ミステリーの傑作。江戸川乱歩賞受賞作。

人気司会者が自室で死体となって発見された！　残された暗号日記は遺書なのか、それとも…？ 　芸能ショーの司会者、細井道夫が死体となって発見された。

武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。

戦時下の旧制中学校で発生した配属将校射殺事件。

被害者の言い残した「テン」の謎?デート中に殺人事件に出会した新聞記者の犯人捜しが始まる。

神様の祟りを恐れる山村で、23年の時を経て再び起きた不可解な転落死事件。

ニューヨークでVIPを乗せた旅客機が墜落。現場からはソ連製の毒ガスが発見された。

動物園で発見された男の死体には熊の爪痕が。近くには新興宗教のバッジが落ちていた。

謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。後世の美術史家はこの謎に没頭する。

夏の甲子園。

孤独な老嬢たちが住む女子アパート。突如始まったアパート移動工事と同時に奇怪な事件が続発。

眼の壁に囲まれた密室―。衆人環視の中での殺人事件は、両国N大講堂で開催された全日本学生剣道大会の決勝戦で発生した。

関東電力九十九里浜原発の建屋内で、一晩中多量被曝した死体がドラム缶詰めで処分されたという。

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき―百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸太夫が詠んだ歌に秘められた謎。

孤独な老嬢たちが住む女子アパート。突如始まったアパート移動工事と同時に奇怪な事件が続発。

堕胎手術で死んだ少女が残した謎の言葉“アルキメデス”。

競馬評論家・大友隆一が東北の牧場で銃殺された。ともに撃たれたのは、牧場長とサラブレッドの母子・モンパレットとパステル。

栗本薫は22歳、某マンモス私大の3年生。

義経は、平泉で討たれたのではない。頼朝の追捕の手を逃れ、ひそかに北へと脱出していた……。

旅先で間違えたバッグの中には一通の手紙が。

横浜の遊廓に、2人の少女が売られて来た。

夏の甲子園。

み…美恵ちゃん…娘たちの喉を突き破って金切声がほとばしった。ふくよかな女の胸には1本のナイフが突きささっていた。

「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。

女子高生の純粋な同性愛を阻む悪意、そして殺人事件。

カラマーゾフ事件から十三年後。

仁木雄太郎・悦子の素人探偵兄妹が巻きこまれた奇妙な連続殺人事件。

東京の巨大ホテルの社長が堅牢な密室で刺殺された。

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。

「これは貸しだからな」。謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。

皇居に侵入して、“お宝”を盗み出せ!ターゲットは、徳川家光が愛でたという名盆栽「三代将軍」。

レイプ・スキャンダルで引退したお笑い芸人・笠原雄二。今は孤独に生きる彼を、元相方の立川誠が五年ぶりに訪ねてくる。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

東京・葛西のトランクルームから、女性の全裸腐乱死体が発見された。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

水没するまでのタイムリミットは約5時間。それまでに洞窟に閉じこめられた調査隊を助け出さなければ―。

大物弁護士西垣文雄が横浜の自宅で惨殺された。首や手足はねじ曲げられ、顔は激痛にゆがんでいた。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 乱歩賞史上、最もロマン溢れるミステリー! ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。

現代史の結節点の陰に秘められた謎。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。

琵琶湖をのぞむ時価１０億円の高台の土地売買をめぐるトラブルで、仲介の弁護士と不動産屋が殺害される。

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。

南極遊覧中のチャーター機がシステムダウンを起こし不時着。

ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し二十年以上もひっそり暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。

飲料会社宣伝部課長・堀江はある日、会長・石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、これを広告に使えないかと打診されるが、それがCG合成である事を見抜き、指摘する。

黒川博行氏絶賛! 人生の切なさと輝きを描き上げた短編集。