魔術王事件
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もはや推理小説とは別物かも。横溝正史の作品を思い出しました。結構ドロドロしているので、個人的にはもっとスマートなものが好きです。 | ||||
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私は二階堂黎人という作家が好きだ。 グイグイテンポよく読ませるし(かなりの重要要素)、大時代的な(乱歩オマージュ) 作品舞台つくりも胸躍るものがある。多くの作品でのトリックも当初の怪奇さ、 不可解さが作品世界を彩り作り上げる。 本作は意図は若干わからないが、上巻途中である登場人物が犯人に囚われ、 時間を延々経過させる下りあたりが、かなり無意味に近いし、ページを浪費させる。 しかも蘭子はほぼ出てこない…。その分悪との真向対峙のシーンでの盛り上がりは あるのだが…。やはりこれらいくつかのマイナスポイントで中だるみを起こしたのは痛い。 しかし後半ようやく登場の蘭子は、いつも通り胸のすくような推理と台詞とで悪を切り捨てる。 このくだりはいつもながら安定の面白さだ。なお作中漂う謎めいた雰囲気つくりはほどほどに 功を奏しており、ファンにはそれ相応に楽しめる一作だといえる。 | ||||
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他のレビューと異なり十分面白かったですよ。グロテスクな描写も凄惨で読み応えありました。 犯人の検討は早く着きました。それでも物語としては十分に楽しめますよ。 | ||||
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2004年に講談社ノベルスとして出たものの分冊・文庫化。しかし、下巻だけでも586ページもある分厚さ。 『悪魔のラビリンス』の続編。さらに次作『双面獣事件』と合わせて読むべき。 次々と不可能犯罪が描かれ、魔術王がやりたい放題なのが楽しい。二階堂蘭子が『双面獣事件』にかかりきりなので、止めるひとがいないのだ。トリックは、ひとつだけすごいのがあるが、果たしてどうなのか。 ディケンズの未完のミステリ『エドウィン・ドルードの謎』が下敷きとなっているのも、昔ながらのファンにとっては楽しい。 | ||||
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良くも悪くも作者らしい作品 全編小ネタのトリック集なので飽きずに読めるが、そこまでこったトリックはない。 大半の事件の理由づけが雰囲気作りなだけなのは、さすがにもう少し何か考えてほしかったところだ。 まあそこまで期待できる作品ではないが、ファンなら楽しめる作品だろう | ||||
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