豪華8名によるオール書き下ろし! 意外な結末から忍び寄る恐怖まで人気作家が「毒」を使いこなして導く絶妙な競作! 致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエテ

ご近所の仲良しおばあちゃん5人組が60歳になった記念に作ったのは、年齢と同じ60個の「死ぬまでにやりたいことリスト」。

超高級ワイナリーの豪華試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。

昭和四十年のアムステルダム運河バラバラ殺人事件から二十年以上経過して、私はアムステルダムへ駐在することとなった。

ゲストの食の好みやアレルギー、出身地など経歴をくまなく調べあげて提供するホワイトハウスのディナーは安全なうえに、どこよりも美味しい完璧な料理。

ゲストの食の好みやアレルギー、出身地など経歴をくまなく調べあげて提供するホワイトハウスのディナーは安全なうえに、どこよりも美味しい完璧な料理。

ある屋敷の離れで起こる連続「自殺」事件。彼らは皆、引きこもりの若者だった。

男性医師が自宅マンションで死体で発見された。発見者は婚約者とその妹。

パパイヤにグアバ、鮮やかな南国フルーツのカクテルと、スパイシーな伝統料理が所狭しと並ぶ贅を尽くしたテーブル。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

新宿・歌舞伎町での台湾マフィアによる抗争は、警官による幹部射殺によって三つ巴の復讐戦の様相となった。

仲のいい近所同士のホームパーティは、たがいの「恋愛問題」がもつれて気まずい形でお開きとなった。

「ミステリ・ウィークエンド」と銘打たれた冬の観光ツアー。その滞在先で客が死体で発見された。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

高層ビルの執務室で男が死体となって見つかり直後、ニューヨークを大停電が襲う―現場にたどり着いた隻眼の探偵はさまざまな証言の中から犯人を追い詰めていく。

古文書には暗号によってアレクサンドリア図書館の蔵書の隠し場所が記されているという。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

麻耶雄嵩をはじめとする人気ミステリ作家が人狼ゲームに本気で挑戦。 怒濤の推理合戦に騙し合い、誰が人狼なのかを指摘する。

刑務所長のわたしに全囚人を見せて欲しいと、前触れなく刑務所をおとずれた女性。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

小学校教師アン・ネルソンを三年ぶりに訪ねてきた母親。別れた父親が手にした遺産の話をし、毒づいて帰っていった。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

2030年、大地震とテロで治安の悪化した日本。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

幌馬車隊の襲撃シーンが終わっても起き上がらないエキストラは、額に銃弾を受けて死んでいた。殺人なのか、事故なのか。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

『最後のトリック』の著者による、多重解決の極北! ある屋敷で起こった不可解な殺人事件、これに挑むのは いずれも腕に覚えのある〝ミステリ読みのプロ〟たち。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

俺は妻を医療過誤で失い、すべてを捨てて新宿でホームレスとなっていた。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

その日のキツネ狩りの「獲物」は頭部のない若い女の死体だった。悲劇は連鎖する。

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。

争いもなく平和。だけど退屈なこの島国で起こった「衣装戸棚」の密室殺人事件。

「殺人計画書」通りに、不可解な状況で人が殺されていく。 いったい誰が「計画書」を書いたのか。

雨降りの薄暗い朝、スザンヌは記念式典に必要な花を届けるため、急いで墓地へ向かっていた。

綾鹿科学大学大学院准教授・増田米尊は異変に気づきつつあった。何人もの女性から言い寄られるなどなかったことだ。

事の始まりは、昔馴染みの老人からの電話だった。

BBCのラジオドラマのオンエア中に、被害者として殺される役の男が、まさにドラマと同じタイミングで絞殺される。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。

巧妙に操作されたマルウェアによって世界中のトレジャーハンターたちが襲いかかる。

第6回島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作。 戦後間もない軍港の町で起こった不可解な連続婦女殺人事件。

『探偵スルース』+『熱海殺人事件』に鬼才が挑む! 「さて、この死体をどうする?」 切羽詰まった売れない作家と編集者による「禁じ手」に探偵を据えての推理合戦、すべては怒濤の結末のために! 名探偵メントのために!

あの時代にタイムスリップしたふたりの刑事が命じられたのは「行方不明になったエドウィン・ドルード氏の捜査」だった!しかし「現代の捜査方法」が信じてもらえず役にも立たない。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

すぐれたマガジニストにして、天才的な詩人、短編小説の名手、E・A・ポーの怪奇ゴシック風味のファンタジーと詩を端正な読みやすい新訳と現代にふさわしいイラストで贈る。

すぐれたマガジニストにして、天才的な詩人、短編小説の名手、E・A・ポーの怪奇ゴシック風味のファンタジーと詩を端正な読みやすい新訳と現代にふさわしいイラストで贈る。

サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

「なかなかいける」毒舌で知られるレストラン評論家が、ロブスターのラビオリの感想を口にした直後に命を落とした。

エラリー・クイーンのライヴァルが贈るデッドライン&スラップスティックの傑作登場! あと九日間で死刑となる男は冤罪かもしれない――。

大親友の結婚式まであとわずか。

「娘を誘拐した。返してほしければ……」 とんでもない条件に奔走する関係者たち。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

島田荘司選 第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! 古ぼけたアパートの一室で、変わり果てた姿となった父親と再会した遠田香菜子。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

夜の八時少し過ぎ、スザンヌがいつものようにベッドに入って眠りかけた頃。

わたしの仲間たちの中心的存在ともいえた友人が死んだ。病死なのか、それとも事故か殺人か。

中学二年生・理(さとる)の転校先は、ヤンキーはびこるシャッター商店街がメインストリート。

ニューヨークの老舗コーヒーハウス“ビレッジブレンド”を切り盛りするクレアは、新たにフード・トラック・ビジネスに乗り出した。

“デブ・ファイブ”として友情と思い出をはぐくんできた5人。

真冬の猛吹雪の日。スザンヌの営むカフェの裏手の森で、悲劇は起こった。

創立250周年を迎える小さな町チャタレーハイツのために、オリヴィアとマディーは美味しいクッキーとキャンディで作ったお菓子の家で美しい町並みを再現し、祝賀イベントを盛り上げることに。

20世紀初頭にフィリピンに渡った日本人移民。

中学校に本物の王女が留学してきた。

「ドイツの王女のお世話をせよ」と、英国王妃からまたもや無理難題を言い渡された公爵令嬢ジョージー。

アンティーク雑貨の蒐集に夢中になるあまり、かわいい息子が楽しみにしていた学校行事を台無しにしてしまったジェーン。

宝の地図に金貨―きらびやかな海賊の略奪品が展示される、ヘリテッジ協会主催の大海賊展初日。すべてが一瞬の出来事だった。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

冬祭り目前。出店の準備で大忙しのシャーロットは、せっかくうまくいっていた恋人ジョーダンとの関係もぎくしゃく。

20世紀初頭のスコットランド。英国王族でありながら、公爵令嬢ジョージーの暮らしは貴族とは名ばかりの貧乏生活。

初雪が積もり、小さな町はあらゆるものに甘いアイシングがかかったように真っ白。

「砂糖に殺される!」と書かれたビラが、クッキー用品店の庭に大量にまかれ、店主のオリヴィアは大慌て。

フランスのとある田舎町の元領主ゴラーズ家に嫁いできた女。

プロレスラーだった父の急死と少女連続殺人事件。

ネット上のちょっとした悪意を集めて凝縮させる「殺人販売サイト」ギデス。

休暇でノルマンディの田舎に暮らす伯父を訪ねた、パリ警視庁の警視カプシーヌ。

アンティーク雑貨の拾い屋ジェーンはついてにお宝を引き当てた!とある老婦人の邸宅でひらかれたハウス・セールで、グラスやシェイカーなど、年代物の貴重な酒場グッズを手に入れたのだ。

村にやってきた新しい獣医はハンサムな独身男。アガサはさっそく健康そのものの飼い猫ホッジをダシにしていそいそと診療所へ。

財宝が眠ると噂される19世紀のワイナリー。

目撃された殺人と消えた犯人、そして目の前を落下する女、鍵を飲み込んだ被害者に雪の足跡…いつの間にか現れた「彼」の前に開かない「扉」はない。

豪邸ご自慢の素敵なキッチンが見学できる、町のキッチンツアー。

アンティークのボタンに陶器、絵葉書に古い結婚式の写真―興味のない人にはただのがらくたでも、蒐集家にはうっとりするような宝の山。

パリの三つ星レストランで、至極のディナーを堪能した自動車メーカーの社長が遺体となって発見された。

稀少なアンティークから新作まで、あらゆるクッキーの抜型をそろえる〈ジンジャーブレッドハウス〉は、 愛好家たちに人気のクッキー用品店。

午前二時にスザンヌのドーナツ作りは始まる。

「新しい人生のスタートよ!」PR業界を引退し、英国一美しいコッツウォルズの村で、憧れの隠居生活をはじめたアガサ・レーズン。

戦前、戦中、戦後にわたる三軒の遊郭で起きた三人の花魁が絡む不可解な連続身投げ事件。

老舗チーズ店の跡継ぎシャーロットは、香りだけで種類を見極めるチーズの達人。

早川理14歳。お父さんの仕事の関係で転校ばかりしている。

玄関先でその家に住む主婦が殺された。

血塗られた赤い舟を、鎧武者が漕いでいる。これは幻なのか?服部は思わず駆け出していた…。

ＳＮＳに巧妙に仕掛けられた罠が、日本という「システム」をダウンさせる。

メフィスト賞受賞の俊英登場！ 女性若社長がクセのあるスタッフとともに営む北条葬儀社。

「あの事件」の後日譚から新大陸ならではの事件の数々。人気パスティーシュ集、実力作家たちの饗宴。

私立W大学文学部教授・神代宗 学生時代の冒険と事件。