フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。

亡き夫に唇を触れられたと語り出した義妹（「魂疫」）。縁切り神社で行われる、奇妙な“儀式”（表題作）。

『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!』web発・日常侵食ホラー 実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。

「或る、バイト体験者の話をインタビューしてきてください」 新作の執筆依頼でバイト体験者たちに取材をしていく一人の作家。

シングルマザーの美苗は、兄夫婦と両親、祖母が引っ越したばかりの家に幼い娘とともに身を寄せる。

北関東の実家を飛び出し、東京の歓楽街まで流れ着き、ボーイズバーにハマってしまった18歳のさあや。

昨年、夫の孝之が事故死した。まるで二年前に他界した義母佳子の魂の緒に搦め捕られたように。

死が、かけがえのない生を輝かせる。 啓栄大学演劇研究会卒業生の元に届いた脅迫状。

我々は、なぜ小説を読むのか。

私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

怪異による超常現象×名探偵の論理！　30年前から繋がる惨劇の連鎖。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

その物語は、人を殺す――。

げんきなあなたがうまれます フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

雨の日には、読まないでください。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

おしゃべりと食べることと仕事が大好きな33歳のひまりは、ある夏の日交通事故に遭ってしまう。 目が覚めると体が動かない。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

六十代の主婦・雅美は、大谷選手が書いたマンダラチャートを真似て、マス目を埋めてみる。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。

口に関するアンケート　背筋（せすじ）　「近畿地方のある場所について」(KADOKAWA)で2023年にデビュー。

湧き起こる違和感の数々。あなたは果たして気づけるか―― その家には約束事がある。

レジェンドへのリスペクトを胸に 人気作家7名が全力執筆! 真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、 女子高に潜入する火村とアリスや 不可解なダイイング・メッセージに挑む 江神たちEMCの面々まで。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

世界遺産・藤湖のまわりを囲むようにそびえ立つ、静謐な佇まいの十燈荘。

口に髪が入ったら死がやってくる。

「とにかくヘンな小説をお願いします」 そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

ちっぽけな探偵事務所を営む私立探偵・烏間壮吾。

あしや超常現象調査の晴子と越野は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。

わたしはこの本を書くために、3名の人物に取材をおこないました。 彼らの身の回りでは不気味な出来事が起きているそうです。

誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもー。

自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。

耳の中に棲む私の最初の友だちは 涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。

この報告書を絶対に読んではいけないーー あなたの世界が恐怖に一変する読書体験‼ 【このファイルは、先日都内で発生し、世間を震撼させたあの恐ろしい大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった精神科医の記録をまとめたものである。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

ある廃村に関する噂。 未解決事件の謎。

ドロドロに液体化した男性の遺体が都内で発見された。 死亡した男性は坂口の学者仲間・古屋教授。

元祖たてもの怪談。加門七海の場所にまつわる最恐怪談実話。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

この本は、作家である私、夢見里龍が収集した「奇妙な構造をした家の体験談」を小説の形に書きおこしたものです。

あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか？ 前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが 不可解な間取りの謎に挑む。

ほんとうにこわいものは、何? ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。

大唐帝国の帝都・長安で生ずる、奇怪な連続殺人。 屍体は腹を十文字に切り裂かれ、臓腑が抜き去られていた。

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。

私はいずれ、夫に殺されるかもしれない。義父の弔問に訪れた前妻の佑香。

みんな死ぬよ　誰も帰れない ホラー映画撮影スタッフを襲う悪夢のような事件。

小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。

―この物音は、何か可怪(おか)しい。 何かが畳を擦る音、いるはずのない赤ん坊の泣き声。

畳は腐り梁は限界、崩れ落ちそうな巨大な襤褸屋敷ー姑の世話をするため、文子は単身赴任の夫と離れ、娘と姑の３人でこの家に暮らし始めた。

あの家のわらしは、膨れで死ぬぞ。

”小説” ならではの企みに満ちた“怪談” 全7編。