あつあつ卵の不吉な火曜日 卵料理のカフェ1
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本の状態もとても綺麗でした。 | ||||
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主人公のアラフィフ女性のスザンヌが、女友達のトニ、ペトラと3人で切り盛りするカフェを舞台にしたコージーミステリ。 ストーリー自体は、派手な事件が次々と起きて、それにスザンヌが毎度巻き込まれてしまうという、ちょっと無理やりな展開がありますが、 全体としては、中年女性の生活上の悩みや喜び、人との絆、そして舞台となっている小さな町・キンドレットの美しい風景の描写が丁寧で、割と気に入りました。 舞台となるカフェ「カックルベリー・クラブ」は単なるカフェではなく、書籍や手芸用品なども販売しているし、読書会や編み物の会などのイベントも開いています。単なる食堂ではなく、「コミュニティの場」になっている様子が丁寧に書かれていて興味深く読みました。 | ||||
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「お茶と探偵」シリーズが日本でも好評なアメリカの人気女流ミステリー作家チャイルズが贈る期待の新シリーズ「卵料理のカフェ」第1弾です。それぞれ人生で苦労を経験して来たアラフォー世代の二人スザンヌ、トニとアラフィー世代ペトラの3人の中年女性が出会い小さな田舎町キンバリーにカフェ・カックルベリー(ニワトリの卵)・クラブをオープンして大成功しますが、ある日を境にして不運にも凶悪な殺人事件に巻き込まれてしまいます。 ある不吉な火曜日の朝スザンヌは店の駐車場で友人の弁護士ボビーが殺されているのを発見する。しかもその夜店からの帰りに偶然カーチェイスの末の銃殺事件を目撃し自らも犯人に見つかりあわや殺されそうになる。彼女の不幸はそれだけでは済まず更に膵臓癌で亡くなった医師の夫ウォルターに横領疑惑が浮上するに及んでもはや保安官の捜査を見守るだけでは気が収まらなくなり自ら危険な事件の調査に乗り出して行く。 カックルベリー・クラブの売りは「地の池地獄の卵」等ユニークなネーミングの豊富な卵料理が自慢のカフェとプチ書店の〈ブック・ヌック〉に編み物クラブ〈ニッティング・ネスト〉にフレッシュなベーカリーと、とても充実しています。給仕担当のトニは派手でキツそうに見えて内面は駄目な夫を見捨て切れない優しさの持ち主ですし、調理担当のペトラは料理名人で裁縫の達人にして認知症の夫を心配しながらヴォランティア活動にも熱心な心優しい最年長の婦人です。そしてヒロインの経営者スザンヌは愛する夫を失った悲しみに耐え次々と降り掛かる災難にも音を上げずに「負けてたまるか!」と必死でがんばり抜く半端でないど根性を持つ愛すべき女性です。本書で見せる危険な部位を避けて麺棒で敵の頭を殴る技や咄嗟に繰り出すカンフー・キックや飛んで来る銃弾を鋭い反射神経で避ける能力と言い、彼女には「お主只者ではないな」と心底感嘆させられました。ラスト30頁を切ってもさっぱり五里霧中でどうなるのか心配になりますが、やがて事態が急転し一気に解決に向かうのは推理の勝利と言うよりも彼女の執念が実った粘り勝ちでしょう。また彼女の強い意思と優しさに深い感動を覚える保安官や医師や神父ら多くの善意の人々との心のふれあいのシーンには勇気をもらえ励まされました。素晴らしい新シリーズのスタートを心から祝福し、今後のスザンヌの更なる活躍に期待したいと思います。 | ||||
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ティーショップミステリーの主人公が若い女性なのに対して、こちらは中年の女性3人が主人公です。その年齢だけに、各自色々な問題を抱えていて、それが端々に出ていました。彼女たちの問題に共感できるかが好き嫌いの分かれ目かもしれません。また、素人が探偵をやる系の本によく見られる、TVドラマでかじった知識を使って保安官以下の捜査官に根掘り葉掘り尋ねる、というのがこの本では多く見られました。(「謀殺ということになるわ」「線条痕検査をしているの?」など)それを、素人探偵らしくて好もしいと思うか、知ったかぶってうるさいなと思うかで、本の印象が変わると思います。このあたりはティーショップのセオドシアに似ている気がしました。ただ、ティーショップ〜のちょっと恋愛まじりの雰囲気とはまったく違いますので同じ雰囲気を期待している方は少しご注意を。とはいえ、出てくる料理(特に卵料理)はとてもおいしそうなので★3つです。 | ||||
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ローラ・チャイルズってお茶と探偵シリーズの時も思ったけど、最初が凄くとっつきにくいです。この新シリーズも最後の方になってようやくしっくりきて面白くなってきたけど、前半はちょっとお茶と探偵の二番煎じを読まされてるようで少し退屈でした。もし自分の地元にこのようカフェがあったら常連になってしまいそうです。料理も美味しい雰囲気もいいからゆっくりと読書するには最適な店ですね。主人公のスザンヌは超行動的な女性なんで自分からピンチを招くから冷や冷やして読みました。巻末のレシピは名前も面白くて美味しそうです。 | ||||
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