双面獣事件
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著者は推理作家ですよね?この作品はどのような読者層を狙ったのでしょう。シリー ズ物だから何をやっても読者はついてくると愚かにも考えたのかもしれません。しか し、当時48歳のベテランにして、このような稚拙かつ滅茶苦茶な作品を執筆して恥ず かしくなかったのか不思議であり、物書きのプロとしての良心に問いたいです。 顔二つに腕四本の怪物が跋扈するお話に、どのような背景や説明を盛り込んでも、筆力 が伴っていないので茶番劇にしかなりません。作中での毎度おなじみの役立たずな助手 の「黎人」は、本事件について蘭子の偉業を称えていましたが、何も解決せず誰も助ける こともできず、ラビリンスにやられっ放しで、噓八百にもほどがあります。 さらに、喫茶店で開く「殺人芸術会」(...何回読んでもイタイ連中)がお開きになった後 で蘭子が明かす最後の秘密が、読者は容易に予想できた平凡な内容なのに、朱鷺沢教授 と黎人のお約束の大げさな馬鹿丸出しのリアクションで笑いが止まりませんでした。 このような低俗かつ大仰で無価値な作品を出版した編集者の見識もあわせて疑います。 | ||||
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滅茶苦茶で出鱈目な法螺話です。 読んでいて面白くなく、感心もわくわくもしません。 4つの赤い目、4本の長い腕、2本の短い脚といった双面獣の 姿や、人間の胴体から頭や手足を引っこ抜く所作が、何回も 何回も同じように語られてうんざりです。 ノベルスも文庫も絶版になっているみたいですが、当然だと 思います。大枚はたいて読む本ではありません。 小生はamazonの中古で買いましたので、作者への印税に貢献 しなかったことが、唯一の救いでした。 | ||||
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本文中に「凄惨」という単語が繰り返し用いられているが、もっとも凄惨な被害 に遭うのは読者である。よくもまあこんなくだらない法螺話を延々と2巻にわた って書き飛ばしたものだと呆れ果てました。最終章の世間には伏せられた謎解き も極めて平凡で何のカタルシスも得られません。また、文中のセリフに「!」や 「!?」を多用するのも漫画みたいでいただけません。 皆さんに自信をもってお勧めしない一作です。 なお、この二階堂蘭子シリーズにおけるストーリーテラーの「黎人」は、無暗に 大声を上げたり独りで気味悪がったりするだけの頭空っぽの屑男で、いちいち鼻 につきます。 | ||||
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2007年に講談社ノベルスとして出たものの分冊・文庫化。 上巻が539ページ、下巻が567ページという恐るべき本である。しかし、さほどには厚さを感じさせない。そのあたりはさすがのストーリーテラーだ。 上巻では、ひたすらに残虐でグロテスクなシーンがつづく。その血みどろっぷりこそが著者の書きたいことなのなと邪推してしまうほどだ。しかし、生理的な嫌悪感は少ない書きぶりなので、エンターテインメントとしてギリギリ楽しめる。 | ||||
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2007年に講談社ノベルスとして出たものの分冊・文庫化。 上巻が539ページ、下巻が567ページという恐るべき本である。しかし、さほどには厚さを感じさせない。 てっきりラストはすべて合理的な解決がもたらされるのかと思っていたが、そんなことはなく、かなり拍子抜けした。ミステリというよりはむしろ、なかば冒険活劇、なかばSFといった内容だ。 そしてラビリンスとの戦いはまだまだつづく。 | ||||
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