死体を燃やす殺人鬼・フレイムに妹を殺された天祢山紫郎は、音が見える探偵・音宮美夜と捜査に乗り出す。

椎名きさらは小学五年生。

「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。

少年は人の『死までの時間』が分かり、命を与える特別な力を持つ『シシャ』という存在だった。

犯罪防止のため、全国民の頭に埋められたメモリーチップ。

心を持つ「スマートロボット2」が発売された。

ヴィクトリア朝の歴史ある館が火事になった。持ち主は、地域の再開発に反対していた大物政治家。

英国の有名オークションに出品されたジュエリー。それはジェマの友人エリカの父の形見で、行方不明のものだった。

単純な水死と思われた事故になぜスコットランド・ヤードの警視がかり出されたのか。

幸せな一夜を過ごしたキンケイド警視とジェマ―事件はその一週間後に起きた。

アメリカ大統領の訪日が決定。大森署署長・竜崎伸也警視長は、羽田空港を含む第二方面警備本部本部長に抜擢された。

企業要人を付け狙うテロネットワークを壊滅せよ! 「潜入捜査」シリーズ、堂々完結! 廃棄物の不法投棄で摘発された解体業者・保津間興産は、毛利谷一家の企業舎弟。

警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。

中央アメリカの軍事国家マヌエリアで、日本商社の支社長が誘拐された。CIAをバックにつけた反政府ゲリラの犯行だという。

警視庁捜査二課・島崎洋平は震えていた。

「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。

あの日、妻が消えた。何の手がかりも残さずに。

板橋区内の公園でイベントサークル主宰者が刺殺された。

東京湾臨海署の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。

エレベーターで男が死んだ。被害者には心臓疾患があり死因は急性心不全。

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、東京下町で長年ちっぽけな所帯を持っている。

赤坂で発生した殺人事件の特捜本部に、警視庁公安部でロシア事案を担当する倉島が呼ばれた。被害者は右翼団体に所属する男だ。

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下で、捜査一課に憧れを抱きつつも萩尾を慕う女性刑事・秋穂が強盗殺人事件の捜査で奮闘する長編警察小説。

特殊班に配属されたばかりの同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。

アメリカで超常現象研究チーム『セクションO』が忽然と姿を消し、日本では著名なUFOライターが殺された。

朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。

渋谷・新宿で連続通り魔事件が発生した。警察は衆人環視のなか、別人を現行犯逮捕するという失態を繰り返してしまう。

整体院を営む美崎のもとへ黒岩という男が訪ねてきた。かつて所属していた空手道場の元指導員だ。

警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。

製作に携わったゲームクリエイターですら、攻略に嵌まってしまう特異なPCゲームソフト「蓬莱」。

東京・渋谷で銀行員が少年数人に襲われ、金を奪われる事件が起きた。

人と犯罪の溢れる街、渋谷。

新しく庁舎が建てられた東京湾臨海署の刑事課に、新たな刑事が配属された。

高校生の久(キュウ)は「殺人ライセンス」というサイトに遭遇。それは、ターゲットを殺害するゲームだった。

週刊誌のライターが殺された。警視庁捜査一課・継続捜査担当の黒田は過去の殺人事件との関連を疑う。

「事件発生?嫌だな…」史上最弱(?)の刑事登場! 撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か―― 弱気な刑事の活躍ぶりに笑って泣ける、著者会心作! 甘糟達夫は、35歳の巡査部長。

湾岸地域のクラブで毒殺事件が発生、そして漂流中のクルーザーからは他殺体が発見された。

日本でKGBの諜報活動をしていたヴィクトルは、ソ連崩壊後に解雇され、失意のどん底にあった。

チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、 現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。

広尾に整体院を構える美崎照人は、ある晩覆面の男たちに襲われた。

渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門を訪ねた。

中学生の慎治は、いじめっ子に万引きを強要されて実行してしまう。

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。

鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。

一人の熱き警察官の軌跡!東京湾臨海署刑事課強行犯第一係、通称「安積班」。

思い込みと手柄のため暴走する警察。

また一人、アメリカから男が送り込まれた。各国諜報関係者たちが見守る中、男は米国大使館の車に乗り込む。

極限の貧困の中、シベリアに売られた青年・南雲凱は帰国後、些細なことをきっかけに新格闘技団体に入門。

神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。

他人に勝つことなど、どうでもいい。 自分の中に、絶対の強さを培え――。

東京湾臨海署管内で強盗事件が発生。

またしてもストーカー殺人事件が起きた。

信念のキャリア・竜崎伸也に同期トップ入庁の新ライバルが出現! ? さらに横須賀の米軍基地近くで殺人事件が発生、米海軍犯罪捜査局(NCIS)捜査官が捜査本部に加わるを異例の事態に……。

東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の警視庁千住署が自殺と断定したが、遺族は納得していない。

米軍から特別捜査官を迎えた件で、警察庁長官官房に呼び出された竜崎伸也。

安政七年（１８６０年）。笠間藩士・小野友五郎はサンフランシスコを目指す咸臨丸の船上にあった。

世界の戦場で戦ってきた工藤兵悟は、その優れた格闘術と傭兵経験を活かしてボディーガードを生業としている。

乃木坂のバーに用心棒として身を寄せる工藤兵悟は、かつて傭兵として世界の戦場で戦ってきた男だ。

国際ジャーナリストの磯辺良一が誘拐された。自身の著書である『イスラムの熱い血』の大ヒット記念パーティでの出来事だった。

娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。

物忘れのひどくなってきた老人が、嫁から預かった金を紛失。だがこのことで、老人は同居している彼女の気持ちに触れる―表題作。

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。

必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。

T県警が誇る「風間教場」は、キャリアの浅い刑事が突然送り込まれる育成システム。

資産家の娘・早百合に意中の相手がいるのか。

渋谷のチーマー百人を率いたアキは、チーム解散後、海外放浪を経て帰国。犯罪プロフェッショナルへの参加を決意する。

故郷を捨て、過去を消し、ひたすら悪事を働いてきた日系ブラジル人の高木耕一は、コロンビア人の出稼ぎ売春婦DDと出逢う。

「一生の仕事なんて、ありえないんじゃないんですか？」変わり続ける時代の中で、リストラ面接官の村上真介が新たにターゲットとするのはー英会話スクール講師、旅行代理店の営業マン、自動車の整備士、そして老舗出版社のゴシップ誌記者。

陽気で大柄、機嫌悪くなるのは空腹時と眠い時、そんな典型的フィジー人とつきあう茜。

「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める村上真介の仕事はクビ切り面接官。

渋谷のチーム「雅」を解散して３年。カオルは東大生となり、アキは裏金強奪のプロとしてそれぞれ別の道を歩み始めていた。

太刀川要は、深夜のドライブ中に

「会社を辞めて、これからどうするつもりなんですか？」リストラ面接官として村上真介が今回対峙するのはー鼻っ柱の強い美容部員、台湾に身売りした家電メーカーのエース研究員、ペースを狂わせる不思議ちゃん書店員。

新聞に不思議な広告が掲載された。「人生再生セミナー 小笠原塾」。

リストラ面接官・村上真介の今度の相手は、航空会社の勝ち組CA、楽器メーカーでくすぶる元バンドマン、ファミレスの超優秀店長、おまけに、破綻した証券会社のOBたち。

動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。

西暦20××年、遺伝子操作監視委員会C部門の調査官である「おれ」は、 今をときめくバイオ企業「ライフテック社」の異状を聞きつけ、調査に赴く。

日本最西端に位置する与那国島の沖合に建設中の“オーシャンテクノポリス”。

若き考古学者・葦原志津夫は、前代未聞の土偶を発見したとの報を受け、茨城県の石上遺跡へと向かった。

「悪夢を見るなら今のうちだよ」と誰かがおれの耳元でささやいた―。「悪魔の館」と呼ばれる家に入り浸るジャンキーたち。

睡眠薬、シャブ、アヘン、幻覚サボテン、咳止めシロップ、毒キノコ、有機溶剤、ハシシュ、大麻やLSDもあれば、アルコールもある。

「えっ。

軍靴の音が忍び寄る昭和9年。かすかな地響きをあげ、数多の自転車が中山道を疾走する。

スペインの北部を東西に横切っている巡礼の道、「星の道」と呼ばれる古来からの道を歩いたことにより、オカルトや魔法に夢中だった著者が真のマスターへの道とは何かを発見するまでの物語。

ベロニカは全てを手にしていた。若さと美しさ、素敵なボーイフレンドたち、堅実な仕事、そして愛情溢れる家族。

「条件さえ整えば、地球上のすべての人間がよろこんで悪をなす」悪魔にとりつかれた旅人が、山あいの平和な田舎町ヴィスコスを訪れた。

悪女なのか犠牲者なのか。詐欺師なのか伝道者なのか。

新しい千年紀が幕を開け、人々の意識が急速に変化を始めている。多くの人々が、意味のある偶然の一致を経験し始めている。

私たちは、何処へ。「聖なる予言」に続く魂の冒険。

私たちは、人類の進化の歴史の大きな節目に立っています。科学は四百年にわたり宇宙の進化のプロセスを明らかにしてきました。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。

人間たちは、テングとブタに二分されている。鼻を持つテングはブタに迫害され、殺され続けている。

猛署日が続く8月の夜、ボクたちは凶悪なヤクザ2人に監禁されている。友人の藤堂は、妻の美鈴とボクを人質にして金策に走った。

奥多摩山中で両耳と鼻を削ぎ落とされた男性が発見された。 青梅西署の刑事・荻大二郎は事件を追う。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

獣医師・内海綾子の周囲に異変が連続する。