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火刑法廷
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.36pt |
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ジョン・ディクスン・カーとは趣味が合わないことがしばしばだったが、本作はどうだっただろうか。結論から言えば、全く興味の湧かないものではなかったが、しかし話があまりにも退屈すぎる。まとめ上げられれば100ページで終わらせられることを冗長にやっているようにしか思えなかった。 | ||||
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偶然手に入れた100年以上前の毒殺魔の写真が自分の妻にそっくりという設定で、しかもこのタイトル、古典ミステリーファンにはなんとも言えないワクワクする設定。再読とはいえ、あらすじは忘れており、初読と同じように読むことができました。オカルトをそうでないように解決しておいて、また最後にはオカルトっぽく終わらせる手法はさすが。でも改めて読んでみて感じるのは、作品のレベルとしてはやはり今の作家のレベルの方が遥かに高いと思いました。 | ||||
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・数十年前に断頭台に送られ処刑された毒殺魔「マリー・ドーブリー」の写真を見て語り手は驚愕する。彼女は彼の妻と同じ顔を持っていた…… | ||||
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名作とされていますが、その理由がわかりません。 | ||||
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カーのベストを募ると必ず選出される本書は実はノンシリーズの1冊。 | ||||
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かなり昔の作品だったのですね、読み終わってから気付きました。 | ||||
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カー初体験。怪奇風味の本格ミステリーですが、個人的な好みでは微妙な感じ。 | ||||
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カーの作品の中ではこれが一番とされているのが通説です。当事にはこういったオカルト的な要素は違和感なく、また新鮮でもあったのでしょう。埋められた死体が消えた謎。覗き見た部屋のなかには古めかしい洋服を着た女がいて埋められた壁のドアから出て行き部屋から消えた。このふたつの謎がメインのストーリーです。そしてこれだけではなく、マークの友人エドワードの妻マリーにそっくりな女性の写真が預かった原稿の中にあったが、写真の女性マリー・ドブレーは1861年殺人罪によりギロチン刑に処されている。しかし、その写真はどうみても妻マリーに見える。こういった不思議な話を織り交ぜて死んだ当主マーク・マイルズの甥マーク・デスパードが、その友人エドワード、トムたちと事件解決に動き回る様子が描かれている。しかし、話を膨らませているのは登場人物たちの多彩な個性とその役割です。謎解きの部分を忘れるほど個性的な人たちの様子が上手く描かれています。けっこうストーリーテラーとしての一面もカーには感じます。読んでいて気付いたのは島田荘司です。彼の原点はこれだなと思いました。さて、肝心のメイン・トリックふたつですが、いまどきのミステリを数多く読んでいる身としては「フーン」としか云えません。これは残念なことですが古典の宿命でしょう。当事の人たちはどうだったのでしょうか、アッと驚くトリックだったのでしょうか。それにしても解決後のエピローグはどうなのでしょう。「火刑法廷」という本のタイトルはその意味だったのでしょうか。自分的にはオカルト的な要素が入った内容のものは余り好みではないので、残念ながらとても面白かったとはいえない気分です。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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翻訳物はどうも読書に苦労するのが辛い所です。それでも名のある作品なので最後まで頑張りました。結果、読んでよかったです。 | ||||
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