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(短編集)

ユリ迷宮



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【この小説が収録されている参考書籍】
ユリ迷宮 (講談社文庫)

ユリ迷宮の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

またしても期待はずれ

三つの作品が収められていますが、予想に違わぬハズレ本でした

ロシア館の謎
島田御大を髣髴させるようなトリック一発の法螺話です
殺人事件も起きるのですが、シベリアの大雪原から館が消えたことが
主テーマで、真相が明かされてもだから何?って感じでした
これが作者の短編の中の最高傑作と言われているとは片腹痛いです

密室のユリ
トリックはええええっそれ?という悪い意味で吃驚、解決に至る流れ
もあまりにも使い古されたネタで、習作レベルにも達していません

劇薬
カードのブリッジに詳しくないと、まったく面白くありませんし、
そのルール解説に割いたページも無駄な感じです
さらにはプレイの内容と得点表から推理するなんて無茶苦茶です
被害者の造形はベタで、勿体ぶった解決までの三段落ちも鼻白みました

おまけ)作中の語り手である無能な黎人君へ
自分の通っている大学を定年退官した先生を××老人、連れ合いを無くし
た中年女性を○○未亡人と、地の文で何度も記すのは如何なモノかと...
ユリ迷宮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ユリ迷宮 (講談社文庫)より
4062637286

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