直木賞作家の本領発揮、ユーモア全開の警察小説 大阪府警捜査一課の文田巡査部長と総田部長刑事――通称“ブンと総長”は、名神高速道路で起きた乗用車爆破事件の現場に来ていた。

大阪府警捜査一課の黒木と亀田、通称“黒マメ”コンビのもとに事件の報せが舞い込んだ。

遺跡で起きた殺人。

手がかりは死体に残されたキャッツアイ!サントリーミステリー大賞受賞作! 府立美大に通う村山光行が殺された。

ともに大阪府警を追われた、かつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。

橋岡恒彦は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とは電話詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。

猟奇的な連続殺人の真相は?初期作品の中でも異彩を放つ、濃密な犯罪小説。

大阪府警薬物対策課の桐尾と上坂は覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。

竹の子採りの主婦が発見した白骨死体。

宅配業者を装い、若い女性を狙った猟奇的な殺人事件が発生した。

ボクサー崩れの酒井は、恩人・津村のパチンコ店で働く釘師。

大阪府警捜査一課”黒マメ”コンビvs稀代の知能犯。圧巻の警察ミステリ! 三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。

「極道は身代金とるには最高の獲物やで」。大胆不敵な発想でヤクザの幹部を誘拐した三人組。

沖縄の互助組織、模合。

かつてなくリアルに描かれる捜査の実態と癒着、横領、隠蔽、暴力、…日本警察の真実のなかにあぶりだされる男たちの強烈な光と闇。

美大生探偵コンビが、密室事件の謎に挑む。

無茶苦茶な誘拐事件だった。身代金が金塊二トン(時価32億)。

「売られた喧嘩は買う。わしの流儀や」建設コンサルタントの二宮は、議員秘書からヤクザ絡みの依頼を請け負った。

古美術でひと儲けをたくらむ男たちの騙しあいに容赦はない。

「待たんかい。

大阪府警の堀内は恐喝がバレて依願退職。民 間に拾われるが、暴力団と揉めて刺され、左 脚に障害が残る。

芸術院会員の座を狙う日本画家の室生は、選挙の投票権を持つ現会員らに対し、露骨な接待攻勢に出る。

美人局のはずだった。だが、頭の弱い女が誘い込んだのはヤクザで、相棒の男が凄んでも脅しが効かない。

『唐獅子硝子』―遺品整理のお礼にアールヌーヴォー期のガラスレリーフを貰った洛鷹美術館の澤井は、ひと商売思いつく。

大阪の私立晴峰女子高校では、理事長の酒井が学校法人を私物化していた。

疫病神・ヤクザの桑原保彦に頼まれ、賭け麻雀の代打ちを務めた建設コンサルタントの二宮啓之。

眼に入った物をかぞえずにいられない計算症の青年や、隣人のゴミに異常な関心を持つ男など、現代社会が生み出しつづけるアブナイ性癖の人達。

「疫病神」コンビ、待望の復活。

彫刻の縮小模型、蔵に眠っていた屏風、デッドストックのアロハ…こいつは金になる―。

40歳独身の尚之は、お見合いパーティーで“サトウミサキ”と出会う。

入行三年目の銀行員・結城が配属されたのは、日陰部署と囁かれる渉外部。

建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。

中毒死事件で店を畳んだふぐ料理店。

麻薬密売組織のボスから逃げだした愛人のはつみは、女性刑事明日香に保護されていた。

「ええな、抜け駆けと裏切りはなしやぞ」便利屋を生業とする長尾のもとに、ある社長令嬢の不輪現場を隠し撮りしたビデオが持ち込まれた。

衝撃だった。ここまで悲惨な状況だとは思ってもみなかった。

周到な準備と計画で強盗殺人を遂行していく男ー。

食品会社の社長・篠原の遺体が高速道路の非常駐車帯で見つかった。

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。

JR尼崎駅で通勤電車を待っていたカメラマンの植戸は電車脱線の報せを受ける。

映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。

彫刻家・遠野公彦。独身、四十二歳。

幼き日に、警察に運命を狂わされた誠也とレイ。大人になった二人は、彼らへの復讐を始める。

「これは…戦争だ! 」 「裏の外交」に暗躍する極秘組織・公安調査庁を舞台に 『ZERO』の麻生幾が放つ、ノンストップ諜報小説! 公安調査庁の分析官・芳野綾は、現場調査官である沼田から、武装した大量の中国漁船が尖閣諸島へ向けて4日後に一斉出港、 6日後の

船橋東署の刑事矢島正成は、娘の律花が通う幼稚園でバス運転手の不審死に遭遇する。被害者の手には火傷があった。

家庭裁判所調査官の仕事は、少年事件や離婚問題の背景を調査し、解決に導くこと。

親友の自殺は自分のせい。悲しみに暮れる可奈子の携帯が着信した。

画家レンブラントのもとにやってきた、ある宝石商からの緊急の使い。

台湾プロ野球で八百長に手を染め、罪から逃れるために殺しを重ねた加倉は、逃れ着いたイタリアで殺し以外なら仕事を選ばない何でも屋「暗手」として生きていた。

男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。

意識不明の重体で運ばれた、横川達男。主治医の白石ルネは、延命治療は難しいと治療を中止。

「最大の報復、それは刑事としてのプライドを奪うこと」。突如、了の自宅を訪れた青山署の刑事たち。

博多駅付近で発生した五億円相当の金塊強奪事件。堀内信也はヒラヤマ総業調査員の伊達誠一に誘われ、金塊の行方を追うことに。

哀しき人、公園の池に沈めたのは…。娘を失った男、母に捨てられた少女。

警視庁の鷺沼と神奈川県警の宮野は、神奈川県警管内で発見された腐乱死体が碌な捜査もせず自殺と断定されることに疑問を持ち捜査を開始する。

孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー! 検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。