あったかスープと雪の森の罠
- 卵料理のカフェシリーズ (7)
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「卵料理のカフェ」シリーズの第4弾。1~3巻はランダムハウスから刊行されていて、4巻目の本書よりコージーブックスから刊行されることになったとのこと。ランダムハウスは倒産したらしいです。それで1~3巻はアマゾンで検索しても出てこないようですが、もし今から読もうという方で、1~3巻は手に入らなくても、この4巻目から読んでも十分ついて行けると思います。 さて、このシリーズは、3人の中高年女性が経営するカフェ「カックルベリークラブ」の、のどかで楽しい雰囲気と、やりすぎな感じの犯罪シーンとのギャップがありすぎるのが難です。 カフェ周りのエピソードは本当に楽しくて、アイディア満載。自分もこんな素敵なカフェを経営してみたいなと思います。料理もおいしそうだし(巻末にはレシピつき)、カフェで行われる編み物イベント「スティッチ&ビッチ」や、イギリスのアフタヌーン的な「クリスタルなお茶会」、地元のブティックが主催のファッションショーなどなども楽しそう。 さらに、市民劇団の「タイタニック号」上演会や、町のお祭り「炎と氷の祭典」など盛りだくさんで、舞台となっている町キンドレッドに自分も住んでみたくなります。 一方、事件の方は、スノーモービルに乗った男性が、通り道に張られた鋼鉄ワイヤで首チョンになってしまうのですが、いくら何でもやりすぎでは? 冬場だから首にマフラーとか巻いているだろうし、首が折れるぐらいならわかるけど、いくら何でも、なあ・・。 続きも読むけど。。。 | ||||
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teaショップのシリーズから読んだのですが、このシリーズもいつも楽しく読んでいます。 | ||||
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アメリカの大人気女流ミステリー作家チャイルズが著した〈お茶と探偵〉シリーズと共に安定した人気を得ている好感度抜群のコージー・ミステリー・シリーズ〈卵料理のカフェ、カックルベリー・クラブ〉の久々に翻訳された四冊目です。コージー・ミステリーのヒロインで多いタイプは離婚経験者に次いで本シリーズのスザンヌがそうである様に夫に先立たれた未亡人のパターンですね。そして魅力的なヒロインは一人きりで放って置かれず必ずやハンサムな恋人が現われて2度目の恋愛と幸福を掴み取るのですね。 真冬の厳しい寒さの中〈カックルベリー・クラブ〉へ経営者のスザンヌと冬のフェスティバルの打ち合わせをする為にスノーモービルに乗ってやって来た銀行の新頭取が無惨な死を遂げてしまい、運が悪くまたもやスザンヌが第一発見者となる。これまで殺人事件を見事に解決に導いて来たスザンヌはカフェに来る客達からも期待され、お店が冬の催しで多忙な中で相棒のトニとペトラと共に殺人犯探しに挑んで行くのだった。 今回も大勢の容疑者の誰もが犯行可能な中で真犯人を一人に絞り切れず最後の手段も推理とは言えませんでしたが、でもスザンヌの咄嗟の機転と思いつきは見事でしたし、最後に暴かれるこの意外な犯人の正体はミステリーとして十分に満足の行く出来栄えだったと思います。本シリーズの魅力は〈カックルベリー・クラブ〉の共同経営者アラフィー女性3人組の仕事を通じた友情の物語が大きいでしょうね。カフェの料理の要であるペトラは認知症の夫の世話で苦労しながらも明るさを失わないしっかり者ですし、給仕のトニはダメ夫と別れようと何度も決心しながら人の好さでついつい許してしまって踏ん切りがつかない陽気なお笑い部門の担当ですね。他のレギュラーでは〈カックルベリー・クラブ〉へ毎回食事をタダで取りに来て素人に事件解決もしてもらい最後に美味しい所を持って行くドゥーギー保安官は調子が良すぎますが何とも憎めませんよね。そして何事にも積極的に全力でぶつかって行く我らがヒロインのスザンヌは優しい恋人医師サムとの仲が順調その物でゴールインも遠くないなと思えますし、無惨な死体を見たトラウマから敬遠していたスノーモービルにサムの導きで挑戦して逆に大好きになる思わぬ喜びや、家出少年を気遣う思いやりの心が犯人の決め手やオマケにお宝探しにまで結びつくというまさにラッキー・ガールと呼んで良い大活躍でしたよね。 | ||||
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