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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全561件 181~200 10/29ページ
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裏表紙を見て最初に思ったのが、栃木県立大田原高等学校の行事 80km強歩。 これを参考にしたのかな?と思いつつ読んでみた。 なるほど。 読んでみて下さい。 | ||||
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一番に感じるのは久しぶりに素直に感動出来るいい作品だと思います。 歩行祭とよばれる最後の行事の中で登場人物たちの様々な物語りそして結末。その中での様々な成長。 どんな内容かは是非とも読んで貰いたい。実際に読んでこそこの作品の良さがわかると思う。 何時もながら恩田先生の作品は読みやすく入り込み易い。それでいて飽きる事がない。 本を読むのが苦手な人にもいいと思います。特にこの作品はオススメです。 読み始めると止まらずいつの間にか読み終わっていました。愛読書がまた増えました。 | ||||
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今まで読んだ本の中でベスト10に入る本 高校の時読んでおきたかった | ||||
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期待していたほどではなかった。若い人が好む本かな?私はもう60歳過ぎているので、ナ~ンとなく読みましたが、若いころに読めばジーンとしたことでしょう。 | ||||
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自分は高校生でありながら青春という物を知りませんでした そんな自分に青春とは何かを教えてくれた作品です。 今しか出来ないこと、今しか感じれないもの、今しか見れない光景 恐らく大人になってからでは味わえないもののすべてをこの本は教えてくれました 何をするべきなのか、まだそれに自分なりに答えが出せていませんが、とにかく今に全力を尽くせということだけは分かります | ||||
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この小説を読むと歩行祭というものを体感できます。 作中では延々と長い道のり歩かされ一歩進むのも辛いというような描写がたびたび出てきますが、この小説を読んでいると正にこのような感覚を体験することができるのです。 退屈で無駄の多い描写、三人称だか一人称だかはっきりしない文、「わーん」「ひえー」といった無意味な掛け声が混じったり、ときどき誰のセリフか分からなくなるいい加減な会話文。 それらは読者の気力を奪い、一ページ進むのも辛くなるという歩行祭に似た感覚を演出してくれます。 文章は非常に読みやすいもので、私はあまりの読みやすさに通常小説を読めば上から下に視線が動くであろうところを、右上から左下へ斜めに視線が動きました。目が滑る、という日本語はなるほどこういうときに使うのだなと得心がいきました。読み終えたときには確かな達成感を味わうことができました。他の小説を読んだときとはいささか性質が異なりますが。 この小説で得るものは多いです。少なくとも447ページ分の紙と文章は手に入ります。 | ||||
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単なる学校行事(とはいっても少し過酷)の話なのに、グイグイ読めてしまう。 読了後は「こんな青春時代?を送りたかったな」と素直に思える。 登場人物への感情移入もすんなりできる。 これは良い本でした。 | ||||
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読み始め、児童書に近い青春小説だったのかと落胆した。 説教臭くて古臭い印象を得、最後まで読み切れるだろうかと不安になった。 なかなか入り込めず休み休み読んだ。視点が移り変わる作品は気持ちが途切れてしまうため苦手だ。 しかし中盤を超えたあたり、やっとメインの二人の心情がスッと入って来て、最後はこの長いピクニックの終わりを寂しく思った。 | ||||
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文体は読みやすく、一気に読めます。 しかし、多くのレビュアーが書かれている通り、人物像の描かれ方が薄っぺらく、現実味が感じられません。 結果、共感も得られないし、面白みも欠如し、読後感も残らない。 活字に飢えている人の、暇つぶしにはなるが、飢えを満たすかどうかは疑問である。 | ||||
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中学生のとき、山から市街地まで夜道を数十人で25km歩く地区イベントに参加した思い出を鮮明に思い起こしてくれる作品です。80kmに込められた登場人物たちの様々な人間模様が見え、歩き終わった後にはすがすがしい気持ちになりました。 | ||||
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登場人物達の感情表現が色んな形で書き表されてはいるが、自分にはあまり共感する所がなく、これは個人差が分かれるだろう。 さらに、歩いている情景や登場人物の感情が 、ただひたすらに同じ様な文章表現で終盤まで続き、共感する所が無いと、凄く退屈で、途中で読むのを辞めると、続きを読む気が失せる。 所々に伏線が散りばめられたりして、飽きにくい展開に少しはなるが、予想していた通りの伏線回収で驚きがなく、拍子抜けする。 ここまで読むと酷い評価だが、最後まで読んでほしい、終盤の展開が凄く面白い。メインの展開が動いてからは、続きが気になり、読み辞めることが出来ず、一気に読んでしまった。 最後まで丁寧に展開が進み、爽やかさが読後にもじんわりと滲んできて、気持ちがいい。 終盤が最高なだけにそこまで辿り着くまでが苦痛。この本を最初から楽しく読むことができる人は、作中の台詞通り読むタイミングが良いのかも知れない。 | ||||
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自分にとって、この本の魅力は包み込まれるような空気感です。いきなり抽象的ですが。 二人の主人公、西脇融と甲田貴子の関係は、フィクションらしい普通にはお目にかかれない特殊な関係。 しかし登場人物達が語る多くの言葉は、個人差は別として、日常的に存在する喜びや葛藤であるため、 特殊な設定と日常性の交差が不思議な世界・空気感をかもし出してくれます。 甲田貴子の友達の台詞、「みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」に この特殊な空気感が象徴されていると思います。良い歳して、いまだにこの部分で目頭が熱くなります。 悔やまれるのは、自分が二十歳になる前にこの本が存在し出会えていたらなぁ、ということ。 自分も大学のイベントで100kmを歩いたことがありますが、その前にこの本を読んでいたら、 さらに色々なこと考えながら歩けたのでは?と思っています。 最後に新潮さんとAmazonさんへお願い。手持ちの文庫版がぼろぼろになってきたので、次回読み直す際は Kindle版で読みたいと思います。是非ともKindle版の提供をお願いします。 | ||||
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本屋大賞及び吉川英治文学新人賞を受賞した作品だということで読んでおかなくてはと購入。 正直、私の感性が鈍ったのか、あまり共感できず残念でした。 この手の物語は、限定された登場人物間の機微の描写に共感できるかが醍醐味ではないでしょうか?しかし、本作品は主人公を取り巻く登場人物が多く、人物描写が散漫で、独善的にすぎる印象を抱きました。 確かにところどころ、瑞々しさのある共感できる部分もあるのですが、同様のシーン、表現が何度も繰り返されることによるうんざり感がどうしても勝ってしまいます。 また、主要な登場人物のほとんどが進学校に通う端正な顔立ちの高校生です。物語全編にわたり彼らの恋愛話がつきまとい辟易させられました。勉強のできる美男美女の恋愛の要素は高校生ものには不可欠なのかな?私の勝手なのですが、なんとなくタイトルからこの作品に求めていたものとは違いました。 ステレオタイプなフィクションの高校生の青春物語といった印象でした。 | ||||
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伝統ある学校の大イベント、歩行祭。 ただひたすらに歩く。歩き続ける。夜通し、休む間もなく歩き続ける。 そこには思春期ならではの心情が渦巻いている。 共に歩き、共に過ごす。そこに意味がある。普段の教室では素直に語る事のできない、彼ら彼女らの心の声が聞こえてくる。 このようなイベントは、現実にあるのかは知らないが、とても必要な事だと思う。 場面は文字通り、夜のピクニックで、波が激しくない穏やかな描写が続くが、束の間の青春の時間をこの小説は 私に与えてくれた。 | ||||
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本屋大賞を受賞し、映画化もされ、いろんなところで称賛を浴びる作品ですが、はっきり言って面白くありません。歩行祭という、非常に青春らしくノスタルジーを感じさせる舞台設定はとても良いだけに、登場人物の粗さが目立ちます。この作品のキャラクターたちはみな感受性が強いのか、美しい景色を見ては(相当疲れているはずなのに)物思いに耽り、その一方で他者に対する感情表現のぎこちなさが違和感を誘います。確かに登場人物たちの年齢のことを考えると、美しいものを美しいと思える瑞々しい感性や外の世界(自分以外である他人)との干渉の拙さを描きたかったのか、と思わないこともないですが……。 それを踏まえても、やはり登場人物の感情の動きには違和感しかありません。単に青春を懐かしむだけなら何も問題はないですが、登場人物に感情移入し感動できるような小説ではないと思います。そういった意味では、この作品は完璧な『青春小説』と呼べるかもしれません。 | ||||
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個人の好みにひっかからなかったです。 始まりにとっつけなかった。 | ||||
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狭い町の甘酸っぱい話。 不思議な少年も出てくる。 人と人との距離感を考えさせてくれる作品。 ただ、やはり、もっとダイナミックな話が好きだから、★みっつで。 こういう話が好きな人には、★はいつつなんだろうな。 | ||||
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主人公は地方都市に住む高校3年の同級生の男女。実はこの二人は腹違いの兄弟で、男子生徒の父親が不倫相手の女性との間につくった子どもが女子生徒だ。二人は兄弟であることを知ってはいるが、特に男子生徒のほうが女子生徒を避けるように高校生活を送ってきた。そして迎えた高校生活最後の「歩行祭」。全校生徒が一昼夜かけて80キロを歩き通す学校恒例のイベントで、女子生徒はお互いを兄弟として認め合おうと男子生徒に声をかけようとするのだが・・・。 二人の関係がかなり特殊なだけに、読み始めてしばらくはあまりリアリティーを感じなかったが、読み進むにつれて物語にぐいぐい引き込まれ、爽やかな印象とともに読み終えることができた。特に二人を取り巻く若者たちの人物描写が優れていて、作者の確かな筆力が感じられた。 優しさや、気づかい、心配りなど、人が忘れてはいけないものを思い出させてくれる作品で、中学生や高校生にぜひ読んでもらいたい小説である。 | ||||
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最初から最後までタイトルのことが気になってしかたありませんでした。 ただ夜通し歩いているだけで、これはピクニックではない! ハイキングの間違いだろう! | ||||
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歩行祭という途方もない距離を歩く、ただただ苦痛なはずなのに何かが生徒を惹きつける。 体は汗まみれ、足は自分のものじゃないみたいに固く苦しいけど それ以上の価値が歩行祭の中ではあった。 高校生ならではの友情と愛情 全力で人間関係に向き合うという事の大切さ。 なんだか高校生に戻ってもっと青春しておけばよかったと思いました! 久々に出会った素晴らしい本です! | ||||
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