ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下
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シリーズ第3弾は、これまでよりも一層の記述のミスが目立つ。たとえば第2話「覗く眼」には、カーテンの隙間から怒りをたたえた眼が覗く、というシーンがある。だがここで言う「眼」とは片眼のことではないだろう。ならばそれが覗く「隙間」は、「隙間」と言えるほど狭いものではないはずだ。また同じ第2話には木造アパートのドアを蹴破るシーンがある。中にいた住人はそれで奥へと跳ね飛ばされるのだが、ならばドアは内開きである。しかし内開きのドアを持つアパートが一般的であるとは思えない。あるいは第3話「泣きぼくろのひお」では、183ページにある「エレベータ」という記述が十数行あとでは「エスカレータ」に変わっている。そして以下すべて「エスカレータ」という表記しかないのだが、事務所ビルに果たしてエスカレータがあるものなのか。これらはすべて説明不足か注意不足によるミスだろうと思われる。とはいうものの、それらは物語全体に影響を与えるものではない。ないのだが、少なくとも集中を削ぐものであることは確かだろう。 | ||||
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満足 | ||||
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読書録「ホーンテッド・キャンパス桜の宵の 満開の下」3 著者 櫛木理宇 出版 角川ホラー文庫 p155より引用 “ 場所とりくらいなんということはない、 と昨日までは彼も思っていた。しかし五時起 きした上、早朝の寒さに凍えながら四時間も 五時間も待つというのは、いざやってみると 苦行以外のなにものでもなかった。” 目次より抜粋引用 “月の夜がたり 覗く眼 泣きぼくろのひと 白丁花の庭 水辺の恋人たち” 見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生 を主人公とした、短編連作青春オカルトミス テリ。シリーズ第三弾。 大学の長い春休みも終わりが近づく三月下 旬、他のサークルが新入生の勧誘に策を練る この時期でも、主人公・八神森司が所属する オカルト研究会はいたってマイペースで…。 上記の引用は、春の定番行事のお花見の場 所取りについての一節。 担当しているのは主人公ですが、会社などで は新入りか若手の仕事だそうですね。ここ最 近は大勢で騒ぐことのできない状況ですが、 こういう面倒くさい些事をぼやきながらしな ければならないくらいが、幸せな世の中なの かもしれません。 恋のライバルが良い奴っぽいため、甘い顔 をしてしまった主人公・八神森司の恋のその 後はどうなるのやら…。 ホラーとラブコメが混在している作品です が、ホラーや人間ドラマの部分が思っている 以上に人間臭く、生臭い内容です。アニメよ りも二時間ドラマやジャパニーズホラーが好 きな方に合う作品ではないでしょうか。 ーーーーー | ||||
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青春ホラー名作シリーズです(^-^*)/ 毎回全5編の短編集構成のうち、必ず1編はきちんと怖い人の念を描いた作品があるので、怖さ好きとしてきちんと楽しめますし、 主人公がヒロインを霊的に守るという役割も面白く、 加えて主人公とヒロインの、W奥手故に両想いだけどなかなか交際に至らないもどかしさも絶妙で、全力で微笑ましく応援したくなる青春要素も楽しく、 素晴らしい青春ホラー名作シリーズです! 今回3作目の見所は、 霊的には雪女と怨念と自殺霊 人の怖さは監禁DV。 加えて霊のまっとうな想いに切なくなったり、性犯罪被害者心理を心中霊に上手く当てはめた点も見事。 また、新キャラクターとして、ヒロインの事が好きなライバル男子が加わり、恋の行方も更に面白さ満載でして、 盤石の青春ホラー名作シリーズとして、是非オススメです(^-^*)/ | ||||
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このシリーズの魅力は死者の霊が怨念で化けて出るだけの単純な構造ではなく複雑に捻ったマニアックなオチが用意されている事で、加えて100%現実路線の方向へ転じて読者をガッカリさせたりしないのも大きいと思いますね。私が考えるメンバー5人の一番の長所は欲得抜きの無償の人助けですね。こよみに片思いの森司は強力な恋のライバル小山内にさえ遠慮してしまうヘタレぶりですが、でも優しさが彼の美点でしょうね。 | ||||
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