村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。

高知で農家を手伝う北嶋英二の双子の兄が自殺した。

エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰は念願の石棺を発掘するが、見つかったのは死後数ヵ月のミイラだった。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

移植手術を巡り葛藤する新米医師―「優先順位」。安楽死を乞う父を前に懊悩する家族―「詐病」。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日する。 警察が威信をかけてその警備にあたる中、現職総理大臣の孫娘が誘拐された。

元陸自のパイロット・新居見充は平成南海トラフ大地震で家族を亡くした喪失感とともに生きていた。

十年前の転落事故でクレバスに置き去りにしてしまった親友・樋口を迎えに、シウラ・グランデ峰を登る真山道弘。

八歳の女児が乗用車に撥ねられ死亡する。運転手は不起訴処分になるが、そこには罪深い大人たちの様々な打算が働いていた。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。

小学5年生のときに東日本大震災に遭い、離ればなれになった幼馴染の6人。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

東京入管の難民調査官・如月玲奈は、後輩の高杉純と共に、日本に難民申請したクルド人・ムスタファの調査を行うことに。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

「しばらくの間でいい。

新宿署の刑事・田丸は、捜査本部の方針にいつも反発するために厄介者扱いされていた。

〜ミステリ作家からの挑戦状〜 登場人物全員、同姓同名! 大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。

甲府市内の宝石店が強盗グループに襲撃された。

ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。

圧倒的な密度と熱量。

物語を構築する要素は至って明快なのに、ページを追うごとに謎は深まり、主人公を取り巻く状況は加速しながらめまぐるしく姿を変える。

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。

著者のエッセンスが満載された最後の短編集 八人の子供がいる家庭へ脅迫電話。「子供の命は預かった」。

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。

平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。

“幻の名峰”として人気の新羅山。その日も登山客で賑わうなか突如、群発地震が襲う。

チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、 現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。

幼き日に、警察に運命を狂わされた誠也とレイ。大人になった二人は、彼らへの復讐を始める。

1944年6月6日、ノルマンディーが僕らの初陣だった。

事件を追う刑事と、遺体探しをする少年達。彼らが辿りつく衝撃の真実とは。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。

東京・杉並区で起こった連続愛犬殺害事件。殺された犬はすべてシェパード。