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私の男
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私の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全303件 121~140 7/16ページ
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淳悟は、花の父親ではなかったのです。 出産も、育児も経ず、写真は目にするものの会った事すら無く。出会った瞬間には既に9歳で初潮を迎えた少女でした。 花には物心ついた頃から父と母がいました。淳悟は突然現れた、自分を愛してくれる初めての男でした。 子供を生んだ瞬間に親になるのではなく、子供を育てながら親になっていくのだとすれば 淳悟と花が出会った時、そこにいたのは父と娘ではなく、男と少女だったのです。 近親相姦、インセスト・タブーを前提として見るからこそ顔をしかめるようなインモラルな物語ですが その実、装飾を剥がしてしまえばお互いにお互いを貪るだけの男と女の物語です。 満たされなかった愛情を収める穴を埋める為、擬似的にでも家族を欲した男は ”人に求められたい”という欲求を満たしてくれる人を求めます。 しかし、普通の、家族の愛情を知る女はいつしか満たされてしまいます。満足を知っているからです。 満たされてしまったが最後、器には何も注ぎ込めません。男は求められなくなってしまいます。 満たされることを知らない底の抜けた器の男は注がれ続けていなければ渇いてしまいます。 男が求めているのは愛情という名の執着であり庇護欲であり独占欲です。男は誰かを満たす事でしか満たされません。 男が生きていくには決して溢れる事のなく、注ぎ続ける事が出来る愛情の矛先が必要でした。 愛された事がなく、愛するに足る十分な理由と愛されるに足る十全な体裁があり、愛されなければ精神的にも社会的にも生きることの出来ない少女は 男にとって救いの女神であり、尽きる事の無いオアシスであり、賽の河原の石だったのでしょう。 実は血の繋がった娘だとか、実は親戚を中学生の頃に孕ませた結果だとか 地震で血の殆ど繋がらない家族が押し流されて天涯孤独だとか実は母親に愛されていなかっただとか そういった要素は全て”結ばれてはならない禁断の愛”や ”優しく、魅力的だがどこか影を帯びた男”を修飾する為に用意された舞台装置でしかなく その結果として演劇的、更に言えば漫画的に感じてしまう事は否定できません。 登場人物も必要な役割の為に作られた設定、ギミックとしてのキャラクターが目立っているように感じます。 読書中、どうしても、頭のなかで実写、映像として描けず、漫画のコマ割と構図を紙面で見ているように感じました。 読後に作家さんの情報を調べ、女性作家と聞いて腑に落ちる点が多々ありました。 また、この作家さんの作品は親を悪として描き、少女を囲われた無力な存在として描き ある日突然現れ、停滞した泥濘から救い出してくれる救世主のような存在が描かれている事が印象的です。 お伽話の時代から続くシンデレラの類型というだけではなく、作家本人が無力だった頃の救済願望の投影なのでしょうか。 | ||||
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中のページもとても綺麗で何より素晴らしいことは 価格の安さ、そしてエコロジー。溶かしてトイレット ペーパーにするのは以ての外。 | ||||
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めでたく(?)結婚することとなった 主人公 : 腐野花が 記憶から切り離したいけど、切り離したくないといった 矛盾の感情を抱く父親 : 淳悟との 『回想』を、ただひたすら綴った物語 なので、物語に新たな進展など無く むしろ、第1章が最も近況であることが この小説の面白い点であります また、桜庭一樹特有の 章によって、主人公を変えて、物語を綴っていく のも、面白い しかし、途中でだれてしまったので もっと、コンパクトにまとめれた様な気がします そして、最後の 『この手を私はずっと離さないだろう』 この"結局は感"も、どうも否めません | ||||
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書かれている内容のきわどさから、賛否両論毀誉褒貶は当然だ。 一つ言えることは、今の時代、男には書けない作品ということだろう。 正確には、書いてもまともには発表できない、か? 本来、文学はそういう役割を持っていた。 かつて文学が占めていたその領域は、今では同人コミック誌あたりがより安易なやり方で占めているように思える。 閑話休題。 最初の章で花が体現する、嫌悪感と安堵が入り混じったあの感覚は、それ自体本作品の一つの目玉だ。 あのカタルシスにも似た感覚をこうやってうまく記述してくれているだけでも、読む価値がある。 他方で、過程や結末が明確ではない点に不満を持つ向きもあるようだ。 もっとも、これは作者の意図によるものだろう。 思うに、本作は書かれていることによって以上に、その「書かない」という戦略によってこそ、 本来描きたかったものを無理なくとらえてみせているように思える。 内臓は光に当たらない。 生きているとき、内臓は、暗黒の身の内において、ただ蠢くのだ。 昔ながらの、いかにも文学らしいやり方ではないか。 書かれていることは、いつも氷山の一角、多面体の一平面。 その心細さと底知れなさこそが、文学固有の魔法を生むのだ。 本書は生きている、どころか健康な内臓のある作品である。 | ||||
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主人公の海上保安官は25歳の時に親戚の娘を養女として引き取り育て上げるが そこには幼いころからの親子を超えた愛や肉体関係・・・・・ ロリコンや近親相姦を文学の中の表現することに私は嫌悪する人間ではありませんが・・・ 年頃の娘が帰ってくるまで外で待つ16しか年が離れていない父親 100人が100人がそんな様子を見ればこの親子は近親相姦の関係のだって疑うでしょう??? ごくごく普通に・・・・ 気持ち悪いよね 何の文学的表現もなく ただ精神的にいかれた人間を描いた愚作 | ||||
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普通に生まれて普通に育つことって大事なんですよ なんの罪もなく生まれ 魂の導きに従っただけなのに 切ないです | ||||
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この物語は結局、性的虐待の末路をつづっているだけだ、と嫌悪感しか感じられない人は大塩さんの言う「越えちゃいけない一線」を越えずに生きている人達なんだろうな。けれど、この物語にとって、そして花と淳悟にとってそんな一線、何の価値もないのだ。 私は淳悟と花から、嫌悪感も胸苦しさも不気味さも感じたけれど、二人の狂気と愛に目を奪われて惹かれた。 「愛が動機なら やってはいけないことなんて なにひとつない」これは、映画『三月のライオン』(こちらも近親相姦)のキャッチコピー。つい思い出してしまった。 私は花に感情移入出来た。花だって早々に気付いていたはず。全ては淳悟が幼い自分にしたことが許されないのだと。歪んだ関係と愛を作り始めたのは淳悟の方だと、自分は逆らえなかったと。けれど淳悟に抱いてしまった愛情が体の底から花自身を喜ばせるようになってしまう。歪んでいるのに、花の愛情は本当に素直で澄んでいてる。全部一緒になりたいと思っている。淳悟と花はお互いのことが一番大事なのだ、本当に、単純に。 きっと「許されない一線」を越えられない人は「でもそれは基はと言えば淳悟が。。。」って言うんだろう。 でも違うのだ。花の全てを作ったのは淳悟なのだと言い切っていいほど、花は淳悟のこと、愛しすぎてしまったのだ。全て読むと分かる。愛しすぎて怖くて、もう行き着く先がないと音を上げそうになって…の、第一章の美郎との結婚なんだろう。 この物語はえげつなくて、ぬめぬめしてて、退廃的で、残酷で、花も淳悟もどうしようもないけど、けれど優しさがそこかしこに顔を出していて、つい読む手が止められなくなる。花と淳悟が想い合う気持ちは、ぬめぬめの体の重なりよりももっと激しくて純粋だ。 人と人の気持ちってどこまで行っちゃえるのかな、と子どものようにいつまでも考えてしまう物語だった。 ちなみにこの話、映画化されるそう。 個人的には淳悟は浅野忠信じゃないよなーと口惜しい。映画『結び目』まんまの状態で川本淳市がしっくり来すぎている。 | ||||
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映画化が決まった当作品。主役に抜擢された二階堂ふみが好きなのでどんな話しかな・・と購入。 レビューも賛否両論。ですが、レビュー数が多い=たくさんの人の心に響いた作品なのでしょう。 賛か非か。。個人的にはどちらとも言えないです。 繰り返して読みたい程でもないが、全編に漂うグレーな雰囲気が何ともくせになるような感じがあり一気に読み終えました。 | ||||
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帯ナシですが、低価格の割には、かなり良い状態だった。 満足しています。 | ||||
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この小説の主軸となるのは、親子の関係です。それも肉体の関係ですから人によっては見ただけで寒気が走るような内容です。 ただ、そこまで濃密に描かれているわけでもなくほんのあっさりとした感じで、肉体を通した共依存の脱却から依存に至るまでの経緯を逆順で描いています。 リアリティーの面では確かに不都合のでてくる部分もいくつかありますが、あくまで前述の部分をを描くための素材でしかないのでしょうからそこを深く追及してしまう方は大変つまらない小説になってしまうと思います。 大衆小説向けの賞である直木賞にこれが選ばれたとなると、内容からしてうける範囲は他と比べて中々狭いのでしょうが、読んで損をするということは全くないはずです。 桜庭さんの別作品である砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けないと似た雰囲気を持つ作品ですので、それを読んでみていけるのならば、これにもはまるはずです。 | ||||
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この作品に 高評価をつけている方が多いのが信じられません。 気持ち悪いです。 親子で、わざわざ肉体関係をもつ意味がわかりません。 なぜそうなったのか・・ってところが全く伝わってきませんし。 情景なども細かく書いているのですが、頭の中に光景がひろがらないのは やはり文章力があまり無いからだと思います。 ピアスを舐めるとか、発想が素人くさいです。 とくに意味もなく なんとなく気味の悪い事を書いてるだけという気がします。 全体的に浅くて、素人くさい作品でした。 でも最後まで読めましたし、 時代を遡っていくという書き方は好きなので ☆2つです。 | ||||
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桜庭先生の本で、今まで読んできたのは、少女または少年少女同士がメインキャラの本を読んできたので、 少しだけタイプが違う本のような印象を受けました。 全体的な構成は現在から過去へと遡って行く事で歪んだ二人の家族の謎や秘密が明らかになって行きます。 この歪みの源である近親相姦を主観的に感じ、客観的に感じていく中で、 父親は倫理的に許されない存在であるという怒りと単純な色欲だけでなく求めずには生きていけないような心に対する哀しみが 私の心でせめぎあい、この物語に引きこまれて、一気に読みきってしまいました。 二人のみの物語としては素晴らしい本でしたが、娘が結婚に至るまでの各々の物語や 娘がどのように生まれてきたのか等の気になる部分の描写がないので、星3にしました。 スピンオフ作品とか短篇集とかで出てきてくれるの期待します。 | ||||
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だってこれ最低線のリアリティが確保されてないんですもの。 死体をアパートの押し入れに何年も入れておいたら一体どうなるのか。 ちょっとコレは無いスよ。 流氷や津波や蒸し暑いアパートをムード歌謡的な背景としての 禁断の情事は香ばしいっすよ。でもただそれだけ。 淳悟はなぜネグレクトの過去を持つだけで親戚のオバさんを孕ましたの? そこんとこの過去と動機はすっ飛ばし? いろんな事がほったらかされたままのエンドに萎え切りました。 スカした陰を持つ年上オトコとの火遊びを頭の中だけでもてあそぶ お嬢様小説としか読めませんでした。あしからず。 | ||||
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鮮明に、かつぼんやりと矛盾した印象が頭に残る。 記憶にしがみついて離れないストーリーと、そのストーリーを邪魔しない控えめ(?)な登場人物の数々。 いや、というよりも、表紙が好き。 ストーリーに合ってるというか、ジャストマッチというか。 この本にはこの表紙!っていう理想が叶ってる。 | ||||
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明るいストーリーではないのですが、登場する2人の切ない感じがなんとも言えず、どんどん引き込まれていきます。 ラストまで裏切られることが無く、2度読みしたくなります。 | ||||
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物語の冒頭、私の男=腐野淳悟は、どうして盗んだ傘を持ちながらゆっくり歩いてくるのか。 以下、物語の展開に踏み込んで説明しますので、本書をまっさらで読みたい人は読まないでください。 無頼な、殺人、近親相姦etc.人の道を踏み外しさえする男を印象づけるためでもあるが、それだけではない。 本書は、6部構成になっており、2008年6月の第1章から、二人が最初に出会った1993年7月の第6章まで、順番に過去にさかのぼっていく構成になっている。 1章、花の結婚式と養父との微妙な謎めいた関係。そして養父の失踪。2章、花の結婚相手の若い男との出会いと謎の死体、3章、東京にいた二人を追ってきた淳悟による田岡殺しと死体を隠す。それが2章の死体。そして二人のセックス。 4章、花による二人の秘密を知る大塩殺し。紋別からの離脱。5章、紋別での奇妙な親子の二人の生活。6章、二人の出会い。二人は実の親子だった。 1章で結婚式挙げた後、男=腐野は失踪する。何故、失踪したのか。この後、また二人は会うことがあるのか。それが物語の謎になる。 しかし、物語は延々過去に遡ってその後の二人がどうなるかは直接描かれず過去の中から導くしかなくなる。それが物語の冒頭部分。 二人に過去に何があったか、そのことを通じて推測していくしかない、ミステリーとなっている。 で遡れば、謎の死体が誰か、何故、二人は追われそして追ってきた男を殺さねばならないか、 二人の本当の関係は何かなどと、進めば進むほど、答えがわかってくる。そういう形でひきつけ読ませる仕組みになっている。 しかし、答えは表面上のそういう部分にはない。 答えは傘にある。それが冒頭の冒頭で男が傘を盗んだ理由なのだ。 花火と傘はともに開くものとしてイメージが繋がっている。 最後の最後、二人の出会いの時、花火を見ながら二人は親子であり、大切な絆を持つことが描かれる。 傘を持ってくる男はそのことを忘れていないことを伝えるため。そのためにこそ、傘は盗まれねばならなかった。 傘はさされねばならなかったのだ。 そして、その後、二人が会うのか会わないのか。そのことも自ずとわかってくる。 3章の最後で大塩を殺した花は、骨になっても離れないことを言い、忘れないでねと男に言う。「愛しあっていたこと」 1章で、「この世でお前を愛しているのは俺だけだ」と男は言うが、花は愛されていなくても女は生きていけると語る。 既に昔、自分の語っていたことを忘れて、日常を生きている女になっている。 もう花には自分は必要ない。男は身を引く。花にとって自分は邪魔だから。 1章の最後で、花は猛り立ってどうして私に何も言わずにいなくなったと、淳悟を責めるが、 自分で言っていたこと、大事なことを忘れて責められるべきは、花なのだ。 たとえ、女から約束を忘れられて、必要とされなくなっても、男は約束を忘れるわけはないではないか。 二人はもう会うことはない。しかし、骨になっても、いくら離れても、男は愛し合っていたことを忘れるわけがない。 女の言葉を忘れるわけはない。女は忘れても男は約束を忘れない、破らない。どんなに遠く離れても、二度と会うことはなくとも。 推定少女や少女には向かない職業に代表される、著者得意のモラルの外側に踏み込んで生きる相棒とそれを見る主人公の、 一つの極限として描かれた作品であり、砂糖菓子の海野藻屑が生きてたらどうだったかを問うた作品。 あちら側に行ってしまう人間、そのこちら側に残される人間との間に消すことのできない、忘れてはならない絆を描く作品。 女は忘れても男は約束を忘れない、破らない。どんなに遠く離れても、二度と会うことはなくとも。 これはそういう悲しい恋の物語なのだから。そのために傘を盗んで持ってきたのだ。俺は忘れないぞと。 それが「私の男」だから。 女が男のことを忘れて現実の中で、幸せにくらしていても。こちら側とあちら側でどんなに距離があろうが。 男は二度と女に会うことはなく、みじめに朽ち果てていくだけだろうが、その時もどんなに遠く離れていても、みじめになっていても、 女のことは忘れない。女を愛したことは忘れない。あちら側にいってこちら側と離れた中でのもっとも深い愛の物語。 作者が繰り返し描いたテーマの一つの終着駅。 それが私の「男」だから。 | ||||
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この小説は一般小説として装丁されていますが、学校の図書館にも置かれているのでしょうか。 一般小説としての度を越えていると思います。アダルトとして装丁してほしいです。このような内容だと知らずに読むとすごく不快な気分になります。 赤朽ち葉家の伝説を読んだ際にも感じたことですが、この作家さんの本は読後感が気持ち悪すぎます。文章はとてもすばらしいのですが作風が悪いです。 | ||||
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本や映画でレビューを参考にするときは、内容でなく、数で選べ という言葉があります 理由は明白ですね 人には好みがあって、それによってレビューの☆は変動するからです ただし、☆の平均が3程度でも異常なほどの☆4,5と☆1,2がある場合、それは多くの人に感動を与えた(いい意味でも悪い意味でも)作品であるということ この作品のレビューをかなり読んだのですが、高評価にしても、低評価にしても、かなりの確実で「ぬめり」や「まとわりつく」という言葉がある点に驚愕を隠せません わたしもこの本を読んでいるときに(また、読み終わった後に)「ぬめり」を感じました ただ、ぬめぬめと肌にまとわりつくような感覚 これがどういう意味をもつのか、わたしには図りきれませんが、稚拙な語彙力と幼稚な思考力を許してもらえるならこう表現します 誰もが同じものを感じ取った と この文章を読んだ人がどう感じとるかはわかりませんが、この作品はそんな作品です もしかしたら、与えられない人が惹かれ合うのにはなにかこういった「ぬめり」が関係しているのかもしれませんね | ||||
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常識的に考えるとおぞましいとしか言いようの無い関係を描いているが、一気に読ませてしまう筆力はさすが。 ただ、以前にもレビューで書いている方がいたが、花と良家の御曹司がすんなり結婚できるのはちょっと無理があると思う。 こういう胡散臭い(?)出自の女性を嫁にしようとすれば御曹司の親や親類縁者がこぞって反対するのは目に見えている。 あと、腐乱死体の臭気はとても隠しおおせるものではないかと思うが。 それらの所の説得力が弱いのが残念だ。 それでも、この親子がその後どうなったか、非常に気になる。続編が出れば読んでみたい。 | ||||
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父と娘が恋愛関係にありセックスする話しです。 気持ち悪い、最後まで読めなかった。 普通の人は嫌悪を示すのではないでしょうか? | ||||
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