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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全414件 1~20 1/21ページ
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今更ですが読みました 私は本が好きですが、レビューなどはめったに書きません しかし、どうして一体何故か一つここに書き留めておきたいと思ったので書きます 物語は80キロの道のりを歩く高校生活最後のイベントである歩行祭 それだけを聞くと、地味で華やかさに欠けるように思えます しかし、昼間に時間を共有することが99%の学生たちにとっての一夜は特別なんですね、経験したことのないイベントなのに妙に親近感があって、懐かしいのはこのお話を包んでいる夜という必ずきては必ず去っていく時間の深さや不安さ、その先の大らかさによるものかと感じました たった一夜の出来事 長くて、辛くて足が痛いのに 過ぎ去ると懐かしく、一分一秒が連続していたなんて思えない大切な思い出 暖かい夜です 肯定的で懐かしい夜です 一つの夜が学生らの気持ち、抱える問題、友情、すれ違いをノスタルジックに仕上げ、見守っていました 大人になると夜を意識することもなくなります 夜が明けて日が昇ったら仕事の時間になるただの時間稼ぎのような色も感情もない無味乾燥な時間 そうじゃないんですね 誰かと語り合っても良い 言えなかったことを言ってみようとする一夜でもいい 泣いて寂しくて暗いということの恐ろしさを知る夜があってもいいですね ですが、最後にはあたたかい夜を実感してほしい 夜は味方じゃないでしょうか 良い夜になりました ありがとうございました。 | ||||
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自分にとって、読書の面白さに目覚めた最初の一冊でした。 20年前の中学生の時、読書感想文の課題図書で初めて読みました。 面白かった記憶はありましたが、内容を忘れていたので20年振りに読み直しました。 ストーリーは、高校の歩行祭という2日間歩き続けるイベントに参加する高校生の話。 動きとしてはただ歩き続けるだけですが、その中で恋や友情、悩みや葛藤といったあらゆる感情や人間ドラマが繰り広げられます。人の心の動きに面白さを感じるお話です。 どうして動きが「歩く」だけの話で、面白いと感じられるのか。 その理由は個人的には子どもから大人への成長というテーマが、物語にうまく落とし込まれているからだと感じました。 歩行祭は前半はクラス毎の団体歩行、後半は自分の好きな人や好きなスピードで歩く自由歩行の2部構成です。 前半の団体歩行は、皆が一定のスピードで皆が同じタイミングで目的地につくので、何も考えなくても前に進み、気付いたら目的地につきます。 後半の自由歩行は、早くゴールするのか、好きな友達と歩くのか、自分で決めて目的地に向かうというものです。 前半はゆったり動いている中、悩みや抱えてる気持ちが多く描かれており、後半は皆がバラバラに動いている中、各自、自分が良いと思う行動を選択し、気持ちの変化に躍動感を感じます。 気持ち変化や行動が、高校生から大人になるキッカケになっており、大人なら誰しもが一度は経験したが忘れてしまっている感覚が、物語を通して感じられます。 中学の時と20年後の今じゃ面白いの質がいい意味で異なりました。 どこに共感するかは人それぞれですが、自分の中にある気持ちと物語が混ざって、色々な感情が頭の中で渦巻きます。 個人的には、読み終わった時、高校を卒業した時のような晴れやかな気持ちになりました。 色々と考えるキッカケになる良い小説でした。 | ||||
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2ページ読んですぐに気がついた。 ああ、これは少女マンガだ。 高校最大のイベント、一昼夜かけて80キロただひたすら歩く「歩行祭」。歩きつづける少女たち、少年たちはそれぞれ、この年代のときしか味わうことのできない「秘密」「過去」「現在」「未来」「恋愛」「失恋」「友情」「苦悩」そんな想いを抱えていた。 これは確かに「誰かの宝物になる一冊」だ。 いみじくも作中に「物語を読むタイミング」について語られているが、『夜のピクニック』は、おませな小学生のときに読んでも、高校に憧れている中学生のときに読んでも、もちろん当事者である高校生のときに読んでも、大学生や社会人になって青春を振りかえりたくなったときに読んでも、きっと大きな共感を覚えることだろう。 なにしろ50代半ばのわたしが読んでも心揺さぶられたくらいだから、多感なときに読めば一生忘れられない物語になるに違いない。発表されてから20年近く、読みつづけられているれっきとした理由がある。 そして最初に述べたように、この物語は「少女マンガ」だ。それを作者はきちんと理解していて、作中最も盛り上がりを見せるところでさらりと、物語の核心について登場人物に「少女マンガみたい」と言わせている。つまり、作者自身がそう理解した上で正面切って少女たちに向けて書いているのだ。 だからこの物語はとてもいい少女マンガであり、ということはやはり上質な青春小説なのだ。リーダビリティがものすごくて、ほんとうに数時間で読めてしまう。こういう小説は照れずに、ひねくれずに、堂々と若者のうちに読んでおいたほうがいい。 | ||||
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高校生が1日ただ歩いてるだけなのにページをめくる手が止まらない。 読んで良かった | ||||
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「夜のピクニック」は、恩田陸による青春小説で、多くの魅力があります。以下にその良いところをいくつか挙げます。 1. **深い心理描写**: 登場人物たちの心の葛藤や成長が丁寧に描かれており、読者は彼らの感情に共感しやすいです。 2. **友情の描写**: 学生たちの絆や友情の大切さが伝わってきて、読んでいると心温まる瞬間が多くあります。 3. **独特なストーリー展開**: 夜の校内を舞台にした独特の設定が、物語に緊張感とミステリーを与えています。この非日常的な環境が、登場人物たちの内面を引き出しています。 4. **美しい描写**: 自然や夜の風景の描写が美しく、読者はまるでその場にいるかのように感じることができます。 5. **テーマの深さ**: 孤独、愛、成長といったテーマが織り込まれており、ただの青春小説にとどまらず、さまざまな考察を促す内容になっています。 これらの魅力が、「夜のピクニック」を多くの読者に愛される作品にしています。 | ||||
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私も高校時代40kmハイクという行事があり、勝手に親近感を持って読んでしまった。明るい未来が想像できた。 | ||||
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ストーリー構成は面白いけど、恋愛関係がごちゃごちゃしているのが気になった。 ストーリー序盤から話を引っ張ったにしては、メインシーンがあまりにもあっさりしていて物足りなく何を伝えたかったのかが微妙。 話題になってた程かと言われると違うかも。 | ||||
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最初は誰が話しているのか分かりづらく、文章も稚拙だなと感じていました。しかし、60ページを超えた辺りから、登場人物誰が話しているか分かるようになり、読み易くなってきます。文体は中高生でも読めるように配慮されているのか、終始簡単です。人によっては稚拙と感じるかもしれませんが、すらすらと読めます。難解な文章は出てきません。青春を思い出しました。 | ||||
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10年ぶりに読んだ。あらためて心がほっこりしました。大人が読んでも青春の忘れ物を見つけられます。モデルとなった水戸一高の伝統行事。本当に素晴らしい。そして生徒さんたちが羨ましい! | ||||
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ストーリー性がなく、起伏もないので、退屈で自分にはあまり合わなかった 雰囲気を感じる作品だと思う | ||||
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歩行祭の話だけなのにこんなに長く書ける作者の筆力に脱帽です。 | ||||
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解説にも書かれているが、歩行祭のようやイベントは経験していないにも関わらず、この本を読みながら自分の高校時代や好きだった人を思い出した。 歩きながら恋バナや燻ってた感情を吐露したり、『これからどれだけ「一生に一度」を繰り返していくのだろう』といった思いがよぎったり、何だか情景が浮かんでくる。 最初は正直退屈な滑り出しだったが、貴子と融の秘密がわかったところから展開が楽しみになり、これが本屋大賞をとった所以か!という余韻が残る。 | ||||
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高校生が一日中歩き続ける行事の間に起こる出来事や心の動きを描く。軽く読みやすい。 | ||||
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夜のピクニックということで、どんな内容か読む前からとても気になっていました。物語は、主人公の男女2人の視点から展開していき、徐々に2人の関係が明るみになるにつれて、みるみるうちに物語に引き込まれていきました。 とても読みやすい作品であっという間に読み終わり、あたかも自分も歩行際に参加してたかのような気分になりました。 | ||||
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夏休みに読書を楽しむために、子供と共に選択して購入しました。 ゲーム三昧から少し離れて、物語の楽しさや同世代の生き方を考える機会になった様子です。 | ||||
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青春の恋や友情など人間関係の話 情景が変わらずたんたんと進むので途中で少し飽きてしまった | ||||
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本屋大賞ということで読みました。後悔はなかったのでよかったです。 | ||||
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読み始めは、一晩歩くことが小説になるの?と思いつつ読み進めるとワクワクして読み終えた。 特にラストの展開は意外で、予測できなかった。 青春をもう一度! | ||||
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ネタバレます 事件とかいっさい起きません 高校生活最後のイベントで 異母兄妹(異母姉弟)が 初めて会話するまでの物語 2人がお互いに緊張感を持って 意識しまくっている そんな関係に2人とも自身を 辟易している感じ(に感じました) 不倫された側とした側の子ども、、、 幼い時に、純粋に子どもを楽しめず ある点諦めて大人っぽくフラットにみえる2人 でも、自身の葛藤ばかりで 周りの子たちも、違った面では 2人を思いやれる大人な面もある 出てきた人物がみんな 大人の一歩手前の淡い時間を ほぼ1日かけて 朝、日暮れ、夜、真夜中、夜明け、朝と 光の匙加減のように表現された 青春ストーリーでした。 (高校とはこう甘酸っぱかったのか、、、) | ||||
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汚れもなく綺麗な本でした。 内容も含めて良いです。 | ||||
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