(短編集)

くらげ色の蜜月

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種別
短編集
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あらすじ

2020年09月17日 くらげ色の蜜月 (竹書房文庫)

倫理もなく、理屈もない。奇妙な出来事が、ただそこにある―。初々しい新婚夫婦。しかしふたりは、たがいに秘密を抱えていた。男はなぜ新婚旅行先に忌まわしい思い出が残る旅館を選んだのか。旧い結婚観が招いた悲哀劇を描く表題作「くらげ色の蜜月」。新発見の感染症の手がかりを追う保健所の職員が、歪んだ虹色の世界を覗き見る「蟻の塔」。アメリカで妊娠した修道女は、日本で病床にある教主とのあいだにできた御子だと主張するが…。果たして、彼女が語るのは奇蹟か幻想か。現実が霞む「聖女」。女の生涯には、常に蟻が蠢く。虫と狂気の物語「蟻の声」。光に眩み、闇に溺れる。罪を犯して贖いて、果てに待つのはおぞましくも美しき混沌の世界。地獄極楽板一枚。ただひたすらに、酔え、惑え。初収録作品を含む、江戸川乱歩賞作家円熟期の短篇集。(「BOOK」データベースより)

評判

くらげ色の蜜月の評価:

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くらげ色の蜜月の総合評価:

7.33/10点 レビュー 3件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3
(5pt)

絶対的に面白い

最高に面白い。エロが根底にある男女の話し。作家さんが女性なのでこの世の中のどこにそんな取ってつけた様な女がいるのだか、みたいな事がない。やっぱり登場人物の女がリアルだと断然面白い。
くらげ色の蜜月 (竹書房文庫) Amazon書評・レビュー: くらげ色の蜜月 (竹書房文庫)より
4801923992
No.2
(1pt)

時間の無駄!!

全然面白くなくパラパラ読みだった。別の著者の本を買えば良かった…。
くらげ色の蜜月 (竹書房文庫) Amazon書評・レビュー: くらげ色の蜜月 (竹書房文庫)より
4801923992
No.1
(5pt)

絡みつく性愛サスペンス

62年から87年にかけて活躍した作家だ。何作か読んだ記憶があったが、他の人と間違えたらしい。
完全に初読みだった。
乱歩賞受賞者だが、推理作家ではない。異様な設定のもと追い詰められた人物がどう行動するか?を主軸とした心理サスペンスまたは生臭い幻想小説だ。ほとんどの作品が性愛をテーマにしている。
男の妄想を描いた小説は色々読んでいるが、女性作家のねっちりと絡みつくような描写は、味わいがまったく異なる。未知の作風に夢中になった。
十四篇収録している。設定がそのままネタのような作品が多いので、印象深い作のみ簡単に触れることにする。
表題作は、蜜月の夫婦は二人ともある事情を抱えていた。性愛スリラーの逸品だ。
『隕石の焔』むかし隕石の落ちた村には、奇怪な習俗が残っていた。伝奇SFとでもいうのか。
『ウルフなんか怖くない』見世物小屋が出てくる。大好きな乱歩を思わせる。

『悪魔のような女』ヒロインの造形が凄まじい。
『聖女』尼僧が妊娠した。父は重病で寝たきりの大司教だと言い張る。結末がまったく予想できない。
『蟻の声』幼いころに見た蟻の恐ろしさが生涯のトラウマになった。パラノイアじみた心理描写が素晴らしい。
『赤い的』不幸な少女が現状から逃走する唯一の方法とは。サスペンス満載の傑作だ。

まったく知らないタイプの小説だった。編集の日下三蔵氏に感謝したい。
くらげ色の蜜月 (竹書房文庫) Amazon書評・レビュー: くらげ色の蜜月 (竹書房文庫)より
4801923992

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