(短編集)
蜘蛛の糸
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蜘蛛の糸の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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1992年から2008年に雑誌掲載された7作品を収めた短編集。欲が突っ張った男たちが結局はババをつかむ可笑しさと哀れさを描いたコメディである。 | ||||
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黒川にすれば珍しく犯罪がほとんど出てこない短編集だ。表題作を含めて、まるでTVのお笑いに 使われそうな、助平で哀れな男の失敗談が多い。くすくすと笑える場面が多く、文章が巧いから暗さが ない。何とかモデルを口説こうと自分の財産を賭ける彫刻家を描いた「充血性海綿体」、飲み屋の若い 女の子を希望通り大阪のUSJに連れて行き、その後を楽しむというスケベ心を持った男の物語 「USJ探訪記」、表題作の「蜘蛛の糸」では、クラブの女の子をものにしようと奮闘する彫刻家が失敗を重ねて、堕ちていく姿が極めて面白く描かれる。そして、実験小説のような形態をとっているのが、「尾けた女」。この作品では、推理小説を書こうとする刑事の作品を作家が添削する形で物語が進んでいく。すべての作品が軽いと言えば軽いのだが、面白くてどんどん読まされてしまう。ますます黒川が好きになる短編集だ。 | ||||
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著者の生活がそのまま書かれているように感じます。ハチャメチャな日常、面白いです。読み返して、笑っています。 | ||||
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優 | ||||
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古本なのにたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきありがとうございます。 | ||||
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小説内の会話が上手と評判の黒川氏の短編集。 「充血性海綿体」「蜘蛛の糸」「シネマ倶楽部」美術畑出身の著者ならではの作品。 クラブのホステスに入れあげている主人公が、本懐を遂げるためにドタバタする話。 「USJ探訪記」著者がUSJに訪れた際、長時間並ばされてヤケクソで思いついたような内容。 「尾けた女」刑事が持ち込んだ作文と、プロである著者の文体の違いに脱帽! 「吸血鬼どらきゅら」おかしい人の相手をする警察官の悲哀を描く。 「ユーザー車検の受け方教えます」自分で車検を通すと大変だという話。 いずれもユーモア満載に仕上げている。 | ||||
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