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(短編集)
蜘蛛の糸
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蜘蛛の糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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黒川にすれば珍しく犯罪がほとんど出てこない短編集だ。表題作を含めて、まるでTVのお笑いに 使われそうな、助平で哀れな男の失敗談が多い。くすくすと笑える場面が多く、文章が巧いから暗さが ない。何とかモデルを口説こうと自分の財産を賭ける彫刻家を描いた「充血性海綿体」、飲み屋の若い 女の子を希望通り大阪のUSJに連れて行き、その後を楽しむというスケベ心を持った男の物語 「USJ探訪記」、表題作の「蜘蛛の糸」では、クラブの女の子をものにしようと奮闘する彫刻家が失敗を重ねて、堕ちていく姿が極めて面白く描かれる。そして、実験小説のような形態をとっているのが、「尾けた女」。この作品では、推理小説を書こうとする刑事の作品を作家が添削する形で物語が進んでいく。すべての作品が軽いと言えば軽いのだが、面白くてどんどん読まされてしまう。ますます黒川が好きになる短編集だ。 | ||||
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著者の生活がそのまま書かれているように感じます。ハチャメチャな日常、面白いです。読み返して、笑っています。 | ||||
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優 | ||||
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古本なのにたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきありがとうございます。 | ||||
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小説内の会話が上手と評判の黒川氏の短編集。 「充血性海綿体」「蜘蛛の糸」「シネマ倶楽部」美術畑出身の著者ならではの作品。 クラブのホステスに入れあげている主人公が、本懐を遂げるためにドタバタする話。 「USJ探訪記」著者がUSJに訪れた際、長時間並ばされてヤケクソで思いついたような内容。 「尾けた女」刑事が持ち込んだ作文と、プロである著者の文体の違いに脱帽! 「吸血鬼どらきゅら」おかしい人の相手をする警察官の悲哀を描く。 「ユーザー車検の受け方教えます」自分で車検を通すと大変だという話。 いずれもユーモア満載に仕上げている。 | ||||
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本の中にところどころに鼻毛が付いていて気持ち悪かったです!! | ||||
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いつもの様に移動中の愉しみとして本書を開いた。 いつもの様な人間臭い、時にはリアル過ぎる描写にも耐え得る涼し気な顔で。 私は電車内でスマホを弄る他人を個人的に快く思えない。 だから専ら、それらに対抗するかの如く読書する。 少し仏頂面で。 最近は黒川作品にハマり読み漁っているのだ。 が、本書はいつも通り…には読めなかった。 堪えきれず笑ってしまうのだ。 もう咳払いでは誤魔化せない。 だから今、読書を中断してこのレビューを電車内で書いている。 スマホから。 完敗です。 新作を期待しています。 | ||||
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長嶋一茂氏が「僕ら男にお×ン×ンが付いてんじゃないんだよ、お×ン×ンに僕らがくっ付いてるの」という迷言を残しているが、そういう男子の滑稽を小説にしたようなコミカルな短編集。 清水義則氏とか椎名誠氏の短編みたいな軽い感じ。 ただ、表紙が上品すぎて(著者の奥様が日本画家)内容と合っていないため、プロモーションには失敗していると思います。 | ||||
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これまで著者の作品はやくざものを中心としたハードボイルド(疫病神シリーズ)しか読んだことがなかったため、本短編集の軽妙なタッチに驚いた。 幅広い作品層を持っている作者だ。 下心丸出しの男の馬鹿さ加減を面白おかしく描いており、各作品とも一気に読んだ。 一方で、こうした笑いのある作品は他にもより笑ってしまう他の著者の多くの作品がある中で、黒川氏の良さが100%出ているか、といった点では個人的にはハードボイルドの方が断然面白いと思う。 | ||||
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軽めの面白さ、すらすら、すぐに、読んでしもた、だから、面白いと、いうことやんかー | ||||
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力の抜けた面白さは、認めます。ただ、内容と値段に少し差があるように思えます。 はっきり言うと、値段が高い。 | ||||
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