華やかな死体



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

4.00pt (10max) / 1件

5.60pt (10max) / 5件

Amazon平均点

3.91pt ( 5max) / 11件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1962年01月
分類

長編小説

閲覧回数3,075回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数6

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)

1998年09月14日 大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)

孤独な老嬢たちが住む女子アパート。突如始まったアパート移動工事と同時に奇怪な事件が続発。老嬢たちの過去も次第に暴かれていく。(『大いなる幻影』)。大手食品会社社長の死体が発見され、元社長秘書の男が逮捕された。事件をめぐり少壮の検事と老獪な弁護士の熾烈な戦いが始まった。(『華やかな死体』)。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

華やかな死体の総合評価:7.50/10点レビュー 12件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

懐かしい景色が

いかにも昭和の話だなと思いました。

わたろう
0BCEGGR4
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11:
(5pt)

流行作家の宿命

もはや二人の作家の名前を知っている人は少なくなってしまったが、一時はお二人ともよくTVに出演していた時代があった。今回のこの作品はともに代表作なのだが、今読むとテンポが遅くて結構だるい。しかし、戸川さんの最後のどんでん返しは今でも驚かされるし、佐賀さんの胸がすくような結末で終わらない作風は逆に新しさを感じる。
なお、末尾の関口苑生による解説で戸川の中期大傑作と讃える「赤い爪痕」と佐賀の集大成的最高傑作と書く「真昼の醜聞」は今では簡単に手に入らない。これも流行作家の宿命か。
大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)より
4062638789
No.10:
(5pt)

Very nice

Very nice
大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)より
4062638789
No.9:
(5pt)

勧善懲悪でない、異色の法廷ミステリー!

事件が解決しない・犯人が罰せられない・誰が敵で味方なのか分からないという超展開。
 本物の弁護士が書いた、最高のリーガル・ミステリー。
 このあと登場する乱歩賞受賞作家・和久峻三氏(「仮面法廷」)の世界観が勧善懲悪なのに対し、この作品は対照的。
 好き嫌いが分かれるかも知れませんが(かなりモヤモヤする)現実的な世界を描いたサスペンス小説の傑作。 
 惜しむらくは、作者が数年後亡くなってしまった為、あまり活躍が出来なかったこと。
華やかな死体 (講談社文庫 さ 18-1)Amazon書評・レビュー:華やかな死体 (講談社文庫 さ 18-1)より
4061361198
No.8:
(4pt)

法廷劇が好きなかたにはおすすめ

第八回江戸川乱歩賞受賞作品(昭和37年)

会社社長 柿田高信の撲殺事件を担当することとなった千葉地方検察庁 検事城戸明。彼は、先回の事件での名誉挽回とばかりに、容疑者 人見十郎の起訴、有罪に意欲を燃やす。捜査により証拠固めで、圧倒的な検察有利の状況であったが、公判が始まると、老獪な弁護士 山室竜平の反撃が開始される。 ・・・

戸川昌子『大いなる幻影』と乱歩賞同時受賞。塔晶夫(中井英夫)『虚無への供物』、天藤真『陽気な容疑者たち』が選外なので、激戦だったんだろう。

自身のキャリアを生かした法廷物で、さすがに臨場感がたっぷりだ。検事四年目の城戸と、法廷戦術にたけた山室の攻防戦がみもの。城戸のコンプレックスと野心が、公判をおうごとに一喜一憂する姿とかさなっていて面白い。すっかり感情移入してしまって、不利な状況にイライラさせられるほど。

登場人物それぞれの思惑が、思わぬ方向へ事件の結果をもっていくのだが、このあたりの展開の仕方が巧緻だと思う。ラストは少なからずストレスが溜まるんだけど。

派手さはないが、法廷劇が好きなかたにはおすすめできる。
華やかな死体 (講談社文庫 さ 18-1)Amazon書評・レビュー:華やかな死体 (講談社文庫 さ 18-1)より
4061361198
No.7:
(4pt)

乱歩賞同時受賞の傑作

第八回江戸川乱歩賞受賞作品(昭和37年)

戸川昌子『大いなる幻影』と佐賀潜『華やかな死体』は、乱歩賞同時受賞。塔晶夫(中井英夫)『虚無への供物』、天藤真『陽気な容疑者たち』が選外なので、激戦だったんだろう。

■大いなる幻影
夫の遺稿をひたすら清書しつづける老女、愛人のバイオリンの名器を盗んだ過去に苛まれる老女、ゴミに囲まれ拾ったさなかの骨を日々食す老女。 絶望のうちに妄執にとりつかれた人々の描き方がすばらしい。7年前に起こった誘拐事件の犯人探しが、このドロドロの人間関係の中でのストーリーの本筋かと思いきや、さにあらず。予見がズバスバあたる信仰宗教の教祖さまがあらわれたりして。これも謎のひとつ。

かなり強引というか、都合良すぎなところも感じてしまうけれど、どんでん返しは成功していると思う。登場人物と一緒に、読者も”大いなる幻影”に惑わされるというところか。

発表されてからほぼ半世紀。時制が前後したり、話の流れと一見無関係と思われる唐突な挿話があったりと、読みにくいところはあるんだが、それを差し引いても傑作と思う。

■華やかな死体
作者自身のキャリアを生かした法廷物で、さすがに臨場感がたっぷりだ。検事四年目の城戸と、法廷戦術にたけた山室弁護士の攻防戦がみもの。城戸のコンプレックスと野心が、公判をおうごとに一喜一憂する姿とかさなっていて面白い。すっかり感情移入してしまって、不利な状況にイライラさせられるほど。

登場人物それぞれの思惑が、思わぬ方向へ事件の結果をもっていくのだが、このあたりの展開の仕方が巧緻だと思う。ラストは少なからずストレスが溜まるんだけど。

派手さはないが、法廷劇が好きなかたにはおすすめできる。
大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大いなる幻影・華やかな死体―江戸川乱歩賞全集〈4〉 (講談社文庫)より
4062638789



その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク