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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全561件 241~260 13/29ページ
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仲良し三人娘と男二人の友情が良く書けてる。青春小説の金字塔。高校生なら必読書でしよ。 | ||||
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ラストシーンが残念。 男子の友情、女子の友情を書いた本です。面白くありません。 レビューには青春時代に戻りたいと多く寄せられてますが、そんな事はないです。こんな親友が欲しいと思ってる方達です。 | ||||
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青春小説である。 大きな事件が起こるわけではない。 印象的な台詞や場面がさほどあるわけでもない。 しかし、ずんずん読み進めてしまう。 自分も夜のピクニックに参加しているようだ。 各人のキャラクターもよく描けており、それぞれの 視点から描かれる他人へのまなざしは高校生のそれとして すんなりと入ってくる。 誰もが華やかな青春を送ったわけでもなく、主人公の ような屈託を抱えていたわけでもないが、誰しも、 どこか通じるものを感じるだろう。 とても読後感がよい。心に、一陣の風が吹く作品であった。 | ||||
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高評価、宣伝、映画化、本屋大賞などで、作者のことは全然知らなかったのですが、 読みました。(今はかなりの作品を読了しておりますが。) 作者、恩田陸さんは、茨城?栃木?辺りのご出身?かな。 私の地域には、どうもその辺の出身者が始めたらしい、大学の寮生が夜通し歩くという なんとも馬鹿らしい、しかしながら、とても楽しい、そしてとても苦しい行事がありました。 (現在もあるのかな。)私も混じって一回だけ参加しました。面白かったですね。 有名なのは、何と言っても自治医科大学ですね。それこそ全員寮生ですから、しかも 全員出身地がばらばらなので、入学時にはまとまりなんか無いわけです。その医学部生が、 大学から宇都宮まで歩くとか。なんて言ったって、エリートですから。そうじゃなくても そんな距離、歩いたことなんか無いのです。殆ど男ですから、色気もそっけもない。誰が 始めたんですかね。歩きながら、毎年話し合うんだそうです。辛いんだそうです。足が 痛いんだそうです。最初先を行っていた人が、段々遅くなる。最初から遅い人は、最後まで 遅い。徐々に早くなる人もいる。 そんな中で、芽生える友情も、恋も、喧嘩も、終わってしまえば、お疲れ様でした。 ってことで。苦しいほど印象に残るんでしょうか。自治医科大学の連中は、みんながその 経験を誇りにしています。 そんな歩行祭が舞台で、つまらないわけがありません。 設定も、サプライズも、ドンピシャリでした。わざわざアメリカから?というのはさすがに 意表を衝かれた、というよりインチキ?けど、面白かったです。 結構、わたしの地域と、栃木、茨城、福島って共通した文化があって、安積高校と私の 母校の応援歌が一緒だったりして。歩行祭が最もPopularなのは、栃木、茨城と言うことで、 やっぱり同じ青春してたんだ。そんな感覚に郷愁を覚えたりして。 でも、私には、一つのロマンスもなかったなあ。それが残念。 お勧めします。80点かな。 | ||||
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第2回本屋大賞を受賞した作品である。全校生徒が80Km歩きとおす「歩行祭」という高校の行事が舞台である。青春小説なんでしょうね。物語の中心人物は甲田貴子と西脇融である。彼らは異母兄弟なんだろうが、同じクラスになってもお互い避けてきた。甲田貴子と西脇融は接近して、お互い話すことが出来るだろうか? 甲田貴子にとっては、「マラソンの授業も、お揃いのハチマキも、マメだらけの足も、海の日没も、缶コーヒーでの乾杯も、草もちも、梨香のお芝居も、千秋の片思いも、誰かの従姉妹も、別れちゃった美和子も、忍の誤解も、融の視線も、何もかも過去のこと。何かが終わる。みんな終わる。(P442)」ということかな。物語のキーワードなのかな。 こういうイベントは、やっているときはすごく疲れて早く終わってほしいと思うのだが、終わってこのイベントを振り返ったときは、やってよかったなあと思うもんなんだよね。 話としては別に面白いところもなく、ただ長いだけなのかもしれない。こういうことって学生時代にはあったよなってノスタルジアに浸るにはいい話なのかもしれない。 | ||||
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上京して数年。まだ一度も田舎に帰ってないが、この本を読むと、田舎に起いてきた青春や淡い恋、友情といったものが急に愛おしく思えてくる。 これから大人になり、社会人になり、おっさんになっていくのだろうけど、田舎においてきた記憶を、今後、大切にしたほうがいいのか、もう過去は振り返らないほうがいいのか、何だか切なくなってくる。 | ||||
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読み進めることが非常に苦痛な意味の薄い会話。 心の何かセンサーがバカになっているのでしょうか、なにも感じません。 過ぎ去った時代や時期を懐かしむノスタルジーを感じない。 価値観が全く合わないということでしょう。 ★3つ以下のレビューの方が本作より共感できました。 | ||||
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2/3くらいまでがんばって読んだのですが、あまりに退屈で読めなくなりました。 なぜか? 登場人物の心理描写が多すぎる。 人の心理をそこまで文字にする必要があるのか。 表情や行動、もしくはその人の発する言葉を書いてくれれば心理は読めるものでしょう? 何から何まで心理描写で幼稚なものを感じます。 それと、そこまでたくさんの心理描写があるにもかかわらず、登場人物の人柄が浮かび上がってこない。 だから肌で感じて楽しむことができない。 山本文緒さんの文などを参考にされてはいかがでしょうか。彼女の描く人物はものすごくリアルで立体的に浮き上がってきます。 私にはフィットしない作品でした。残念ながら感動も学びもありませんでした。 | ||||
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事件と呼べる事件は特に起きず、何かが劇的に変わるわけでもない、ただ歩くだけの物語。 しかし、最後の方は読みきってしまうのが惜しくなった。 複雑な事情を抱えている人、とても個性的な人物(高見、お前のことだ)、ありふれた高校生…特に自分と共通点があるとは言えない人もいたが、皆のことを見守りたい、そんな気持ちになった。 この辺り、各人物が丁寧に描かれていたんだなと思う。 それでいてメインの2人のイベントをしっかりと消化する展開。 歩行祭というワンアイディアの勝利という側面もあるかもしれないが、最初から最後まで魅せる良い小説だった。 | ||||
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人から薦められて読みました。 さらっと読めて、読後も爽やかな感動が残りました。 この作品をよんだ人ほとんどが、「こういう青春を送りたかった」と思うのでは、と思います。 高校生の時にリアルタイムで読みたかったと思う反面、今読んだからこそ、自分にはできなかった青春や学生時代を愛おしく思い、より一層この本がいいと思える気がします。 特に西脇君の友人で登場する、戸田君という少年が最高です。 自分にも戸田くんみたいな友人がいたら何か変わっていたかも、と思うくらい非常に魅力あるキャラクターで 「戸田語録」という本を作りたいくらい、言葉ひとつひとつが高校生とは思えないほど達観しています。 大人の自分でさえも、目からウロコが落ちる感じでした。 他のキャラクターもひとりひとり素敵ですが、やはり、主人公二人の微妙な関係や心理描写が「よく表現できるな」というくらい丁寧に書いてあります。 この物語は、もちろん最後が一番の盛り上がりなんだろうけど、私個人としては、貴子が「賭け」に勝ったきっかけの場面が一番がぐっときました。このへんの貴子の感情を書いた流れがすごくいいんです。泣きそうになりました。 渡米した友人の弟が現れる設定は無理があるかと思いますが、この弟の視点からみたラストがよかったと思います。 嫌味なく心から感動できる作品だと思います。 。 | ||||
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歩行祭を通して繰り広げられる様々な出来事。進路、恋愛、友情。青春と呼べる宝物がギッシリと詰まった作品です。僕の学校でも歩行祭があればいいのに〜(笑) 夜は人を大胆にする。夜だからこそ盛り上がれる。そんな夜を舞台にした人間関係がこの作品に詰まっている。とても面白いと思った。 | ||||
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全く面白くなかった。 まず主人公二人が美男美女とか少女漫画かよと。 現実にいないような不自然な同級生が出過ぎ。 そして、我が儘で周りに恵まれているだけの男の主人公には共感できない。 揚句二人が仲悪い理由が……ね。 本気で苦しんでいる人とかいるのに物語の中ではハッピーエンド。 最悪だった。 面白くないし、不快。 二度と読まない作品。 | ||||
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久々に青春ものを読みたいと思い、この本を手にしました。 物語は歩行祭というイベントを通して、二人の男女が心を通わしていくストーリーでした。 恋愛といより友情を主題としており、高校生が持つ不器用さや真っすぐさが描かれていたと思います。 作品を読みながら自分の高校時代の雰囲気を懐かしめるような作品でした。 | ||||
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皆さんいろいろおっしゃってますが、高校って案外いろいろ考えますよ〜 登場人物とほぼ同じ年代の自分から言うと、よくかけてる、の一言。 もしかしたら、ある人と同じような関係になったことがあるからかもしれません ただ、一つ気に食わなかったのは、青春ってもっと醜いよ、ってこと。 悪役だけじゃない、ほんとは主人公だって醜い。 ところどころそういう記述はありましたけど、負の部分ももっと描いてもよかったのでは?と思います。 | ||||
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ただひたすら歩く・・・ これは、自分に問いかけるいいチャンスだと思う。 日々忙しく過ごしていると、自分と向き合う機会はなかなかない。 それが、この夜通し歩く行為によって、 自分自身に問いかけることができるのだ・・・ | ||||
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私も学生時代に似たようなことをやりました。(男だけでしたけど・・・) 普段、あまり話さない人とも話すことができるし、真剣な話やバカな話もできる。 修学旅行よりもある意味楽しいのかもしれないです。 それぞれに秘密があって、もしかしたら、小さな賭けをしているのかもしれない。 そして、本のなかでの彼らは生き生きと躍動している。 遂、昔の自分を思い出し、彼らと照らし合わせてみたりする。 良い本に出合えました。 学生時代に読むべきだと思います。 | ||||
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この本を初めて読んだ時、私はまだ中学生でした。 忍といい美和子といい、主人公の友人たちが物凄く素敵で、青春小説ってこういうのを言うんだと思いました。 しかし最近になって読み直していると、美和子の言葉が妙に引っかかる。 自分が貴子の立場だったら、融と仲良くして、周りにも見せびらかしちゃう、というような台詞でした。 当時はこの台詞を読んで、美和子をスマートでかっこいい完璧な高校生に感じました。 しかし今読み直してみると、融のお母さんの気持ちを考えて、ありえないと思ってしまう。 感情移入する人物が変わるのは、私が年をとったせいでしょうか? 大人と言える年齢になってからこの本を読んだ人は、最初に一体どんな感想を抱くのか。 幅広い年齢層が楽しめる小説ってすごいなぁ…。 | ||||
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みなさんおっしゃっているように確かに青春小説と思います。 十代のうちにとか 言われてましたが 十代ですけど僕には 響かなかったですね。 また、ミステリーを含んでいる部分がありますが.. 伏線を張っている割には中途半端です。 あと、モテる奴多すぎ.. 少女漫画みたいだなと思った。 余談ですが 僕の通った学校には 100キロ歩行がありました。 やはり辛かったですね。 | ||||
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高校時代の淡い思い出が蘇ってきました。物語は、高校の歩行祭の場面を中心に描かれていて、ストーリー的には大きな変化やハラハラ感みたいなものはありませんが、誰にでも経験のある高校生の心情や心理を巧みに捉え、自分が主人公になったような感覚で感情移入し一気に読み上げてしまいました。読んだ後に心が晴れやかになる作品です。 | ||||
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この小説、無冠の帝王だった作者にいろいろな賞をもたらしたが、私はあまり感心しなかった。 評論家は、「たった一晩の高校生たちのことを描いただけで、何の事件も起きないのに、これほどの感動を与える筆力がすごい」とほめていたが、そこが全く違うと思う。 だって、シチュエーション自体がありえないほど劇的なんだもん。 本妻の息子と愛人の娘が同級生だけど、周りには秘密にしている。だけど、ウォークラリーの間にそれぞれの親友たちにはわかってしまう。 なーんていう、小説や映画でしかないような劇的な設定にしておいて、「何の事件も起きない」ってのはないんじゃないの? 恩田陸は、小説自体はこれしか読んでいないが、原作を映画化・ドラマ化した「六番目の小夜子」「光の帝国」「木曜組曲」はどれもすばらしいと思った。 とくに、「木曜組曲」は、「文学者は芸術を完成させるために自分の命も顧みない」という浪漫主義を今時正面から描いていて、とても新鮮な出色の映画だった。 それらに比べて、この作品がとくにいいとは思えなかった、ということだ。 | ||||
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