春のイースターは卵が問題
- コージー・ミステリ (155)
- 大統領の料理人シリーズ (6)
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ホワイトハウス架空の女性初エグゼクティブ・シェフ オリヴィア・パラスが主人公。本書は3作目、現在8作目まで翻訳。このシリーズは是非全作完読することをお勧めしたい。冒頭の謝辞から、著書ジュリー・ハイジーの事前準備なるホワイトハウスに関する事細かな調査がうかがえる。主人公の、大統領ファミリーやチームメイトを守るための勇気ある決断と行動には純粋に感動。作が進むうちにスリルが増し、不正を嗅ぎつける能力の高さに「おいおい、また君なのか?」と言わしめる彼女をつい応援したくなる。正義感のあまり、規則や指針を時に超越するが、意思の強さと何より人を大切にし人を愛する強さを併せ持った彼女には底知れぬ魅力がある。巻末のレシピ集も楽しく、読み終えた頭で回想しながらホッとする。 | ||||
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まさかの場所での殺人?原因もお料理だったかも?ホワイトハウスが舞台のミステリーというところがおもしろい。 | ||||
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アメリカのホワイトハウスでエグゼクティブシェフを務めるオリー。 シリーズ3作目の本書では、自分のチームが出した料理が原因と疑われる変死事件が起こります。 しかも亡くなったのは「国家安全保障局」の高官。 自分のアパートで早朝に知らせを受けたオリーは、そのままコワモテのシークレットサービスに連行されてしまいます。 何を聞いても答えてくれない無口なSPたちの描写は結構緊迫感があり、これまで、オリーの活躍ぶりに後れを取りがちだった彼らもやっと本領発揮というところでしょうか。 前作では、テロリストの阻止までやってのけたオリーですが、本作ではだいぶおとなしくしています。 というのも、「背が高くてとってもハンサム」なカレシのトムから「首を突っ込むな」ときつく釘をさされてしまったからなのです。 トムの出世のためにもおとなしくしていようとするオリーですが、意思とは逆に、怪しげな関係者が次々と接触してくるので、否応なしに巻き込まれていってしまうのでした。 本作は、大統領ファミリーやホワイトハウス内の描写が少なめで、ちょっと物足りない気もしましたが、「卵転がし」の場面は面白かったです。 最初タイトルだけでは、「『卵が問題』ってどういうこと~?」と思っていましたが、ホワイトハウスでは大切な行事なのですね。 シェフたちが「卵が、卵が・・」と心配する理由がよくわかりました。 巻末の卵料理のレシピとか、ストーリーの本筋とはちょっと外れたところもとても面白いシリーズ。 続編が楽しみです。 | ||||
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大統領の料理人シリーズの第3弾。季節はイースターを目前にした春。 ホワイトハウスでも、大勢の人が楽しみにしている卵転がしのイベントが控えているし、 母と祖母が初めて訪ねてきてくれるというので、オリーはそわそわ。 そんな明るい春なのに、厄介な事件が起きます。 おかげでホワイトハウスのシェフなのに、仕事を外され自宅待機。 持前の好奇心で事件について調べようとすれば、詮索を禁止され、陸へ上がった河童状態。 だけどオリーがおとなしくしていても、いつのまにか事件の調査に足を突っ込んでいて… 捜査はなかなか進まず、オリーもホワイトハウスと自宅の往復をするばかりで派手な展開はありませんが、 オリーが自分らしさとは何かを考えさせる大きなきっかけとなりましたし、 この話は、オリーにとって大事な転換点といえると思います。 辛い話ではありますが、オリーを見守る母や祖母の愛情、ご近所さんのありがたみ、が感じられ、 同僚ともちょっとだけ理解し合える進歩に救われました。 登場した人物たちは、この後も再登場したり、シリーズが進むに連れて関係が少しずつ変わっていくので目が離せない存在です。 彼らがイースターにからめて卵(Egg)のダジャレを連発するのも楽しいです。 私は先に英語で読んでしまったのですが、これを日本語訳にするのは苦労されたのではないかと。 そして次の話は胸がキュンとする希望に溢れたものなので、早く日本語で読みたいなぁ。 ちなみに日本語タイトルについてですが、イースターは春のものだと思うので、 「春のイースターは…」の「春の」はいらなかったような気もします。 | ||||
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