天を測る
- 幕末 (129)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
天を測るの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
幕末にこんな人がいた、ということを教えてくれたのは良かったです。 しかし、軍艦に興味がないと、読破は難しいです。 時系列に淡々と、事実が進みます。中盤、筆が慣れてきたようですが、序盤は読みにくい。 登場人物の描写も画一的で、伝記の中で悪口を聞かされているようで気分もよくない。 タイトル負け。 新人作家かと思ったら、そうではないのですね。今後の活躍に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
咸臨丸の太平洋横断と言えば威勢のいい勝麟太郎が思い浮かぶが、本人は船酔いがひどく航海中は艦長室にこもりきりだった。この艦には長崎海軍伝習所で学んだ幕末のテクノクラートたちが乗り組んでいた。勝と同期で一期生の小野友五郎(測量方兼運用方=航海長)と後輩の測量方や蒸気方らだ。小野は笠間藩の家臣で算術の実力を買われ江戸屋敷詰になり、伝習所に派遣されたのは39歳のときだった。測量、航海術から微分積分まで学んだ。小野には確たる指標があった「水平線と星がある限り私は迷うことはない」という確信だ。激動の時代、一つの指標を持って物事にあたれるものは強い。こんなサムライが日本を支えてきた。i | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
薩長の尊皇攘夷論に対して、幕府は迫る外国に対して現実的な対応策を着々と実行していた。薩長は尊皇攘夷という大義名分を立てているが実態は幕府からの権力争奪が目的であった。そのことがその任務を権力争奪とは別に淡々と遂行する幕臣の実務者を通して理解できる。日本の近代化はハードとしては幕末の幕府が築いたものに乗っているし、その運営も旧幕臣の実務者なくしては不可能だったと思われる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筋書き的に面白く、読んでいくうちに、引き込まれました! 一気読みに、読んでしまいました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小野友五郎に焦点を当て、幕末に活躍した官僚の仕事ぶりが理解できた。この人たちの存在が明治維新を遂行させる原動力となった。ただ、「天を測る」という題名なので、測量の実際を記述してもよかったのでは。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 23件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|