クラスで一番地味な阿武隈川道子は高校2年生で初めて携帯電話を手に入れる。

ついに激突。リアム&エドワードvs.あの“教授”!ホームズに憧れ、少年探偵団に入り、名探偵の背中を追いかけていたリアム。

北海道、旭川。平凡な高校生の僕は、レトロなお屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。

からくも一家心中の運命から逃れた少年・タカシ。辿りついた南の島は、不思議で満ちあふれていた。

大学生・霧島涼のバイト先の先輩が惨殺された。そしてなぜか魔の手は涼にも及んでくる。

自分が、戦国時代より続く“守護六家”の頭領家の跡取りだと知った霧島涼。

表御番医師として江戸城下で診療を務める矢切良衛。

十一代将軍徳川家斉の次男として生まれた家慶。

長崎代官の季次家が抜け荷の罪を着せられ、とり潰しとなった。

桜宮市の終末医療を担っていた碧翠院桜宮病院の炎上事件から1年後。

2010年冬、喜び組の崔純子は国家最高機密とともに脱北、中国に入った。

警視庁捜査一課の田楽心太警部は、普段から不真面目な態度が目立ち、上司や同僚、後輩からさえも睨まれることが多い。

敗戦間近の箱根で、ドイツ軍潜水艦長が変死した。違体を発見したのは旅館の女中・安西リツ。

敗戦から2年ほど過ぎ、まだ国は困窮と混乱の中にあったが、人人の目には興奮と輝きがあった。

「この地で面白いものを発見した。

かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。

親から継いだ牧場で黙々と牛の世

幽霊が「視えてしまう」草食系大学生の八神森司。

凶悪な人間兵器「メギド」をもうひとつの人格として持つ根岸達也。

認知症の老婆に潜む秘密とは、その哀しみとは何か?!現在と過去が複雑に絡み合う殺人事件は、やがて「愛」や「家族」や「幸せ」の姿を、二人の刑事たちに突きつけてゆく。

服役中の男の告白――墨田区の不動産業者の強盗殺人事件は、意外なところから容疑者が浮かび上がった。

県内随一の名門・橘第一高校の入試前日、教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」の貼り紙が。

冴え渡る推理で名を馳せる、若き「臨床犯罪学者」、火村英生。

1955年。頭に、双子の片割れの死体が埋まったこぶを持って生まれ、周りの人間を次々と死に追いやる宿命を背負った男―ボズ。

うらぶれた小路の突きあたりに、妖しげな明かりを放つバーが一軒―。

次郎吉の目前で娘が腕を斬られた。娘は峰といい、奉公先の主人と通じ、その妻の恨みをかって襲われたのだった。

交通事故で死亡した女性の財布に残されていた新聞広告の切り抜きには、暗号めいた数字が記されていた。

売り物になるショートショートの3要素は、新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末。

美人鑑定家が奔放な知識で「人の死なない」コージー・ミステリに挑む、エンタメ・ノヴェルの先駆的ブランド「Qシリーズ」。

幼なじみ・サヨの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった。

NYの五番街にあるフレンチ百貨店。

「あなたたちはアセンションされました。

霊能少女・芙癸の脳機能データを鑑識に導入して捜査を行う、警察庁科警研心理三室。

売れっ子絵師・清麿の美人画に描かれ大人気となった町娘のおみねとおその。

奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。

平和を享受してきた伊賀国に暗雲が垂れ込める。隣国の伊勢を手中にした織田信長の侵攻が、いよいよ始まろうとしていた。

危険な男によって囚われの身となったロスフィールド警視と、彼に愛を捧げる精神科医のジン。

「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。

愛知県の海に浮かぶ聖アリスガワ女学院。そこはヴァチカン教皇庁直轄の探偵養成学校であった。

少年のコカイン中毒死をきっかけに、米大統領は南米コロンビアから流入するコカイン産業の撲滅を決意した。

新たなテロと認定されたコカイン汚染。

八田泳、高校一年生。そこそこ裕福でいわゆる幸せな家庭の息子。

昭和も残り少なくなった、ある夏。

完璧のはずだった。

もじゃもじゃ頭にぼんやりした姿。

多摩川で全裸女性の遺棄死体が発見された。

自らの作品を呪物と化し、人々を襲った異端の芸術家・黒形上赤四郎。

昭和10年9月。上野下町から児童30名が忽然と姿を消し、翌々日遺体となって発見された。

私立天空高校の校舎屋上から女生徒が飛び降り自殺をした。所持品は数千円と奇妙な鏡。

小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。

散歩中に拾った、自分と同じ機種の携帯電話。

鳴りを潜めていた盗人『ほたる火』がまたもや出没し、北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎は再度探索を始めた。

終戦直後の大阪で、鉄を食べる人間が出現した。名は「アパッチ」。

『かごめかごめかごのなかのとりは…』信長の秘宝をめぐり東西両軍に緊張が走る関ヶ原大戦前夜。

信長の秘宝とは帝も畏れる十種神宝であった。

元南町奉行所の同心で、今は屋台の蕎麦売りの菊薗平次郎は、同心時代に捕らえ死罪になった男の遺児・長太郎の逆恨みに遭い、妻と娘を殺害された。

桜の季節を迎えた江戸。金座裏では宗五郎一家の飼い猫・菊小僧が姿をくらます騒ぎが起きていた。

私立都筑台高校2年生にして、弱小映研部長の遊佐渉は、新進気鋭の女性映像作家・真壁梓が、夏休みを利用して行うビデオクリップ制作のスタッフとして、撮影合宿に参加することに。

感じていたい、あの人のぬくもりを。過酷な運命を背負った少女が辿った、哀しき死と再生の物語。

“鼠”こと次郎吉が酒を飲んでいた店に、抜身を手にした男が入ってきた。どうやら人を斬ってきたらしい。

「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」決定版!1冊でひとつのエピソードでは物足りない皆様へ、そしてシリーズ初読の貴方へ。

ブロードウェイのローマ劇場で異常事態が発生。劇の進行中に、ほぼ満席状態の観客席から男の毒殺死体が発見されたのだ。

神楽坂の裏通り。朝オープンするという怪しげなバーにいるのは、魔女のようなママと、謎のイケメンバーテンダー・イズミ。

フリーライターの広瀬隆二は、元代議士の今井から15年前に失踪した娘・香奈の捜索を依頼される。

昭和9年、浅草。神隠しの因縁まつわる「触れずの銀杏」の下で発見された男の死体。

エネルギー戦略の失敗から、日本では19年前に「夜」制度が導入された。

古城に隠された謎を解け!かつて掏摸だったリアムは、名探偵ホームズを目指して少年探偵団で修業中。

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。

「あの日、あの瞬間がすべて。時間よ、止まれ」あたし、月夜は18歳。

捜査官の目と耳と記憶と勘で街中に潜んでいる犯人を見つける、見当たり捜査。

日本・イギリス・ドイツ・スイスの4国で起こった戦前外交の秘史を追う、ふたりの外交官。

英都大学社会学部の若き助教授、火村英生。その明晰な頭脳で難事件を解決し、「臨床犯罪学者」と呼ばれている。

探偵事務所で働いている佐伯修一は、老夫婦から「息子を殺し、少年院を出て社会復帰した男を追跡調査してほしい」という依頼を受ける。

警視庁捜査一課に配属された宮藤希美(29・自称酒豪)には、ある奇癖があった。

大学を卒業してすぐ、かねてからの夢だった探偵社を設立した俺。その名は、小さな頃から決めていた“バーネット探偵社”。

「相棒」の人気脚本家、渾身のデビュー作!満開の桜の下、五名の死傷者を出した通り魔事件。それが終わりの始まりだった。

隠された巨大企業グループの残忍な罪業。浮かび上がる一人の男の驚くべき犯罪計画。

廃線跡、捨てられた駅舎。赤い月が昇る夜、何かが起きる―。

高価な高麗青磁の壺とともに失踪した老舗骨董店の若夫人。その壷に“紫式部”と名付けた男は、7年前に変死を遂げていた。

浅見光彦に錦秋の京都での取材が舞い込んだ。

巷で“赤い球体”を見た人々が自我を失い、凶事を起こす事態が発生。

旅行代理業を営む卓也は、モスクワから来たターニャと名乗る女性をアテンドする。

わたしは、ミギワは、自分の顔が嫌い。醜い醜いこの顔が嫌い。

総理大臣・安達の個人秘書がマンションのベランダから転落して死亡した。

元国際工作人の作家・武富の主宰する小説教室が合宿中の無人島に、記憶喪失の美女しぐれが漂着する。

大坂城を攻め滅ぼし、天下を手にしたはずの家康を驚愕させる情報がもたらされた。

小伝馬町の女牢に入ってきた風変わりな新入り、竜君お竜。

サンディエゴの探偵にして地元屈指のサーファー、ブーン・ダニエルズは、“紳士の時間”を海で楽しむサーフィン仲間から、妻の浮気調査の依頼を受ける。

汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない―。

森島巧は公立小学校で音楽の臨時講師として働く23歳だ。

僕=白石かおるは商社勤めのサラリーマン。自宅で切り落とした女性の首を渋谷の街に置き、ある「知らせ」を待っている。

覚えのない女性からの電話により、「魔神館」と呼ばれる洋館の落成パーティに参加することになった高校生・白鷹黒彦。

頭のない死体、胴体のない死体…身体の一部が持ち去られた6つの死体が都内で次々と発見される連続猟奇殺人事件が発生。

身体改造、裏サイト、居場所を見つけられず悲鳴を上げる魂たち―。第32回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。

折原祐一郎は画才を期待されて芸大を受験するが果たせず、パリの私塾で学んだ後に小樽で絵画塾を手伝っていた。

「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言いかけて、父さんは逝ってしまった。

樹齢千二百年の金木犀が見守る昔懐かしい街。

人生の一発逆転を賭けた銀行強盗に成功、営業前のキャバクラハニーバニーに駆け込む3人の小悪党がいた。

「雲水相談室」の公務を押しつけられた真実は、お山の面々に助けられ(どやされ?)ながら奮闘する毎日。

なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。