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夜のピクニック



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜のピクニック
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニックの評価: 3.97/5点 レビュー 561件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全561件 41~60 3/29ページ
No.521:
(5pt)

よかったです。

若者の心情、機微が描かれていました。
飛ばすことなく、瞬殺で読めました。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.520:
(5pt)

ページめくる手が止まらない

さらっと読めます。登場する高校生の微妙な心模様や感性、高校生らしい発想、真っ直ぐな心、言葉使いが上手く描写されて、作者には感心します。ただ一昼夜歩くだけの歩行祭の中に、これだけのストーリーを織り込むのは見事です。もっと早く読めばよかった。
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No.519:
(5pt)

ありがとうございました

良好な状態で受け取り読破中
ありがとうございました
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No.518:
(3pt)

ノイタミナのアニメに丁度いいかも

恩田陸さんの作品に触れるのは本作で3作目。印象としては群像劇が多く、イメージしやすい文章を書く人。本作も群像劇でモノローグに至るまで映像化しやすそうだと感じました。

大変読み易かったが、悪く言うと先の読める展開に、ありきたりな表現で少しあざとさも感じた。

青春の1ページというより、アニメのワンシーンみたいだった。

ライトノベルが好きだった頃に読みたかった。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.517:
(4pt)

青春の緻密な描写

初、恩田さん作品でした。歩行際という昭和っぽい
独特なイベントの短い時間に、高校生らしい葛藤、行動が
盛り込まれていて、すべての年代の人が今の自分に重ねたり
過去を思ってむず痒くなったりして楽しめるのではと思いました。
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No.516:
(4pt)

途中からは登場人物の人間性がみえて面白くなってきたが、それまでは所々止まりながら読んでいた。
耐久性のない私には最初は疲れました。
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No.515:
(3pt)

もやもやが残る

青春小説が恐らくは元々苦手な自分なんだと思います。
各キャラクターはそれぞれいい子達だとは思うんですが、どうしても成熟して酸いも甘いも知った大人が階段を降りていって少年少女のモノローグを書くので、冷静というか、哲学的に悟りすぎるというか、エピソードひとつひとつに意味付けがありすぎるというか。
これが青春小説のジレンマですよね。
そこがどうしても読みながら痒いんです。
また不倫が裏テーマとしてあるので、そこももやもや。
せめて異母兄弟を違う学校に通わせるデリカシーさが浮気相手にないもんか、、、
この自分の了見の狭さがまた楽しめるジャンルを狭くしてるんだろうなあ。
でも気になるなあ。
子供には罪はないんだけど。
理性ではわかりつつも感情はもやもや。
でも歩行祭という一日のイベントだけでここまで読ませるのはほんとにすごいと思います。
文章にも拙さや淀みなさがなく読みやすい。
うちの学校にもあったらどうだったんだろう?なんて想像するのは楽しかったです。
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No.514:
(3pt)

青春が欠如した青春

恩田陸「夜のピクニック」を読んで

 明らかに何かが足りない。読了後の感想はその一言に尽きた。エンターテイメントとしての面白さも欠けていたが、もっと何か大きな瑕疵があると感じた。
 この作品は、曰く永遠の青春小説であるらしいと聞いたが、青春の醜くも手放しがたい初期衝動の数々が明らかに不足していた。
 未熟で不完全な自己へと行き場を失い沸々としている供給過多気味なエネルギーが加わり、混沌とした暴走状態に持ち込まれたことで生み出される軋轢。それこそが初期衝動だ。
 そうした初期衝動を感じられる創作者といえば、NUMBER GIRLの向井秀徳や、寺山修司等が浮かぶ。映画作品なら「スタンド・バイ・ミー」が当てはまるだろうか。
 軋轢は生じず、あるのは緩やかなすれ違いのみのこの作品からは初期衝動の欠片を見つけられず、あまりにも平和な青春世界に辟易とさせられるばかりであった。
 同じく高校生とマラソン大会というテーマで書かれた小説では、米澤穂信著古典部シリーズの「ふたりの距離の概算」がある。
 その中でも、穏やかなすれ違いが描かれていたが、無知ゆえの恐れや、若さゆえの苦悩、須臾に走り去ってしまう青春があり、確実に初期衝動の欠片がそこにはあった。
 では何がこの「夜のピクニック」に足りないのかを考えていけば、最終的には悪意にたどり着くのではないか。
 例えば、廃墟に忍び込んだこと、死体を見つけたこと、鮮烈かつ多幸的な喪失、人生に火が着いた瞬間、吐き気のするような裏切りと焼け付く熱さ。
 好奇心にカモフラージュされた悪意より生み出されるそれらの事象、或いはそれらに準じる事象が引き起こす爆発的ノスタルジーが欠けている。
 子供には少しばかり恐怖と不安と憧れを抱かせ、大人には戻らない時間を見せつけると共に、決して手に入ることのない瞬間的幸福と今現在の自分とを否応なしに対比させ雲を掴むような気持ちへと誘う。
 そんな衝撃と衝動と衝突が、欠けていた。
 書けていなかったから欠けていた。
 もはや腰砕けというよりも、これでは腰抜けである。
 中弛みどころか、弛緩しきった冗長な全編に渡って、どこか牧歌的な心象さえ窺えるほどだ。
 だが、青春は未熟さが見せた一過性の夢のようなもので、加速度的に進んでいく中、そんな牧歌的諦念に包まれた時間など一時も無いはずである。
 毎分毎秒を全速力で生きる、手を抜いて生きるということを知らない年齢なのだ。
 常に不安に苛まれ、他人に気を揉み、晴れることの無い霧のなかを道標に頼らず歩くかねばならないのだ。
 そんな苦しみに悩まされることのない、透き通るような青春は青春と呼べるのか。
 当たり障りのない日々を、溶けきった脳は自らのメモリーに蓄えておくことを許すだろうか。
 そんな日々は生きる糧になどなれるのだろうか。こんな青春が永遠足り得るのか?
 返しの付いた矢が刺さって抜けずに血塗れになるような痛みを伴う日々の重なりが青春を神格化し、辛く思い出すのも憚られるにも関わらず忘れられない苦しみを心に刻み込み、時間を戻してやり直したいとまで願わせる魅力を青春に感じさせるのではないのか。
 生ぬるい微睡みのように冗長な長編ではなく、虚空から降り注ぎ、すべてを燃やしつつ刹那に走り去るような激烈な芸術的作品。
 決して脳奥から消せない刺激物。
 青春最中の十八歳、ティーンエイジの僕はそんな衝動的かつ衝撃的で衝突の絶えない未だ見ぬ小説の誕生を願わんとするばかりである。
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No.513:
(2pt)

退屈

中高生向けかな?
おじさんである私には、良さが理解できませんでした。
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No.512:
(5pt)

良い

読んでみれば良さに気づく。
人生における縁、タイミングは重要だ。この本を手に取るタイミングによって、各自の感じ方は変わると思う。もっと早く手に取っていたらと思った。
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No.511:
(2pt)

期待していただけに。。。

皆さんのレビューを読んで、かなりの期待をして読みましたが、何だか肩透かしをくらったような感じです。なんの期待もなく読めば、それなりによかったのかも。そして、私が中高生なら、もっと感じるものが違ったのかも。。。
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No.510:
(5pt)

高校を舞台とした青春小説として面白い

高校での歩行祭イベントを舞台にした物語。大きな出来事が起こるわけでもなく、主人公とその友だちが他愛もない会話をしながら歩くシーンが続く。物語は会話シーンを中心としてテンポよく進み、そのなかで高校生の心模様が丁寧に描かれていてとても良かった。青春小説としておすすめ。
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No.509:
(5pt)

爽やか

恩田さんの作品なので、怖い話かと思ったら高校生の青春物でした。毎年行う苦行のような行事も3年生は今年で最後。素直に言えないこともこの時なら言えそうな気がする時間、それが夜のピクニックなのです。
読了後涼風を感じる、そんな作品です。
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No.508:
(4pt)

リア充高校生の爽やかな青春の一頁を切り取るエンタメ作品

関東沿岸部の某県の進学校である北高には、全校生徒が朝八時から翌朝八時まで仮眠と休憩を挟んで80kmの距離を歩き通す年一回の恒例イベント『歩行祭』があり、本作はこの『歩行祭』の一日を通し、受験や卒業、大学進学を控える高校三年生たちにスポットを当てています。

物語は同じクラスに所属する、甲田貴子と西脇融の男女の高校生によって語られ、この二人の視点が章ごとに交互に入れ替わる構成を取っています。そしてこの二人には実はある特殊な関係性があり、この関係性を最も重要な軸として、他校の女子生徒を妊娠・中絶に追いやった生徒の存在、在籍しないはずの謎の少年の登場などを変数として浮上させながら、高校生の恋愛模様や友情関係を描くことを通して、長い一日を辿ります。

語り手となる二人を除く主要な人物としてはそれぞれ、貴子の親友の遊佐美和子と融の親友として戸田忍が挙げられます。そして、貴子と美和子の親友であり、今は海外に暮らす榊杏奈も回想のみでありながらも重要な役割を担います。このほかに十名ほどの人物が登場して脇を固めますが、貴子と融の一部の親族がやはり回想で現れることをを除けば全て高校生であり、教師を含めて名前を持つ大人が一切現れないことも特徴のひとつです。

進学校を舞台に、一部は無自覚ながらも異性から好意を持たれるような魅力と容姿を備える少年少女をメインに据えた本作は、学園の主役となりうる高校生たちを対象として描くことが主眼となっています。彼ら高校生たちの人物造形は一般的な少女漫画のそれに近く、主要人物たちにはトボけた味は出しながらも人格としては何の問題もなく理想的に描き、道化役や性格に難のある生徒などは、あくまで引き立て役としてその役割に留め置かれ、深みや人間関係の陰影を追及するような意図は特にありません。

これらから簡単にまとめれば、ささやかな悩みはありながらも基本的には順風満帆な"リア充"高校生たちの学生生活の輝ける一日を、軽くて爽やかな少女漫画寄りのタッチで『歩行祭』というイベントを使って切り取ってみせたエンタメ作品とみて良さそうです。それだけに本作を楽しめるか否かは、憧れも含め、読み手にとって学校生活がどのような意味を持つかに左右されそうです。

佐藤優さんの推薦から読みました。予想とは違う内容でした。
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No.507:
(5pt)

良品

良品
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No.506:
(4pt)

若い世代の人におすすめ

面白く読みましたが、もうすこし強く予想を覆す展開があったら、
より完成度の高い作品になっていたのかもしれない。
10代、20代の人にはおすすめ。
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No.505:
(5pt)

永遠青春小説

読後感がとても爽やかでした、名作ですね。
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No.504:
(5pt)

夜であることに気づくのは、いつも一瞬のことだ。

とある地方の高校の行事「歩行祭」全校生徒が一昼夜80キロを歩き通す。
リアルに考えれば、そんな行事あるわけないが、真夜中懐中電灯の仄暗いなか、疲れは限界に達し、それぞれの個人の心情を、おもわず吐露してしまい関係が深まる。こんな高校本当にあったらいいのに、と、思ってしまいます。読んでると青春時代に帰れます!
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No.503:
(4pt)

人それぞれの思いや心理状態の描写が素晴らしいと思いました。

人それぞれの思いや心理状態の描写が素晴らしいと思いました。 自分も人の気持ちをもっと考えなければと思いました。
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No.502:
(3pt)

青春だなぁ

高校生の頃に読みたかったと読み終わったと思いました。物理的にではなく、精神的に遠くへ行きたい。ただそれだけなのに、ノスタルジーを感じます。高校生、それは大人になる境目の不安定な感情を持つ年代です、そこがうまく表現されていて、なんとなくもどかしいような、一方で爽やかな気持ちになりました。
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