登山ルートの説明や登場する刑事の数が多すぎて頭が混乱し読みづらかったです。あと水沢の生い立ちなどの説明が少なくてその実像が掴みづらかったので感情移入できませんでした。事件としても犯行動機などにちょっと無理があり、読み終えてみて何か靄がかった気分になりました。逆に、東京の舞台はあちこち変わり私も知っている場所だったので楽しめました。山などの風景描写は素晴らしかったので、登山に興味が湧き北岳に登り頂上で富士山を眺めてみたい衝動に駆られました。 | ||||
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高村薫さんの作品を初めて読みました。読み終えて、警察内部の構造や 登山の知識などが詳細に描かれていたので作者はさぞかし入念な下調べを したのだろうと思いました。もしかして警察関係の人?と思い調べたところ それは違っていましたが高村薫さんは女性だと判明し驚きました。内容や 文体から男性だとばかり思っていました。ストーリ展開は正直言って面白くなかったです。登山ルートの説明や登場 する刑事の数が多すぎて頭が混乱し読みづらかったです。あと水沢の生い 立ちなどの説明が少なくてその実像が掴みづらかったので感情移入できま せんでした。事件としても犯行動機などにちょっと無理があり、読み終え てみて何か靄がかった気分になりました。逆に、東京の舞台はあちこち変わり私も知っている場所だったので楽しめ ました。山などの風景描写は素晴らしかったので、登山に興味が湧き北岳 に登り頂上で富士山を眺めてみたい衝動に駆られました。 | ||||
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文章は一見力強いが、恐ろしくだらだらとしており、描写も極めて過剰。なんでこれが名作と言われているのか、自分にはまったく理解不能。付き合いきれないので、途中で放棄しました。 | ||||
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文章は一見力強いが、恐ろしくだらだらとしており、描写も極めて過剰。なんでこれが名作と言われているのか、自分にはまったく理解不能。付き合いきれないので、途中で放棄しました。 | ||||
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直木賞受賞作だそうで、ちょいと読んでみようと思い、購入しましたが、ま~読みにくい。 なんというか、まったく頭にストーリーが入ってこない。 いったい何度頭から読んで、挫折してを繰り返しているのだろう。この本を読むのは私にはとても苦痛でならない。そのため上巻を一回読み終える間に、何冊の本を読み終わったのだろうというくらい、読めない、読み進められない、頭に入ってこない。いったん下巻に入ったが、ストーリーのつながりがなく、また、上巻を読んでますが・・・・・ 現在、この本を読むのを停止しています。下巻で、私を驚かすような、惹きつけるようなストーリーがあることを期待していますが、読み終えることが出来るかわかりません。ミステリー好きな私でも苦しむのだから、この本には心してかかるべし! | ||||
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直木賞受賞作だそうで、ちょいと読んでみようと思い、購入しましたが、ま~読みにくい。なんというか、まったく頭にストーリーが入ってこない。いったい何度頭から読んで、挫折してを繰り返しているのだろう。この本を読むのは私にはとても苦痛でならない。そのため上巻を一回読み終える間に、何冊の本を読み終わったのだろうというくらい、読めない、読み進められない、頭に入ってこない。いったん下巻に入ったが、ストーリーのつながりがなく、また、上巻を読んでますが・・・・・現在、この本を読むのを停止しています。下巻で、私を驚かすような、惹きつけるようなストーリーがあることを期待していますが、読み終えることが出来るかわかりません。ミステリー好きな私でも苦しむのだから、この本には心してかかるべし! | ||||
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直木賞受賞作だそうで、ちょいと読んでみようと思い、購入しましたが、ま~読みにくい。 なんというか、まったく頭にストーリーが入ってこない。 いったい何度頭から読んで、挫折してを繰り返しているのだろう。この本を読むのは私にはとても苦痛でならない。そのため上巻を一回読み終える間に、何冊の本を読み終わったのだろうというくらい、読めない、読み進められない、頭に入ってこない。いったん下巻に入ったが、ストーリーのつながりがなく、また、上巻を読んでますが・・・・・ 現在、この本を読むのを停止しています。下巻で、私を驚かすような、惹きつけるようなストーリーがあることを期待していますが、読み終えることが出来るかわかりません。ミステリー好きな私でも苦しむのだから、この本には心してかかるべし! | ||||
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高村薫の小説は初めてでしたが、友人に薦められ手に取りました。マークスの山というタイトルと表紙の絵から、登山や冬山の知識が無いと読めないのではないかと思っていましたが、それも杞憂に終わりました。緻密な描写とドライな筆致にぐいぐい引き込まれ、気がつけば1日で読了していました。現実的な描写で、読み終わった後もしばらくは、ふとした拍子に思い出し、実際にあった事件のドキュメンタリーを読んだような気になりました。本来はフィクションである登場人物達のその後を想像したり、思いを馳せたりするのは初めての経験でした。軽い読み物やミステリーを好む方にはお勧めしませんが、何か心に残るような小説が読みたい方には推薦します。 | ||||
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と思うのは僕だけ?わけがわからない話から始まり、だらだらと単調な展開。実は途中で投げ出してしまいました。次が読みたいではなく、早く結末までたどりつかないかといった感じで読んでいました。なんか賞をとったらしいですが、僕にはこの本の価値がわかりません。 | ||||
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読み始めてなんとなく落ち着かなかった。早く続きを読みたくて、そんなに重要でもない用事に時間をかけ、その移動時間によんでみたり・・・。とにかく純粋に面白かった。文学だ、ミステリーだと他のレビューで議論のようになっているが、私にはそんなことはどうでもいい。とにかく読んでいて飽きない本だった。いろいろなことが起こるがそれが合田刑事を中心に結び付けられ、最期に北岳山頂で結実する。その展開を純粋に楽しんで読む本だと思った。ちなみに北岳からの美しい眺めはみなさん一度は体験してみては如何ですか?北岳からの富士山という意味がまたあらためてわかると思います。 | ||||
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~久しぶりにどきどきしながら一気に読んだ本。犯人はわかっているし、警察側の動きも逐一描写される。わからないのは犯人がどこまでやるつもりなのか。そしてどうしてその計画を思いついたのか。それが知りたくて最後まで読み進みました。~~ぼくとしては、「外からはまともにみえるが、内実は腐っててまともにいっていない組織と個人」という現実には身近によくあるけどフィクションではすっとばされてしまうものが実にうまく表現されていると感じました。~ | ||||
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読み始めてなんとなく落ち着かなかった。早く続きを読みたくて、そんなに重要でもない用事に時間をかけ、その移動時間によんでみたり・・・。とにかく純粋に面白かった。文学だ、ミステリーだと他のレビューで議論のようになっているが、私にはそんなことはどうでもいい。とにかく読んでいて飽きない本だった。いろいろなことが起こるがそれが合田刑事を中心に結び付けられ、最期に北岳山頂で結実する。その展開を純粋に楽しんで読む本だと思った。 ちなみに北岳からの美しい眺めはみなさん一度は体験してみては如何ですか?北岳からの富士山という意味がまたあらためてわかると思います。 | ||||
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